日誌

2023年2月の記事一覧

クラッシーノ・マルシェさん、生産者のみなさん、いつもありがとうございます

 2/3(金)、本校3年生が学校給食週間の取り組みのひとつとして、クラッシーノ・マルシェ(運営元:合志市の「一般社団法人クラッシーノこうし」)の方に、お礼のことばを書いた寄せ書きをお渡ししました。クラッシーノ・マルシェは、合志市の野菜や果物の生産者直売所です。給食でも合志市産の新鮮な野菜を納品していただいており、地産地消に貢献していただいています。本年度は、生産者の畑で野菜を育てている様子などを取材させていただき、子どもたちにもその様子を伝えました。生産者の皆さまにも日頃の感謝の気持ちを込めた子どもたちからのメッセージでした。

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6年生 人権集会を行いました

 2/1(水)5時間目、6年生は人権集会を行い、人権学習のまとめを行いました。

 今回の6年生の人権学習では、部落差別問題を「水平社宣言」に基づいて学習し、そして身近な生活での差別問題についても考えました。

 児童からは、劇やグループ発表等を通じて、次のような考えや意見等が発表されました。

 「「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」という言葉に元気をもらいました。」

 「水平社宣言を学習して、差別とたたうことの大切さがわかりました。」

 「差別は絶対に許されないことだとあらためて思いました。」

 「いじめなどの差別はしたらいけないし、見たら注意をしたいと思います。もし注意が直接できないときは、先生たちや親に話をして無くしていきたいと思います。」

 

 

なお、校長講話は、次のとおりです。

 みなさん、こんにちは。今日は6年生の人権集会ということで、はじめに少しだけお話をさせてもらいます。みなさんは、これまで、部落差別問題、ハンセン病や水俣病に関する差別問題など、いろいろな人権問題についての学習をしてきたと思います。部落差別をはじめとする差別は、決して許されないこと、いけないことだということは、みなさんはきちんと理解してくれていると思います。しかし、残念ながら、いまだに差別はあっています。それはどんなときでしょう? それはなぜでしょう? 私が思っているのは、差別は、人を攻撃したい、また人より有利に立ちたいなどと思ったとき、また人権に関して勉強不足でそれが差別だと感じきれていないときなどに、(差別は)起こりやすいのではないかということです。人間の未熟さ、弱さが出てくるときだと思います。私は人が差別をしないために、またなくすために、3つの段階を考えて、身につけていく必要があるのではないかと思っています。一段階目は「人権感覚」を磨くということです。「人権感覚」とは、「それは差別だ。それはおかしい」などと気づくこと・感じることです。まず、「それは差別だ。それはおかしい」などと正しく理解できていないと、差別をなくすことにはつながらないと思います。そして、次の段階、2段階目は、「差別だと思ったり感じたりしたら、その差別をなくそう、そのためにはこんな行動・こんな言葉かけ・こんな話し合いをしようと意識して、考えること」だと思います。これを「人権意識」といいます。そして、最後の3段階目は、差別をしない・させないために「行動すること」だと思います。令和4年度の西南小の合い言葉である「自分のために みんなのために」も、「これは差別だ、これはおかしいと気づく」人権感覚を磨き、「差別をなくす。しないためにどうしたらいいか意識してしっかり考える」人権意識の高め、最後に正しく行動してもらいたいと思います。そしてみなさんが、差別をしない・させない・許さない人になってもらうことを心から強く願っています。いっしょにがんばりましょう。これで話を終わります。

 

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