日誌

2018年11月の記事一覧

笑う かけがえのない命

11月9日に、6年生の道徳の授業研究会を行いました。
教材名は「お母さんへの手紙」。
重い心臓病で亡くなった少女が、手術の前にお母さんへ書き残した手紙です。

子どもたちは、この学習の前に「命はどんなものか」「命を大切にするとはどんなことか」について考えています。
そのうえで、この手紙を読んで更に深く考えたのです。
少女のお母さんへの気持ち、また、お母さんの少女への気持ち。
命がなくなるかもしれないという状況の中で、命の尊さを強く感じていきます。

授業の後半には、命の尊さについて強く感じた経験を振り返りました。
すると、
「ひどい怪我をして、家族みんなが治るように応援してくれた」
「自分が生まれる2か月前に陣痛がきたけどお母さんが頑張った。生まれるまでみんなが大切にしてくれた」
「小さい頃にお菓子のビニール袋を飲み込んで大変だった」
など、子どもたちが話してくれました。
子どもたちの記憶にはないことが多く、おうちの方が思い出話として語っていらっしゃることがわかります。
何気ない会話の中にも「生きているからこそ」という思いが込められているのではないでしょうか。

温かい授業でした。
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! 火事だー!

寒くなってきて、火災が起きやすい季節になってきました。
そこで、今日は火災避難訓練を行いました。
と言っても、火災原因の第1位は放火、2位はタバコ、3位はコンロ、という話があり、必ずしも寒くて火を多く使うから火災が多く発生するとは限らないようですね(^^;)
それでも、やっぱりストーブなどを使うし、空気が乾燥する冬は火災が怖いです。

さて、訓練は家庭科室で火が出たという想定で始まりました。
子どもたちは、ハンカチで口と鼻を押さえ、素早く運動場に避難できました。
そして、消火訓練。
代表が数人やりましたが、みんな大きな声で「火事だー!」と叫ぶことができていました。
これだけ大きな声が出れば、万が一のときも大丈夫です(^^)

その後、消防車や救急車の見学、煙体験と進みました。
その中の救急車見学で勉強になったことが一つ。
救急車にある蛇のマークについて4年生の子が質問をしたのです。
確かに蛇のマークって不思議です。
実は、この蛇と杖はギリシャ神話に出てくる、どんな病気でも治す神様が持っていたものだそうです。
いろいろ疑問を持つと新しい知識を得られますね。

何はともあれ、火の用心。
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ノート・レポート 手作りで勉強!

3年生の教室が算数の時間ににぎやかでした。
「重さを数で表そう」という勉強です。
30cmものさしやクリップ、紙コップを使った手作りてんびんで、文房具の重さを量っています。
のりやはさみや消しゴムなどが、1円玉やおはじき、数え棒でいくつ分あるかを調べています。
それで、担任が1円玉も大量に用意していました。
銀行で両替したのかなあ、などと考えながら見ていました(^^;)

準備がきちんとなされている授業は、子どもたちが主体的に活動します。
銀行でも郵便局でも行かなきゃですね(^^)
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晴れ 親子で芋掘り!

昨日は土曜授業で、親子ふれあい活動を行いました。
活動は親子芋掘り。
春に植えた苗が立派に育っています。
まずは、保護者の皆さんにツルを切って、マルチをはがしていただきました。
その後は、ひたすら芋を掘ります。
とてもよい天気で、汗をぬぐいながらの作業でした。
「お母さん手伝ってぇ」
「大きい芋が掘れたよ!」
など、かわいい子どもたちの声が響いて微笑ましい時間でした。

掘り終わると、縦割り班対抗の重い芋コンテスト。
それぞれの班で一番思いだろうという芋を持ち寄って重さ比べをしました。
その結果、優勝は1.2キロの芋でした。

お母さんたちの会話。
「ねえ、今日もう芋を料理する?」
「うん、するよ。もう天ぷら粉を買ってきたもん!」
掘った芋をその日の晩ご飯ですぐに出してくれるなんて、きっと子どもは嬉しいでしょうね。
お母さんが準備してくれているっていうことで、頑張ろうとする気持ちも大きくなるでしょうし。
おいしい天ぷらを囲んで家族で話をされている場面を想像すると、こちらも嬉しくなりました(^^)
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にっこり 水害聞き取り!

4年生は、65年前に起こった白水での6.26水害のことを勉強しています。
今日は、その水害のことをよく知る二人の方に学校に来ていただいてお話を聞きました。
お二人は当時21~22歳。
一人の方は、この白水小学校の先生でした。
そして、もうお一人は大水に流され、命からがら白水小まで逃げて来られた方。
友達だった二人は偶然にもこの白水小で出会われます。
けがの手当を受け、暖かい物を羽織らせてもらったとき、本当に人の優しさ、温かさを感じたと、つくづく話されました。

街の中をいろいろな物が流れていき、川は家々をはじめすべてのものを押し流してしまった水害。
とてつもない被害を受けながら、お二人を含め多くの人々が村の復興に力を注ぎました。
学習の最後に、子どもたちから、
「私たちの村を元通りにしてくださってありがとうございました」
と、お礼の言葉がありました。
お亡くなりになった方もたくさんいらっしゃるでしょうが、関わられたすべての方々に聞いていただきたい言葉だな、と思いました。

お話をしてくださってありがとうございました。
まだまだお元気で子どもたちに多くのことを伝えていただきたいです。

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