３年学びの部屋

　先週と今週の図画工作科では、「わりピンワールド」という単元の学習をしました。わりピンとは、ボルトやナットの抜け止めや回り止め、緩み防止、脱落防止などに使われるピンのことです。頭の部分は丸く、半丸線の足が２本あります。穴に通して両端を開き固定することで、部品の動きを制限します。のりで接着するのとは異なり、中央のみ固定しますので、回したり動かしたりすることができるというものです。

　子供たちは、回るものに着目し、回転寿司や魚が泳いでいるところ、コーヒーカップなど、豊かな発想力を発揮し創作活動に没頭していました。

　JA女性部から９名の方々に来ていただき、家庭科室でトマトジュース作りとトマトホットケーキ作りのご指導をしていただきました。

　３年生は、只今、総合的な学習の時間で「地域の野菜について調べよう」として地元の代表的な野菜でもあるトマトについて調べ学習をしているところです。今回の取組は、その一環として行いました。

　まず、JA女性部の方々にトマトが育つ時の様子について紙芝居を交えてお話をしていただきました。子供たちはみんな真剣に聞いていました。

　そのあと、実際のトマトをすりおろし器で一人ずつ丁寧にすりおろし、少し試食をしました。丸ごとすりおろしたので、最初の紙芝居にあった『トマトの種』を発見し、種の観察で盛り上がっていました。

　次に、すりおろしたトマトジュース８０ｃｃとホットケーキミックス、卵を一つをボウルに入れ、交代で混ぜました。フライパンに油をしき、おたまでホットケーキが丸くなるように慎重に入れていました。

　いざ実食！JAの方からハチミツまでもってきていただき、ホットケーキの上にかけて皆おいしそうに食べていました。

　最後に、JAの方が事前に作って持ってきていただいたトマトゼリーも食べました。「トマトが苦手。」と最初言っていた子供も、「今までトマト苦手だったけれど、今日のトマト料理はとてもおいしくて、家でもぜひ作ってみたいと思いました。」と感想を述べるなど、印象が変わったようでした。

　ミニトマトのお土産もいただき、大変貴重な体験でした。JA女性部の皆様、ありがとうございました。

　３年生の音楽の学習では、今までは鍵盤ハーモニカで音階を奏でていましたが、リコーダーでの練習を始めました。

　まずは、吹き方の練習です。子供たちは、ただ「フー」とふくのではなく、「トゥー」と優しく息を吹きかけるようにふくときれいな音がでることを学びました。

　次に、「シ」「ラ」「ソ」の音を出す練習です。練習をするたびに、少しずつ優しくきれいな音になってきています。子供たちは、曲もリコーダーでふけるようになりたいと張り切っています。

　今年は、子供たちの安全を考慮し、４年生との合同体育で跳び箱の学習を行っています。

　最初は、開脚飛びの練習を行いました。高さ４段と６段を２つずつ準備し、子供たちに何段を跳ぶか選択させました。最初は跳べなかった子供たちも、コツをつかんで段々と跳べるようになってきました。次時は、台上前転に取り組ませる予定です。積極的なチャレンジに期待しています。

　９日（月）３・４時間目に、広島交響楽団の皆様が来てくださり、様々な曲を演奏してくださいました。

　その中で、たくさんの楽器に触れあう時間も設けてくださり、ハープ、バイオリン、コントラバス、チェレスタ、ホルン、クラリネットなどを実際に弾いたり、たたいたりする体験もさせていただきました。

　子供たちは、「全部の楽器を制覇しよう！」と活発に動き回っていました。中々体験することのできない、貴重な時間となりました。

　５月に稲の種まきをし、育ったた苗を６月４日に小学校前の田に植えました。子供たちは、朝からワクワクドキドキで早くから着替えて準備万端でした！

　実際田の中に入ってみると、ぬかるんで足が抜けなくなり尻もちをつくなど、普段できない経験ができてみんな楽しそうに田植えをしていました。

　田植えの後は、恒例のどろんこ遊びでした。首から下は全部浸かって泳いでいる子供もいました。

　JA青壮年の皆様、大変お世話になりました！

　図工の学習では、厚紙１枚と画用紙を用いて、それぞれテーマを決めて、画用紙を厚紙の上に立たせるような作品を作り上げました。

　２年生までに学習した技法（色を何色も重ねてひっかく、ティッシュでぼかす、クレパスの向きを変えながら様々な線を出す、など）を駆使して、個性豊かな作品が出来上がっていました。

