学校生活

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最後の給食

 3月22日は、今年の、さらに平小城小学校にとっての最後の給食です。献立はお楽しみ給食。お弁当です。他校からの加勢もいただき3人体制で、さいころステーキ、エビフライ、ハート型の卵焼き、マカロニサラダ、フライドポテト、イチゴソースのミルクゼリー、デコポンのメニューで豪華の一言。それぞれの学年で、ベランダや外の木陰で堪能しました。子どもたちはもちろん職員もおいしいの連発で、また忘れられない特別な時間となりました。

最後のお別れ遠足

 3月5日(日)、平小城小学校として最後のお別れ遠足(お別れハイク)を行いました。

今年は、今までになかった杉林をつかった巨大迷路、お手製の甲冑をつかった城村城での合戦などもり、また、育成会の皆様が今年に入って何回も下見、準備をしていただいたおかげで、これまで以上に思い出に残る、きつく、楽しく、感動の遠足となりました。

市議会議員の皆様による主権者教育

 3月3日、5,6年生が主権者教育を行いました。

 山鹿市議会より北原副議長、芋生議員、古川議員に来ていただき、議会の仕事内容、議員を目指した理由などを聞き、紙芝居を見て実際の投票箱に投票し、選挙の重要性や棄権することが自分の不利益になることを勉強しました。

 将来にむけて、主体的に政治に関心を持つことができる貴重な時間となりました。ありがとうございました。

市長あいさつ運動

 3月1日、市長あいさつ運動がありました。

 早田市長様をはじめ、市教育委員会の皆様、市役所の皆様にご参加いただき、さらに県の鞠智城キャラクター「ころう君」も登場し、閉校前に思い出に残るあいさつ運動となりました。

閉校記念式典(閉校式)

 2月12日(日)、平小城小学校閉校記念式典を開催しました。約450名もの皆様にご参加いただき華を添えていただく中、厳かに歴史を閉じることができました。

 記念碑の除幕式を行ったあと、山鹿市教育委員会主催の1部の式では、早田市長や服部市議会議長のご挨拶や児童代表の言葉等のあと、校旗返納が行われました。閉校実行委員会主催の2部の式では、動画平小城の四季動画、松永会長のあいさつ、1時間の児童創作劇、文科省表彰をうけた平小城「育成会」の授与報告会、95歳の卒業生をお迎えしてのトークショーと続き、最後は5番までの校歌に加え、新たに平小城の未来への思いを込めた6番までの校歌を参加者全員で歌いあげました。

  

閉校記念植樹祭

 2月1日、熊本県林務課の主催による記念植樹祭が行われました。閉校まで2ヶ月となり、閉校を記念して記念碑の周りに、桜の木と40本のツツジの苗を植えました。20年後、30年後には見事な桜の花とツツジの生け垣が、訪れる人の心を和ませてくれるものと思います。

 早田市長様、服部市議会議長様、渕上県議会議員をはじめ、たくさんの方にご参加いただき思い出に残る植樹祭となりました。ありがとうございました。

3学期始業式

 1月10日、全員そろって始業式を行いました。3名の代表が冬休みの思い出や新年の抱負を力強く述べてくれました。閉校への思いも加わって、3月を迎える寂しさもわいてきました。

 学校がなくなると、校名も校章も校歌も使われなくなってしまいます。2月12日の閉校式に向けて、また3月末の閉校に向けて、最後の輝く平小城小をつくるため、1日1日を大切に力をあわせて頑張っていこうという気持ちが高まった始業式になりました。

2学期終業式

 12月23日(金)、2学期の終業式を行いました。1,4,5年生の代表が、思い出と反省、新年に向けての決意を力強く述べてくれました。表彰のなかでは、先日決まった「小さな親切運動」実行章の表彰状を、熊本銀行山鹿支店長様から直々にいただきました。

 平小城小にとって最後の2学期は、皆様のお力で大変充実した学期となりました。貴重な体験・経験をいくつもさせていただき、思い出とともに、感謝する気持ち、表現力、発表力、やさしさ、思いやりといった心の成長を強く感じました。3学期、そして卒業・統合後が楽しみです。

校内持久走大会

 12月15日、校内持久走大会を行いました。気温10℃に満たない寒風の吹くなか、全員全力で走りぬきました。

 最後の学び坂では、どの児童もこれまでの思いを込めて必死に上ってくる逞しい姿が印象に残りました。自己記録を達成して充実感たっぷりの児童、ライバルに負けて悔しがる児童と様々でしたが、各々記憶の1ページに強く刻まれたことと思います。寒い中応援いただきました皆様、ありがとうございました。

人権の花 泗水西小と交流

 昨年本稿が取り組んだ「人権の花」、今年は泗水西小(菊池市)が取り組まれ、福島校長(元本校福島教頭)からのお誘いで、12月14日、交流活動を行いました。

 本校は3,4年生が参加しましたが、昨年獲った種が大きく花をつけているのを見て、命のつながりや思いやりの心を感じた児童が多かったようです。来年平小城小は閉校しても、あのとき獲った種が次々と命をリレーして花を咲かせてくれることを願います。

イングリッシュワールドツアー

 12月9日、山鹿小学校でイングリッシュワールドツアーが行われ5,6年生が参加しました。この取組みは英語の学習で12カ国の人たちと、直接お互いの生活や文化を英語で伝え学ぼうとする取組です。

 アメリカ、オーストラリア、ブラジルなど、子どもたちがよく知っている国のことを生で聞き、こちらからは日本のよさを紹介し、お互い驚きの連続でした。時差の関係で真夜中や早朝といった国も多い中、協力してくださった方々に心より感謝します。

