せせらぎの人 - 学校生活 -
今日の授業
1・2校時にかけて、授業参観をしました。
1年生は国語の授業。教科書に書いてある文章を一人ずつ読んでいました。学校再開時に比べるとずいぶん上手になりました。おうちでの音読指導が成果を上げているようです。また、文字も早く丁寧に、きれいに書けるようになっていました。
2年生は算数の授業。教室に入って驚いたのは、どの子もノートがきれいににまとめられていることです。中学年のノートと思ったほどです。窓には、図工の時間に作った作品が、ステンドグラスのように輝いていました。
3年生は国語の授業。お手紙の書き方の学習です。書き始めの季節の言葉を考えていましたが、初夏を感じさせる書き出しの数々に、大変感心させられました。また、どの子も書く姿勢が良かったです。
4年生は国語の授業。新出漢字をテレビモニターを使いながら練習していました。画数が多くなる時期なので、知っている漢字の組み合わせで覚えると効果的だということを学んでいました。
5年生は算数の授業。だんだんと内容が難しくなってきます。集中して学習に取り組みながら、自分にわかることは、どんどん発表していました。また、発表者に視線を向けて聞く態度に、高学年らしさを感じました。
6年生は国語の授業。学級会をうまく運営するための方法について、教科書を調べたり、これまでの経験を生かしたりしながら、グループごとに自分たちだけで学習を進めていました。さすがに最上級生。
スイカの寄贈
10日(水)、山鹿市鹿北町民生委員・児童委員連絡協議会より、スイカの寄贈がありました。
大きく育った3個のスイカを1年生が代表して受け取りました。カットしていないスイカを見た経験がない子もいたようで、みんな大喜び。かわるがわる持たせていただき、体でその重さを感じていたようでした。
今回いただいたスイカは、給食の時間にみんなでいただくことになりました。その日が今から待ち遠しいです。
協議会の皆様、市民センターの担当の方、大変ありがとうございました。
メダカの卵
太田黒さんが、自宅で大切に育てているメダカの卵を持ってきてくれました。家族と協力して、一生懸命お世話をしているのだそうです。
5年生の理科の学習では、生命のつながりを学習するため、「植物の発芽と成長」「メダカのたんじょう」「植物の実や種子のでき方」「人のたんじょう」などの学習を行っていきます。
今回は、メダカの卵の成長過程を解剖顕微鏡を使い、先週から観察しています。ぎょろっとした目玉、心臓の鼓動に合わせて血液が流れていく様子、孵化しようと体をくねらせる様子など、大人が観察していても飽きない面白さがあります。
古川君が、
「生命の偉大さを感じました。」
と感想を述べると、周囲の子どもたちが静かにうなずきました。メダカの小さな卵にさえも命を感じ取ることのできる5年生。しなやかな感性に感心させられました。
〇付け先生集合!
9日(火)、「〇付け先生(学習支援ボランティア)」の発会式を行いました。「〇付け先生」とは、宿題、小テスト、授業中の練習問題などをみてもらい、〇付けをしていただくボランティアの先生方です。今年度は、竹熊様、古川様、白田様、伊藤様、中川様、鬼塚様の6人でスタートしました。
当面は、朝の学習時間で取り組む漢字や計算問題の〇付けをしていただきます。地域の皆さんのご協力を得ることで、基礎学力の向上を図ることはもちろんのこと、〇付けを待つ間の子どもたち同士の密接を防ぐことができます。また、担任に時間の余裕が生まれると、子どもたちと向き合う時間が増え、より細やかな指導が可能となります。何より、地域の皆さんにお世話になることで、地域を大切にしようという心情が生まれるのではないかと期待しています。
このボランティアには、なるべく多くの方々に関わっていただきたいと願っています。どなたでも大歓迎です。協力できる方は、学校まで(0968-32-3334)ご連絡ください。お待ちしております。
避難訓練
9日(火)に、地震を想定した避難訓練を実施しました。
緊急地震速報が流れると、全員、机の下にもぐり地震が収まるのを待ちました。避難指示の放送後、教科書で頭部を守りながら、3分もかからず全学年が運動場中央に集合。その間、みな真剣な表情で、私語もなく迅速な行動ができたようです。訓練終了後は、各学級でさらに丁寧な事後指導が行われていました。
熊本地震の際、鹿北町はほとんど被害がありませんでした。しかし、子どもたちが、将来、鹿北町を離れて生活し、被災することも十分に考えられます。単なる訓練にとどまらず、どんな時でも冷静に対処できる心と態度を身に付けていってほしいと願います。