校長ブログ
「あいさつの神」なんと232人、学校の元気力をけん引!
12月5日、久しぶりに体育館側入り口で、朝の挨拶運動をしました。以前よりも確実に挨拶に張りがある子供が増えました。もどりながら運動場近くに来た時、遠くの2階の4年生ベランダから「校長先生、おはようございます。」という元気な挨拶が聞こえてきました。さらに、児童昇降口から、「おはようございます。」という2年生の元気な挨拶運動の声が聞こえてきました。2年生の挨拶運動は、9月12日から休むことなくずっと続いていて、西小の校舎内に元気を届けてくれています。朝から私の元気力も更にアップしました。
そして、廊下には「あいさつの神」になった人の名前が掲示されています。「何人いるのだろうか?」と思い、数えてみるとなんと「232人」でした。267人中232人で、87%が「あいさつの神」なのです。この人たちが学校の元気力を引っ張ってくれています。まさに、「あいさつ」は自分と相手の「元気力」を高めてくれるスペシャルな言葉です。
人吉球磨の代表として玉名市にて授業、学び続ける教師
1月16日、西小の田上先生が、人吉球磨の代表として玉名市の小学校にて2年生国語の飛び込み授業を行います。そこで、12月1日、その事前授業を本校の2年1組教室にて行いました。テーマは「本物の対話を通して学び合う国語科教室」です。そこで、田上先生は「友達のすてきなところを伝え合う『わくわくレター交換会』をしよう」という学習を構想しました。そして、3つのレターを比較して、「素敵なところが伝わるわくわくレター1位はどの手紙でしょうか。」という発問で子供たちに考えさせました。下の写真は、自分の考えと理由を書いた後に、友達と対話をしている場面です。2年生の子供たちの発表力も素敵でしたし、田上先生の授業力も素晴らしかったです。教師の一番の「やりがい」は、間違いなく『授業』です。子供たちの主体的で、対話的で、深みのある学びを目指し、西小学校の先生方も、日々学び続けています。
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「マスコットキャラクター投票」、企画委員からのお願い!
こんにちは。企画委員会です。私たち企画委員会では、来年度の西小学校開校150周年に向けてマスコットキャラクターを作ることにしました。マスコットキャラクターのデザインを西小学校のみんなに考えてもらい、その中から5つにしぼりました。現在、西小学校で投票を行っていますが、保護者や地域の皆様にもぜひ、下のQRコードから投票していただきたいと思っています。締め切りは、12月8日(月)までです。ご協力をお願いします。
持久走大会、大会までの努力と当日の挑戦!
11月19日、持久走大会を行いました。この秋一番の冷え込みとなった朝でしたが、スタートするころには、少しずつ気温も上昇し、絶好の持久走日和となりました。1時間目に3・4年生、2時間目に2・5年生、3時間目に1・6年生というように、ペアの学年での持久走大会です。保護者や地域の皆様も、入れ代わり立ち代わり応援していただきました。途中棄権する子供もなく全員が完走できました。順位やタイムも大事ですが、それ以上に大会までの努力と大会当日の挑戦がとっても大事です。ゴールするときの顔は、どの子の顔も、自分なりに挑戦をし、しっかりとがんばった顔でした。その意味からも、とっても素敵な持久走大会でした。
三七会、傘寿記念に母校に寄付
11月19日、三七会(昭和37年西中学校卒)の15名が、80歳を祝う傘寿(さんじゅ)記念会の後に、母校の西小学校に来校されました。そして、寄付をいただきました。その後、校舎内をご案内しました。廊下ですれ違う子供たちの元気のよい挨拶に、「子供たちは、とっても元気がいいですね。こちらが元気をもらいました。」と話されました。また、「私たちの時は、この場所に、木造の西中学校の校舎がありました。だから、この校舎に入るのは初めてです。」と懐かしさと真新しさを感じておられました。昭和40年に、現在の場所にあった西中学校が西小学校に変わったそうです。調べてみると、西小学校の校舎は、昭和58年に、木造の校舎から、現在の校舎に変わったことが分かりました。80歳を迎えられる大先輩方から、西小の歴史を学びました。ありがとうございました。
1年生「新宮寺へ秋探し」、たくさんの秋見つけた!
