日誌

令和元年度までの校長室より

雨の9月でした。実りの秋へ向けて!

 10月になります。一年の半分が過ぎます。今年の夏は暑い日が、それも晴天続きで、雨も少なかったのですが、9月に入れば、台風、大雨と雨続きの毎日でした。週末になると雨、熱中症対策にと購入したミスト霧を発生させるホースも活躍の機会がわずかしかなく、肩すかしをくったとはまさにこのことかと思わせる日々でした。そんな中で、2学期最大の行事、子どもたちが楽しみにしていた運動会。なんと当日は雨模様。平成18年以来の12年ぶりの順延、それも初めての体育館での運動会でした。体育館でしたが、運動場と比べ、子どもたちとの距離が近く、ハツラツした声が響き、これもありだなと思わせる程、印象に残りました。1年生にとっては初めての運動会、6年生にとっては最後の運動会、運動場でやりたかったという思いもあったと思いますが、観客のみなさんとのハイタッチ、地域の人たちも入っていただいての組体操でのウェーブ、保護者の皆様との一体感が「半端ない」、記憶にも記録にも残る運動会となりました。学校行事が終わる度に一つ一つ子どもの成長を感じています。いよいよ実りの秋到来です。今度は、読書に、勉強に実りを楽しみにしておきたいと思います。

今日から2学期!気持ちをあらたにがんばるぞ


  37日間の夏休み、今年の夏休みはどんな夏休みだったでしょう。今年は例年になく暑い夏でした。今日は始業式、72名の笑顔で二学期が始まりました。二学期のはじめは、長期の休み明けで、生活リズムの切替で大変だったり、気持ちが落ち込んだりする場合があります。子どもさんの様子を見ていただき、きざしがありましたら早めに担任にご連絡下さい。毎週、スクールカウンセラーが来校されますので、ご利用下さい。さっそく運動会の練習が始まります。短い期間で取り組みますし、今年は特に暑さ対策に注意をしながら取り組んでいきます。本日、熱中症予防についてのおたよりを配付しています。給水、暑さ対策をしっかりやりながら進めていきますので、ご家庭でもよろしくご協力下さい。(学校だよりより) 
 写真は夏休みに6年生が参加した、社会福祉協議会主催のワークキャンプでの一コマです。

夏休み始まる

   71日間の1学期終わり、明日からは待ちに待った夏休みです。梅雨入り5月28日、梅雨明け7月9日 雨が少ないと言っていましたが、梅雨末期の豪雨で広島、岡山、愛媛を中心とする西日本は大きな災害に見舞われました。昨年は福岡県朝倉市や東峰村、大分県日田市も大きな災害に見舞われました。本校も今から65年前の6.26水害の際に、在校児童が4人亡くなるという大きな水害に見舞われています。災害の時にどう動くか、初動の動きをどうとるか、今回の被害の様子をみると、いつ中松で起きても対処できるように、あらかじめ決めておき、全員が理解しておくことが必要だなあと思いました。
さて、明日から始まる37日間の夏休み、普段学校ではできない体験をたくさんしてもらいたいと思います。体を動かして、足を運び、目で見て、耳で聞いて、手で触れてやる活動に挑戦して下さい。終業式では、オジギソウを例に、自由研究のお話をしました。みなさんごぞんじのオジギソウは、刺激があるとすぐに葉を閉じてしまいます。ある研究者は、この刺激を連続して何回も与えると、葉は閉じなくなるということに気がついたそうです。これを「植物だって学習する。」という結論に結び付け証明したそうです。おもしろいでしょう。実は子どもたちの身近に「へぇ~」と思う事は、転がっているのですが、なかなかそこに目がいきません。そういう「へぇ~」を見つけ出す夏休みにしてもらいたいと思います。理科専科が1学期終わりの授業で、自由研究について話をしています。ぜひ、お家で子どもとお話なさってください。

