せせらぎの人(学校生活)

せせらぎの人

修学旅行3

 午前中最後の見学地、国立追悼記念館を訪れました。ここには、原子爆弾でお亡くなりになった方々の名簿が納められています。

 全員で哀悼の意を表する祈りを捧げました

 

修学旅行2

 修学旅行団は、長崎に到着し、原爆資料館を見学しました。事前学習をしていたとはいえ、原子爆弾で倒壊した建物の一部や熱線で溶け、折れ曲がった金属、そして被災された方々の写真などを目の当たりにして何がしかのショックを受けたようです。皆、静かに、真剣に見学をしていました。

修学旅行1

 21日(火)いよいよ修学旅行が始まりました。子ども達全員発熱もなく、元気です。

 この旅行が、深い学びとなり、信頼の絆がより強くなる機会となることを願っています。

 それでは行ってまいります。

ベンチ修理

 子どもたちが安全な学校生活を送れるよう、学校では、遊具他、施設設備の安全点検を月1回行っています。

 その点検で、市民グラウンドに設置してある木製ベンチの不具合が見つかりました。木材を留めるねじ部と部材に隙間が生じ、ぐらぐらするというものです。

 そこで、その修理を市民センターに依頼すると、その日のうちに社会体育課の方々と対処していただきました。しかし、ねじの部分に腐食もあり、人力ではなかなか締まりません。

 すると、鹿北市民センターにお務めの立山健介さんから相談を受けた、浦方区在住の渡辺賢一さんがトラックに電動機材を積み込み、駆けつけてくださいました。

 寒い中、二人で修理をしていただいたおかげで、10台ほどのベンチが、元のように丈夫になりました。

 子どもたちのためとはいえ、ボランティアで迅速に対処してくださるその心遣いに大変感謝いたします。ありがとうございました。

交流給食始まる

 13日(月)から、鹿北小中学校の交流給食が始まりました。今回は、感染症対策のため、小中学生が一緒に食べるのではなく、小学生は中学校に、中学生は小学校に行って食べるという方法に変更となりました。

 第1回目は、4年生が中学校1年教室で、中学1年生が4年生教室で食べました。

 4年生にとっては、足が届かないほどの高い椅子と机で、中には足をぶらぶらさせながら食べている子もいました。逆に中学生は、小さな机と椅子に大変窮屈そうに食べていました。「いつか自分たちもこんな大きな椅子と机がぴったりとなる時が来るんだなあ。」「こんな椅子と机がぴったりと合う、小さい時があったんだなあ。」互いに感慨深く感じ入っていたようです。

 外に目をやるとジャガイモ畑がありました。中学校建設当初、ここは池でした。いつの頃からか、小銭が投げ込まれるようになり、合格祈願の池となりました。「あの頃、こづかいがなかったから1円玉を投げ込んだなあ。」私も中学生時代に思いをはせていたのでした。

 この交替給食は、20日(月)まで続けられます。

鹿北中生徒会選挙

 先週、鹿北中生徒会選挙が行われ、来年度の生徒会執行部が決定しました。この選挙に6年生も参加しました。

 「自分たちが入学する中学校の生徒会執行部選挙に6年生も加わったほうが良いのではないか。」という中学校の提案によるものです。

 登校時の選挙運動に始まり、立会演説会、そして少人数教室に設置された選挙会場で、選挙管理委員立ち合いによる投票と子どもたちの自治意識を高めるには大変良い機会となったようです。

 鹿北中生徒会、そして生徒会担当の先生方、大変お世話になりました。

行事満載の一日

 10日(金)、5年生の餅つき大会、授業参観、持久走大会、PTA研修会などたくさんの行事を実施しました。

 まず1つ目は、餅つき大会。5年生の学年委員さんには、前日から準備をお願いしました。当日も5年生の保護者の皆さんとPTA役員の皆さんには7時30分に集合していただき、餅つきの準備をしていただきました。

