コミュニティスクール

佐伊津の産業について考えよう3

11月24日(火)、5年生は総合的な学習の時間にババ商店さんの工場見学を行いました。

保護者の方お2人に引率のお手伝いをしていただき、工場に向かいました。

10月に事前学習でお世話になった社員の方を含め、たくさんの社員の方々が出迎えてくださいました。


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

今回の見学にあたって、ババ商店さんでは小学生の見学を受け入れられるのが初めてとのことで、社内で打合せを何度もされたり、安全に見学ができるコースを作るために工場内を整理されたりされたそうです。


 

 

 

 

 

全体への説明があった後、工場見学コースとクレーン操作体験コースの2班に分かれて、見学がスタートしました。


 

 

 

 

 

工場見学では、加工の材料となる鉄板や鉄筋、鉄板をレーザーで切断するための大きな機械、大きな鉄パイプを曲げる機械、溶接の様子など、たくさんの現場を見ることができました。


 

 

 

 

 

クレーン操作体験では、機械の説明や加工品の重さを当てるクイズも行いました。クレーン操作はリモコンで行いますが、天井のレールを縦に横にさせると、なかなかの迫力がありました。


 

 

 

 

 

子供たちの質問の中から…

工場長さんに、仕事をしている中で大変なことと、よかったと思うことを教えていただきました。

大変なことは「納期を守ること」だそうです。これを続けていくこと自体が「信頼」につながるのだと感じました。

また、よかったことは、会社の入社して間もなく、初めてできた商品をお客様のところへ持っていったとき、「良いものを作ってくれてありがとう」と言われたことで、これを今も鮮明に覚えていらっしゃるそうです。

最後に社長さんのお話がありました。

「働くこととは、誰かの役に立つことでお金をもらうこと。鉄で天草の産業を盛り立てる会社として頑張っていきたい」

お二方の言葉はひょっとすると子供たちには難しい部分もあったかもしれませんが、自信とプライドを持って天草のために頑張っておられる姿、その想いは届いたのではないかと思います。

自分の住んでいる地域に世界とつながる工場があることを初めて知った子供たちはどんなことを考えたのでしょうか。

これからこの学びを学校生活や学習に生かせるよう、学びを深めていきたいと思います。

大変ご多用な中にご協力いただいたババ商店の皆様、紹介してくださった地域学校協働活動推進員さん、ありがとうございました。