学校ブログ

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今日の栖本っ子~バスの乗り方教室~

 

 本日は、1~4年生が楽しみにしていた「バスの乗り方教室」が開催されました。天草を走るバスについて、実際に見て、聞いて、触れることで、子どもたちの学びは一層深まりました。

 講師の先生からは、新幹線や飛行機など、様々な乗り物の話から始まり、子どもたちが毎日目にしている路線バスやコミュニティバス、そして遠くへ行くときに乗る大型バスなど、天草を走る様々なバスについて、丁寧に教えてくださいました。特に、街中を巡るコミュニティバスが「右回りは赤、左回りは青」と色分けされていることや、熊本と天草を結ぶバスにはイルカの絵が描かれているという話には、子どもたちも興味津々でした。クイズ形式で進められた授業では、「天草にはバス停が約600本もある」という事実に驚きの声が上がったり、「1日に50台もの路線バスが走っているなんてすごい!」と目を輝かせる姿が見られました。そして、バスに乗車する際の手順やマナーについて、みんなで学びました。整理券の取り方、降りる場所を知らせる降車ボタンの使い方、そして運賃の支払い方まで、一つひとつの動作を丁寧に確認しました。

 今回の教室を通して、子どもたちは「バス」という乗り物が、ただの移動手段ではなく、たくさんの人の暮らしを支えている大切な存在であることを感じ取ったようです。「楽しかった。窓からの景色がきれいだった」とバスからの眺めに感動したり、「あまりにも乗り心地がよくて、寝そうになった」とバスの快適さに驚いたり、素直な感想が聞かれました。今回の体験学習は、他にも公共の乗り物を利用する上でのマナーや、周囲への配慮の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。

今日の栖本っ子~河内川河川清掃~

 9月21日(日)は、河内川の河川清掃にご協力いただき、誠にありがとうございました。8月の大雨の影響で、例年とは異なり、川の中に入っての清掃は行われませんでしたが、小・中学生、保護者の皆様、そして地域の皆様が一体となり、川の周囲を丁寧に清掃しました。子どもたちは皆、熱心にゴミを拾い集めていました。自分たちが住んでいるこの美しい故郷の環境を、自分たちの手で守っていくこと。これは、子どもたちにとってなにものにも代えがたい貴重な学びとなります。今回の活動を通して、郷土を愛する心、そして、社会の一員として地域に貢献する喜びを、改めて心に刻んでくれたことと思います。清掃の合間には、栖本町の豊かな自然や地域資源についての貴重なお話も聞くことができ、有意義な時間となりました。

今日の栖本っ子~2つのうれしい出来事~

 本日、栖本っ子の成長を感じる、素晴らしい出来事が2つありましたので紹介します。

 1つ目は、子どもたちが交通安全への意識を高めてくれたことです。昨日、下校前の1~3年生に、横断歩道を渡る際に肘を曲げずにまっすぐ手を挙げるようにお願いしました。車の運転手さんに意図をしっかり伝えるためです。すると、今日の登校時、多くの子どもたちが約束を覚えていて、見事に実践してくれました。素直に、そして真面目に教師の話を聞いてくれる子どもたちの姿に、胸が温かくなりました。小さなことですが、こうした積み重ねが、子どもたちの安全を守る大切な力となることを感じました。

 2つ目は、6年生の頼もしさです。以前、ニュースの感想をデジタルフォームで提出してもらうようお願いしていました。すると、その件を伝達する役割を担ってくれた子どもが、「6年生の回答は済みましたか?」と、わざわざ私に確認に来てくれたのです。頼まれた仕事を最後までやり遂げようとする、責任感の強さに感心しました。また、最高学年として、みんなを気遣い、自分に課せられた役割をきちんと果たそうとする姿を見て、大変うれしくなりました。

