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校長のつぶやき

037 0624 歴史を感じる今日このごろ

 先日、校区内にある蓮花寺東之前遺跡、青蓮寺境内(五輪塔)が国史跡へなることがわかりました。多良木学(総合的な学習の時間)でも学ぶ場所です。身近なところに歴史的に価値のあるものがあることを嬉しく思います。
 さて、校歌の歌詞(我が学び舎に光添う 梅田先師の記念碑に 残る御教むねとして 正しく強く育たなむ)に出てくる第10代梅田嘉七校長(明治45~大正15)の墓も青蓮寺横の高台にあります。このことから、梅田校長は地域の方々に尊敬される存在でもあったことが伝わってきます。

 
 梅田校長先生は「協力一致、誠意をもって勤めると校風は奮い立ち、教育の効果はみるべきものがある」という考え方で教育を展開されたそうです。まさに本校教育の基盤はそこにあり、これまで歴代校長や職員により受け継がれてきて、本年で150周年目を迎えています。

 しかしながら、校歌に校長先生の名前がある学校は全国的にも珍しいのではないでしょうか。ちなみに作詞/作曲は犬童球渓先生です。
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036 0623 こども110番の家

 友達と命を大切に
 
 子どもたちが身の危険を感じたときや、犯罪等の被害に遭遇又は遭いそうになったときに、緊急避難できる場所がいわゆるこども110番の家です。本年度は地区委員さんにお願いして各地区2本の旗を立てることにしました。

 
 管理職が直接出向いて設置のお願いをしていますが、逆に「ありがとうございます。」とお礼を言っていただいています。地域で子どもを守り育てる風土があると実感したところです。本当にありがとうございます。(未設置の場所は、今後随時設置していきます。)
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035 0620「平等」と「公平」を考える

「平等」とは、「みな等しいこと」という意味の言葉です。また、そうしたさまを表します。大勢の中である特定のものに偏ったりすることなく、全員が等しくなることを言います。
「公平」とは、「すべてのものを同じように扱うこと」という意味の言葉です。判断や処理などがある方向に偏ったりしないことや、そうした様子を指します。

「平等」という考え方は正しいと思いますが、私は、学校では「公平」の視点を大切にしたいと思います。
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034 0619 5年生集団宿泊教室へ

5年生集団宿泊教室へ     
 今日から1泊2日で熊本県立あしきた青少年の家へ集団宿泊に行っています。
 昨日は「ありがとうでつながる黒肥地小」と集団宿泊中の心構えを絡めて5年生教室でお話をしました。聞く姿勢・反応・表情などとてもよかったので最高に嬉しかったです。


 
 さて今朝の教室(8:30現在)です。いつも賑やかな5年生教室に静けさがあります。なんだかさみしい気持ちです。そういえば、親として我が子を集団宿泊教室に送り出した気持ちに似ています。たったの1泊2日なのに家から離れるのは初めてだった我が子のことへの心配と家に居ないさみしさで2日間を長く感じたことを思い出しました。

 
 2日間、暑くなりますがたくさん学んで帰って来てください。
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033 0618思い込み

 5.28につぶやいた「プランター栽培」の続編です。キュウリとズッキーニは我が家の食卓にも頻繁に出てくる野菜です。見た目こそ少し違いますが、同じ品目だと思っていました。

 ゆえにズッキーニもキュウリみたいに茎にぶら下がってできるものだと勝手に想像していました。しかし、双葉から出てきた葉はカボチャみたいに大きく広がり茎は伸びてきませんでした。ズッキーニの実は根元から空に向かって伸びてきました。これにはさすがに心から驚いたところです。「キュウリに似ているからキュウリみたいな実のなり方をする」というのは私の思い込みでしかなかったのです。

 学校経営も学校という狭い世界での思い込みで動くことがないよう社会の物差しを適切につかって「気づき・考え・動いて」いきたいと思います。教職員として絶えず研究と修養に努めることの大切さを痛感した瞬間でした。

 

