10月24~25日の一泊二日で、6年生の修学旅行を行いました。一日目は平和学習を、二日目は歴史・文化・科学の学習を積み上げました。行程は、どの学校でもある長崎修学旅行でしたが、子どもたちの様子というか子どもたちの質が違います。
語り部の方やボランティアガイドさんの説明を真剣に聞いている南小の子どもたち。戦争というものの恐ろしさ・愚かさ・悲惨さと同時に、平和の尊さをしっかりと学ぶ姿勢がありました。学習を離れたら、とにかく仲が良く、その中にいると、ほわ~んとした心地よい空気に包まれて、見ているこちらの表情が自然と穏やかな笑みを浮かべていることに気づきます。
6年生保護者は、子ども不在で寂しい思いをされたことと思いますが、本当に立派で素敵な姿を見せてくれたことをお知らせします。これまで、ご家庭で大切に育てられてきた子どもたちだからこそ、人として立派に育っています。
この南小の子どもたちは、一生懸命で、やさしく、温かく、人を大切にする、そのことをしっかりと証明してくれた6年生でした。
10月21日(月)に、5年生が稲刈りを行いました。これは、西岡和明様のご厚意により成り立っている、田植えから稲刈りまでをとおした体験活動です。
大切なお米なのに、小学生の成長のためにお力添えいただけることに、深く感謝申し上げます。
教育は子どもたちの人格を完成させるために行いますが、それは教室だけで行うものではありません。教室を飛び出して、人やものと出会い、肌で感じたり、実際に手足を動かして体験したり、失敗しながらだんだんできるようになったりしながら、人として大切なことを学んでいくというか、人間としての幅が広がっていくのです。真に重要な教育です。だからこそ、このような教育を行わせていただけることに感謝の思いでいっぱいです。
こうした地域の支えにより、貴重な体験を経ながら育つことができた子どもたちには、豊かな心が育まれ、これからの南小、菊陽町をつくっていってくれることでしょう。
10月18日(金)に、鼻ぐり井手ボランティアガイド養成講座の閉講式が行われ、冨永南部町民センター長から3・4年生の子どもたちへ、修了証が渡されました。当日は、バスに乗って井手の主要箇所を巡り、実際に目で確かめながら学びを深めていきました。
最後に、これまでの講座で多くのことを教え続けてくださった先生方お一人お一人から温かいお言葉をいただきました。
いま、子どもたちは鼻ぐり井手祭に向けて、発表の練習も頑張っています。昼休みに自主練習を行い続ける一生懸
命な姿から、伝統を守り伝えようとする人材が確かに育っていることを実感しています。本番での活躍が楽しみで
す。
本校のホームページへのアクセスがさらに伸びています。6月には2週間で1万件を超える勢いでしたが、7月末に、夏季休業日に入ってからのわずか5日間で、なんと21,000件を超えていました。単純計算で1日に4200件のアクセスをいただいております。
学校便りや記事の更新をしないと、すぐにアクセス数が減少する状況です。本校及び菊陽町の教育について情報を発信し、できるだけ多くの方々に、本校の教育について、ご理解とご協力を賜ることができましたら幸いです。
10月11日から秋休みに入りました。この5日間でもたくさんの方々にご覧いただければありがたいです。
本日(10月11日)、前期終業式を終えました。1年の半分の学校生活を無事に終えることができました。これも、多くの方々に支えられてのことと心より感謝申し上げます。
通知表には、担任が見取った子どもたちの頑張りと成長が記されていて、それを読んで、本当にうれしくなったところです。後期も、学校教育目標「あいさつ 笑顔 思いやり すすんで学ぶ南っ子」の具現化に向けて、職員一丸となって取り組んでまいります。
引き続き、保護者及び地域の皆様のご理解とご協力を賜れば幸いです。
学校運営協議会のご意見で始まった南小あいさつ運動。そこには、とても素敵な光景が広がっています。
子どもと子どものふれ合い、保護者や地域の方々と子どもたちのふれ合い、あいさつ運動への子どもの自主的な参加。
その時間と空間は、笑顔と温もりでいっぱいです。
南小花いっぱい運動についてお願いしたところ、たくさんの善意の花が寄せられて、教室や学校が潤いある環境となっています。
花そのものもきれいなのですが、その花の向こうに、「人の思い」があるから、より美しく、ありがたく、うれしく感じてしまいます。
花を摘み取るとき、新聞紙で包むとき、子どもに持たせるとき、どんな思いで花を手に取られていたのだろうと思うと、感謝の思いでいっぱいになります。
家庭や地域の皆様に支えられて、南小は輝いています。
写真では、すべてをご紹介できませんが、ここにお礼を申し上げます。あわせて、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