 子どもたちは、日々の様々な経験を通して、少しずつ、確実に成長しています。

 今後も、子どもたちの素晴らしい成長の瞬間を大切に見守っていきたいと思います。

今日の栖本っ子~日々成長~

本日も秋晴れの気持ちの良い一日となりました。子どもたちの本日の学習の様子をお伝えします。

 1年生は、体育で「線おに」に夢中になっていました。ただ体を動かすだけでなく、ゲームを始める前にみんなでしっかりとルールを確認する姿が印象的でした。お友だちと協力しながら、線の上を軽やかに走り回る姿は、生き生きとしてとても楽しそうでした。振り返りを通じて、遊びのルールやマナーを学ぶ大切な時間になっていました。

 2年生は国語の学習です。物語「どうぶつ園じゅうい」を読み、「筆者の仕事で驚いたことは何か」について、それぞれが真剣に考えを巡らせていました。

 3年生は、音楽室からリコーダーの優しい音色が聞こえてきました。一人でじっくりと練習したり、友だちと教え合ったりと、各自が自分のペースで意欲的に取り組んでいました。

 4年生は国語の時間に「言葉や文の意味に合わせた正しい送り仮名の使い方」を学んでいました。普段何気なく使っている言葉にも、一つひとつに意味があり、正しい使い方があることを、熱心に確認していました。

 5年生は社会科で、日本の水産業について学んだことを各自でスライドにまとめていました。授業で得た知識を自分なりに整理し、分かりやすく表現しようと取り組む姿から情報活用能力が着実に身についている菜と感じました。

  6年生は道徳の時間に、「ともにくらすわたしたち」というテーマで、「どうすれば世界中の人々が幸せに生活できるか」について真剣に考えていました。多様な視点から意見を交換し、互いの考えを尊重する姿に、頼もしさを感じました。

今日の栖本っ子~雷にも負けず!タイピングタイム~

 

 9月18日(木)、今朝は激しい雷と雨で、登校時の安全を心配しておりましたが、子どもたちは皆、元気な笑顔で学校へ来てくれました。

 さて、今朝の朝の時間は「タブレットタイム」でした。1年生から6年生までが、それぞれの学年に合わせたタイピング練習用のアプリを使い、画面に向かって真剣に指を動かしていました。前回の練習からわずかな期間しか経っていませんが、子どもたちのタイピング速度と正確性は、目覚ましいほどに向上しています。真剣なまなざしで画面と向き合い、黙々と練習に励む姿には、子どもたちのやる気とたくましさを感じました。

 本校では、今後もこうしたデジタル機器を効果的に活用し、子どもたちの可能性を広げる学びを続けていきます。

今日の栖本っ子~戦争の恐ろしさ・平和と命の大切さについて学ぶ~

 さて、9月12日(金)午後から、6年生が旧河内小学校で、貴重な平和学習の時間を持ちました。お話をしてくださったのは、地域にお住まいの吉田さん、93歳です。吉田さんは、戦争を経験された方で、当時の暮らしや学校の様子、そして戦争がもたらした被害について、子どもたちに丁寧にお話してくださいました。

 子どもたちは、吉田さんの言葉一つひとつに真剣に耳を傾けていました。教科書の中の出来事ではなく、身近な大先輩の生の声として語られる戦争の記憶は、子どもたちの心に深く、重く響いたことと思います。特に印象的だったのは、「戦争は罪のない子どもたちが犠牲になり、国際法も通用しなくなるため、戦争だけはもう絶対にいけない」という吉田さんの力強い訴えです。この言葉は、子どもたちの心に深く刻まれたことと思います。

 戦争の悲惨さ、そして平和と命の大切さを学ぶことは、未来を担う子どもたちにとって、かけがえのない経験です。今回の学習を通して、子どもたちが、平和な日々が当たり前ではないこと、そしてその平和をこれからも守り続けていくことの重要性を感じ取ってくれたことと思います。

 吉田さん、お忙しい中、子どもたちのために貴重なお話をしてくださり、心より感謝申し上げます。

 

 

