焼き物を生かしたまちづくり~4年社会科
4年生の社会科で、「焼き物を生かしたまちづくり」という学習を行っています。
社会科では教科書を用いた学習と、天草市が作成している資料を用いた学習を行っています。
資料集では「天草大陶磁器展」や「水の平焼」が取り扱われています。
そこで、学習支援ボランティアとして、水の平焼の岡部さんを講師にお迎えし、お話を伺いました。
水の平焼きは、創業から255年の歴史があること、8代目として先代の跡を継承すること、そしてその思いなどたくさん教えていただきました。
水の平焼のプレゼンDVDも見せていただき、陶磁器ができる様子も映像で確認することができました。
子供たちが考えた質問にも一つ一つ丁寧に答えていただき、最後にはお仕事で使われる道具や粘土などを触らせていただくこともできました。
子供たちの感想です。
「私は、水の平焼きのかんばんを見て、(水の平焼きがあることは知っていたけれど)何を作るんだろうと思っていました。とうきを作っているなんて知りませんでした。ねん土とかさわらせてくれてうれしかったです。岡部さん、これからもがんばってください。」
「私は、水の平焼きのねん土やとう器を見たことがなかったので、本物を見てびっくりしました。5年生になったらとう器作りをします。今までとう器作りはかんたんだと思ったけど、岡部さんが作る水の平焼は、とても時間がかかり、むずかしいのを初めて知りました。」
学習支援ボランティアさんをお迎えしてお話を伺うと、様々な学習が深まります。同時に子供たちにとってキャリア教育や人としての生き方を学ぶ機会につながっていると感じます。
子供たちのキラキラした表情が印象的な1時間でした。