せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

集団宿泊教室スタート

 5年生が待ちわびていた集団宿泊教室が始まりました。会場は菊池少年自然の家。13日までの一泊二日の予定です。

 心配した車酔いもなく、全員元気に到着。入所式を済ませました。

 いよいよワクワク、ドキドキの二日間がスタートしました。

スイカのプレゼント

 26日(水)、JAかもと園芸部会の皆様から、スイカをいただきました。例年この時期に続く行事で、子どもたちも毎年楽しみにしています。

 今回は、1年生が代表して受け取りました。大きく育ったスイカを前にみんな大興奮。触ってみたり抱っこしてみたり、中には一人で抱きかかえようとする子もいましたが、あまりの大きさに持ち上げることはできませんでした。

 このスイカは、本日(27日)の給食で提供されます。子どもたちも楽しみにしているようです。

 園芸部会の皆様、そしてJA職員の皆様、大変ありがとうございました。

発見と素敵な出会い

 今日の1・2時間目に生活科「つうがくろをあるこう」の学習で、国道や川のそばを歩いてみました。国道では、ダンプが勢いよくとおるとき風にあおられるので、注意しなければならないことや、信号機のある横断歩道は、素早くわたって、止まってくれた車にお礼を言うことを知りました。

工事中の場所信号があるよ

 川の道は、車もほとんど通らない安全な道なので、いろんな草や花、生き物を見つけるのには最高の場所です。キレイな白い花を見つけ、「何だろう」と話していると、子どもたちの声を聴いて出てこられた田中さんが「ほおずきですよ。」と教えてくださいました。そして、そのほおずきを植木鉢に植え替えてみんなにプレゼントしてくださいました。

 また、「川には、ガードレールがないから左側を歩こうね。」と優しく教えてくださいました。

 地域を歩くと、こんな素敵な出会いがあるんだな・・・とうれしく思いました。

 

茶摘みしたお茶ができました(4年生)

4年生の総合的な学習の時間で、岳間製茶の中満さんのご協力のもと、4月30日に茶摘みをしました。20分程度で4kgの茶葉を摘み取ることができました。中満さんも「たくさん取ったね!」と感心されていました。その後、機械を使って作業されましたが、2分で3kg取れました。機械の力はすごいですね。

その後、岳間製茶で加工していただき、「新茶」として子どもたち一人一人にプレゼントされました。家族みんなでおいしいお茶を味わってくださいね。

リモート集会

 5月7日(金)、朝の時間にリモート集会を開催し、校長講話を視聴しました。

 鶴田校長にとって、初めての取組。朝から臨時で来校いただいたICT支援員と入念な打ち合わせを行った後、いよいよスタート。1年生にとっても初めての経験で、テレビ画面に鶴田校長が登場すると、歓声が上がっていました。

 講話は、旧広見小で起きた登校時の交通死亡事故の教訓を忘れずに、命を大切にする再確認する「鹿北小命の日」の取組についての内容でした。

 どの学級でもみな真剣に講話を視聴しており、子どもたちの素直に聞き入れる心に、大変感心させられました。

 県のリスクレベルが5の段階にあるため、集会等を開催することができず、学習にも大きな制約を受けています。児童総会も、21日にリモート開催の予定です。今後しばらくは、このような取組が続くものと思われます。

 コロナ禍により、様々な場面で制約を受け、心身ともに疲弊しがちですが、教育機器を活用した学校現場の変革には、驚かされるばかりです。

 

授業参観・PTA総会

 17日(土)に、授業参観・学級懇談会・PTA総会が開催されました。

 ある子が、掃除の時間にぽつりと一言。

「あ~緊張してきた~。」

どの子にとっても年度始めの授業参観は、緊張するようです。

 参観には、コロナ禍にも関わらず、多くの保護者の皆様に参観いただき大変ありがとうございました。

 その後のPTA総会も短時間の開催となりましたが、ご審議ありがとうございました。旧役員の皆様、1年間ご尽力いただき、お世話になりました。

 

 

 

避難訓練

 16日(金)地震を想定した避難訓練を実施しました。

 まず、地震が発生した場合の対処の仕方について担任から指導があり、その後、訓練にうつりました。地震の鳴動音が流れると子どもたちは、机の下に身を移し、じっと待ちました。避難の放送が流れると、担任の指示に従い学年ごとの避難経路を通って避難しました。当日は、教科書で頭を保護する予定でしたが、ときおり小雨が混じる天候だったため、何も持たずに避難しました。避難後は、人員点呼とその報告が行われ、全員無事に避難することができました。

 熊本地震から早くも5年。ほとんど被害のなかった鹿北地域に住む者にとっては、遠い記憶となりつつあります。しかし、復旧がすべて終わったわけでもなく、いまだに仮設住宅住まいの方もいらっしゃります。ましてや亡くなった方々の命が戻ってくるわけではありません。