私たちは、授業力や指導力の向上のために、毎週水曜日の午後に研修を重ねているところです。その一環で、25日(水)に、3年生(大津教諭)で研究授業(算数科「あまりのあるわり算」)を行いました。
そこで見せてくれた子どもたちの姿に感動しました。出された課題について一生懸命に考える目や表情がキラキラとしていました。図をノートに書きながら思考する姿、自分の考えを文章で表現していく姿、それを言葉で表現していく姿、考えを交流させていくことで、自分とは違う考えに触れ、「あっ、そうか!」と考えを広げたり、「そうだよね!」と自分の考えを強化させたりする姿なども素敵でした。
とにかく、その45分間、3年生の教室の中では、一人一人の「一生懸命」がキラキラと輝き続けていました。その時の様子は学校便り「和気香風」第14号②をご覧ください。
私が子どもの頃に親から言われて嫌だった言葉に「はよ(早く)、勉強せんか!」「はよ(早く)風呂入らんか!」などがあります。その言葉への反応として、「うん」という生返事、黙って無視、そして「今、しようと思っとったつに!いちいち言わんでもわかっとる!」という反発でした。
ところが、子どもの頃に反発していた自分が親になってみると、同じように我が子に「はよ(早く)、勉強せんか!」「はよ(早く)風呂入らんか!」と言っていました。振り返ると、いま子どもがどんな学習をしているのか、国語や算数等で何を習っているのか全くわかっておらず、まして我が子が何を理解できておらず、どこでつまずいているのかなんて把握もしていないで、ただただその言葉を浴びせかけるだけだったように思います。『これじゃ、いかんな』と自省するのもつかの間で、『仕事、仕事で忙しい。そんな余裕はない』という思いも正直ありました。丁寧な関わりでなく、単なる一言で済ませようとしていた面がありました。お恥ずかしい限りです。
下のグラフは、親子で将来や進路について話をすることと子どもの学習時間の関係を表したものです。(ベネッセコーポレーションより引用)
このグラフを見ると、親子で将来や進路について話をするほうが、子どもの学習時間は長いという明らかな結果が出ています。親と将来や進路について話をしている子どものほうが、勉強時間が長いのはどの学年も共通しています。特に小4以降はその差が歴然として、小4~小5では20分前後、小6では30分以上の差になっています。中学生でも同様に、中1~中2は20分弱、中3では30分以上の差と、受験の前にさらに差がつく傾向が見てとれます。
「勉強しなさい」の声かけより、「親子で将来や進路について話をする」ことのほうが、子どもの学習意欲を高める効果があるのかもしれません。それを裏付けるかのように、「将来の目標イメージが明確な子どもは、自律的に勉強している」というデータもあります。自分の将来の目標イメージを描く手助けとして「子どもと将来や進路について話をする」ことは、どの学年の子どもにとっても学習意欲を高めるために大切な働きかけであり、中学生になるまで待つ必要はないと言えます。
「勉強しなさい」の声かけが必要なときも、もちろんありますが、それだけでなく、今から将来について親子で楽しく話し合うことを、積極的に始めてみてはいかがでしょうか。
学校だより№12でお知らせとお願いをしたところでしたが、時期悪く、猛暑続きで花がほとんどない頃でした。そんな厳しい中に、花や花瓶を届けてくださった保護者や地域の方々に、感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。
さて、この南小にも、朝夕は涼しい風が吹き、やっと秋を感じられるようになってきました。道端に彼岸花が咲いているのを見つけ、秋の花々が彩りを見せる時期が来たかとわくわくしております。
そこで、再度のお願いです。南小の教室や校舎を花でいっぱいにするために、
庭先や道ばたに咲いている花を、
子どもたちに持たせてください。学校にお寄せください。
お待ちしております。
22日(木)は天候にも恵まれ、山﨑教育委員様、多くのご来賓の皆様のご臨席のもと、令和5年度卒業証書授与式を無事に挙行することができました。今年の卒業生は23名。本校の中では一番人数が多い学年でした。これまで、6年生は、「卒業プロジェクト」と称し、卒業制作・クリーン作戦・お世話になった先生方へのお手紙やプレゼントの準備・下学年とのレクレーションなど、多くの活動を行ってきました。そして、担任の先生とともに、式の練習もたくさん重ねてきました。6年生は地域の宝。今後、中学校では大人数の中で学習することになりますが、自分を表現することを恐れず、いろいろな人と関わりながら、更に大きく成長してほしいと思います。久しぶりに、多くの方々に見守られながら祝うことができた卒業式。これからの活動に向けた大きな一歩となりました。本当におめでとう!そして、ありがとう!皆さんのこれからの人生に幸多きことを心から祈っています!