11月17日、1年生が新宮寺へ「秋探し」に行きました。学校から約2kmの道のりを歩いて新宮寺に行きました。お寺の住職さんのお話を聞き、樹齢500年のイチョウの木をはじめ、たくさんの葉っぱを取って、その中からお気に入りの葉っぱの絵を描きました。その後も、境内で遊んだり、本堂でお弁当を食べさせていただりと、秋をたくさん見つけた子供たちでした。
2年生「町探検」、地域から学ぶ素敵な体験学習!
11月14日、2年生が生活科で「町探検」を行いました。5つのグループに分かれて、各グループ2つの事業を訪問し、見学をしたり、質問をしたり、写真を撮ったりしました。地域ボランティア3名と保護者4名の皆様にお手伝いいただき、合計10の事業所を探検しました。地域から学ぶ素敵な体験学習でした。探検後、各グループの集合場所は大王原公園でした。公園で秋探しとお弁当を食べて全員無事学校へ帰ってきました。地域ボランティアの皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。今回の学びは、西小フェスタで発表する予定です。お楽しみに。
3年生「犬童球渓音楽祭」、元気さと可愛らしさナンバーワン
11月13日、3年生が犬童球渓音楽祭に出演しました。「ハッピーソング」と「緑のおくりもの」の2曲を人吉スポーツパレス大アリーナで歌いました。元気さと可愛らしさで、間違いなくナンバーワンでした。実に楽しそうに歌い、大きな達成感を味わっていました。終わった後、観客の人から、「可愛らしくて、とっても元気良かったですね。」とお褒めの言葉をいただきました。3年生は、今週日曜日の錦町文化祭でも、この2曲を披露します。
4年生「認知症サポーター講習会」、思いやる力を高める体験
11月11日、4年生が「認知症サポーター講習会」を行いました。錦町役場から2名、にしき園から2名来校いただき、認知症や福祉について学びました。前半は認知症の理解や心構え、サポートについて学びました。後半は、体育館に移動し、次の4つの体験をしました。
| ①段差やスロープでの車いす体験 ②目が不自由な方の車いす体験 ③歩行器を使用した移動体験 ④足や体の麻痺(まひ)体験 |
4つとも体が不自由な役とサポート役に分かれて体験しました。人生100年時代の今、子供たちにとっても、認知症や福祉は、身近で避けては通れない大切なことです。「思いやる力」を高めて、家族や地域の中で、正しい知識で、正しく関わっていってほしいと思っています。
5年生「脱穀体験」、もみ300kg収穫、次はいよいよ餅つき!
11月11日、5年生が脱穀をしました。稲刈り後に2週間ほど竿掛けした稲を、コンバインで脱穀しました。写真のように、約30kgのモミ袋に10袋分のモミが出来ました。合計約300kgです。感想発表で、「もち米を運ぶのはとても重かったです。」「脱穀を機械でやったので、とても早かったです。」「感謝して、ご飯を食べたいです。」などの感想を発表しました。この後、モミを玄米にし、さらに精米にすると150kgくらいになるそうです。それでも大豊作でした。12月12日に、保護者や地域の方にもお手伝いしてもらいながら、「餅つき」をして、いただきます。
家庭教育講座、生活リズム確立を邪魔するものは?
11月7日、就学時健診を行いました。来年度小学1年生になる子供の健診が主たる目的ですが、子供が健診を行っている間に、保護者説明会を行いました。まず、現1学年主任や特別支援コーディネーターが、入学への心構えや準備等について話しました。その後、スクールソーシャルワーカー(SSW)の方を講師としてお招きし、40分間の家庭教育講座を開きました。テーマは、「1年生を迎えるにあたって ~生活リズムとゲームについて考える~」です。私もたくさんメモしました。中でも、下の写真の「生活リズム確立を邪魔するものは?」はとても共感しました。「ゲーム・ユーチューブ・携帯電話が、不登校を生み、暴言・暴力を生む」というサイクルです。そして、「マイルールと保護者の役割」として、写真のように7つ提案されました。「子供の家庭での安定」は、このような「マイルールと保護者の役割」が大きいと私も思います。終了後すぐ、SSWの先生に、「全校児童に向けての講演(3学期)」を依頼しました。
6年生「JAXA特別授業」、錦町から宇宙を考える
11月7日、6年生の「JAXA特別授業」を体育館で行いました。「科学者が大事にしていることは何でしょうか?」が、授業のスタートでした。答えは、「観察事実」でした。下の写真は、この2か月間の月の観察を、全員で協力して黒板に書き表している様子です。これこそ、まさに「観察事実」です。この後、体育館を暗くして、月の満ち欠けの実験を行いました。月の見え方は、実は、太陽と月と地球の位置関係で変わることを、実験を通して学んでいました。JAXAの教授1名が授業を進められました。他にも東京の大学の教授1名、錦町教育委員会1名も来校されて、授業をサポートしていただきました。錦町から宇宙を考える貴重な時間となりました。
ランランタイム、15分走の後の爽快感!