 5年生は、広見農業同志会の皆さんの支援を受け、田植え、稲刈りを行い、当日の餅つきに至りました。昨年、実施できなかった6年生も急遽加わり大盛り上がりとなりました。

 2つ目は、授業参観。5カ月ぶりの保護者の皆さんの参加ということもあって、子どもたちも朝から興奮気味でした。みんな元気に先生の質問に答えようと頑張っていました。

 3つ目は、持久走大会。例年授業参観と別日に行っていたものを、多くの保護者の皆様に見ていただきたいと考え、同じ日に実施しました。多くの皆様の応援のおかげで、新記録も誕生したようです。また、TKUテレビ熊本の取材もあり、思いがけないサプライズとなりました。この取材内容は、15日(水)「英太郎のかたらんね」(9:50~10:50)で放映されます。ご覧ください。

 4つ目はPTA研修会。元山鹿中学校校長で「『親の学び』プログラム」トレーナーの田上先生を講師にお招きして実施しました。各教室からは、歓声が上がり、熱心に協議をされている姿が見受けられました。参加体験型の有意義な研修となったようです。

 その後は、学級懇談会が行われました。保護者の皆様には、昼食のためにいったん帰宅していただき、再度参観していただなど、終日の行事となりました。ご協力大変ありがとうございました。

 

 

 

寒い朝

 朝の冷え込みが、大変厳しくなってきました。

 そんな中でも子どもたちは、大変元気です。ジャンパーを着ていないと登校指導ができない自分と違って、いまだに半袖半ズボンで頑張っている子もいます。そうこうすると、柿原・宮迫班の子どもたちの元気なあいさつの声が、消防署横から響いてきます。

 登校指導を終えて校舎に戻ろうとすると掃き掃除を頑張る6年生の姿がありました。運動場では、持久走大会に向けて自主練に励む子どもたちもいます。

 今日の朝の活動は持久走。体育安全委員会のかけ声で一斉に走り出します。白い息を弾ませながらみんな走る走る。終わったころには、みんな体も心もポッカポカ。丸まっていた自分の背中もしゃんとまっすぐに伸びました。

お茶をいただきました

 6日(月)、山鹿市茶業振興協議会より、子どもたち一人一人にお茶の寄贈がありました。

 お茶に含まれるカテキンには、ウイルスを不活化させる効果があるそうです。

 そこで、ワクチン接種が行われていない小学生に、お茶を飲んでもらうことで、少しでも感染予防につなげたいとの思いから、今回の寄贈が計画されました。この日、協議会のメンバーが手分けして、市内の小学校すべてに寄贈が行われました。

 本校には、古田製茶代表古田氏と岳間製茶中満氏にお越しいただき、健康委員の6年生が受け取りました。協議会の皆様のご厚意に、子どもたちも大変嬉しそうでした。

 山鹿市茶業振興協議会の皆様、大変ありがとうございました。

 

全校集会

 3日(金)朝の時間に、全校集会を開催しました。

 まずはじめに、1日に転入してきた2年生の紹介が行われました。

 つぎは、表彰式。今年度も科学展をはじめ、県のコンクールに入賞する作品を、数多く出品することができました。鶴田校長から、それぞれの代表に表彰状が手渡されましたが、どの代表も大変引き締まった素敵な態度でした。

 最後は校長講話。「リーダーとは何か」について、短時間ではありましたが、分かりやすい例を引用しながらのお話となりました。

 いよいよ令和3年もあとわずか。より良いまとめができるよう職員一丸となって取り組んでいきます。

GIGAスクール実践発表会

 熊本県は、タブレットをはじめとしたデジタル機器を活用した教育改革を進めています。これからの授業においては、学⼒をつけることと併せて、「情報を活⽤する⼒」を育成することが極めて重要であり、それを実現する理念が「GIGAスクール構想」と呼ばれるものです。

 この構想を推進するため、今年度、鹿北小・中学校が県教育委員会から指定を受け、研究と実践を続けています。

 そして、その成果を県内の学校に伝えるための発表会を1日(水)に開催しました。

 小学校は、5年生の国語の授業を公開しました。タブレットを自在に活用し、自分の考えを伝えている子どもたちの姿、ここぞという場面で効果的にタブレットを活用する担任の指導力に参観者から感嘆の声が上がっていました。