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032 0617猛暑対策

 今日は九州南部には熱中症警戒アラートが発表されました。また、昨年みたいな猛暑がやってきそうな予感がします。昨年は職員室の室温が29度から下がることはありませんでした。湯沸室の水道も終日温水が出ていました。一昨年はそんなことはありませんでした。エアコンの老朽化も考えられますが、天井や壁の温度が30度を超えていたようです。 晴れ
 本年度は先手を打って、職員室のベランダにアサガオを植えました。グリーンカーテンをつくって直射日光を避ける作戦です。まだ植えて2週間ほどですが、これからアサガオが大活躍してくれることも心より願っています。結果は夏休み頃お伝えします。
グリーンカーテンの具体的な効果
 まず、グリーンカーテンがもたらす具体的な効果として、「気温の上昇抑制とエネルギーの節約効果」が挙げられます。
 グリーンカーテンが建物の外部を覆うことにより、夏場の直射日光を遮り、建物内部の気温上昇を抑える効果があります。
 これによって冷房の需要を減らすことができ、建物内の快適な環境を保ちながらエネルギーの消費を抑制します。
 これらの効果により、エネルギーの節約に貢献し、地球温暖化の抑制に効果的な対策となります。

右駐車場に来られた際は、2階を見上げてアサガオの生育状況をご確認ください。
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031 0616雷注意報

 梅雨入りして雨の日が続く毎日です。学校ではプール開きをしたものの「雷注意報」が出ている場合には「プール学習から体育館での体育」に変更しています。プールを楽しみにしている子どもたちは、プール学習が中止になることを知るととってもがっくりします。

 全国だけでなく県内でも落雷による事故が報告されています。子どもの命を守るためにもしっかりとプール学習の可否を判断していきます。以下は、本校の判断基準について職員へ周知したものです。

 ホームページのトップページに記載しています。60分後までの雷雲の動きがわかります。

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030 0630 学校目標を具現化する黒っ子

 昨日、代表委員会がありました。代表委員会とは、児童から出された学校をよくするための議題を各学年の代表児童が話し合い取り組むことを企画・立案する児童会の組織です。その担当職員から以下の内容で報告がありましたのでご紹介いたします。
今回の代表委員会の議題は、【「ありがとう」でつながる 黒肥地小  当たり前のことを、びっくりするほどちゃんとやる 子どをもっとできるようになるために、どんな取組ができるか】でした。
まず、できていないことの各学級の共通点として「時間を守る」「廊下歩行」「あいさつ」という点が上がり、その中で「あいさつ」( に関係することですが)をもっとできるようになったほうがいいという話合いになりました。
今回は、時間が足りず取組の案について協議をしている段階で終わってしまいましたが、今回の話合いを踏まえて、黒っ子委員会からまた提案したいと思います。
 子どもが「気づき・考え・行動」している黒肥地小学校を誇りに思います。
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029 0612気づき・考え・行動する力

 今日の人権集会で各学級の人権目標を達成するために「困っていること・正しくないことに気づくこと」の大切さを話しました。

 人権スローガンが飾った餅にならないように意識してほしいと思います。
【6年通信】今週は人権週間でした。学級では、クラスの課題は何か、1年間を通してどのような学級にしていきたいのかをみんなで話し合いました。一人ひとり、たくさんのよさをもつ6年生ですが、友達の話を聞いて気持ちを想像することや、男女関係なく接していくことを意識して、よりよい学級にしていきたいという意見が出ました。
みんなの意見を一つにまとめ、6年生の人権スローガンは「男女関係なく協力し合い、命を大切にする6年生」に決まりました。
このメンバーで過ごすのも、今年が最後です。一人ひとりが輝き、安心して自分らしく生活できる、そんなクラスを子どもたちと一緒に作っていきます。
:友達や命を大切にする子ども)
 最上級生には『黒っ子 かがやき プロジェクト2025』のことについて少しだけ触れました。

 これから、黒っ子の輝く姿を発信して行く予定です。

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028 0611 わくわく研修(職員編)

  学習を デザインする 職員
 本日は職員の校内研修でした。国語科の授業づくりについて研修をしています。
視点1 児童が「考え」をもつための工夫
視点2 児童が「考え」を表現するための工夫
 6月25日(水)に講師を招聘して3年生で授業研究をする予定です。今日の研修会では参加した職員が積極的に質問や意見を出し合い、子どもたちが主体になる授業づくりについて協議しました。
 子どもが「わくわく」する授業を行うために、それを行う私たちも「わくわく」しながら教材研究をしています。6月27日(金)は1学期最後の授業参観です。お子様がいきいきと学習に参加している様子をご覧ください。

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