コミュニティスクール

私たちの国の音楽~6年音楽科

小学校の音楽科では、自分の国や郷土の音楽に愛着が持てるよう、わらべうたや民謡、日本古謡(日本に古くから伝わる歌謡)が取り入れられています。

また旋律楽器の一つとして和楽器が3年生以上で取り扱われます。

2月1日(月)6年生の音楽の時間に天草十三曲会の平田さん、丸塚さんをお招きし,和楽器(尺八、箏)の演奏を聴かせていただきました。

児童は事前に音楽CDで「春の海」を鑑賞していたのですが、実際の生演奏はその調べや雰囲気が格別で、音の響きを味わせていただきました。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「私は箏の音色が好きです。なぜなら落ち着くからです。弦を押す強さで音が変わるのがすごいと思いました。箏などの和楽器をひく人が少なくなっているから、これからも日本の文化を守り続けたいです。」

「ぼくは前にCDを聞いていたけれど、生で聞いてみると全然ちがって、音楽は本当にすごいんだなと思いました。ぼくは平田さんがひいていた尺八にちょっと興味があるので、水道管で作ってみようかなと思いました。

子供たちの感想です。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

箏の弦の数や尺八の種類の話、和楽器に携わるようになったきっかけなど、子供たちの質問も一つ一つ答えていただきました。塩ビ管でも尺八ができるそうで、完成前のものも見せていただきました。

10月にいきいき芸術体験教室で和楽器の調べや演奏体験をしており、余計に奏でることの難しさを分かって聴くことができたのではないかとも感じます。

本物に触れる今回の体験は子供たちにとっても私たちにとっても有意義なものになりました。