 近い将来、鹿北を離れる子どもたちもいるかと思います。どんな所に住んだとしても毎年繰り返し行われていた避難訓練で、的確に行動した記憶は忘れないでいてほしいと願います。

頑張った上級生

 児童数が減少する中、様々な行事の準備や後片付けもだんだんと大変になってきました。

 今回の入学式の準備や片付けも時間が足りるかどうか、教務主任がずいぶんと心配していたのですが、それを吹き飛ばしたのが、5・6年生の活躍でした。担任や周りの職員から指示を受けて働くだけでなく、仕事を終えると「他に何かすることはありませんか?」と自分から進んで働こうとしました。そのおかげで、予定していた時刻よりも早く終了し、職員を大変驚かせていました。

 素晴らしい頑張りに鶴田校長もご満悦。片づけ終了後にその労をねぎらっていました。

 どうやら今年の鹿北小も安泰のようです。

 

入学式

 9日(金)、入学式を行いました。今回で9回目、男子14名、女子8名、計22名の子どもたちを迎え入れました。

 今回もコロナ禍により、来賓の皆様のご案内を控えたり、在校生も5・6年生のみの参加としたりと少し寂しい開催となりましたが、氏名点呼の際の子どもたちの元気な返事が際立った素晴らしい入学式となりました。

 これから6年間、保護者の皆様と連携しながら、地域の皆様のお力もお借りして、全職員一丸となって大切な子どもたちを育てていきます。

就任式

 3月末に6名の先生方を送り出し、寂しい思いをしていましたが、4月に新たに6名の先生方をお迎えしました。

 8日(木)、新学期の始業式に先立ち、新しい先生方をお迎えする就任式を行いました。

 まず、転入生を紹介し、お迎えをした後、新しい先生方からあいさつの言葉をいただきました。

 そして、児童を代表して吉田さんが歓迎の言葉を述べました。

 その後の始業式では、今年度の担任発表があり、子どもたちはみんな大興奮となりました。

転入生

 8日(木)、新学期のスタートとともに「小規模特認校制度」を利用した転入生を迎えました。

 小規模特認校制度とは、山鹿市内に在住していれば、違う校区からでも本校に通うことができる制度です。現在のところ山鹿市では、鹿北小・中学校のみに認められています。

 お母さんによれば、児童数の少ない自然環境に恵まれた学校で学ばせたかったとのことでした。

 今後、山鹿市内のいろんな所から、いろんな思いをもった子どもたちが本校に集い、様々な交流ができればと思います。

 ようこそ、鹿北小へ。

 

コサージュのプレゼント

 昨年もご紹介しましたが、定期的に職員室前に花を生けてくださる古田さんが、新入生の入学をお祝いするためにコサージュを届けてくださいました。

 本校開校9年目。毎年続くこのご厚意に、新入生、新入生保護者とともに感謝の意を表します。

退任式

 30日(火)、今年度末をもって転出・退職する職員の退任式を行いました。

 今回は、6名の職員を送り出すことになりました。それぞれのあいさつの後、代表の子どもたちから感謝状と花束が贈られました。

 卒業式、退任式と続き、散りゆく桜を眺めるように心寂しい気持ちになりますが、それぞれの新天地での活躍を祈念します。

お知らせ 未来プロジェクト

 今年度も「命」と「防災」を柱に地域等を元気にする「未来プロジェクト」へ取り組みました。 

 今年度は、コロナ禍の活動ではありましたが、春から育て採取した「はるかのひまわりの種」を本県豪雨災害により被災された方々へお届けすることができました。

 また、採取した種の一部をフラワーハンガー(タオルハンガー)と一緒に「はるかのひまわり絆プロジェクト」様へお送りしました。本校の取組が同プロジェクトのフェイスブックで紹介されました。

 

 

お祝い 旅立ちの日

 桜の花が咲き誇り、風が運ぶ香りにも春の訪れが感じられます。

 今日は、第8回卒業証書授与式です。6年間の成長の証である卒業証書を手に、18名の子どもたちが母校、鹿北小学校を巣立っていきました。

 式辞では、卒業生に対し、「ふるさとに誇りを持つ」「夢の実現に向けて努力する」「人とつながる」の3つの言葉が贈られました。

 卒業生は、6年間の思い出を振り返りながら、在校生に、「さらに素晴らしい鹿北小学校を築いてください。」と希望のバトンを渡しました。

 さらに、職員や保護者への感謝の言葉を伝え、これからも元気に頑張ることを力強く宣言しました。

 卒業生のみなさん、おめでとう。そしてありがとう。

修了式

 23日(火)、修了式を行いました。

 まず、会に先立ち表彰式。作文、図画のコンクールに入賞した子やあいさつを頑張った子への感謝状などが授与されました。

 修了式では、この1年を振り返りと次の学年に向けての決意を、各学年の代表が発表しました。次に、各学年の代表に修了証が授与されました。

 校長による講話の後は、春休みの注意事項が各担当から説明があり、校歌を歌い式は終了しました。

 式終了後、3月末で転校する子どもたちの紹介とあいさつがあり、6年生の応援リーダーによる指揮のもと全校児童でエールをおくりました。新しい学校でも頑張ってほしいと思います。

