校長ブログ
授業紹介⑭「6の2国語」根拠と理由で納得UP+タブレットでの共有
10月3日、6年2組で国語「やまなし」の研究授業を行いました。主発問は「筆者は『やまなし』を題名としたが、あなたは作品の題名として『やまなし』と『かわせみ』どちらが良いか。」でした。とても提案性の高い授業でした。1つは「根拠と理由で納得UP」で、もう1つは「タブレットでの共有」でした。子供たちは、「やまなし」と「かわせみ」に立場を決めて、根拠と理由を明確にタブレットに打ち込みながら、自分の考えを高めていました。特に3つ目の視点「作者から」に、根拠と理由を書いていた子供は、私が読んでも「なるほど」と納得する考えを書いていました。さらに、タブレットで他の友達の考えを見ながら、自分の考えに生かしたり、友達に質問等に行ったりする場面もありました。今後、このような授業の積み重ねにより、思考の深化と共有が益々進んでいくと感じました。
授業紹介⑬「6の1国語」ブックレットに自分の考えを!
10月2日、6年1組で国語「やまなし」の研究授業を行いました。めあては「ブックレットを作ろう」でした。ブックレットとは、本「やまなし」と作者「宮沢賢治」の関連を中心に文章として紹介するものです。子供たちは、しっかり自分の考えをブックレットに書き表していました。ある児童のブックレットの一部を紹介します。素敵なブックレットになりそうです。
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ほくはこの作品から、奪い合うのではなく、与え合って一人一人が人間らしく生きてほしいという思いや、 みんな平等に暮らしてほしいいということを感じました。理由は、5月のときは、かわせみが、かにの目の前で食べているけど、12月は、食べられる側ではなく、やまなしを食べていて、宮沢賢治さんは、やまなしのように自分をたくさん与えていて、そこからやまなしのような優しくしたり、みんなから感謝される存在になってほしいという思いがあるんじゃないのかなと思ったからです。 |
授業紹介⑫「4の2国語」個別最適な学び
10月2日、4年2組で国語「ごんぎつね」の研究授業を行いました。課題は「ごんはどんなことを思いながら、兵十の後をつけて行ったのだろう」でした。授業始まって5分程度したら、25分間の調べ学習が始まりました。この間、子供たちは一人やペア、グループ、先生と一緒に、など様々な形態を選択して、課題を解決するために学んでいました。また、方法も、タブレットを使用するか、付箋紙を使用するか、自分で選択して学んでいました。このような学習方法を「個別最適な学び」といい、効果的な学びの1つです。先生は、子供たちの学びを把握しながら、サポートしたり、アドバイスしたりしていました。とても先進的な学びでした。
授業紹介⑪「3の1国語」対比は思考を活性化する
10月2日、3年2組で国語「ちいちゃんのかげおくり」の研究授業を行いました。課題は「なぜ作者は5の場面を書いたのか、考え、話し合おう」でした。登山と一緒で、課題という頂上への上り方は、実にたくさんあります。どのような学習を選択するのか、効果やタイパ等を考えるのが教材研究です。担任の先生は、「対比」という思考方法を授業に組み込みました。しかも「場面の対比」で違いを検討し、「一文の対比」で更に違いを検討させました。子供たちは、この2つの対比を通して、しっかりと考えを深めて、頂上に上っていきました。とても思考が活性化された45分でした。
授業紹介⑩「1の2算数」体験活動により定着する学び
10月1日、1年2組で算数「大きさくらべ」の研究授業を行いました。長さの大きさ比べを終え、今回は量の大きさ比べです。先生が黒とピンクの水筒を見せて、「どちらが多いでしょうか」と発問しました。予想が半々ぐらいに分かれる微妙な大きさの水筒です。比べる方法は、コップに水を汲んで比べる方法に決まりました。ここからが体験活動です。2人ずつ交代で前に出てきて、実際に水筒からコップに水を1杯分ずつ入れていきました。結果は黒が5杯分、ピンクが4杯分でした。「いえ~い。」予想が合っていた子供たちの歓声が教室に響きました。体験活動は、学びを定着させる効果があります。