ピックアップ学級通信
プロジェクトN~再び~
1年ぶりに仮設住宅の方との交流会をしました。5年生の時に始めた交流会ですが、今回の交流会が最後となりました。事前の計画から準備まで、子どもたちはこれまでの経験を生かしながら、どうすれば楽しんでもらえるのかを考えて進めていました。最初はみんなでビンゴゲームをして盛り上がり、その後は、カルタやトランプ、オセロのやり方を教えながら一緒に楽しみました。また、輪投げやボーリングも、おばあちゃん達に負担がかからないように、いすに座ってもらいながら行うなど気遣いを見せていた子どもたちです。ビンゴや輪投げなどでは、子どもたち手作りの景品も準備されていて、とても喜んでいただけました。その後、代表が、これまで交流してきた思いをメッセージとして発表しました。そのメッセージには、交流を始めたきっかけ、その当時の気持ち、笑顔になってもらいたくて交流していたのに自分たちも笑顔になっていたこと、地域の方とのつながりを感じたことなどが書かれていました。
最後にみんなで「ふるさと」と、卒業式で歌う「旅立ちの日に」を合唱しましたが、おばあちゃんたちが、一生懸命聴いてくださっているのが伝わってきました。私自身も、この2年間、子どもたちと一緒にやってきた交流が思い出され、思わず涙してしまいました。それと同時に、みんなを笑顔にできる子どもたちの存在は、西原村の希望でもあると実感できた最後の交流会でした。