 小学校の後は中学校。卒業生たちが真剣に学習に取り組んでいました。

 公開授業の後は、研究概要説明会を行いました。どのように研究を推進してきたのか、本校からは情報教育担当が説明を行いました。

 研究主任の牛島先生、情報教育担当の星子先生の2人が中心となり、本校の研究を推進してきました。また、他の教職員も試行錯誤しながら一丸となって授業実践に取り組んできました。ICT支援員の方々も親身になって支援していただきました。発表会当日は、3人もの方々が、授業の様子を見守ってくださいました。よりよい授業にするためのタブレットの効果的な活用方法について、たくさんのアイデアをまたいただきました。

 これまでの取組で、大きな成果を上げることができたようです。何よりも子どもたちのタブレット活用の技能が向上し、様々な場面で活用することによって「勉強が分かるようになった」とすべての子どもたちが答えていることが、最大の成果と言えるでしょう。

転入生いらっしゃい!

 2年生に転入生を迎えました。鹿北に来ることがたびたびあり、家族みんなで鹿北が好きになったことが転入のきっかけとなったそうです。

 前もって知らされていた2年生は、朝からそわそわドキドキ。教室にやってくるのを待ちわびていたようです。自己紹介が終わると、さっそく周囲の子どもたちがロッカーの場所や道具の片づけ方を教えてくれていました。

 鹿北は以前暮らしていた所より寒いそうですが、昼休みには新しい友達と元気に走り回っていました。

神楽・乙女の舞奉納

 23日(火)、岩野神社と芋生(金凝)神社の例大祭が開催され、4年生の子どもたちが、神楽と乙女の舞を奉納しました。

 この奉納は、鹿北町神楽保存会(川嶋康男代表)の指導を受け、平成13年から続いている伝統行事です。

 今年度は、今月6日に開催された「あつまれ芸術の森in鹿北」に参加することになり、例年より早く取り掛かりました。とはいっても、ひとつひとつの振り付けや太鼓の叩き方を覚えるためには相当な時間を要することから、予定していた総合的な学習の時間の授業時数では足りませんでした。

 そこで、タブレットに動画を配信し、子どもたちはそれを見ながら家庭で練習しました。また、昼休み時間も練習に充て、毎日毎日練習の日々です。しかし、子どもたちは愚痴一つこぼさず一生懸命練習を続けました。

 そんな子どもたちの努力もあって、当日は、立派な奉納ができました。神官さんや氏子の代表の皆様、指導していただいた川嶋先生をはじめ神楽保存会の皆様方にも大変喜んでいただきました。

 今回の披露は、子どもたちにとって地道に取り組むことの大切さを学び、成し遂げた時の達成感を味わうことのできた貴重な体験となったようです。

 連日指導していただきました神楽保存会の皆様、そして、送迎し、子どもたちの頑張りを見守ってくださったてくださった保護者・祖父母の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございます。

 

県教育委員会視察訪問

 先月25日の市教育委員会による学校訪問に引き続き、17日(水)には、県教育委員会の視察訪問が行われました。鹿北小中学校合同の訪問で、県教育長、県教育委員の皆様をはじめ、総勢13名がいらっしゃいました。

 視察内容は、小中連携による教育活動の状況、小規模特認校制度の成果、ICTを効果的に活用した学習の進捗状況などの把握で、4年生以上の授業参観を交えての視察となりました。

 鹿北小中学校が、連携して実践している教育活動に対してお褒めの言葉をいただき、身の引き締まる思いがしました。

 

ハートフル集会

 本校では、ともに認め合うことで自尊感情を高め、自分と同じように他の人も大切にできるような子どもたちを育てるため、友達にしてもらって嬉しかったことをカードに書き、貼っていく「幸せの木」の取組を行っています。

