日誌

にっこり 水害聞き取り!

4年生は、65年前に起こった白水での6.26水害のことを勉強しています。
今日は、その水害のことをよく知る二人の方に学校に来ていただいてお話を聞きました。
お二人は当時21~22歳。
一人の方は、この白水小学校の先生でした。
そして、もうお一人は大水に流され、命からがら白水小まで逃げて来られた方。
友達だった二人は偶然にもこの白水小で出会われます。
けがの手当を受け、暖かい物を羽織らせてもらったとき、本当に人の優しさ、温かさを感じたと、つくづく話されました。

街の中をいろいろな物が流れていき、川は家々をはじめすべてのものを押し流してしまった水害。
とてつもない被害を受けながら、お二人を含め多くの人々が村の復興に力を注ぎました。
学習の最後に、子どもたちから、
「私たちの村を元通りにしてくださってありがとうございました」
と、お礼の言葉がありました。
お亡くなりになった方もたくさんいらっしゃるでしょうが、関わられたすべての方々に聞いていただきたい言葉だな、と思いました。

お話をしてくださってありがとうございました。
まだまだお元気で子どもたちに多くのことを伝えていただきたいです。