11月6日、ランランタイムがスタートしました。ランランタイムとは、持久走大会に向けて、持続力を高めることをめざして、15分間、自分に合ったペースで走る時間です。11月19日の本番まで、2週間弱継続します。先生方も、健康づくりも兼ねて、自分のペースで参加しています。15分はなかなか長く感じますが、終わった後の爽快感は格別です。大会当日、子供たちにとって、爽快感とはいかないと思いますが、高揚感や達成感等を味わってほしいと思っています。たくさんの応援をよろしくお願いします。
学校訪問、19名の先生方が授業等参観!
11月5日、球磨教育事務所の学校訪問が行われました。町の教育委員会も含めて19名の皆様に、学校の様子を参観していただきました。特に、すべてのクラスの授業を参観していただき、たくさんの指導・助言・感想をいただました。その中から3つ紹介します。
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・子供たちが、とても落ち着いている。先生たちの「認め・誉め・励まし・伸ばす教育」の成果だと思う。 ・子供たちも先生方も表情がよい。挑戦して活気がある。前向きに取り組んでいることが伝わる。 ・学校のビジョンが、先生方にも、子供たちにも浸透している。学校のビジョンに一本筋が通っている。 |
他にもたくさんの指導・助言・感想をいただきましたので、子供達や先生方、そして学校の更なる成長につなげていきます。
縦割り班遊び、異学年が交わる機会も大切に!
10月31日、縦割り班遊びを行いました。縦割り班とは、異学年(1年生~6年生)が交わる8人か9人の班です。全部で32班あります。10月16日に6年生が遊びの内容を提案し、内容やルール等の確認をしました。当日はあいにくの雨で、外での遊びを計画していた班も多かったのですが、急きょ室内に変更して楽しみました。この縦割り班で、年間8回ほど集まって、話し合ったり、遊んだり、活動したりします。異学年が交わる機会も大切にしていきたいです。
より実践的な避難訓練、休み時間の場合どう動く?
11月4日、火災の避難訓練を実施しました。今回、初めて2時間目の休み時間に行いました。災害はいつ起きるか分かりません。もし先生がいなくても、もしお家の人がいなくても、もし大人がいなくても、「自分の命を自分で守る行動」をすることが大切です。今回はそのような訓練でした。人吉下球磨消防署東分署から3名の消防士の方に来校して指導していただきました。消防士の方から、「避難の時に、ざわざわしたところはありましたが、自分でしっかり考えて避難していました。」との感想をいただきました。その後、写真のように、防災教室も開き、消火器の使い方についても学びました。より実践的な避難訓練でした。
今回は、その意味からも
修学旅行2日目、ハウステンボスを楽しむ
10月27日、修学旅行2日目はハウステンボスで楽しみました。10時10分から、4時間です。班ごとにアトラクションに乗ったり、昼食を食べたり、お土産を買ったりしました。月曜日ということもあり、予定していたアトラクション等に乗れた子供が多かったようです。ハウステンボスをしっかり楽しみました。
修学旅行1日目の夜、長崎の1000万ドルの夜景
10月26日、ホテルに着き、豪華な夕食を食べました。ちゃんぽん、ハンバーグ、エビフライ、唐揚げ、焼売、カレー、ケーキ、シュークリームです。その後、長崎の1000万ドルの夜景を見に行きました。この夜景に、子供たちも興奮気味でした。目にしっかり焼きつけたことでしょう。明日も秋日和になりそうです。
修学旅行1日目、平和について学ぶ
10月26日、長崎に向けて、修学旅行がスタートしました。昼前に長崎に着き、平和の集いを行いました。全員で群読したり、歌を歌ったりし、平和な世界を作っていくことを誓いました。その後、被爆2世の方の講話を聞いた子供たち、「2ページもノートにメモしました。」「これから平和の世界を作っていこうと思いました。」「心に残ったのは、電柱に『欲しがりません。勝つまでは』と書いてあったことです。(略)とても悲しいと思いました。」等の感想を発表していました。最後は、原爆資料館を1時間見学しました。実物や写真・映像をじっくり見て、戦争の悲惨さと平和の尊さについて、しっかり学んだ子供たちでした。これからホテルに向かいますが、全員元気です。
学校全体の「発表力」の成長を感じた瞬間!