梅雨のこの時期にまなんだこと

 6月も終わり、7月を迎えます。今年の梅雨は雨の日もそんなに多くなく、いつもとはちがった”から梅雨”です。5月28日に梅雨に入ったのもつい昨日のようですが、その梅雨もやがて終わりを迎えます。例年、梅雨末期に大雨がふることもあり、”から梅雨”といっても用心しなければなりません。。
 さて、この梅雨の時期に、学校では修学旅行と集団宿泊教室という大きな2つの行事を行いました。

    6月1日からは6年生が長崎へ1泊2日で、27日からは5年生が水俣へ2泊3日の日程でした。どちらも、平和を学習、環境問題を学習という大きなテーマがあります。その両方にはいじめや差別をなくすという大きな願いがあります。6月26日の人権集会では、6年生が修学旅行で学んだことを報告してくれました。5年生はこの学びを聞いて水俣へ向かいました。環境センターでは、本校の元校長先生が教えてくださいました。水俣病についても深く学習をしました。きっと、現地での学びは教室で勉強する以上に深い学びになっただろうと思います。
 大きな学びの中に育まれていく子どもたちには、ベースにその小学校らしさがあらわれてくると思います。これは、子ども自身の将来の屋台骨となります。もちろん、それは南阿蘇村の未来をになう屋台骨ともなっていくはずです。

みどりあふれる学校に


5月が終わります。明日から6年生は修学旅行に出かけかます。今週月曜日に九州地方は早、梅雨に入ったのですが、お天気は良さそうです。あまりによすぎて、すこし心配なところもあります。さて、5月は、中松ならではの学習がめじろおしでした。9日は恒例の2年生 オオルリシジミの観察学習。 17日にはドロリンピック 22日には3,4年生の芋苗植え 5,6年生の田植え 25日は交通教室。 体験活動と教科の学習をうまく連動させて、単独の学
よりもより効果を上げようとしています。また、今年は学校の花壇や畑がいつもにもまして、充実しています。保護者のかたからミニトマトの苗をいただいたり、落花生の苗もご提供いただきました。また、芋苗植えでお世話になった先生よりたくさんの花苗もいただきました。みどりあふれる小学校へという掛け声は、ほんとうに姿となって実現していってます。みどりあふれる学校での学習がみのる時、子どもたちの成長の姿が輝きます。そんな子どもたちの姿をこのホームページで発信していきたいと思います。

入学してから1月たちました。

 新学期が始まって、ちょうど1月たちました。家庭訪問も終わり、そして連休が終わって、本格的な学校生活の始まりです。学校には1年生の元気な声が響いています。2年生は、落ち着いた雰囲気で授業に取り組んでいます。どの学年も1年たった成長のあとを見せています。
 今日は今年初めての児童集会。ごらんのとおり、音楽室に集まった全校72名の子どもたちの上靴です。ひとりひとりが自覚しています。あいさつ、みだしなみ、学校での落ち着いた過ごし方。教室で落ち着いて学ぶ事ができる雰囲気がいつもある学校をめざしています。いよいよみどりあふれる季節です。”みどり”を”みのり”の状態にまで持っていけるようにわたしたちも頑張ります。

笑顔いっぱい元気いっぱいみどりあふれる中松小









 4月に雪を見たのは何年ぶりでしょう。昨日は季節外れの雪がちらつき、新学期身も引き締まる寒い朝から平成30年度が始まりました。今年は、5名の先生が去られた後に,7名の先生をお迎えして、新しい中松小学校が始まりました。全校児童は明日入学する14名の1年生を含めて72名からのスタートです。始業式で、今の気持ち「わくわく」、「どきどき」どちらですかと尋ねたところ、6年生を中心に「どきどき」だと答える子どもが1/3程いました。新しい学年は、「ワクワク」するよりも「ドキドキ」するのが、6年生の心境なんでしょうね。今までは、上級生が引っ張ってくれたから。でも今日からは、私たちが引っ張っていく番。そんな期待の大きさを感じているかもしれません。不安は成長のあかし。昨年よりも一回り大きくなろうとしている成長のきざしなんです。恐れることはありません。挑戦していきましょう。きっと、昨日の自分とは違う自分が明日にはいるんです。「笑顔いっぱい、元気いっぱいみどりあふれる中松小」バージョンアップした中松小をみなさんにお見せすることができるでしょう。明日は入学式。72名の子どもたちが伸びていく明日が始まります。