今日の栖本っ子~学級通信より~

 9月12日(金)、今日は子どもたち、先生方のがんばりを学級通信の記事を紹介しながらお伝えします。

6年生の学級通信より~一部抜粋~

 2学期は、 自分で学習の見通しをもち、 自分で学び方を選択しながら学習していくことを目指して授業づくりをしています。 社会や算数などを中心に行っています。 問題や学習課題を見て、「もう自分で解決できそう」「解決できそうだけど、 少し曖昧で自信がない」 「自分で解決するのは難しそう」など自分の状態を考え、「一人で」 「友達と」 「先生と」 学ぶ時間をどのくらい取るか考えます。 そして、 それに応じて学びを進めていきます。 最後に課題に対する自分なりのまとめを書きます。 全体で確認した後、 学び方や学習した内容について振り返りを書き、 次時の学習につなげます。 これらをノートやタブレット端末を使って友達の考えもいつでも参考にしながら進めていきます。初めて間もないので戸惑う場面も見られますが、 どの子もボーッと時間を過ごすのではなく、時間いっぱい熱心に取り組む様子が見られます。 「分からないままじっとしている」 や 「終わってしまってすることがない」という姿もほぼなく、 自分のために学習時間を十分に活用することができています。 積極的に友達の考えを見て参考にしたり、聞きたいことを尋ねに行ったりしながら学習できるよう、 声かけやサポートをしていきたいと思います。 また、タブレット端末はいつでも持ち帰り、 家庭学習でも使ってよいことを伝えています。 ノート代わりに学習している内容もあるため、 家庭でもいつでも見られるようにするためです。 メディアの使い方や学習時間、 使ってよい時間などは、その都度話し合っています。 それらを守りながら、上手に賢く使ってほしいと思います。

4年生の学級通信より~一部抜粋~

さすがです!

 2学期がスタートしました! 始業式のあと、 私が教室に戻ると、右のような光景が広がっていました。 始業式のときに、校長先生から教えていただいた野球選手についての感想をタブレットを使って入力していました。 何も指示をしたわけではなかったし、 今すぐでなくてもよかったのですが、 すぐに自分から取り組み、 自分たちで学ぼうとしている姿に感動しました。 2学期が始まって、「ほんとは、きつかった・・」 「ほんとは、まだ眠かった・・・」と教えてくれましたが、きちんときりかえて、やる気満々でスタートを切ることができました。他にも、習字のあとの道具を朝からきれいに整えていてくれたり、提出物を順番に並べてくれたり、自ら気付き考え行動している場面がたくさんあります。

3年生の学級通信より~一部抜粋~

 2学期が始まって、早くも1週間が経ちました。 子どもたちは、 学校のリズムにも少しずつ慣れ、落ち着いて学習に取り組む姿が見られています。 友達と協力し合ったり、自分の考えを発表したりと、 意欲的な様子がとても頼もしいです。 また、 子どもたちは、 1学期から少しずつ取り組んできたICTの活用にも慣れ、 2学期では授業の中で使う場面が増えてきています。 友達の意見を参考にしたり、自分の考えを整理したり、 必要な情報を集めたりと、 ただ使うだけでなく、 「学びの道具」として活用する姿が見られるようになってきました。 自分で考えながら使う力が育ってきていることに頼もしさを感じています。

 学級通信を読んでいると、先生方のがんばり、子どもたちのがんばりや成長が感じられ、とてもうれしくなりました。今後も子どもたち主体の授業づくりを全校で進めていきます!

今日の栖本っ子~みんなで挑戦、8秒間走!~

 9月11日(木)、今朝は全校児童が運動場に集まり、「朝タイム」で8秒間走に取り組みました。8秒間走は、スタート地点からゴールまでの距離に応じて点数が変わり、8秒以内にゴールすればその点数を獲得できるというものです。スタートの合図とともに、子どもたちはそれぞれが選んだスタート地点からゴールに向かって一斉に駆け出します。「がんばれ!」という先生や友達の声援が飛び交う中、どの子も必死になってゴールを目指して走っていました。見事8秒以内にゴールできた瞬間、「やったー!」という歓声があちこちで上がり、達成感に満ちた最高の笑顔が見られました。短い時間の中で、目標に向かって精一杯努力する姿、そして成功を分かち合う喜び。子どもたちのこうした姿は、見ていて大きな感動をもらえます。これからも、熱中症対策を万全にしながらこの活動を続け、楽しみながら体力と心の成長を育んでいきます。

