校長室便り

2019年5月の記事一覧

授業参観・PTA総会

 本年度初の授業参観を、弥次分校では4月25日(木)、本校では5月10日(金)に実施しました。

 新しい学年での学習ぶりはいかがでしたでしょうか。たくさんのお運びに皆様の期待度の高さを実感したところです。

 全体会や総会でお話ししました「こんな学校を創りたい」以外に、「こんな子どもたち
を育てたい」という思いももっていますので、お知らせいたします。

1 当たり前のことが当たり前にできるばかりでなく、心を込めて次の一歩を踏み出すことができる子ども

 〇 明るい挨拶、はっきり返事、きちんとお礼、素直にお詫び

 〇 ルールを守るのは当然で、マナーにまで気を配る。時間を守る、約束を守る

 〇 みんなのもの、人のものは当然、自分のものも大切に、来たときよりも美しく

2 力を合わせて成し遂げることの尊さを理解することのできる子ども

 〇 学校行事だけでなく、普段の授業で、係活動や当番活動で

3 気付き、考え、行動することができる子ども、主体的に学習に取り組む子ども

 〇 学習内容ばかりでなく、学習方法を身に付ける。楽しんで家庭学習に取り組む

 懇談や総会で出された話についてのご質問やご意見、いじめや体罰についての情報などは、些細なことでもどうかご遠慮なく、むしろ積極的にお知らせください。お願いします。

 

縦割り班活動

 5月8日(水)に実施しました。

 学級・学年を越えた交流では、下級生はお世話してもらう嬉しさと安心感を、上級生はお世話する喜びで自己有用感を味わうことができます。

 弥次分校にはお兄さんお姉さんたちを含む先輩たちが来てくれて、絆も実感したことでしょう。

 町内児童会後には集団下校をして、つながりを深めました。

委員会活動

 先月のことになりますが、4月23日(火)全校朝会を開催、9人の委員長【運営:末永はる、体育:桑原佳聖(けいしょう)、図書:筒麗美(うるみ)、放送:仁井本杏花(きょうか)、生活:油谷龍哉(りゅうや)、栽培:小林梅太(うめた)、保健:松本由楓(ゆいか)、広報:米山梓(あずさ)、給食:坂本真桜(まお)敬称略】に委嘱状交付式をしました。

 新しい伝統をつくる本校の令和最初のリーダーです。

 一方、委員長になりたくてもなれなかった人どころか、入りたい委員会に入れなくて残念だった人もいるでしょう。しかし、世の中に出てもそれは同じです。「好きな仕事をする」ことができなくても、「自分の仕事を好きになる」といいと思います。たとえ好きになれなかったとしても、仕事というのは必ず誰かの役に立っていて、自分も誰かのおかげで安心して暮らしているのですから、そう考えると、頑張り甲斐もあるというものです。

 委員長を中心に、各委員会は「町興し感覚」で、また、子供ならではの発想を生かして金剛小学校をよりいっそう活性化させてほしいと思っています。よろしくお願いします。

弥次分校

 4月16日(火)、初めて正門で出迎えました。

 こちらも、みんな元気のよい挨拶をしてくれました。

 高植校では南門から入って昇降口に西側から上がる子もいますので校舎内で出迎えますが、弥次分校ではみんな正門から入ってくるということで、正門に立ちました。道行く自動車の方々も会釈をして通られました。ありがたいことです。

 大変元気のよい挨拶を褒めましたら、「ありがとうございます。」と、これまた元気よくお礼を言ってくれた子がいました。私に挨拶した後、校舎にも挨拶する子もいました。

 登校後、運動場で仲良く遊んでいましたが、始業の時刻になり、3年生が朝の放送をしに来ました。「そうか、3年生で『委員会活動』をするのか。大変だなあ。」と思いました。しかしその分、自主性や責任感は育つでしょう。いいことです。頑張っていました。

 その日は「響きタイム」で1年生と2・3年生との対面式でしたが、これも3年生が、最上級生としてきちんと運営していました。

 1年生もしっかり自己紹介をすることができていました。11日(木)の写真撮影の時から数日なのに、見違えるほど立派な態度で、とても感心しました。

 みんなで協力して頑張り、しっかり育ち合ってほしいと思います。

初任者研修

 5年2組担任の橋口夏実(はしぐちなつみ)先生と養護教諭の山本理沙(やまもとりさ)先生は大学出立ての新任です。

 免許を取得し、選考試験を突破していますので、全く心配ないのですが、力を確実にするために初任者研修という制度があります。

 橋口先生のご指導をされるのは中原修身(なかはらおさみ)先生、山本先生のご指導をされるのは倉園律子(くらぞのりつこ)先生です。

 なんと、中原先生は橋口先生が日奈久小学校の児童だったときの校長先生で、倉園先生は山本先生が鏡中学校の生徒だったときに養護教諭を目指すきっかけになった憧れの保健室の先生なのだそうです。

 縁というのは不思議ですね。よりいっそうの愛情を込めてご指導いただけるものと大変ありがたく思っているところです。よろしくお願いいたします。