美里町立励徳小学校
2025年6月の記事一覧
とくとく算数対面式
6月11日(水)
今年最初の「とくとく算数」が行われました。
「とくとく算数」とは、第2水曜日に地域ボランティアの方々に来校いただき、業間の時間に子どもたちが取り組む算数の丸付けをしていただく取組です。
今回は、7名の方に来ていただきました。
(高学年教室での対面式の様子)
たまたま来校されていた学校運営協議会の大原さんも教頭先生から赤ペンを渡され急遽「とくとく算数」に参加いただきました。
子どもたちは、プリントが1枚終わると次々に先生の所に行き、丸を付けてもらっていました。
この日は、朝からお話会の皆さんによる読み聞かせ、お昼は、「とくとく算数」、放課後は、「放課後子ども教室」と地域の方がたくさん来校していただき、まさに社会に開かれた教育課程を通して励徳小学校が目指す教育を実現する日となりました。
引き取り引き渡し訓練実施
6月10日(火)
この日も大雨の予報が出ていました。
(写真では平たんに見えますが、かなりの急坂 あいさつ坂)
豪雨災害を想定した引き取り・引き渡し訓練を実施しました。
昼休み、校長室に対策本部を設営。
5校時終了後、荷物も持った子どもたちが体育館に集合
メールを受け取った保護者の皆さんが次々に学校へ。
(あいさつ坂の下で誘導する職員)
(学校の駐車場に入ってきた保護者に名前を確認する職員)
(体育館入り口に保護者の車を誘導する職員)
(体育館で待機児童を車に誘導する職員)
(保護者に確実に引き渡したことを確認する職員)
学校のすべての職員(給食調理の先生方も)がそれぞれの持ち場で全児童の引き渡しが終了するまで続きました。
保護者の皆さんにもご協力いただきありがとうございました。
これで大丈夫というわけではありませんが、シミュレーションはできました。
災害時は、臨機応変な対応が大人にも子どもにも求められます。
職員は危機意識をも常に持ち、子どもたちは、自分で何がベストか考える力、友達とコミュニケーションをとりながら協力する力をつけていかなければならないと再認識したところです。
今日の給食
6月9日(月)
今週もはじまりました。
梅雨に入り、普段は素晴らしい景色が見られる運動場からの眺めも雨でかすんでいます。
しかし、今日の給食は、熱いけれども温かい戦いが繰り広げられました。
今日の給食は、6年生のリクエスト給食で
キムチご飯 わかめスープ 唐揚げ コーンサラダ ほうれん草ムース
でした。
子どもたちが好きなものばかりです。
私は、中学年のテーブルで一緒に食べたのですが、何と唐揚げとほうれん草ムースが余っているというではありませんか。俄然みんな目の色が変わりました。
おかわりはどれか一つだけ。
唐揚げおかわり希望には希望者多数(担任の先生も参戦)
そんなにたくさん余っているのかと思ったら余りは一つだけ。
最後、先生と子ども2人の3人で決戦。交渉で半分ずつにすることになり3人の内2人が食べられることになりました。
また、別のところでは、ほうれん草ムースをめぐりじゃんけん対決。
はたまた、
「キムチご飯おかわりできてよかった~」
と争奪戦に加わることなく好きなものをおかわりできた子どももいて千差万別のお盆の上でした。
最後、キムチご飯がまだ余っていることに気づいた子が、
「おかわりしていいですか。」
と担任の先生に聞いていました。
すると、
「○○君もまだおかわりしたいんじゃないかな?」
と誰かがつぶやきます。
「あっ、そうだね。○○君も食べる?」
最初にキムチご飯の余りに気づいた子が声を掛けます。
「うん。食べる。」
「分かった!」
と言って半分ずつつぎ分けました。
争奪戦の中にも温かさ見つけました。
今日の給食もおいしくて楽しくてほっこりしました。
今月の詩「水のこころ」
6月6日(金)
昨日の全校集会で今月の詩 高田 敏子 作 「水のこころ」を紹介しました。
6月は「心のきずなを深める月間」です。
「心をつかむ」
