日誌

2018年12月の記事一覧

スマイル公開授業・ひまわり学級って?


 今週の月曜日にスマイル教室の公開授業、木曜日には2年生対象にひまわり学級、スマイル教室の啓発授業が行われました。
 日頃、一緒に過ごしているお友達が「いってきます」と言ってひまわり学級にお勉強に行くことがあります。普通のことだけど、改めて考えると、「何をしに行っているんだろう。ひまわり学級ってどんな勉強しているんだろう」と素朴な疑問。
 思い込みからの差別意識が生まれないためにも、ひまわり学級、スマイル教室はこんなところという授業を2年生対象に行いました。



苦手も得意も人それぞれ。みんな違う。

交流学級で学習する時間もあれば・・・


ひまわり学級ではこんな学習もしています。


静かに少人数で自分のペースや必要性に合わせた学習ができるところ、これがひまわり学級です。

スマイル学級は、1日1時間だけでも静かな環境で学習したり、コミュニケーションの学習をしたりするところです。みんなが笑顔になっていく場所でもあります。

2年生は学級に戻って感想を書きます。このようにして正しい理解を啓発しています。

 また、近隣の小学校の先生対象にスマイル教室の公開授業があり、菊池先生の工夫を凝らした授業の公開がありました。



短いスパンでいろんな活動を取り入れます。これは、記憶力ゲーム。


実態に合わせて学習シートも工夫します。

誰でも利用できます。興味をもたれた方は小学校までご連絡ください。
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熊本県警音楽隊演奏会


先日、4~6年生対象の熊本県警音楽隊による音楽鑑賞会がありました。
アップテンポな曲の演奏、子どもたちに馴染みのあるアニメの曲や校歌などの演奏、交通安全教室を含めた演奏会になり、楽しくわくわくした2時間になりました。

熊本県警マスコット「ゆっぴー」です。


カラーガードのお姉さんもいらっしゃいました。普段はおまわりさんなんですよね?


吹奏楽の生演奏にふれ、子どもたちも目を輝かせていました。


楽器紹介もしてくれました。


クイズ形式での交通安全教室も


交通標識を守って事故を防ぎます。
保護者の方がドラムを担当されていました。バチさばきが格好良かったです。
音楽鑑賞会でもあったけど、素晴らしいキャリア教育にもなりました。
県警の皆さん、ありがとうございました。
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2学期最後の授業参観

先週の金曜日は2学期最後の授業参観でした。

1年1組国語の授業 クイズの発表会


1年4組国語の授業 クイズの発表会

先日全教室に入った電子黒板と書画カメラをフル活用したICT活用授業でした。
発表も10ヶ月近くでグンと上手になった1年生たちです。

2年4組国語の授業 「かさこじぞう」


2年3組も同じく「かさこじぞう」


2年1組も同じく「かさこじぞう」

同じ「かさこじぞう」の授業でも、同じく登場人物気持ちの読み取らせ方は担任の工夫が入り、違ってきます。言葉で表現したり、顔で表現させたり、音読で表現させたりと様々です。低学年のうちは「耕す」時期です。一つの言葉からあらゆる想像を膨らませ、いろんな事象(経験や行動、自然現象など)につなげていかせます。

3年4組算数の授業「分数」




分数の概念はとても大切です。4年で分数のたし算ひき算、5年で分数の通分、6年で分数のかけ算わり算とつながっていきます。今回は5分の1が6つ集まったときの分数は何になるかというところで班で話し合ってから全体で話し合います。
自分の考えを堂々と発表していた3年生です。

2学期も残り1週間!!がんばるぞ!!
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きくちの風事業~特活~の公開授業


11月29日(木)にきくちの風事業でもある特活の公開授業がありました。
公開するのは5年3組の内田教諭学級の「話し合い活動」の授業。

毎月の学級会で話し合いの基本的な流れや意見交換の意義などを学んだ5年3組の子どもたちが、平和に、目的からそれずに合意形成をしていく学級会を見せてくれました。テーマは「めりはりがあり、明るくて、人を大切にする5の3オリンピックをしよう」です。