10月23日、西っ子っ集会で図書委員会が発表をしました。図書館の使い方等について、動画でよくない使い方を流して、「どんなところがいけなかったでしょうか?」と全校児童に問いかけました。その後、「シンキングタイム」を設けて、ペア発表→全体発表を行いました。下の写真が、その時の全体発表の様子です。これだけの数の手が上がるのは、驚きで、圧巻で、初めてでした。この挙手の量に、学校全体の「発表力」の成長を感じました。
「あいさつの神」取組スタート、目指す挨拶は?
10月22日からウェルビーイング委員会による「あいさつの神」の取組がスタートしました。先日、ウェルビーイング委員会が制作した「お手本のあいさつ動画」を各クラスで視聴しました。目指す挨拶は「男女・学年関係なく、いつでもどこでもあいさつをしよう」で、1カ月間の取組です。ポイントを貯めるというゲーム感覚的な要素を入れながら、行っています。ポイントという外発的動機付けではありますが、1か月間、学校総体で「あいさつの神」に取り組むことにより、内発的動機付けの挨拶になっていく子供が増えていくと思っています。「あいさつ」は、自分と相手の「元気力」を高めるとっても大切な人間的な要素です。しっかり高めてほしいです。
授業紹介㉑「4の2社会」4つの選択ある学びで主体的に!
10月15日、4年2組で社会「通潤橋」の研究授業を行いました。学習課題は「通潤橋が国宝になった理由は何だ!?キャッチフレーズを考えよう。」でした。実に楽しそうな学びです。一番のポイントは、次の「4つの選択ある学び」でした。
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1、学習課題(①石橋づくり、②布田保之助 ③水路づくり) 2、情報収集(①ノート ②しおり ③教科書) 3、整理分析(①タブレット ②ワークシート) 4、学習形態(①一人で ②グループで ③先生と) |
学習課題の解決に向けて、主体的に取り組むためには、「選択」という方法は、とても効果がありました。しっかり学んでいた子供たちでした。
授業紹介⑳「たんぽぽ1国語」45分を4つの学習構成で!
10月15日、たんぽぽ1学級で、国語「漢字の話」の研究授業を行いました。3年生が交流学習のため、1年生2名の授業でした。一番のポイントは、45分を4つの学習構成にしたことでした。子供たちの興味関心や集中力を継続するための効果的な1つの方法です。まず、漢字のもとになった絵が入った文を提示し、何の漢字かを当てるクイズです。次に、フラッシュカードで漢字の読みの練習をしました。さらに、漢字カルタをしました。最後は、デジタル教科書を活用して、新出漢字の練習です。途中、集中力が切れそうになることもありましたが、最後まで、学びをがんばった子供たちです。
授業紹介⑲「3の2理科」「えっ!」の驚きは、学びの出発点
10月14日、3年2組で理科「電気の通り道」の研究授業を行いました。理科は、3年生から6年生まで専科の先生が授業を行っています。授業開始すぐが「帯タイム」です。1学期の学習「昆虫」から小テストを7つ出題されました。帯タイムの流れは、「①教師が問題を出す ②子供が答えのみノートに書く ③教師が答えを言う ④ペアでノート交換して丸付けする ⑤点数を報告する。」でした。この帯タイムは、授業の中の「復習の場」です。この後に、メイン活動の実験を「①予想→②実験→③結果→④考察→⑤まとめ・ふりかえり」の流れで行いました。「10個のものについて、電気を通すか。通さないか。」をグループで実験しました。子供たちの予想が外れたのも多かったです。「えっ!」の驚きは、学びの出発点です。ちなみに、アルミハクは電気を通すと思いますか?
