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校長のつぶやき

074 0916 体力アップコーナー

 多良木町学校教育取組の重点に中に「たくましい心身の育成」が掲げられています。近年、児童の体力低下の傾向を受けて、本校ではスポーツテストの結果を受けた、体力アップ作戦に取り組んでいます。

 たとえば、4年生男子の結果を見お手見ると「長座体前屈」が他の項目より低いことが分かります。

 そこで、下のような具体的な動きを紹介し、課題解決をおこなっているところです。

 黒っ子が義務教育を終え、大学受験や就職に挑戦する時がこれから訪れます。そのときに「体力」という要素は不可欠です。
 まだまだ暑い日が続き十分な運動ができない状況ですが、スポーツの秋に向けて、自分の得意なことや苦手なことを把握しておくといいですね。

 心身ともにたくましい黒っ子になれることを祈っています。

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073 0912 子どもが学びの主体になるために その2

 
 学習をつくる 子ども
 学習を委ねる 職員
 全ての子どもの学びを保障するためには、一人一人の学習内容の習得状況を確認し、個々の実態に応じた適切な指導が必要です。しかし、学級全体を担任一人が担うのには限界があります。
 そこで本校では、学び方を子どもに知らせた上で、学習を子どもたちに委ねることをやっています。決して放任ではなく、子ども同士が教室のあらゆる場所でペアやグループなどの学習形態に中で、自分の考えを伝え合う「子どもが主体となる授業」です。

 教師が教室の前に立って、発問をしても一部の子どもの発言しか拾えないことが多くあります。しかし、子ども同士が伝え合う機会を設定すれば、短い時間で全ての子どもが複数回発表したり、それに対して質問や感想を返したりできるわけです。
 椅子におりこうさんに座って話を聞く45分より、学習に参加せざるを得ない状態の中で伝え合う学習をする45分では、授業の濃さが違います。これを、継続することで、子どもたちの「伝えたい」「質問したい」などの学習欲求が高まってきます。
 そこで、本校では45分の授業を【子どもが主体的に学ぶ時間:教師が指示・発問等をする時間】の比率で具体的にゴールの授業を設定しています。その比率は、子ども7:教師3です。

 今日も各学級の授業を参観して回りましたが、「7:3」の授業をめざして職員も意識して授業をしていました。
 今後も、授業中に子どもたちが目を輝かせて、前のめりになりながら学習に取り組めるように、職員が一枚岩になって共通実践していきます。
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072 0911 学習つくる子ども

 本校のわかくさ学級の通信を紹介します。担任と学級の子どもたちが授業の前に協働しながら準備をしているのがわかりました。
2学期になり、黒肥地小の合言葉の中にある「学習をつくる子ども」を意識して、レベルアップしようと頑張っています。
例えば2年生は、休み時間に日付と学習する単元名、めあての枠を自分でノートに書いて準備をしています。
最近は、何も言わなくてもノートを書くことができるようになってきました。
3年生は、それに少しプラスし、黒板を自分たちで準備しています。
黒板にまっすぐ線を引くのは難しいですが、やっているうちに上手になってきました。
まずは、授業前の準備を自分たちで行うことで、「学習をつくる」黒っ子に少しずつ近づいています。

 

 合言葉が確実に広がっているのを実感しました。今日もとてもいい日です。
*他の学級の学級通信も、トップページから閲覧できます。

 

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071 0910 読書週間

 今週は読書週間です。通常の掃除の時間を利用して全校児童の一斉読書をしています。

 これは3年生教室に掲示してあるものです。教科書関連の本も紹介してあり、読み終わった児童はシールを貼るように計画されています。
 私自身の人生を振り返って改めたい出来事を挙げるとしたら『本読みをほとんどしこなかった。』という反省が出てきます。もっと幼少期に多くの図書に触れていれば、また違ったものの見方や考え方ができたかもしれません。後悔しても時間は戻りませんが、黒っ子には様々な図書に出会うチャンスをしっかりと確保したいと思います。

親ができることは? 子どもを読書好きにするヒント

*子供を読書好きにするためには、親が環境を整えてあげることが重要です。その際に大切にしたいのは、子供にとって本を「楽しい」ものにすること。そのためには、子供がワクワクするような絵本&本を選んだり、読み聞かせをしたり、親も読書を楽しむことが、本好きな子供にする近道です。
*子供が楽しいと感じる、年齢にあった絵本のセレクトをしましょう。本に対象年齢が書かれている場合は参考にしながら、子供にぴったりの本を選んでいくのが、「楽しい!」への近道です。
*子ども専用の本棚を用意するのがおすすめです。なんでも「自分専用」は嬉しいですよね。本棚といっても、カラーボックスなどでも十分。子供に手にとってももらいたい本を、親が定期的に入れ替えをし並べることで、自然と読んで欲しい本を手にとっていってくれれば、親の作戦勝ちです!また、机の上やおもちゃの近くなど、子供がさっと手に取りやすい場所にさりげなく本を置いておくのも効果的。「これを読みなさい」と渡さなくても、勝手に読んでくれる可能性がぐっと高まります。
「遊びが学び、学びが遊び! 個性を伸ばし、才能を育くむ学び方 STREAMS教育」から抜粋
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070 0909 身近なところにヒントあり

視聴覚今朝、4時50分頃の人吉の空です。満月みたいな月が薄い雲を照らしながら輝いていました。幻想的な風景につい携帯で写真を撮りました。

 また、昨日はコーンムーンという満月であり、皆既月食が見られた日でもありました。満月の時、月と太陽は地球を間において反対側にあります。 これが完全に直線上に乗れば皆既月食食 が起こるそうです。
 話は変わりますが、全国学力・学習状況調査で常に上位にランクしている秋田県は、小学校1年生から6年間、毎日の宿題の他に自主勉強をするそうです。内容は自分で決めていいため、子ども自身が関心のある内容を決定して学習に取り組むそうです。子ども自らが問いを持つこと自分で学習計画を立てることはとても大切なことなんだと再確認したところです。
 意外に「皆既月食」とか「満月の周期」とか「月と海の水の満潮等」身近なところに学習課題があるかもしれませんね。
 
 
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