南阿蘇村立久木野小学校 Kugino elementary school
学校生活
低学年運動支援事業
毎月、大村さんによる運動支援事業が行われています。子供たちをいつもノリノリにさせてくださいます。今回も、楽しく活動していました。二人組で押し相撲をしたり、協力して立ち上がったり、飛んだり跳ねたりと、様々な動きがありました。
次に、全員で汽車ポッポ。みんなでつながりま~す!
お次は、ボールあて鬼ごっこ。一生懸命に逃げる!追いかける!
最後に、音楽に合わせて、今日学んだ動きを通して終わりました。あっという間の45分間でした!子供たちは、体を動かす楽しさを十分に味わっていました。
防災ワークショップ
5・6年生は、災害から自分たちの命やくらしを守るためにはどうすればよいかを学ぶため、防災ワークショップを行いました。
最初に、九州電力の方から、災害が起きた時の対処法を学びました。切れた電線があった場合には決して触らないことや災害が起きたら速やかにブレーカーを落とすことなど。各家庭のどこにブレーカーがあるのかを把握しておくことも大事ですね。また、最近の防災グッズとして、「水でスマホを充電する機械、水と電気がなくても使えるトイレ、電気をつくれる倉庫」どれでしょう?という問いがあったのですが、すべてが正解!様々なものが開発されていることに、子供たちも驚いていました。
次に、手回し充電器をいくつも持参していただき、子供たちは実際に回して体験しました。回すと光や音が出て、夢中になって手を動かしていました。
その後、ハザードマップを使って、危険区域を確認し、避難経路等を考えていきました。各グループで、どのように避難すればよいかを話し合い、発表していきました。そして、落ち着いて避難行動をとれるよう、マイタイムラインを作成しました。どの警戒レベルや情報が出たら避難するのかや役割分担、持ち出し品や避難先などを確認していきました。
危険度も、住んでいる地形によって変わってきます。川の近くなのか・山の近くなのか、高い土地なのか・低い土地なのか等、それぞれの場所で避難の方法が変わることも考えながら、様々な意見を出し合っていました。今回の学習で、危機管理能力をさらに高めることができたのではないでしょうか。ご指導いただいたスタッフの皆様、ありがとうございました。
校内持久走大会
先週、校内持久走大会を行いました。前日の夜に雨が降り、実施できるだろうか・・・と心配していたのですが、暗渠工事のおかげで、運動場の水はけがよく実施することができました。それでも、水たまりが数か所ありましたので、先生方とスポンジで水分をとりました。よし、これで準備万端!青空のもと、開会式を行いました。保健・体育委員会の子どもたちの進行で始まりました。準備運動もしっかりと!
2年生、1年生、3・4年生、5・6年生の順で走りました。1・2年生は、約1.2km、3・4年生は、約2.0km、5・6年生は、約2.3kmです。お家の方や地域の方の声援を力に変えて、これまでよりタイムを縮めた人が多かったようです。
持久走は体力向上だけではありません。自分に負けない心の強さと自分を信じる力を高めます。これまでの練習の成果をしっかり発揮していた子ども達でした。また、互いを応援する声かけや拍手に、あったかさを感じました。体も心もぽっかぽかになった大会でした。保護者、地域の皆様も、寒い中、応援いただきありがとうございました。
6年生修学旅行
11月13・14日の二日間、6年生は佐賀・長崎に修学旅行に行きました。雨が心配されたのですが、見学地に着くと、曇天ではありましたが、傘もいらずスムーズに見学ができました。最初の見学地は、吉野ケ里歴史公園。広大な敷地に弥生時代の環濠集落が復元されています。社会科で学習した竪穴住居や高床倉庫等を興味深く写真に収めていました。
次の見学地は、宇宙科学館です。ここでは、宇宙発見ゾーンや地球発見ゾーン、佐賀発見ゾーンなど、工夫を凝らした体験ゾーンがあり、一つでも多く回ろうと足早に行動していました。いろいろな技術を遊びながら学べるので、とても楽しかったようです。
午後は平和学習で、まず追悼空間で平和集会を行い、原爆資料館を見学しました。その後、語り部さんの講話を聞きました。子どもたちは、メモをとりながら、しっかり見たり聞いたりし、平和への思いを募らせていました。
1日目の学習を終え、ホテルに到着。ホテルでは、夕食後に夜景を見に行きました。「きれ~い!」と歓声が上がっていました。
2日目の最初の学習は、フィールドワークです。ガイドさんに、原爆落下中心地や如己堂、浦上天主堂などを案内していただきました。ここでも、ガイドさんの話に耳を傾け、平和とは何かについてしっかりと考えることができました。
移動後は、大浦天主堂やグラバー園を見学。グラバー園では、ながーいエスカレーターに乗り、ハートの石を見つけながら歩き回りました。昼食後には、お楽しみのお買い物タイム!カステラの他、自分用のおみやげを吟味し、上手にお買い物ができました。
すべての学習を終え、島原港から熊本港へフェリーでの移動の際には、カモメにえさをあげることができました。きゃあきゃあ言いながら、みんなでかっぱえびせんをあげました。こわがって、えさを投げる人もいましたが、かもめは上手にキャッチ!楽しい時間でした。
あっという間の2日間。しっかり学び、たっぷり楽しむことができたのではないでしょうか。小学校生活、一番の思い出になったことでしょう。
5年生砂防堰堤見学&福祉体験
〔砂防堰堤見学〕
国土交通省の方々が来校され、まず砂防堰堤がどういうものかについて座学がありました。土石流や土砂災害を防ぐために設置されたものです。土砂や流木を一時的に堰き止め、道路や集落に流れ出るのを防いでくれます。スライドや動画等で、わかりやすく説明いただきました。その後、東下田付近にある砂防堰堤を見学に行きました。想像以上の大きさに驚いていたそうです。私たちの命とくらしは、このような形で守られていることに気づくことができました。
〔福祉体験〕
社会福祉協議会の方々から、まず「社会福祉協議会とは・福祉とは何か」について、お話がありました。福祉は、「みんなの普段のくらしの幸せをつくること」と説明があり、具体的にどういう場面かもお話しいただき、子供たちはしっかりと聞いていました。その後、耳が聞こえにくかったり、目が見えなかったりする状況を体験しました。また、点字づくりにも取り組み、自分の名前やいろいろな言葉を丁寧に作成していました。
最後に、学校や村で困っている人を見かけたら、思いやりの気持ちをもって助け合ってほしいことを伝えられました。今回、学んだことをしっかりと心に刻んだことでしょう。