授業紹介⑱「ひまわり1国語」1日1ミリ、確実に成長
10月14日、ひまわり1学級で、国語の研究授業を行いました。子供は5人ですが、3つの学習内容を同時に行っていくので、「わたり」の指導方法が必要となる授業です。2年生は、電子黒板を活用して、自分たちで漢字の学習を進めていました。その姿に感心しました。1年生の3人は、学ぶ意欲が大きく成長していて、しっかりと集中して取り組んでいました。最後は、2年生が1年生におもちゃランドのおもちゃの遊び方を説明して、一緒に遊びました。まさに「1日1ミリ」。確実に成長している子供たちです。このひまわり1学級には、担任の先生以外に支援員の先生も毎時間入って学習支援をしています。担任にとっても子供たちにとっても大変プラスになっています。
授業紹介⑰「2の1国語」、友達発表+素敵な反応
10月14日、2年1組で国語「お手紙」の研究授業を行いました。この「お手紙」は、がまくん・かえるくん・かたつむりくんの3人が登場人物として出てくる物語です。子供たちは、今日初めてこの本を読みます。そこで、先生は、中心発問を「一番気になった登場人物について初発の感想を書こう。」としました。子供たちは一人を選んで、その理由を書きました。ペア発表のあと、自分たちでつなぐ友達発表を行いました。発表力も2年生レベルを超えていました。また、友達の発表に、拍手ではなく、「お~!」「なるほど。」「似ています。」等の反応も素敵でした。これらの反応は、授業を雰囲気をしっかりと高めていました。
おもちゃランド、お祭りだ~!
10月10日、2年生が1年生を招待して「おもちゃランド」を体育館で開きました。「校長先生、こっちに来て、魚釣りしてください。100点の魚もいますよ。」お店を開いている2年生の顔が生き生きしています。もちろん、お客さんの1年生は、それ以上の笑顔です。体育館には10種類のお店が開店しており、各お店には3~4人の店員さんが接客していました。2年生の生活科の学習で、「他の人に楽しんでもらう」「おもちゃを作る」「紹介や説明の練習をする」「お客とコミュニケーションをとる」等、どれも本番に向けて2年生が積み重ねてきた学びです。おもちゃランドは大成功でした。おくんち祭りにも引けを取らない熱気で、まさに「お祭りだ~!」でした。
授業紹介⑯「5の1国語」学習活動40分は驚異的、主体的な学び!
10月9日、5年1組で国語「たずねびと」の研究授業を行いました。中心発問は「作者が一番伝えたいメッセージは何でしょうか。」でした。各自が考えをもった状態でのスタートでした。まず、友達指名発表で、全員が考え+根拠を発表しました。次に、友達の考えのよさについてタブレットの「ふきだしくん」を活用して書き込みました。最後は違う意見も含めて、根拠や理由が納得する子供との交流が行われまいた。考えが変わった子供や、深まった子供がたくさんいました。45分の中で、先生の発言(発問・指示・説明等)は5分ぐらいでした。40分が子供の学習活動でした。この数字は驚異的です。子供の主体的な学びが、しっかりと図られた授業でした。
授業紹介⑮「たんぽぽ3算数」3人で300%の集中力
10月9日、今日から第2弾「見に来てください週間」が始まりました。たんぽぽ3教室で「分数と小数・整数の関係」の研究授業を行いました。一番感心したのは、45分の学習の集中力で、3人で300%の集中力でした。例えば、「先生や友達の話をしっかり聞くこと」、「間違えることを恐れずじゃんじゃん発表すること」、「すでに習ったことを生かして新しい学びに挑戦すること」などです。とても難しいところですが、先生が、5つの問題をスモールステップで解かせていたことも、集中力の大きな要因でした。「易から難へ」小さな成功を積み重ねていく姿と300%の集中力に、子供たちの大きな成長を感じました。
劇団銅鑼(どら)の皆さんが西小学校へやってきた。
10月8日、劇団銅鑼(どら)の皆さんが西小学校にやってきました。劇団銅鑼さんは、日本全国はもとより海外にも活躍の場を広げ、子どもから大人まで幅広い年齢層に感動の舞台を届けておられる劇団です。演劇題「『真っ赤なお鼻』の放課後」は、クラウン(道化師=ピエロ)になるという夢の蕾を見つけ、咲かせるために葛藤しながら生きている女の子が主人公の演劇でした。途中、児童11名が舞台に立ち演技をする場面もありました。最後にお礼の言葉を言った6年生の言葉の一部を紹介します。
| 心に残ったところは、女の子がクラウンをすることをお母さんから否定されても、クラウンをするということをあきらめずに、追い続けていることが心に残りました。私は自分がしたいと思った夢をすぐにあきらめず、夢を追いかけていこうと思いました。 |
授業紹介⑭「6の2国語」根拠と理由で納得UP+タブレットでの共有
10月3日、6年2組で国語「やまなし」の研究授業を行いました。主発問は「筆者は『やまなし』を題名としたが、あなたは作品の題名として『やまなし』と『かわせみ』どちらが良いか。」でした。とても提案性の高い授業でした。1つは「根拠と理由で納得UP」で、もう1つは「タブレットでの共有」でした。子供たちは、「やまなし」と「かわせみ」に立場を決めて、根拠と理由を明確にタブレットに打ち込みながら、自分の考えを高めていました。特に3つ目の視点「作者から」に、根拠と理由を書いていた子供は、私が読んでも「なるほど」と納得する考えを書いていました。さらに、タブレットで他の友達の考えを見ながら、自分の考えに生かしたり、友達に質問等に行ったりする場面もありました。今後、このような授業の積み重ねにより、思考の深化と共有が益々進んでいくと感じました。
授業紹介⑬「6の1国語」ブックレットに自分の考えを!