今日の栖本っ子~雨、雷にも負けず~

  9月10日(水)、朝から発達した雨雲が上空を覆い、激しい雨と雷が鳴り響き、子どもたちの登校を心配していましたが、保護者の皆様には、ご多忙の中、安全な登校にご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 さて、学校に到着した子どもたちは、窓の外の天候とは裏腹に、今日も目を輝かせ、どの学年も意欲的に学習に取り組んでいました。

 1年生:算数の時間、数の並び方の中に隠されたルールを一生懸命に考え、「分かった!」と、それぞれが答えを導き出していました。

 2年生:算数の筆算に挑戦していました。「142-83」という二つの繰り下がりがある難しい問題にも、これまでの学びをしっかりと活かし、正確に答えを導き出していました。

 3年生:理科の授業で植物の成長について、これまで学んだことを振り返る問題に集中して取り組んでいました。

 4年生:算数の「2桁で割る割り算」という、つまずきやすい単元に挑んでいました。一つひとつの計算にじっくりと向き合い、自力で答えを導き出そうと粘り強く取り組んでいました。

 5年生:公約数の考え方を使った問題に取り組んでいました。内容が難しいですが、これまでに学習したことを振りかえりながら集中して課題に取り組んでいました。

 6年生:体育の高跳びの練習では、友だち同士でアドバイスを送り合ったり、タブレットで自分のフォームを撮影して確認したりと、自ら進んで学びを深めていました。 

 

今日の栖本っ子~5年生作陶体験~

 本日は、5年生が「濱平窯」の伊津野様にご来校いただき、待ちに待った作陶体験の続きである「絵付け」を行いました。子供たちは、自分の作品にどんな絵を描こうかと考えながら真剣な眼差しで筆を握り、それぞれの個性あふれる発想で、土の器に命を吹き込んでいく子供たちの姿は、実に微笑ましいものでした。集中して取り組むその横顔からは、一つひとつの筆遣いに込めた「こんな作品にしたい!」という熱い思いが伝わってきました。子供たちが丁寧に絵付けをした作品は、これから伊津野様のもとで焼き上げられます。窯の中でどんな色をまとい、どんな表情を見せてくれるのか、今から出来上がりが楽しみです!!

待ちに待った体育館の冷暖房が稼働!!

 このたび、夏休み中に工事が進められていた体育館の冷暖房設備が完成し、9月3日から利用を開始しました。

  9月に入ってもなお、厳しい残暑が続いておりますが、子どもたちが体育館に入ってくると、笑顔で「わあ、涼しい!」と、あちこちから感嘆の声が上がりました。これからは、体育の授業や全校集会など、様々な活動を涼しい体育館で行うことができます。子どもたちが暑さを気にすることなく、のびのびと体を動かし、集中して学ぶことができる環境が整ったことを、心から嬉しく思います。

 なお、一般の方への体育館開放につきましては、9月中旬から下旬以降になる予定です。冷暖房の使用は、有料となりますので、あわせてお知らせします。

今日の栖本っ子~今日も意欲的に学ぶ子どもたち~

 本日も朝から厳しい暑さが続いておりますが、子供たちは暑さに負けず、それぞれの学びに向き合い、輝く笑顔を見せてくれています。

 1年生の教室をのぞくと、国語の課題に真剣に取り組む姿がありました。一人でじっくりと向き合う子、友達と顔を寄せ合って相談する子、それぞれのやり方で課題を乗り越えようとする姿は、とても頼もしく見えました。自分に合った学び方を選び、集中して取り組む力は、これからますます重要になります。