ご存じのとおり、本校の1年生は7人で、他の学年よりもかなり少ない人数です。この1年間、担任の先生とともに、一致団結していろいろなことに頑張ってきました。そして、深い絆を創り上げてきました。1年が終わるにあたり、他校の1年生と(もっと多くの1年生のお友だちと、という意味で)交流する機会を設けたいと思い、天草小学校にオンライン交流をお願いしたところ、快く引き受けていただきました。15日(金)5時間の本番、あちらの子供たちも、本校の子供たちも大興奮!天草小の1年生は11人で、そのうち男子が7人。とても元気な子供たちでした。お互いに自己紹介をしたり、質問をしたりしながら普段交流することのない相手とのやり取りを思い切り楽しんでいました。今後も、様々な形で交流できたらいいなと考えているところです。
本年度の送別遠足を、3月8日(金)に行いました。場所は、昨年度に引き続き、久保田にある「なかよし公園」です。片道2.2kmと、遠足にはもってこいの距離で、春の風景を楽しみながら行ける絶好の目的地です。当日は晴れて(少し風は冷たかったのですが)、行き帰りのおしゃべりも弾み、家から持ってきたお弁当をおいしそうに食べていました。また、自由時間では、縦割り班のメンバーで元気いっぱい遊びました。お迎えに来られていた、ある1年生の保護者の方とお話をしたところ、子供さんが、「6年生が卒業するのはさみしい。よく遊んでもらった。縦割り班が大好き」といったことを、よく話してくれるとのことでした。その保護者の方も、とても喜んでおられました。こういった形で6年生の頑張りが認めてもらえるのは、とても誇らしい気持ちになります。6年生の皆さん、縦割り班でのお世話、本当にありがとう!皆さんの頑張りは、5年生が引き継いでくれます!
この事業では、プロの演奏家が小学校を巡回し、ピアノやサクソフォンの演奏を披露してくださいます。コンセプトとしては、体育館やホールなど、改まった場所ではなく、音楽室や教室など、普段使う場所で、クラッシック音楽を身近なものとして感じてほしいということです。学校としては、非常にありがたい機会です。本校は小規模校なので、5・6年生(他校は6年生が対象)が一緒に鑑賞しました。2月28日(水)、ピアニストの山本亜矢子さんが来てくださいました。演目は、「トロイメライ(シューマン)」「軍隊ポロネーズ(ショパン)」などの計5曲。曲の説明も聞き、十分にイメージが広がった状態で聴くことができたのではないかと思います。うっとりするほど華麗な演奏でした。また、途中でクイズを出していただいた場面も・・・。「ピアノはおよそいくつの部品でできているでしょうか?」答えは約10,000個!模型を見せていただいたりしながら、豊かな時間を過ごすことができました。来年の演奏も楽しみですね!ができました。来年の演奏も楽しみですね!
22日(金)の午後は、学習発表会・学級懇談会たいへんお世話になりました。今年は、授業でお世話になった地域の方々にも来ていただき、学習の成果を披露することができました。子供たちは張り切って発表していたと思います。1年生は、この1年間でできるようになったことを一人一人が発表しました。周りの人たちへの感謝、7人の絆が強く感じられるような内容で、つい「ほろり」ときてしまいました。2年生は、今年校区内の施設をたくさん訪問させていただいたのですが、自分たちの暮らしと、それらの施設のつながりを実感し、視野の広がりをうかがわせる、とても頼もしい内容でした。声もよく出ていました。そして、3・4年生は、今年いくつもの大舞台を経験した「鼻ぐり井手音楽劇」を再度披露しました。最後の舞台からしばらく時間がたっていたものの、さすが場数を踏んだだけあって、今回もとても分かりやすく、迫力のある劇を披露してくれました。「子どもガイド養成講座でお世話になった講師の方々が3名全員来校され、子供たちを見守ってくださいました。本当にありがとうございました。5年生は、今年、米作りと水俣病学習に取り組みました。その過程で、多くの方々との出会いがあり、その方々の思いをしっかり受け止めながら学習に取り組んできました。子供たちが感じたこと・学んだことが、しっかり言葉で伝わってきました。また、その二つの学びを関連付け、水の大切さや「伝えていくことの大切さ」を教えてくれました。そして、フィナーレは6年生の歴史学習を劇にした発表。子供たちがいろいろ工夫を凝らし、知的好奇心をそそり、かつユーモアのある展開で、歴史の好きな私としても、とても楽しめました!子供たちの意外な一面(?)も知ることができました。さすが6年生です。残り少ない学校生活も精一杯充実させてくれるでしょう。見に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。