という良い意味での慣用句もありますが、この詩の中では、手でつかむことができない水。だからこそ二つの手の中にそっと包むように。
心も同じで、そっと優しく大切に包んであげようということを高田さんはおっしゃりたいのではないかと思います。
相手の心を思い、思いを馳せ、心と心をつなぎながら更に素敵な励徳小になっていきたいと思います。
昨日紹介した「水のこころ」
早速覚えて、子どもたちが校長室を訪ねてきてくれました。
1年生から6年生まで5人の挑戦です。
1年生の挑戦。途中からなかなか言葉が出てきませんでした。
それを6年生はじっと待ってくれました。
だれも
「早く!」
なんて言いません。
この詩のように挑戦者1年生の心をそっと優しく包み込んでくれました。
6月の全校集会
6月5日(木)
業間に今月の全校集会が行われました。
今回は、まず、表彰から行いました。
5月初めに子どもたちと地域の皆さんで茶摘みをし、それを美里町の高島園で製茶してもらいました。
そこで出来上がったお茶の重さを予想する大会を実施しました。
早速3年生の女の子が自分の予想を書きに来てくれました。
最初の予想は、150グラム。
次の日、書き直しにやってきました。書き直した重さは、160グラム。
彼女の考えはこうです。
真空パックされたお茶が10パック、大袋に入ったお茶が2つ。
真空パックのお茶は、一袋10グラムで大袋に入ったお茶が一袋30グラム。
合計すると160グラム
という計算です。
まだ3年生は、重さの学習はしていません。
またまた、書き直しにやってきました。
今度は、近くにあったペットボトルと持ち比べていました。
教頭先生から
「ペットボトルの重さは、約600グラムかな。」
というヒントももらい導き出した答えが6010グラム。
他にも予想を書きに来てくれた子どもたちはいましたが、何度も何度も自分なりの根拠をもって答えを導き出そうとしたのは、この子だけでした。
そして、結果発表。
見事ニアピン賞をゲットしたのは、この女の子でした。
最も近い重さを導き出したことはもちろんですが、失敗を恐れず粘り強く最後まで挑戦する姿を大いに称えました。
他の子どもたちのこういう姿をどんどん見つけていきます。
放課後子ども教室始まりました
6月5日(木)
昨日の放課後から「励徳小放課後子ども教室」が始まりました。
「地域と学校が連携協力して学習や体験活動、スポーツ活動などを実施し、心豊かで健やかな子どもを育む」という目的で、美里町教育委員会 社会教育課社会教育係が主催となり今年から復活した事業です。
励徳小では、水曜日と金曜日の週2日、ランチルームや活動内容に応じては体育館や運動場も利用ながらの活動となります。
参加する子どもは、9名です。運営スタッフとしてコーディネーター1名 学習アドバイザーとして10名(内、2名は本校学習支援員)が登録いただいています。そのうち、毎回3~5名の方が、子どもたちと活動していただけることになっています。
いつも子どもたちが下校してしまうとし~んと静まり返る校舎ですが、昨日は、にぎやかな笑い声がランチルームから漏れ聞こえてきました。様子を見に行ってみると、子どもたちはルーム内でわいわい言っていましたが、先生方は、廊下にいらっしゃって何事かと思って話を聞くと、宝探しのようなことをしているということで、
「校長先生も一緒に探しましょう。」
と誘われ、一緒に宝(絵に描いた金魚)を探しました。子どもたちは、自分が隠したところに私たちが近づくと笑うのをこらえたり逆にヒントをくれたり。大人と子どもの駆け引きが繰り広げられつつ、見つかると大人も子どもも歓声を上げ一緒に笑いあえる素敵な時間となっていました。
ちなみに私も1つ見つけることができました。
ここでも地域の皆さんが「地域の子どもは地域で育てる」という温かさと感じました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
快晴の中 スポーツテスト