　３年生は、図工を毎時間楽しそうに取り組んでいます。「次はこのやり方にチャレンジしてみよう。」とつぶやいて活動している子供や、友達の作品を見て「この作品は、図工の教科書に載りそうだね。」とよいところを見つけている子供もいました。

　３年生では、１年生の時にアサガオを植えていた鉢を用いて、ピーマンを育てていきます。

　子供たちは、土を線のところまで入れて（おさえつけないように）その後ピーマンの苗をそっと入れていました。中庭に鉢は置いておき、毎朝水やりを欠かさず行うとみんな張り切っていました。

　３年生の学級園には、理科で使うひまわりやホウセンカを植える予定です。

　道徳では、「ゆうすけの朝」を学習しました。夜のゲームをなかなかやめることができず、注意されても布団の中でゲームをして夜更かししてしまい、朝起きることができず、いそいで登校しようとしたために車にぶつかりそうになったり、学校に忘れ物をしたり、寝不足で先生の話が頭に入ってこなかったりしてしまうというお話でした。

　３年生にアンケートをとったところ、ゲームをなかなかやめられないと答えた子供が１２％いました。９時半ま寝る寝ることができない人が８％でした。

　このお話の中で、ゆうすけさんはお父さんに注意されてもやめませんでしたが、「みなさんならどうしますか？」と質問したところ、「やめる」か「やめない」かについて様々な意見が出ました。中には、「やめるときもやめないときもある」「もう少ししてからやめたいと思ってしまう」など、迷うと答えた子供もいました。

　この学習を通して、「これからは、注意されなくても自分で気をつけます。」「ゆうすけさんみたいに遅くまでゲームをしないようにしたいです。」と振り返りをしていました。

　これからも道徳の学習をはじめ、様々な場面で「自己教育力」を育てていきたいと思います。

　３年生では、習字の学習がはじまりました。

　まず、習字道具について説明し、次に机上の置き方などをデジタル教科書を用いて説明しました。

　そして、新しい筆のとき方を説明しました。

　今回ははじめてですので、墨は使わず、水で練習を行いました。子供たちは、習字の学習の仕方が分かった様子で、「早く本物の墨でやりたいです！」と話していました。

　一日順延しましたが、朝から３年生は皆やる気満々！

　開会式の前に少しだけ雨が降り、心配しましたが、無事運動会を行うことができました。

　開会式や閉会式の様子でも、みんな勢よく話を聞いていて感動しました。

　閉会式後に教室では、（今日は１００点と言いたかったのですが）「先生はみなさんの頑張りにとても感動したので１０００点です！」と伝えました。

　保護者の皆様におかれましては、準備や片付け、応援ありがとうございました。

　運動会の翌々日は、お弁当の日でした。

　子供たちの日記にも、「おうちの人が作ったお弁当がおいしかったです。」と書いていたように、おいしそうに食べていました。

　５月８日に稲の種植えをして約２週間、ようやく芽が出てきました。芽が出てくる直前には、土が盛り上がってきており、成長の強さを感じました。

　そこで、芽の観察を始めました。芽が出てくるとすごい速度で成長している様子を観察日記に書かせると、子供たちは「これが、お米になるなんてびっくりです。」「お米を大切にしていきたいです。」とたくさんの感想を書いていました。

　今週の外国語活動の時間は、How many~?を使って数を数えました。

　前回の学習では、１～２０の数まで英語で学んでいましたので、２０までの数の中で１つ数字を選び、その数のりんごに色を塗らせました。そして、２人組で（Aさん）「How many apples?」、（Bさん）「seventeen apples.」と英語で会話する活動をしました。

