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2020年10月の記事一覧

お世話になりました。

 先日の運動会では大変お世話になりました。地域の方や保護者の方々の温かい眼差しがあって、初めて達成できた運動会でした。終わってしばらくは感動の余韻から、なかなか離れられませんでした。本当にありがとうございました。

 学校は今週から気持ちを切り替えて、通常の活動が始まりました。気づけば10月も終わりに近づき、11月も修学旅行等行事が控えていますが、学習にも力を注がねばなりません。忙しい日々が続きます。

 玄関の花は、ススキを生けていただき、季節を感じられるようになりました。いつも、ありがとうございます。

 今日の昼休み、校長室から外を眺めると、運動会前のいつもの風景に戻っていました。1年生の数人が縄跳びで遊んでいました。「八の字ができます。」とか「速いスピードで跳びます」など、得意げに披露してくれました。

 そんな中、男女入り交じっての遊びの中で、長縄跳びで遊んでいる集団がいました。黙って眺めていると、「はい、順番に跳んで!」とお世話してくれる子とか、「悪ふざけせんで、ちゃんと跳んでよ!」と注意してくれる子、「○○ちゃんの後に、○○君が跳んで」など、うまくその場をまとめてくれたりする子もいます。自然とみんなが仲良く楽しく遊べるように、「小さな社会」の中で「暗黙のルール」がうまく成立しています。みんな笑顔の中で昼休みが過ぎていきます。

失敗して跳べない子もいてまわりから笑いがあふれますが、みんなの笑顔は温かいものでした。こんなふうに、学校で集団生活していく中で、相手を思いやったり、駄目なことはダメと言える強さを身につけていきます。

人の言うことに耳を傾けず自分の主張だけを言い張ったり、相手を口で言い負かしたりすることで、相手が嫌な思いをすることに気がつけるよう、小学校時代の遊びに大切なものが隠れていると強く感じました。

人として大切なことを、日々子どもたちは学び続けています。