学校生活

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卒業式を前に

温かい日差しが差し込むようになってきました。

ふと外を眺めると、校庭の桜が花を開かせていました。

ただいま臨時休業中で、いつもは賑やかな声が響き渡る校舎や校庭も静寂に包まれています。

 

そんな中、今週の月曜日に行った登校日では、5年生が卒業する6年生のために一生懸命に卒業式の準備をしてくれました。てきぱきと準備を進める5年生の姿に頼もしさを感じました。

 

着々と卒業の日が近づいています。

子どもたちがいない静かな学校で卒業式の準備を進め、それを祝うかのように咲き始めた桜の花びら。

春は出会いと別れの季節ですが、どうも今年の春はいつにも増して、もの悲しさが募ります。

 

令和元年度も残りわずか。

いつもとは少し違う感じで、春を迎えようとしていますが、

いつにもまして、気持ちをこめて送り出していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

涙の卒業式(練習)

世間は新型コロナウイルスの話題で一色です。

とうとう学校現場にも、影響が出ました。

 

首相から全国の公立学校への突然の休校要請。

卒業を目前にした6年生は、不安な気持ちで登校してきました。

 

そんな子どもたちの気持ちを少しでもくもうという思いから、

急遽、6年担任が卒業式の全体練習を前倒しして行うことにしました。

これまでは、各クラスそれぞれに、「お別れの言葉」と歌の簡単な練習はしていました。

本当はまだまだ各クラスでの練習を重ねてから、体育館での合同練習を行う予定でした。

しかし、「もしかしたら今日が万田小での最後の日になるかもしれない。」という思いから、

未完成ではありますが、卒業式(練習)に踏み切ったのです。

 

少しずつ、少しずつ言葉をかみしめるようにお別れの言葉を発していく卒業生たち。

次第に体育館の空気が本番さながらのように静まりかえっていきます。

すると、突然、感極まって、涙で言葉が続けられない子が出現。

そして、その涙は、他の子たちにも伝わっていきます。

「旅立ちの日に・・・」を歌うときには、たくさんの子たちが泣きながら声を出していました。

 

そして、その様子を見守る6年部の先生たち・・・。みんな泣いていました。

 

6年生教室にはそれぞれ「卒業までのカウントダウン」が飾られています。

本当ならば今日は残り「16日」。

しかし、今回の臨時休業のため、大きく削られていきます。

もちろん、これは仕方のないことではあります。

だからこそ、今できることを精一杯頑張ろうとする万田小の卒業生と万田小の先生たち。

そんな思いがたくさんつまった卒業式(練習)でした。

 

最後には、6年生の子どもたちからのサプライズの替え歌のプレゼントがありました。

 

今後どうなるか、まだまだ予断を許さない状況が続きますが、

万田小の6年生たちのおかげで、今日は本当に胸が熱くなりました。

次は、この感動をぜひ保護者の皆様にもお届けしたい。

・・・今はそんな気持ちでいっぱいです。

 

 

 

土曜授業

2月15日に土曜授業がありました。

今回はいろいろな学年が家庭や地域との交流を行いました。

まずは、1年生の昔遊び体験。

渡り廊下で、こまの回し方を教えてもらっているところです。

他にも竹馬やけん玉などを使って、楽しく活動しながら地域の方々と交流していました。

 

次に、4年生は「2分の1成人式」を体育館で行いました。

生まれてから10年目の節目の年に、家族への感謝や将来の夢などを発表しました。

子どもたちの心のこもった発表や歌声に、聞いている保護者の方々の目には涙が・・・。

その後、親子で手紙の交流をしていたのですが、感極まって涙涙の場面がいたるところで見られました。

5年生は食生活改善推進事業での、親子料理教室でした。

家庭科室には、料理のおいしそうなにおいと、親子の温かい会話があふれていました。

 

こうやって、令和元年度の土曜授業は幕を下ろしました。

来年度も充実した活動ができるよう、計画を立てていきたいと思います。

ご協力やご参加いただいた方々、本当にありがとうございました。

 

 

四ツ山春の大祭

今日2月13日は四ツ山神社の春の大祭でした。

夕方、子どもたちの様子を見回りに四ツ山神社に出たのですが、そこの境内で見事な夕日を拝むことができました。

万田小の大先輩である海達公子さんもこの夕日を見て詩を読んだのかと思うと

感慨もひとしおです。

祭りに参加していた子どもたちも、声をかけるとにこやかに挨拶を返してくれました。

この夕日のように、地域でも明るい笑顔の万田小の子どもたちでした。

 

晴れ 立春に咲いた梅の花

今日2月4日は二十四節気の一つ「立春」でした。

そして、今日に合わせるかのように、万田小の校庭の梅の花が開いていました。

世間一般の梅の花は満開に近いのでしょうが、万田小の梅の花は今日花を咲かせました。

こうやって、春の訪れに気づくことができるのも幸せなことですね。

春はもうすぐそこです。