せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

鹿北の心

 鹿北市民センター前の駐車場です。鹿北小学校のホームページとこの写真に何の関連があるのか、読まれている方にはわからないことと思います。

 この写真は、19日(土)。小中合同運動会真っ最中の頃撮影したものです。

 当日は、鹿北市民センターと鹿北中運動場を駐車場として開放していました。心配なのは、満車状況。二度三度と巡回しながら空き状況を確認していました。残念ながら、中学校運動場に移動していただいた方もいらっしゃいました。

 しかし、写真の2台分のスペースは最後まで空いたままでした。見てのとおり、障がいをお持ちの方、高齢の方、妊娠中の方などに優先的に割り当てられた駐車スペースです。

 当日、市民センターを利用される方はいなかったはず。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒だったご家庭が、利用されたとしても問題はなかったはずです。

 しかし、空車のまま。そこに鹿北町民のモラルや見えない人への気遣いといったものを感じ取ったわけです。うまく言い表せませんが、これが「鹿北の心」とでも言うものなのでしょうか。

鹿北小・中学校大運動会

 19日(土)、鹿北小・中学校大運動会を開催しました。新型コロナウイルス感染症予防のため、午前中で終了するという日程となりましたが、さわやかな秋空のもと、子どもたちが光り輝いたひと時となりました。

 一生懸命走り、工夫を凝らしたダンスを笑顔で披露し、声を張り上げて応援していた子どもたち。そのひたむきさが十分に伝わってくる内容ではなかったでしょうか。

 また、中学校のお兄さんお姉さんたちとの合同開催とあって、練習の進め方、応援の仕方、準備に至るまで学ぶ点が多かったようです。

 一つの行事をとおして、子どもたちがまた一回り成長してくれたように思います。この学びを今後の学校生活に生かしてほしいと願います。

 

運動会予行練習

 鹿北小・中学校大運動会が、19日(土)に開催されます。それに先駆け16日(水)、本日の1・2校時に予行練習を行いました。

 運動会は、走ったり踊ったりと、これまでの練習の成果を披露する場です。しかし、それだけではありません。運動会を盛り上げたり、スムーズに運営したりするために、それぞれの子どもたちに役割があります。現段階で、何ができており何が課題なのかを明らかにし、その役割を大会本番で十分発揮できるようにし、すべての子どもたちに達成感を味わわせるためにあらかじめ確認を行うのが予行練習です。

 雨が心配されましたが、どうにか実施することができました。どの子も実に真剣そのものでした。中学生のお兄ちゃんお姉ちゃんに少しでも近づけるように大きな声を出していました。きっと本番でもすべての子どもたちが活躍してくれることでしょう。

 週末にかけて降雨が心配されますが、どうにか実施できることを願っています。

晴れ 台風一過

        

 台風10号の影響により被害をうけられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
 学校は、いつも通り子どもたちを迎えることができました。登校してきた子どもたちの「風の音がすごかった」「台風対策をしていました」「持ち出すものをリユックに準備していました」などの言葉から、各ご家庭での対策がうかがえました。

 校内には、風の影響か、階段踊り場にホコリ、中庭には葉っぱがいつも以上に目立っていました。そのことに気づいた子どもたち、声かけに応じた子どもたちが集まってきて、あっという間にきれいになりました。(階段は、3年生、中庭は、4年生が頑張ってくれました。)
 できることが増えてきた子どもたち。誰かの役に立つ行動ができる子どもたち。そんな子どもたちの姿を見ていてうれしくなりました。  

1年生廊下の風景

 「何度でしょう?」

「36度4分。」

「ぶぶ~。36度5分でした!」

「あ~残念。では、消毒をしましょうね。」

毎朝1年生廊下で行われるやり取りです。新型コロナウイルス感染症対策として、毎朝の検温をお願いしています。その確認ができないと教室に入ることはできません。1年生では、その対処が難しいため、毎朝、担任が廊下で出迎えているというわけです。出迎えのため、出勤時刻が早くなるわけですが、上述した子ども達とのやり取り。どこか、子ども達との毎朝の出会いを楽しんでいるようです。ベテラン職員の懐の広さでしょうか。

 つぎは、5校時終了前。給食台に連絡袋が並びます。連絡帳ほか配付する宿題プリントやお知らせプリントを、サポートティーチャーが仕分けて入れていきます。長子のみに配付するプリントを分けて入れるのが大変そうです。しかし、長子名は頭の中に入っており、支障はないとのこと。「自分のものは自分でしまえるように成長してくれるのが楽しみ」なのだそうです。

 2学期になったとはいえ、まだまだ手を差し伸べることが必要な1年生。細かな配慮の手を離れ成長していく姿をみんなで見守っていきたいものです。