 その幸せの木の葉(カード)がいっぱいになったことから、情報委員会主催の「ハートフル集会」を12日(金)に開催しました。

 まず、幸せの木の葉に登場する子どもたちに、手作りの感謝状が贈られました。

 次に、縦割り班に分かれ、探検バックを背負ってカメさんポーズをとっている子に、その子の良さや頑張り、日頃の感謝のメッセージを書き込みました。メッセージカードは背中にあるため、自分のことについて何が書いてあるかわかりません。みんなが書き終えると一斉に読みあっていました。日頃気付いていない自分の良さを確かめることができ、みんなとっても嬉しそう。その嬉しさを発表し合って会は終了しました。

 自分の良さは自分では気づけないものですね。言葉にして伝えることが大切なようです。お父さん、お母さんも、日頃からお子さんの良さを言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。

「あつまれ芸術の森in鹿北」

 11月6日(土)、鹿北中生徒会を中心に、本校、まほろば保育園、鹿北町文化協会も一緒になり、「あつまれ芸術の森in鹿北」が開催されました。

 本校児童も運動会で披露したダンスや神楽、鹿北太鼓、合唱などを披露しました。

 保育園児から中学生、そして、地域の方々が一堂に会しての発表に触れることができ、子どもたちも大変充実した1日になったようです。

2年生 お仕事体験教室

11月18日(木)に、2年生のお仕事体験教室がありました。本校児童の保護者で、歯科衛生士の宮城さんに、歯のブラッシング指導をしていただきました。みなさんは、知っていますか?歯についたばい菌は、実は菌のうん〇だそうです。子どもたちは、このことを聞き、唖然としていました。「ちゃんと汚れを落とさなきゃ!」「きれいに磨こう!」と授業終わりに話していました。奥歯は、縦に磨くと汚れが落ちにくく、虫歯になりやすいそうです。そこで、【横に磨く】ことが一番いい方法ということでした。歯ブラシを持っている方の肘をあげ、威張っているように横に磨くと、とても磨きやすく、汚れも落ちやすいです。ぜひ、ご家庭でも試してみてください。

避難訓練

 11日(木)、山鹿消防署鹿北分署、「ビル環境くまもと」のご協力を得て、大地震後の火災を想定した避難訓練を実施しました。

 子どもたちは、無言で整然と避難することができ、消防署の方からお褒めの言葉をいただきました。

 その後、もしもの火事に備えて、消火器の使い方の指導を受けました。代表となった3人の子どもたちは、落ち着いて操作することができていたようです。

 熊本地震から5年。その記憶も薄らぎつつあります。起こってほしくはない災害ですが、もしもの事態に備えて常に適切な判断と行動がとれるよう、準備をしておきたいものです。

実りの秋

 登校指導から職員室に戻ろうとすると、2人の子どもたちの姿がありました。わかこさんは、残念ながら足をけがして松葉づえを利用しています。そのため、職員室横のエレベーターを利用してもらっています。その傍らには、右手にはわかこさんのランドセルを握っているしんごくんがいます。偶然通りがかったので持ってあげたのだそうです。急いでカメラを取りに行き、パチリ。

 再び職員室に戻ろうとするとはやとくんとたくまくんが、笑顔で廊下の拭き掃除をしていました。5年生で決めた毎朝のボランティア活動だそうです。

 こんな姿に朝から出会うと、本当にさわやかな気分にさせられます。これが実りの秋というものでしょうか。

 

ほめほめシャワー

 2年生の帰りの会では、ちょっと素敵な取組が行われています。

 今日の日直はあきひろ君。係からの連絡や明日の予定の報告が終わると「ほめほめシャワー」タイムの始まり。みんなが一斉の挙手すると指名された子があきひろ君のいいところや頑張っているところを発表します。発表が終わるとみんなで拍手。何人かが発表すると最後の締めはみんなから「ほめほめビーム」が発射されます。あきひろ君はとっても嬉しそう。そして学級のみんなも嬉しそう。みんなが幸せな気分に浸って1日の学校生活が終わるのです。

 最近の子どもたちには、自尊感情が乏しいと言われます。自分に自信を持つこと、自分自身を好きになることで、他の人を大切にしようとする心も育ちます。2年生は、みんな明るく、とても素直です。そしてなかよし。

 みんな、日直がめぐってくる日を心待ちにしていることでしょう。