 2年生は「身の回りには情報がいっぱいあるよ!」という先生の声に、目をキラキラさせていました。教室の中を見渡すうちに、「あ、カレンダーに日付が書いてある!」「時間割にも今日の情報があるね!」と、次々と身近な発見を教えてくれました。何気ない日常の中にも学びの種が隠されていることに気づく、素晴らしい時間となりました。

 3年生は、文章を書く前の「考えの整理」に挑戦していました。タブレットを器用に使いこなし、まるでパズルのようにアイデアを整理していく姿は、私たち大人も感心するほどです。子供たちの思考の道筋が、デジタルツールによって可視化され、より深く、より広がる可能性を感じさせてくれました。

 4年生の国語では、詩の学習が進められていました。心に響く詩の世界を読み解くため、分からない言葉の意味をタブレットで調べたり、友達と「これってどういう意味かな?」と活発に話し合ったりしていました。お互いに教え合い、学びを深めていく様子は、仲間と共に成長する喜びを感じさせてくれます。

 5年生は理科の時間に、流れる水が土地にどんな変化をもたらすのかを探っていました。教科書の写真や映像を食い入るように見つめ、「あ、川ってこんな風に曲がるんだ!」「石が丸くなるのは、水のせいかな?」と、たくさんの「気づき」を意欲的に発表していました。

 6年生の教室からは、熱心な話し合いの声が聞こえてきました。お気に入りの本や、心に残った一冊について、友達と語り合っていました。互いの読書体験を分かち合うことで、本の魅力がさらに広がり、新たな本との出会いにもつながります。言葉を交わし、心を動かす時間を大切にしている姿が印象的でした。

 

今日の栖本っ子~4年生、栖本町敬老会に向けて~

 9月7日(日)に開催される栖本町敬老会での発表に向けて、4年生が体育館で一生懸命に練習に励みました。

今年の発表は、主に4年生が子ども民生委員としての活動していることを地域のおじいちゃん、おばあちゃんに紹介するものです。短い練習期間ではありましたが、子どもたちは、真剣な眼差しで、それぞれの台詞をはっきりと、堂々と発表していました。自分たちが学んだことを地域の皆さんに伝えたいという、子どもたちの熱い想いがひしひしと伝わってきました。本番を前に、少し緊張している子もいるかもしれませんが、それもまた、本番に臨む真剣さの表れだと思います。栖本小学校の代表として、自信を持って素晴らしい発表をしてくれることを願っています。

  当日の子どもたちの晴れ舞台を、どうぞ楽しみにしていてください。 がんばれ、4年生!


 

今日の栖本っ子~6年生から1年生まで、みんなで楽しむ朝のひととき~

 本日は、朝から子どもたちの元気な声が学校中に響き渡りました。水曜日の朝タイムの時間に、異年齢のグループである「きょうだい班」での遊びが行われたからです。事前にそれぞれの班で話し合い、遊びの内容を決めていたので、みんなこの日を心待ちにしていたようです。

 教室のあちこちで遊びが行われました。キャップを高く積み上げる「ボトルキャップつみ」や、ボールをバケツに入れる「ホールインワン」、そして「ドッジパスリレー」では、どうすれば成功するか、真剣な表情で話し合う姿が見られました。「いすとりゲーム」や「かるた」では、みんなの笑い声が絶えませんでしたし、けん玉やおはじきといった「昔遊び」に熱中する姿もありました。

 学年の垣根を越え、1年生から6年生までが一緒になって一つのことに熱中する姿は、見ているこちらまで心が温まり、自然と笑みがこぼれてしまいました。上級生が下級生に優しくルールを教えたり、失敗しても「大丈夫だよ」と励ましたりする姿に、日頃から育まれている温かい絆を感じ、うれしくなりました。互いに協力し、工夫を凝らしながら、楽しそうに活動する子どもたちの姿は、学校にとって何よりの宝物です。