平成29年度 ありがとうございました

平成29年度も今日で終わりです。「笑顔いっぱい元気いっぱい、みどりあふれる中松小」の合い言葉の下に1年間、子どもたちはしっかり頑張ってくれました。22日の卒業式、9名の子どもたちが中松小を巣立っていきました。23日は修了式。学年のふり返りを発表する12名の子どもたちは、原稿を見ないでしっかり1年間をふり返って発表してくれました。校庭の桜は、すこしづつ花開かせ、子どもたちの未来を祝福してくれています。学校の雰囲気が子どもたちのすばらしさを表しているかのように、平成29年度は「みのり」多い一年でした。期待した目標値近くに達する事もできましたし、保護者や地域の皆様方のご協力もあり、中松小がますますすばらしい学校になりました。本日、4名の先生方が新しい任地へ向かわれます。そして、S先生。37年間の長い教職生活お疲れ様でした。平成30年度も新しい先生方とともに、南阿蘇村の未来を創っていきます。

春ちかし、不安を成長の一歩に!

  本当に寒い2月でした。ごらんの写真は2/8のプールの様子です。一面にはった氷は人が乗っても割れないくらいの厚みでした。前週は氷点下10℃ぐらいの寒さでしたから、南阿蘇でもあちこちで水道が凍ってでないところもあいついだようでした。さて、2月も今日で最後の日です。ここ2,3日は、寒さもやわらぎ、春の到来を思わせる暖かさです。子どもたちもこの日を待っていたように、さながら”運動場に戻ってきた”というかんじでしょうか。中には、半袖の子どもたちもいます。思いっきり、お陽様の光を浴びて、お昼休みを満喫しています。学校では次年度に向けて着々と準備が進んでいます。
2/16には、新一年生の体験入学が行われました。帰りは、通学路確認のために、新一年生を交えて、全員で集団下校で帰ります。全員の前で、新1年生が自己紹介をしていきます。新1年生としては、自分の目線よりも高いお兄さん、お姉さんをまえに、一歩もひけをとらず、はっきりした声で自分の名前を言っている姿が印象的でした。新1年生14名にとっては新しい環境への不安の一歩だったかもしれません。しかし、不安は成長するための一歩です。学校は、不安を成長に変えていく場所です。6年生も小学校生活はあとわずか。新しいステップに向けて最後の追い込みに取り組んでいるところです。

君はだれかのための太陽 だれかのための光

 1月第2週15日(月)から第3週26日(金)までのインフルエンザによる休校・学年学級閉鎖の学校を市町村別に県白地図にシールで貼って調べていましたら、2週間でもう貼りきれない程の数になってしまいました。インフルエンザの流行です。本校でも22%の子どもたちがすでに罹患しており、今日は5名の子どもがインフルエンザで欠席です。手洗い・うがいの呼び掛けを養護や担任の先生が熱心に行っていますが、なかなか下火にはなりません。しっかり栄養と休養をとって乗り越えていってもらいたいですね。そんな1月でした。早いもので、1月は”いく”の名のとおり終わってしまいます。 先週の26日(金)は保護者の方も参観していただき、人権集会を行いました。今までの教室での学習をふり返る集会です。1年生は、きらりがいっぱいとお友達のよいところやうれしかったことを発表しました。2年生は1年前とくらべてできるようになったことを、3年生は命をいただくの授業の感想を、4年生は寸劇を入れながら、仲間はずれのおかしさを、5年生は生活のふり返りを、6年生はハンセン病問題の学習で学んだことをそれぞれ発表してくれました。原稿をみないで、自分の考えを堂々と言える子どもが増えてきました。きみは誰かのための太陽、きみは誰かのための光、だれかに照らされて、だれかのために輝いている。そんな詩の一節がふさわしい人権集会でした。