令和6年度の黒肥地小は児童数114名、1~6年生まで6クラスとわかくさ学級、ひまわり学級、あおば学級、すみれ学級の10学級、柳野分校は児童数4名です。教育目標「やさしさ」「元気」「やる気」いっぱい 笑顔かがやく児童の育成~自立貢献~を掲げ、「考える学校」「きれいな学校」「仲よし学校」を校訓として取り組んでいます。
黒肥地(くろひじ)小学校は、「至誠の教育」の精神を受け継いで、今年度で開校138年目を迎えました。本校の創立は明治8年で「公立小林小学校」としてスタ-トしました。明治24年に「小林尋常小学校」、翌年の明治25年には地名をとり「黒肥地尋常小学校」と改称し、昭和16年に「黒肥地国民学校」、昭和22年に「黒肥地小学校」と改め現在に至っています。
「我が学び舎に光添う 梅田先師の記念碑に残る 御教むねとして 正しく強く育たなむ」校歌にも歌われていますが、本校の教育の礎をつくったの第10代梅田嘉七校長です。
「協力一致、誠意をもって勤めると校風は奮い立ち、教育の効果はみるべきものがある」という考え方で教育を展開されたそうです。まさに本校教育の基盤はそこにあり、これまで歴代校長や職員により受け継がれてきました。
また、梅田校長は地域の方々とも親交が厚く、様々なことにも尽力され、地域の方々に尊敬される存在でもあったことが、青蓮寺横の高台に、地元の住民の方々により建立されているお墓からも偲ばれます。