10月2日、6年1組で国語「やまなし」の研究授業を行いました。めあては「ブックレットを作ろう」でした。ブックレットとは、本「やまなし」と作者「宮沢賢治」の関連を中心に文章として紹介するものです。子供たちは、しっかり自分の考えをブックレットに書き表していました。ある児童のブックレットの一部を紹介します。素敵なブックレットになりそうです。
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ほくはこの作品から、奪い合うのではなく、与え合って一人一人が人間らしく生きてほしいという思いや、 みんな平等に暮らしてほしいいということを感じました。理由は、5月のときは、かわせみが、かにの目の前で食べているけど、12月は、食べられる側ではなく、やまなしを食べていて、宮沢賢治さんは、やまなしのように自分をたくさん与えていて、そこからやまなしのような優しくしたり、みんなから感謝される存在になってほしいという思いがあるんじゃないのかなと思ったからです。 |
授業紹介⑫「4の2国語」個別最適な学び
10月2日、4年2組で国語「ごんぎつね」の研究授業を行いました。課題は「ごんはどんなことを思いながら、兵十の後をつけて行ったのだろう」でした。授業始まって5分程度したら、25分間の調べ学習が始まりました。この間、子供たちは一人やペア、グループ、先生と一緒に、など様々な形態を選択して、課題を解決するために学んでいました。また、方法も、タブレットを使用するか、付箋紙を使用するか、自分で選択して学んでいました。このような学習方法を「個別最適な学び」といい、効果的な学びの1つです。先生は、子供たちの学びを把握しながら、サポートしたり、アドバイスしたりしていました。とても先進的な学びでした。
授業紹介⑪「3の1国語」対比は思考を活性化する
10月2日、3年2組で国語「ちいちゃんのかげおくり」の研究授業を行いました。課題は「なぜ作者は5の場面を書いたのか、考え、話し合おう」でした。登山と一緒で、課題という頂上への上り方は、実にたくさんあります。どのような学習を選択するのか、効果やタイパ等を考えるのが教材研究です。担任の先生は、「対比」という思考方法を授業に組み込みました。しかも「場面の対比」で違いを検討し、「一文の対比」で更に違いを検討させました。子供たちは、この2つの対比を通して、しっかりと考えを深めて、頂上に上っていきました。とても思考が活性化された45分でした。
授業紹介⑩「1の2算数」体験活動により定着する学び
10月1日、1年2組で算数「大きさくらべ」の研究授業を行いました。長さの大きさ比べを終え、今回は量の大きさ比べです。先生が黒とピンクの水筒を見せて、「どちらが多いでしょうか」と発問しました。予想が半々ぐらいに分かれる微妙な大きさの水筒です。比べる方法は、コップに水を汲んで比べる方法に決まりました。ここからが体験活動です。2人ずつ交代で前に出てきて、実際に水筒からコップに水を1杯分ずつ入れていきました。結果は黒が5杯分、ピンクが4杯分でした。「いえ~い。」予想が合っていた子供たちの歓声が教室に響きました。体験活動は、学びを定着させる効果があります。
授業紹介⑨「1の1国語」動作化で、本当に飛んでいるみたい!