6年生を送る会

 12日(金)、「6年生を送る会」を開催しました。本来ならば、送別遠足と併せて行う予定でしたが、あいにくの雨天のため、送る会のみの実施となりました。

 とはいえ、これまでお世話になった6年生のため、5年生児童会を中心に、各学年素晴らしい感謝の出し物が行われました。

 出し物が済むと、「じゃんけんピラミッド大会」。校長先生との最終決戦まで5回連続で勝ち続けなければならず、時間内で、全区間をクリアできたのは、3人でした。

 その後、感謝状やメダルのプレゼントが行われ、6年生からお礼の言葉が述べられました。

 会の終了後は、1年間いろんな活動を行ってきた縦割り班でそれぞれの教室に分かれ、お弁当を食べました。

 今日の感動と喜びをともに分かち合い、卒業式までのわずかの時間を大切に過ごしてほしいと思います。

期集会

 本校は、中学校と小中連携をすすめており、義務教育9か年を児童生徒の発達段階に応じて、1年から4年(Ⅰ期)、5年~中1(Ⅱ期)、中2から中3(Ⅲ期)の3期に区分し、様々な活動に取り組んでいます。

 その総括として、11日(木)に、期集会を行いました。内容は、年度当初に立てた学級目標の達成度を評価・反省し、次年度に向けて新たな志を持つというものです。

 Ⅰ期の子どもたちは、4年生の進行で学年ごとに発表しました。Ⅱ期の子どもたちは、班別協議を行ったあと、全員集合し、各学年の代表が、総括の発表を行いました。

 学年の発達段階による差こそあれ、一人一人の子どもたちが、この1年を振り返り、新たな展望を持つということは、自治力を育成するうえで、大変大切なことです。このように、小中連携を基盤とし、他校にない取組を行っていることは、鹿北小中学校の大きな特色と言えるでしょう。

晴れ 春の訪れとともに

 

 3月に入り、暖かさが増してきました。花壇やプランターの草花が次々とつぼみをほころばせています。「水仙(スイセン)」もそうです。春の訪れを知らせてくれる花ですね。

 あいさつ運動後、校長室前に紙袋が置かれているのに気づきました。中を確認してみると3輪のかわいらしい水仙の花が入れてあります。早速、1輪挿し風の花びんを使い飾りました。

 届けてくれたのは、2年生児童でした。「先生が花が好きだと思ったので、家から持ってきました。」とのこと。通学途中も大事に持ってきたようです。
 春の訪れとやさしい心を感じるとともに、温かな気持ちになりました。ありがとうございました。

 

児童集会

 3月5日(金)、朝の活動の時間に児童集会を開催しました。

 まず、新児童会による来年度の児童会テーマの発表と新委員長のあいさつでした。来年度の児童会合言葉は、鹿北中生徒会と共に考えた「挑戦と素敵な失敗(Try and Error)」です。また、その合言葉を受けた児童会テーマは、「協力 全力 挑戦!一人一人が輝く鹿北小」です。「失敗を恐れず、みんなで協力しながら、全力で、挑戦し、みんなが輝く鹿北小にしよう」という意味が込められていいるようです。また、新委員長になった子どもたちは、自分たちの委員会で活発な活動をするために、熱くその思いを語っていました。

 つぎは、緑の少年団(3年生)による植樹の報告でした。先日、本校保護者でもある北原様の協力を得て、第2グラウンドにケヤキを植樹しました。名付けて「せせらぎの木」。鹿北小の子どもたちを「せせらぎの人」、鹿北中の生徒を「清流の人」とたとえ、いつの日か大人になり、広い海へとたどり着いたとき、大きく成長したケヤキを眺め、せせらぎだったころの幼い日々を思い返してほしいとの願いが込められているそうです。

 2つの発表をみな真剣に聞いていました。「新しい児童会テーマのもと新委員長に頑張ってほしい。」「野菜の水かけに行ったとき、せせらぎの木をながめたい。」など、たくさんの感想が寄せられました。

 自分たちの学校は、自分たちの手でよくしていきたいという自治意識の高まりやふるさと鹿北を思う心が、しっかり育っていることを大変うれしく思いました。