子どもたちだけで話し合いは進みますが、教師の出番も今回の授業の見所です。
「かゆいところに手が届く」絶妙なタイミングで内田教諭のアドバイスや立ち止まらせるための発問が入ります。



ギャラリーに囲まれて緊張していた司会や副司会も後半は原稿を見ずに
笑顔で臨機応変な進行を進めます。









「ローマは1日にしてならず」昨日今日の取組ではこのような話し合いは成り立ちません。今までの5年3組の児童の頑張りと、内田教諭の学級経営と計画的に育ててきた力のたまものです。5の3オリンピックも盛り上がったことだと思います。
たくさんのご参観、ありがとうございました。
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子どもたちの笑顔のために②

今度は先週行われた研究授業の中の「中研」の紹介です。

本校は「基礎・基本を身に付け、主体的に学ぶ児童の育成」という研究テーマの元、「国語」「算数」「特活」「専科教科」の4部会に分かれて研究しています。
サブテーマは~立ち止まって考えさせ、学びを深める学習指導の工夫~で、授業の中では

①徹底指導の場の工夫
②振り返って考える場の工夫 
③立ち止まって考えさせる学習の工夫

を主に各部会で研究しながら授業づくりを行い、基礎基本の定着、振り返って考える力、学び合う態度を育成しています。

国語は2年5組宮脇教諭「あそびのやくそくを話し合おう」の授業でした。


一生懸命意見をまとめる子どもたち


聴き方もとても上手な子どもたち


算数は1年2組富永教諭の「ひきざん②」の授業でした。



ブロックを使ってひきざんの方法を考えます。


自分の方法を書画カメラで写して言葉で説明します。


特活の授業は1年3組出口教諭「1の3カップのしゅもくをきめよう」の話し合いです。


初めての司会や書記を立てての話し合い活動、心配意見がかわいかったです。


みんなの議論で種目が決まっていきました。


専科教科は6年3組江住教諭と山下優子養護教諭の保健「病気の予防」の授業でした。





喫煙の制限場所をグループで考えています。


3年以上の子どもたちは今週、今までつけてきた力で熊本県学力調査を受験しています。このテストは手強くて、問題の意味しっかり理解できないと解けません。
結果は年明けになりますが、この結果を受けて、また、授業を工夫していきます。
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子どもたちの笑顔のために


先週は、先生たちの研究授業ウイークでした。

研究授業とは、子どもたちの力をつけるために、授業者がある教科の1単元について詳しく研究をし、授業で立証していくものです。

その中でも、今回は、今年度新規採用になった中嶋先生と林先生の授業をご紹介します。

5年1組国語「和の文化について調べよう」林教諭


要旨をまとめることと文化を受け継ぐとはどういうことかを感じさせることをねらいます。



地域の大盛堂さんの和菓子作りのインタビュー動画を編集して子どもたちに見せます。



食い入るように見つめる子どもたち



動画から本物が飛び出しました。見事な和菓子です。「わあああ!!」の子どもたちの感嘆の声!! 筆者の伝えたいことと、身近な地域の和菓子職人の思いを重ねることができたでしょうか。今後の「自分達が和の文化を受けつぐ」活動に表れてくることと思います。

3年2組国語「もうどう犬の訓練」中嶋教諭


要約のコツを学ぶ「参の弐の巻」を授業で作ってきて、それを活用して要約していきます。分かりやすい板書にみんなが書くことができる要約の授業でした。

「例えは省いて・・・大事な言葉をつなげるぞ」



ICTを活用して、自分の要約文を発表します。



ここ、数ヶ月でぐんと授業の腕を上げた二人です。
全ては「わかった!できた!」という子どもの達成感あふれる笑顔のために、職員一同、今日も教師がんばります。
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