 これからも、こうした活動を通して、子どもたちがたくさんの笑顔と自信を育んでいけるよう、見守っていきたいと思います。

今日の栖本っ子~いきいきと学ぶ子どもたち~

 9月2日(火)、今日は朝タイムに石井先生から、全校児童に2学期の学習の進め方について話がありました。これまでの学びをさらに一歩進め、子どもたちがより主体的な学習を行っていくための学習の進め方についての話です。。スクリーンに映し出されたスライドを真剣に見つめる子どもたちの瞳は、新しい学びへの期待と意欲が感じられました。 

今日の授業風景から
 各教室を回ると、子どもたちのいきいきと学習に取り組んでいる様子を見ることができました。

 1年生:算数の時間。「10よりおおきいかず」を学ぶ子どもたちは、タブレットを巧みに使いこなしていました。画面いっぱいのウサギやチョウ、花を数える姿は、デジタル機器を文房具のように自然に使いこなしなが ら意欲的に課題解決に取り組んでいました。


 2年生:算数の時間。「2けた+2けた」の計算に挑戦していました。繰り上がりのある計算という少し難しい課題も、みんなで一つひとつ丁寧に確認し、声を掛け合いながら理解を深めていました。


 3年生:外国語の授業。"What do you like?" "I like ~" の表現を、ゲームをしながら楽しく学んでいました。教室には笑顔が溢れ、遊びの中から自然と英語のフレーズを身につけていく様子はとてもいいなと感じました。


 4年生:理科の授業。夏の終わりに見られる生き物の変化について、活発な意見交換が行われていました。自分たちが見つけた小さな発見を共有することで、季節の移り変わりを肌で感じ、学びを深めているようでした。


 5年生:国語の時間。家族旅行の行き先を「海」か「山」かで話し合っていました。子どもたちはそれぞれの場所の魅力を熱心に語り合い、互いの意見に耳を傾けながら、最適な選択肢を探していました。


 6年生:算数の時間。円の面積の求め方に挑んでいました。これまでに学んだ知識を総動員し、「どうすれば解決できるだろう?」と意欲的に思考を巡らせていました。

 子どもたちの「もっと知りたい!」「もっとやってみたい!」という探究心と好奇心に満ちた姿を見るたびに、大きな喜びを感じます。2学期も、子どもたちの個性と可能性を大切に育んでいきたいと思います。

今日の栖本っ子~9月に入り、2学期が本格的に始まりました!~

 9月1日(月)、今日から9月がスタートしました。夏休みが終わり、2学期が始まって2日目となりますが、朝から太陽が照りつけ、夏を思わせる暑い一日となりました。

 そんな暑さにも負けず、子どもたちは集団登校で元気に学校にきてくれました。登校班の列からは、「おはようございます!」という元気いっぱいの声が聞こえてきました。登校初日よりも、あいさつの声が一段と明るく「さすが栖本っ子!」と心の中でつぶやきました。子どもたちの元気な姿から、私たちもたくさんの力をもらっています。2学期も、子どもたち一人ひとりの輝きを大切にしながら、実りある日々にしていきたいと思います。

今日の栖本っ子~今日から2学期です!!~

 8月29日、いよいよ2学期が始まりました。長い夏休みを終え、ひとまわりもふたまわりも大きく成長した栖本っ子のみんなの元気な笑顔に会えて、嬉しく思います。

 始業式では、各学年の代表が、夏休みの思い出と2学期に頑張りたいことを堂々と発表してくれました。その姿からは、それぞれが掲げた目標に向かって、2学期を充実させようという強い意気込みがひしひしと伝わってきました。 

 代表児童の皆さんが発表してくれた目標には、共通してキラリと光るものがありました。

「苦手」に臆することなく「挑戦」する心

「苦手な漢字や計算を毎日丁寧に頑張る」「体育の鉄棒を克服する」「習字の難しい部分を習得する」といった具体的な目標は、自分が「難しい」と感じていることに真正面から向き合い、乗り越えようとする強い気持ちが表れていました。

「継続すること」の大切さ

「毎日頑張る」「練習を重ねる」という言葉からは、一夜にして成し遂げるのではなく、日々の地道な努力を続けることの大切さをしっかりと理解していることが分かりました。

質の高い「自学」への意欲

「自分で課題を見つけ、質の高い自学に取り組みます」という目標は、言われたことをするだけでなく、自ら学びを深めようとする、未来へつながる大切な意欲が感じられました。学びをより深めようと目標を立ててくれていることを知り、大変嬉しく思いました。今後の頑張りが楽しみです!