16日(金)は、令和6年度の新1年生を迎えるための説明会を実施しました。保護者の皆様が学校からの説明や「親の学びプログラム」を受けておられる間、新1年生の子供たちは、5年生・現1年生がそれぞれに企画した遊びを通して交流しました。子供たちは、先輩のリードのもと、とても楽しそうでした。また、見ているだけで「ほっこり」するような光景も多く見られました。もちろん、5年生は、小さい子供たちへの対応に慣れていましたが、去年入学したばかりの現1年生も、「なんと成長したことか!」と思わずにはいられませんでした。学校生活の説明、遊びのリードなどをこなす、かっこいい先輩になっていました!子供たちは、わずか1年で大きく成長するものだなと改めて感じました。
9日(金)は、本年度最後の「みなみっ子集会」でした。各学級での日常の取組が土台となり、大勢の中でも、自分の話を交えながら(自分と重ねながら)お返しができる子供たちがとても増えているなと感じます。「くらしを見つめ、綴り、伝え合う中で本当のつながりをつくっていく」「自分で気づき、考え、行動する力を付ける」ことは、子供たちが反差別の集団として高まるだけでなく、これから先、差別をなくしていく主体者として、社会の中で生きていく上でとても重要なことです。今回、自分のクラスや自分たちの日常をしっかり見つめた発表やお返しがとても多かったと思います。自分自身の振り返りをする子供たちは、とても力強く、頼もしく感じられました。また、今後どのようなつながりを目指すのかに言及した発表も多かったです。「安心・安全・自由」をキーワードに発表したクラスもありました。家族のことについて考えた発表では、こちらの目頭が熱くなるような内容もありました。子供たちは本当にしっかり考え、発表してくれました。つながり合う姿はとても素敵です。なお、今回も学校運営協議会から酒井様、曽我様が参観され、温かい応援をいただきました。保護者の皆様も参観いただき、ありがとうございました。
7日(水)の3・4時間目、冨永南部町民センター長様、川口曲手区長様、山口辛川区長様、曲手婦人会から冨永様及び桑住様の5名の方々をゲストティーチャーとしてお招きし、1・2年生が昔遊びを体験させてもらいました。教室、体育館、運動場をフルに使い、竹とんぼ、こま、ビー玉、メンコ、おはじき、羽子板、お手玉、けん玉などの遊びを楽しみました。子供たちは興味津々で、準備していただいた道具を使い、元気いっぱいに動き回っていました。幼い頃、近所の方たちが、こういった道具をさっと作って、遊び方まで伝授してくださっていたな・・・と懐かしく思い出します。手際よく道具を作られる姿を見ては、子供ながらに「すごいなあ~」と感動したものです。竹馬の乗り方も近所の方に教えてもらいました。その方々も鬼籍に入られて久しく、あのとき、かけがえのない贈り物をたくさんいただいていたのだな・・・と今になって気付きます。子供たちにも、あとで「じわっ」と思い出せるような、そんな素敵な思い出・記憶をたくさんの方々からもらってほしいなと思います。5名の皆様、ご指導本当にありがとうございました!
1月16日(火)に実施予定だった第4回「サウスくんデイ!」(縦割り班活動)ですが、感染症拡大防止のため、2月6日(火)に延期して行いました。いつものように、給食、遊び、掃除、振り返りを班ごとに行い、一緒に過ごす時間を楽しみました。6年生にとっては最後の「サウスくんデイ!」。中学年の頃は、コロナ禍でなかなか思うように活動できなかったのではないかと思います。今回は、そんな6年生に更にリーダーシップを発揮してもらうべく、また、一人一人が主体的に動くことができるよう、事前の打合せなど、先生方から一層の協力を得て進めました。活動終了後、何人かの6年生に様子を尋ねたところ、「前回よりも、多くの人たちが意識して、自分たちで活動を進めていた」という旨の話を聞くことができました。
先々週からずっと、天気予報及び気温予想とにらめっこしていましたが、よりによって24日(水)の大会当日はここ最近では一番の冷え込みの日、更には積雪が心配される日となってしまいました。そしてとうとう、延期せざるを得ない事態に・・・。26日(金)は天候も回復し、気温も上がりました。そしてぬけるような青空で、風もほとんど吹かず、最高の持久走大会日和でした。延期となっても、当日子供たちは元気いっぱい!御家族をはじめ、たくさんの方々から応援をいただき、張り切って本番に臨みました。持久走大会は、子供たちの真剣な表情を見ることができる機会の一つ。無事全員が完走し、とても充実感に溢れた顔をしていました。本当によく頑張りました。また、子供たちは御家族や地域の方々の応援が本当に励みになったようです。心より感謝申し上げます。
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