6月4日(水)
きょう3回目の投稿です。
見てください。
この景色。
この天気。
この大自然の中、広々とした運動場で伸び伸びとスポーツテストに挑戦した子どもたちです。
ちなみに、小さくてよく見えませんが、ソフトボール投げに挑戦しています。
お話会本格始動
6月4日(水)
先週お話会の皆さんと対面式、そして、今日から今年のお話会本格始動となりました。
今日は、3クラスにお一人ずつ入っていただき読み聞かせをしていただきました。
(低学年教室で)
(中学年教室で)
(高学年教室で)
今日のすがすがしい朝にふさわしいさわやかな読み聞かせでした。
読み聞かせが終わってから図書室で少しお話させていただきました。
その中で、コロナ禍前には、学校の学習発表会のプログラムの一つとしてお話会の皆さんによる劇が行われていたというお話をお聞きしました。衣装を手作りしたり、アドリブがお上手な方がいらっしゃったりと大変盛り上がったようです。
また、絵本をもっと大きく子どもたちに見てもらおうと縦横180㎝の大きさに絵を描く、枠は、これまた校区にいらっしゃる大工さんに作っていただいて読み聞かせをしたこともあるということもお話しいただきました。
180㎝は、大き過ぎたかなということで160㎝に小さく?したとかしなかったとか・・・脱帽です。
地域の皆さんの子どもたちのためにという熱量をまたまた感じたひと時でした。
かぼちゃの蔓がまっすぐに
6月4日(水)
4月16日に植えたかぼちゃの苗が1か月半ほどたった今、どんどん伸び、花を咲かせ、小さな実をつけ始めています。
植え方のご指導をいただいた片山さんが毎日のように見に来ていただいていますが、子どもたちも毎朝、教室に行く前にかぼちゃ畑に様子を見に行っています。
(4月16日の写真) (6月4日の写真)
かぼちゃの蔓は、片山さんの教えを守り日々伸びる方向を子どもたちが調節してきたおかげでどの蔓もまっすぐにお行儀よく伸びています。
(人工受粉中)
よくお世話を頑張ったなと感心し見ていると、男の子がかぼちゃの花を一つとって花びらをむしっているではありませんか。思わず、
「何してるの?」
と声をかけると
「今から人工受粉します。」
と答えが返ってきました。
よく見るとその子が手に持っていたのは雄花でした。
雌花を見つけて受粉させ始めました。
「かぼちゃを大きく育てたいときは、実の数を少なくして確実に受粉させるんです。」
「かぼちゃの実をたくさんならせたいときは、自然受粉でも・・・」
と教えてくれました。
これも片山さんからの教えか、はたまた、何かで調べたのか?
言葉は知っていてもやったことがなかった私は、生で人工受粉を見たのは初めてで、またまた感心してしまいました。
ランチルーム給食始まりました。
6月2日(月)
6月に入りました。
励徳小も今日は1日、しとしと雨に濡れています。
さて、今月からランチルーム給食が始まりました。
今日が初日です。
(低学年と高学年のテーブルです)
全児童と職員が一緒に食べます。
私はいつも教頭先生と職員室で寂しく検食なので久々に子どもたちとおしゃべりしながらの給食ということで朝からワクワクしていました。
「いただきます」
の合図で食べ始めると
「野菜好きじゃない」
と言いながらも食べ始める子、私がおしゃべりしながら食べていると隣に座った子は、すでに食べ終わっており
「早っ!」
と言うと
「そうでもないです。」
と涼しい顔で返事が返ってきました。
担任の先生方曰く、教室で食べている時より早く食べ終わる子どもたちが多かったようです。
早く食べ終わった子どもたちは、大豆つかみに挑戦。
30秒で何個つかめるか競争です。
私も挑戦しましたが、最後の4つがなかなかつかめず、お椀の側面を滑らせてお皿に移していると
「校長先生、それはズルです。」
とすかさず、チェックが入りました。
練習してリベンジせねばなりません。
やっぱり食事は、みんなで食べるとおいしいね。
率直な感想です。