明確なゴールを設定する力

「持久走で1位を目指します」といった目標は、ただ漠然と「頑張る」のではなく、「何を達成するか」がはっきりとした具体的な目標設定ができていて素晴らしいなと感じました。明確な目標に向って、今後の頑張りが楽しみになりました。

各学年の代表の発表は、今後頑張るぞという意慾が感じられ、素晴らしかったです。素晴らしい発表を聞きながら、他の栖本っ子のみんなにも、きっと「よし、自分も頑張ろう!」という前向きな気持ちが芽生えたことと思います。

「す・も・と」で創る、最高の2学期
 始業式で、栖本っ子にもっともっと頑張ってほしい3つの「す・も・と」について話しました。

 「す」:素敵な笑顔で挨拶できる栖本っ子
 栖本っ子の元気な「おはようございます!」を含めたあいさつの言葉は、家族や先生方、地域の皆さん、そして友達を笑顔にし、元気にします。2学期は、この元気にするあいさつを「誰にでも」届けて、挨拶の輪をさらに広げていければいいなと思います。

 「も」:目標に向かってチャレンジする栖本っ子
 2学期も運動会や様々な学習、行事が控えています。一つひとつの活動に目標をもち、失敗を恐れず挑戦して、自分の可能性を広げてほしいと願っています。困難な状況でも決して諦めず、工夫と努力で夢を叶えた甲子園球児・横山温大選手のお話を始業式で行いました。横山選手は、生まれつき左手の指がないというハンディをものともせず、「どうすればできるか」を考え続け、人の倍の努力を重ねて強豪校のレギュラーになりました。「できないことはない」と勇気を与えてくれた横山選手の姿から、栖本っ子にも「どうすればもっとうまくできるか」を考える習慣を身につけてほしいと思います。

 「と」:友達を大切にする、思いやりあふれる栖本っ子
 栖本小学校には、59人の大切な仲間がいます。顔も好きなことも違うけれど、お互いの個性を認め合い、困っている友達に「大丈夫?」と声をかける優しさは、学校を温かい場所にしてくれます。2学期も、栖本っ子の優しい気持ちが溢れる学校にしていければと思います。

 

 2学期も、栖本っ子が笑顔で「学校に来るのが楽しい!」と思えるよう、教職員一丸となり全力でサポートしていきます。保護者、地域の皆様にも、何かとお力をお借りすることも多々あることかと思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。

今日の栖本っ子~夏休み子ども絵画教室~

  8/8(金)の午後、夏休み子ども絵画教室が栖本中学校で開催されました。今年のテーマは「ちょっと変な絵を描いてみよう。シュールレアリズム(超現実主義)~現実を超えた世界を表現する~」。

 栖本町ご出身で国内外でご活躍されている画家、横島庄司先生をお迎えし、子どもたちは現実を超えた不思議なアートの世界に足を踏み入れました。

 講師を務めてくださったのは、横島庄司先生です。スペインのマドリッド大学で博士号を取得されるなど、世界を舞台に活躍されている画家さんです。そのお忙しい合間を縫って、故郷の子どもたちのためにと、特別に授業を行ってくださいました。 

「よく観察すること」から生まれる自由な発想
 今回の絵画教室では、まず「よく観察すること」の重要性について教えていただきました。目の前にあるものをじっくりと見つめ、その形や色、そして隠された物語を探る。これは、絵を描くことはもちろん、日々の生活や人との関わりの中にも通じる大切な力です。子どもたちは、この観察力を通じて、作品の土台を築いていきました。「模写」と「写生」という二つの技法を組み合わせ、一つの画面に表現するユニークな課題に取り組みました。天草の美しい風景を写実的に描き写す一方で、その風景の中に、空中に浮かぶ野菜など、現実にはありえない不思議な光景を自由に描き加えました。

