ブログ

2025年3月の記事一覧

6年修了式、おばあちゃんの教え→まさに「言葉は言霊」です。

3月19日、6年生の修了式を行い、代表に修了証を渡しました。修了証は、小学校の学びを全て修めた証であり、卒業証書を受け取る資格を得た証でもあります。明後日の卒業式も楽しみです。さて、6年生代表児童が、作文「3学期がんばったこと」を発表しました。とても感銘を得たのでその一部を紹介します。

2つ目は、生活です。2学期はあまり話を聞かないときがあり、大事なことを聞き逃してしまうことがありました。しかし、おばあちゃんの『話を聞かないと、大切なものを失う。』という言葉を思い出しました。そこから、しっかり話を聞くことができるようになりました。

おばあちゃんの教えには、言霊(ことだま)が入っていました。だから、その言霊は、この児童をプラスの心と行動へ変えました。まさに、「言葉は言霊」です。これから先も、6年生46名が、多くの人からポジティブな言葉(≒言霊)をたくさんもらい、成長していってほしいと強く願っています。

 

 

0

給食委員長からの啓発放送、とっても素敵なW

3月18日の朝、給食委員長からの啓発放送が流れました。放送の一部を紹介します。

今日は最後の給食です。余裕をもって準備し、楽しく食べられるように、12時15分までに取りに来ることをがんばってください。

今年、「給食完食の日」がとても増えました。その一因が給食委員会による啓発です。準備を協力して早くすること、つまり、スタートを早くすることは、食べる時間の確保にもつながりますし、昼休み時間の確保にもつながります。「給食完食」と「昼休み外遊び」は元気力UPの大きな要素です。

実は、昨日、給食委員長から担当の先生に、「最後の日の朝に、啓発放送をしたいです。」という要望があったそうです。とっても素敵なW(ワーク=積極的な考動)です。このような積極的な考動が、自治的な雰囲気を創り、自走する(自分で考えて適切に動ける)子供を育てていくのだと思います。

0

安全衛生委員会、全職員のウェルビーイングを目指して

3月6日、職員の安全衛生委員会(6名)を行いました。毎月の始めに、全職員の残業時間等をもとに、職員のウェルビーイングを高める協議をしています。今回は、事前に実施したウェルビーイングアンケート(4つの質問)をもとに、協議をしました。1つ目の質問「昨年と比べて、あなたのウェルビーイングは、UPしていますか?」の結果が下のグラフです。私たちは、ウェルビーイングのV(ビジョン)として次のことを共有しています。

まずは、私たち教職員が「一生懸命仕事をし、一生懸命遊び」、肉体的・精神的・社会的に幸せになりましょう。

そのことが、子供たちのウェルビーイングの向上にも必ずつながっていきます。来年度も、働き方改革・働き方改善・休み方改革を積極的に推進し、「働きがいがあり、かつ働きやすい学校」を目指していきます。

0

税に関する絵葉書コンクール表彰、税金の使い道を図式化

3月12日の昼休み、人吉球磨法人会の代表者が来校されて、校長室にて表彰を行いました。12月11日には、錦町税務課から講師として来校いただき、6年生対象の「租税教室」を行いました。税金の種類、税金の使われ方等を学びました。その後、学んだことをもとに、絵葉書にまとめる学習をして、「税に関する絵葉書コンクール」に全員分を応募しました。そして、本校から1名が奨励賞として表彰されたのです。この絵葉書には、「税金の使い道」が図式化でまとめてある分かりやすい絵葉書でした。実物は熊本市の鶴屋に展示されるそうです。おめでとう。

0

お別れ集会で見えた西小の「伝統」とは?

3月7日、1・2時間目に、体育館でお別れ集会を行いました。5年生の企画委員会が計画・運営してくれました。「各学年の出し物」や「6年生との最後の交流タイム」と実に盛りだくさんでした。また「引継ぎ式」で校旗を6年生から5年生に渡すときに「西小の伝統を引き継いでください。」との言葉がありました。この集会の中で、見えた西小の伝統を2つ紹介します。1つは「ひねり出す力」で、もう1つは「盛り上がる力」です。たくさんのアイディアをひねり出し、たくさんの笑いがあり、とっても盛り上がっていました。笑うから元気になり、笑うから幸せになります。この伝統をず~と引き継いでほしいです。

下の写真は、1年生の出し物「パプリカ」の踊りをみんなで踊っている場面です。

 

0

西小の玄関に「桜の花」と「おひな様」

2月28日、玄関に桜の花が咲きました。三寒四温の「温」によって、花瓶にさしてある桜のつぼみが次々と咲きました。ひな祭りの壁飾りとともに、職員や来校者の目と心を和ませています。「西小の玄関は、いつも花がたくさんで、楽しみです。」と、先日来校者が帰り際に話されました。事務室の先生が、玄関を色鮮やかに飾ってくれています。本当に感謝です。来校の際は、是非玄関にも足をお運びください。

0

「ワレモコウの会」、月1回の不登校等の支援会議

2月26日、「ワレモコウの会」を行いました。「ワレモコウ」とは花の名前で、細い茎の先に赤や紫の小さな花がいくつも集まって丸みのある細長い形になっている少し珍しい花です。花言葉はその小さな花が上から順番に咲き、時間と共に全体の色が変わっていくことから「変化」や「感謝」という前向きな意味があります。

さて、ワレモコウの会とは、不登校・不登校傾向・登校渋り等の児童(始めは11人で、現在14名)の支援会議です。職員23人を4つのグループに分け、月1回、放課後の約20分間、支援の協議をしています。協議内容は、「①不登校児童等の今月短期目標の振り返り」と「②来月の短期目標の設定」の2つです。

全国の小中学生の不登校児童は11年連続で増加しており、小学校では10年前の5倍に増加しています。本校でも、学校の課題の1つとしてとらえ、解消に向けて取り組んでいるところです。その1つがこの「ワレモコウの会」です。「本人の自走」が一番の目標ですが、それができないから悩んでいると思うのです。「本人の自走」をプラス的に後押しすることが必要だと考えています。それが、この「短期目標の設定」です。担任一人ではなく、教育のプロである私たちがチームで対応を協議するのです。その際には、保護者との連携や関係機関と連携が大切になることも多くあります。

今月の短期目標に向かって一歩ずつ進めている子供、新しい対応を試してチェンジしようとしている子供、対応がうまく合わなくて前に進めていない子供等様々です。私たちは、265名一人ひとりの子供にとって、西小学校が「学びがいがあり、生活しやすい学校」であるとともに、「元気と挑戦で成長する学校」であることを、最上級の目標に掲げています。学校での友達との触れ合いや学び合いを通して、すべての子供が、今日の学校での一日を、成長する機会にしていってほしいと強く願っています。

 

 

0