10月1日、1年1組で国語「くじらぐも」の研究授業を行いました。めあては「くじら雲に飛び乗った子供たちの気持ちを考えよう」です。挿絵や文章から気持ちを書かせて発表させました。たくさん発表しました。その後、メインの動作化です。教室後方に椅子を丸く並べて、掛け声とともに椅子に飛び乗った子供たち。下には、街の景色が見えます。ある子供が「本当に飛んでいるみたい。」とつぶやきました。ある子供が「歌を歌おう」と言いました。みんなでトトロの「散歩」を歌い始めた子供たちでした。物語にどっぷりと浸った子供たちの顔は素敵な笑顔でした。
授業紹介⑧「5の2外国語」分からない体験って大事!
10月1日、5年2組で外国語の研究授業を行いました。錦町では、町内の3小学校の3年~6年までの授業を、ALTの先生と一緒に、専科の先生が行っています。だから、子供たちの英語に関する学習意欲や知識理解は、周りの学校よりも確実に高いです。今回は「Let‘s go to the zoo.」の1時間目です。8時間で目指すゴールの姿まで到達するという学習の流れです。参観して私が一番感じたのは「分からい体験って大事!」ということでした。「分からないからスタートする。」や「分からなくても大丈夫。」という場面が多く見られました。また、分からないからこそ、自分が知っている英語を合わせて挑戦する場面も多く見られました。その意味でも、「出川英語」ってすごいですよね。
授業紹介⑦「2の1図工」コスモスの絵どう描かせる?
10月1日、図工室にて2年1組の図工の研究授業を行いまいた。題材は「コスモス」で、「花や葉の特徴をしっかり見て描こう」というめあてでした。図工は1年から6年まで専科の先生が授業をされます。図工のプロフェッショナルな先生です。いろいろなコスモスの写真をもとに描くのですが、さて、40人の子供たちに、どのようにしてコスモの絵を描かせますか?その方法ですが、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめながら書かせる」という指導方法でした。描かせる技法もすごいのですが、「ほめる」が更にすごいのです。私が参観している間だけでも15パターンの誉め言葉を子供たちに自然とかけておられました。どの子も上手にコスモスの花を描いていて、どの子も満足そうでした。町の文化祭で展示されますので、是非ご覧ください。
授業紹介⑥「3の2国語」二者択一の発問
9月30日、3年2組で国語「ちいちゃんのかげおくり」の研究授業を行いました。授業前から一番関心を持っていたのが、「二者択一の発問」でした。髙橋先生と子供たちは「5の場面は必要なのか?必要ではないのか?」という発問について、立場を決めて、理由を伝え合いながら深めていました。二者択一の発問では、立場や理由を考える時に、「ん?」「どっちかなあ!」と一旦思考が止まります。この時が、「脳が汗をかく」状態です。これこそが学びだと思っています。3年2組の子供たちの脳は、しっかり汗をかいていました。
錦中生4名が職場体験にやってきた!
9月25日と26日の2日間、錦中の4名が職場体験にやってきました。1日に1つのクラスの副担任として、朝から下校までクラスに入ってもらいました。つまり、2日間で2つのクラスの副担任の体験をしました。小学生が下校した後、最後に職員室にてお礼の言葉を述べました。4名それぞれが、学びを将来へ生かすことや感謝等の言葉をしっかり述べました。本当に立派な生徒たちです。その後、その時職員室にいた先生たちと一緒に記念写真を撮りました。あと数年後には、社会人になるこの4名に、幸多きことを西小職員一同願っています。4人の感想の一部を紹介します。
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●体験してみて、僕は、大変で難しい仕事だけど、やりがいがあり、未来を作っているという気持ちになりました。 ●職場体験を通して、とても元気な子供と一緒に遊んだり、勉強することができて、本当に楽しかったです。 ●この2日間で、僕は協力・楽しさについて学ぶことができました。これからの学校生活や未来の自分に生かしていきます。 ●職場体験をする前から教師になることが夢だったけれど、この2日間を通して、より一層気持ちが高まりました。 |
授業紹介⑤「4の1社会」考えを整理する付箋紙の活用
9月26日、4年1組で社会の研究授業を行いました。「おくんち祭りの担ぎ手」に焦点を当てた授業でした。子供たちは、みこしの担ぎ手のインタビュー資料をもとに、「やりがい」と「苦労」を読み取りました。授業の一番のポイントは、「考えを整理するための付せん紙の活用」でした。子供たちは、「やりがい」を青の付せんに、「苦労」をピンクの付せんに書いて、グループでまとめて、全体で発表しまいた。最後は「大変だけど、なぜみこしを続けているのか?」という担ぎ手の思いを考えました。発表力もとっても高まっていました。
授業紹介④「たんぽぽ2国語」「わたり」という学習方法
9月24日、たんぽぽ2教室で国語の研究授業を行いました。たんぽぽ学級は、人数は少ないですが、2つの学年が同時に学習することもあります。だからこそ「わたり」という学習方法が必要になります。担任の先生が1つの学年に関わっている間は、自分たちで学習を進めるのです。今回の研究授業の一番のポイントでした。6年生だけでなく2年生も、自分たちで授業を進めていました。先生がいない時間に、しっかりと、考えを書いたり、考えを話し合ったり、問題を解いたりしていました。日々の積み重ねです。とても感心しました。
「授業見に来てください週間:第1弾」スタート!