 「絵の世界では、何でも表現できる。ルールなんてないんだよ」という先生の言葉に、子どもたちのそれぞれが持つ自由な発想力が一気に花開きました。

 今回の絵画教室が、子どもたちにとって、絵を描くことの楽しさや、物事を深く見つめる大切さを知る貴重な経験となったことと思います。

 ご指導くださった横島先生、渡辺公民館長様、栖本支所 平田様、そして、暑い中参加してくれたみなさんに、心より感謝申し上げます。

今日の栖本っ子~56年生寺子屋体験~

 8/2~8/3に、56年生の子どもたちは「寺子屋体験学習」に参加しました。明治時代初期の 「寺子屋学習」 を再現し、 一汁一菜 (粗食)、 清掃作業、 食事作法、礼儀作法や、歴史を学び、 昔のあそびなどを体験することで、 地域の良さ、古き良きふるさとの再発見へつなげる。 また、 この体験を通して、 集団生活の心得や仲間と協力する心を養うことを目的として寺子屋体験は実施されました。

 歴史講座では、梅川定憲先生のお話や蓄音機の音色に真剣な眼差しで聞き入っていました。「水鉄砲作り」では、古江地区老人会の皆さんの丁寧なご指導のもと、竹を切ったり、布を巻いたりしてよく水がとぶ水鉄砲をつくることができました。できあがった水鉄砲を夢中になっていく何回も何回も水をとばしている姿が印象的でした。完成した水鉄砲で遊ぶ子どもたちの笑顔は、きらきら輝いていました。

 

 

 

 川遊びでは、天草市青年団栖本支部の方々に見守られながら、澄んだ川の流れに歓声をあげていました。夜は「よみち散策」、二日目には、「竹とんぼ作り」や「伝承遊び」を通して、古き良き日本の遊びの楽しさを学びました。

 この二日間の経験を振り返って書いた「感想文」からは、子どもたちの大きな成長と、この体験学習への感謝の気持ちがひしひしと伝わってきました。 普段の学校生活では味わえない貴重な体験を通して、子どもたちは多くのことを学び、心身ともに大きく成長してくれたと確信しています。この経験が、これからの学校生活や人生において、彼らの豊かな心を育む糧となることを心から願っています。今回、ご協力いただきました地域の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

今日の栖本っ子~福祉を学び、心を育む!梅寿荘での貴重な体験~

 7月30日(水)、4年生児童が特別養護老人ホーム梅寿荘にて開催された「令和7年度ワークキャンプ事業」に参加しました。

 このワークキャンプは、児童が福祉講座を通して社会福祉への理解と関心を深め、ボランティアや市民活動への参加のきっかけづくりを目的としています。また、疑似体験を行うことで、「相手を思いやる心」と「支えあう心」を育む、大変意義深い機会となりました。

ワークキャンプでは、以下のプログラムに取り組みました。

福祉講座(高齢者・認知症について):高齢者や認知症に関する講義を受け、基礎知識を学びました。
施設見学:梅寿荘の施設内を見学し、高齢者の方々が生活される環境や介護の現場を間近で見学しました。
介護ロボット・車いすリフト体験:最新の介護ロボットや車いすリフトを実際に操作・体験し、介護の技術や工夫に触れることができました。
感想文作成・グループワーク:体験を通して感じたことや学んだことを感想文にまとめ、グループで共有することで、学びを深めました。
 参加した児童は、真剣な態度で講義に耳を傾け、積極的に体験活動に参加していました。今回の貴重な経験が、子どもたちの社会福祉への関心を高め、将来のボランティア活動への第一歩となることを期待しています。

 体験後には、おいしいかき氷をいただきました。貴重な体験の場を提供してくださった天草市社会福祉協議会 栖本支所、特別養護老人ホーム梅寿荘の皆様、大変ありがとうございました。