くまモン先生タグラグビー教室

 12月1日、三岳小学校で、合同のタグラグビー教室が行われました。本校でもタグラグビーを授業等を行っていましたが、三岳小の児童と大人数で一緒に駆け回り、同学年の児童が多いことの楽しさを味わっているようでした。

 この教室にはくまモンがかけつけてくれました。知らされていなかった子どもたちは、くまモンの登場に驚きと喜びでいっぱい。いっしょに走ったりおどけた様子を見たりしながら、さらに楽しい時間を共有することができました。

(c)2010熊本県くまモン  撮影:令和4年12月1日

 

餅つき大会

 11月26日(土)、餅つき大会を行いました。修学旅行、学年旅行、音楽会、富田宇宙さん講演会、平小城1周リレー、演劇鑑賞など、10・11月に行いました閉校に向けての最後の行事の成功を祝い、全児童、杵を手に頑張りました。初めて杵を持つ児童がほとんどで転びそうになりながらも、ついたり丸めたりする感触をかみしめたようです。

 ついた餅は、あん入りにしたり、きなこをまぶしたりして、給食室特性の豚汁と一緒に親子で味わいました。自分でついた餅の味は格別だったようです。田植えからお世話になりました“ひらおぎ会”の皆様にも感謝いたします。

 

市内球技大会 パート優勝

 11月25日、5,6年生が市内親善球技大会(ハンドボール)に三岳小学校と連合チームで参加し、見事パート優勝を飾りました。

 この日に向けて何回も合同練習を積み重ねた結果が出て、どの児童もとてもうれしそうでした。両校にとって最後の出場となる大会で有終の美を飾ることができ、大きな思い出がまた加わりました。

  

 

 

クラシックカー40台勢揃い

 11月25日(金)、クラシックカーで全国をラリー形式で回られている“クラシックジャパンラリー2022”が行われ行われ、平小城小学校もチェックポイントとして40台の貴重な名車が勢揃いしました。最低でも50年以上、古いものは100年近く前の車とあって雑誌や映像でしか見たことのない車ばかりで、姿も音も迫力満点でした。

 本校の卒業生がラリー参加者のなかにおられた縁で、今回のお話をいただいたものですが、閉校を前に華やかで圧巻の光景が平小城小グラウンドに広がりました。児童にとってもいつまでも忘れられない思い出の1ページになることと思います。

ユニバーサル演劇鑑賞会

 11月24日、午後から三岳小学校で合同の演劇鑑賞会を行いました。文化庁のご協力による初めてのユニバーサル演劇による「ヘレン・ケラー」を楽しみました。

 役者の方々の迫力ある動き、声や息づかいとともに、手話の役者さんが動きながら伝えたり、ナレーターの方が舞台での人の動きを随時伝えたり、さらには背景に字幕が表示されたりと、耳の聞こえない人や目の見えない人にも伝わる配慮がされ、障がいのある人もない人も一緒に楽しめる演劇でした。三岳小の児童とも、また大きな思い出ができた時間でした。

ひらおぎ1周 こころをつなぐリレー

 11月19日(土)、平小城小の閉校記念事業として、閉校実行委員会による「ひらおぎ1周 こころをつなぐリレー」が行われました。学校をスタート・ゴールに、各区からそれぞれ10~15名の老若男女に参加していただき、本校児童を含め総勢150名以上がたすきをつなぎました。午前8時30分にスタート後、途中雨模様となりましたが午後1時30分過ぎに見事ゴールしました。

 平小城をますます誇りに思うと共に、平小城の方々の地域・学校への思いと協力に感謝の気持ちに溢れる1日でした。

 

富田宇宙さん講演会

 11月16日、東京パラリンピック水泳競技で3つのメダルを獲得された富田宇宙さんの講演会を行いました。児童全員とのグータッチで始まり、最後はメダルに触らせていただいたり、一人一人に作っていただいたお土産もいただき、大変楽しい講演会となりました。

 幼少期の活発でやんちゃな時代のお話、目が見えなくなってから前を向くまでの心の葛藤とそれを変えたもの、障がい者、パラリンピックとの出会いで変わったことなど、どのお話もとても深く興味深いものばかりでした。

 16歳まで普通に目の見える生活と、現在の見えない生活のそれぞれを知っているからこそ言えることをたくさん聞かせていただき、そこから小規模校と大規模校の両方を体験できる平小城小の子どもたちは得だと思います、との激励のことばをいただきました。

 常に前向きで水泳だけでなくダンスなど多方面で活躍されている姿、将来は名前どおり宇宙に行ってみたいという希望も語られ、児童だけでなく参加された保護者や地域の方々も元気と勇気をもらった時間でした。

 

音楽会

 3年ぶりに山鹿中学校区音楽会が開催されました。小学校5校と山鹿中学校の6校の児童生徒が、工夫をこらし学校の特色を表わした発表会になりました。

 平小城小は「こころひとつに」と「校歌」を合唱しました。「こころひとつに」は全校児童23名がひとつになって大好きな仲間を信じて頑張っている気持ちを自分たちで作詞しました。校歌は150年の歴史を閉じる母校への感謝の気持ちを込めて2部合唱やリコーダーの演奏を交えて歌い上げました。日頃は3番までの校歌ですが、本来の5番までの歌詞で伝え、平小城小学校への愛情をしっかりと伝えることができたと思います。

稲刈り

 11月1日、晴天のなか、全校でもち米の稲刈りを行いました。

 いつも以上に作柄もいいということで、しっかりと実った一株一株を丁寧に収穫しました。高学年の児童は鎌さばきもさすがでしたが、低学年の児童も負けじとケガなく刈り取ることができました。

 “ひらおぎ会”の皆様には種籾の温湯消毒から大変お世話にりました。11月26日(土)には、餅つき大会で、また収穫の喜びを味わいたいと思います。