　運動会練習は、終盤に差し掛かってきました。先週は今年初めての全体練習もあり、暑かったのですが、開会式や行進の練習を頑張りました。その後はみんな大好きみかんジュース！あっという間に飲み干していました。

　毎日ソーラン節の練習も行っています。隊形移動の練習や腰を落とす練習も頑張っています！ソーラン節や台風の目について、お子様がどの位置にいるか、特別号のプリントをお配りいたしますので是非ご覧ください。

　先週木曜日は、５月のふるさとくまサンデーでした。３年生には４月に、ふるさとくまサンデーとはどんな給食メニューなのか説明していましたが、今月は担任がふるさとくまサンデーについて伝える前に「先生！明日はふるさとくまサンデーですよ！４月はたけのことか新玉ねぎだったけど、５月は太刀魚と黒皮かぼちゃだそうですよ。」と得意げに伝えに来て頼もしさを感じました。

　「黒皮かぼちゃって、普通のかぼちゃとどう違うのだろう。」とつぶやきながらみんな美味しそうに食べていました。

　理科では、牛乳パックでホウセンカとひまわりの種から育てています。植えて約１０日、やっと芽が出てきました！子供たちは、毎朝登校するとすぐに芽が出ているかチェックしています。そして、芽が出ていると分かるととても喜んで担任に教えに来ます。植物の成長を楽しみながら観察している、すてきな３年生だと感じています。

　５月２４日は運動会です。３年生は、ソーラン節を初めて踊ります。まずは一週間、動画を見ながら教室などで練習をしました。

　そして、今週からは体育館で４年生と一緒に練習を重ねてといます。ピタッと止まるところ、ゆっくり動くところ、早く動くところがあり、一つ一つ頑張っているところです。

　JAの方々に来ていただき、稲の種まきをしました。子供たちは、まず、体育館で稲づくりについてDVDを鑑賞して学びました。そこで、機械で田植えをすると、一日で東京ドーム半分の面積を植えることができることや、稲が病気にならないようにラジコンヘリで農薬をまくと最小限の農薬量ですむことなどを知りました。

　その後、運動場に出て一人一つずつ種まきをしました。JAの方に用意していただいた育苗箱の上に、まんべんなく種をまき、その上に優しく土をかけました。３年生も４年生も慎重に作業を行っていました。

　育苗箱のいくつかは学校に置き（残りはJAで管理していただきます）、毎日水やりをして観察していきたいと思います。

　国語では、「国語辞典を使おう」という学習をしました。国語辞典のひきかたを平仮名五十音順をもとに、一つ一つ丁寧に探していました。「ゆ」より「ゅ」が後に、「か」より「が」が後にくるなど、国語辞典独特のルールも学びました。

　社会では、方位を学びました。方位磁針を実際に使ってみて、赤い針の方角が北であることを体感しました。また、学校のまわりを一周し、その方向ごとにどんな建物があるのか調べ、グループでまとめました。「東には家が多い。」などの意見が出ていました。

　外国語活動では、How are you?の学習の中で、Give me five.を学びました。これは、「ハイタッチをする」という意味があります。ALTの先生も一緒に、Give me five.と言いながらハイタッチをして交流を深めました。

　４月の給食「ふるさとくまサンデー」では、八代産の新玉ねぎやたけのこを使ったメニューが出されました。ふるさとくまサンデーとは、地元八代でとれた地場産物を活用した料理や熊本の伝統料理を紹介し、食べてもらう日のことです。

　ふるさとくまサンデーにちなみ、新玉ねぎとたけのこについての説明や栄養などを、パワーポイントを使い子供たちに知ってもらう機会をもちました。

　「新玉ねぎは生で食べたことあるけど、美味しかったです。」「おじいちゃんとたけのこほりしたことあります！」など、たくさんの反応がありました。

　実際の給食でも、「たけのこはスープに入っている！柔らかくなって美味しいね。」というつぶやきも聞かれ、皆美味しく完食していました。

　ふるさとくまサンデーは、毎月ある予定です。食育だよりにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。