9月24日、「授業を見に来てください週間」第1弾がスタートしました。他の先生の授業を見たり、逆に授業を見に来てもらったりしながら、教師のメインの力である「授業力」をアップしていく取組です。私は、その先生の授業力もですが、クラスの雰囲気も楽しみに参観します。その基準は「発表力」です。「発表力」で、私が見る観点は次の3点です。「①先生の発問は?」「②子供の発表の量と質は?」「③子供たちの表情は?」です。授業は先生と子供たちが共創する時間です。『学習課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいる姿』をたくさん見られる週間になりそうです。
5年生 集団宿泊教室⑦(3日目)「海水浴」
9月19日、最終日(3日目)の午後、最後の活動が、海水浴でした。お盆を1カ月過ぎていますが、クラゲは見当たらず、海に入ることができました。ライフジャケットを着ているので、子供たちは大胆でした。50m先まで泳いで行ったり、海に全速力で走ってきて飛び込んだり、海辺でマーメードポーズをしたりと精いっぱい海を楽しみました。
5年生 集団宿泊教室⑥(3日目)「キャンプの朝」
9月19日、最終日(3日目)の朝7時、テントの中を片付けた後、全員で集合写真を撮りました。海を見下ろせるキャンプ場に、友達と一緒に泊まった経験は、かけがえのないものになったことでしょう。キャンプは、自然を楽しみ、不十分さを楽しむ活動です。だからこそ「人間性」が高まるのです。子供たちがたくましく見えました。
5年生 集団宿泊教室⑤(2日目)「カレー作り等」
9月18日、夕食は、カレー作りとバーベキューと、焼きマシュマロでした。薪で火を起こし、飯盒炊飯やカレーを自分たちでつくりました。子供たちが作ったカレーを食べました。少し芯が残るご飯でしたが、空腹に染み込み、とてもおいしく、お腹も心も満たされました。
5年生 集団宿泊教室④(2日目)「テント立て」
9月18日、集団宿泊2日目の午後、キャンプ場に来た子供たちは、テントを上手に立て始めました。学校で練習してきた成果を発揮する時です。10張のテントが無事立ちました。しかし、夜11時ごろ雨が降り、多くの子供たちが起きてしまいました。おかげで、次の日の朝は眠たい朝になりました。これもキャンプの醍醐味です。
5年生 集団宿泊教室③(1日目)「ナイトゲーム」
9月17日(1日目)の最後は、ナイトゲームでした。
班ごとに自然の家周辺をウォーキングしました。薄暗い中、少しドキドキしていましたが、班のみんなと声かけ合ってナイトゲームを楽しみました。
5年生 集団宿泊教室②(1日目)「環境学習」
9月17日(1日目)の午後は、環境センターで環境について考えました。ゴミを減らし地球温暖化の進行を抑制するために、自分にできることは何かを考えました。センターの方の質問に、たくさん手を挙げ発表も頑張りました。
授業紹介③「2の1学級会」 話し合いから実行へ!
9月12日、朝7時50分ごろ、校舎内から「おはようございます。」という元気な声が聞こえてきました。声の方へ行ってみると、児童用玄関入口で、2年1組の子供たちが「廊下でのあいさつ運動」を行っていました。
実は、前日(9月11日)、2年1組では学級会が開かれていました。議題は「2年1組の元気力をアップする方法を考えよう」でした。担任の先生が「4つの力アンケート」のグラフを見せて、その結果をもとに、議題を決め、学級会を開かれました。途中から私も参観しましたが、次々に手を挙げて発表していました。話し合いの結果、「①廊下でのあいさつ運動」「②先生が教室に入ったら先にあいさつ」の2つが決まりました。話し合いから、さっそく実行に移す子供たち、お見事です。