ご存じの方も多いと思いますが、現在、「ポップサーカス」が菊陽町で公演中です。今回、町及びサーカス団の御厚意で、町内すべての小学校で30分程度の演技を見る機会を得ました。本校では、24日(水)の午後、団員の方と帯同スタッフの方が計7名来校され、ジャグリングとクラウンの演技を披露していただきました。この日は、ここ最近では一番冷え込みの厳しかった日(持久走大会が延期になった日でもあります。子供たちは朝から雪合戦に夢中でした)。「ポップサーカス」では、動物を使わず、すべて人による演技をされているそうですが、とにかく楽しかったです!いろいろなお話もしていただきましたが、サーカスには「ピエロ」はおらず、「クラウン」と呼ぶのが正解だそうです。昔、イタリアの演劇を見て、道化役の名前の「ピエロ」を誤解して日本で広めてしまった人がいたのが原因だとか。今回のサーカスクラウンは、カルロンチョさん。ある子供が急遽カルロンチョさんに導かれ、即興で演技を披露する場面もありました。これがものすごく上手で、とても盛り上がりました。やっぱり、「本物」は、子供だけではなく大人も心から楽しめるなあと改めて思いました。昔はサーカス団の数も多かったらしいのですが、最近では減っているそうです。小さい頃見たサーカスの公演をなつかしく思い出しました。
年明け早々に発生した「能登半島地震」では、17日(水)午後現在で、亡くなられた方が232名(関連死を含む)となり、保護者の皆様も心配されていることと思います。また、今回の地震では火災や津波も同時に発生し、道路の寸断等により、なかなか被害の全容が明らかになりません。災害は、他人事ではなく自分事、と頭では十分理解していますが、被害の大きさを実感するにつれ、今できることを改めて考えなければならないと思います。19日(金)の訓練では、子供たちは放送を聞いて、速やかに・適切に避難できていましたが、いろいろ調べてみると、火事で安全に逃げるにはいくつか鉄則があるようです。それは、「①できるだけ速く逃げ始めること。②煙を吸わない。③絶対に戻らない。」に集約されそうです。今回は消防署員の方々からお話をしていただきました。また、消防車両を乗り入れ、放水のデモンストレーションをしていただきました。このことも、児童にとっては貴重な機会となりました。今回は、訓練といえども真剣に取り組んでほしいと、特に強く思ったところです。
毎月実施している、委員会による児童集会。今月は19日(金)に、給食・生活委員会が主体となって行いました。テーマは「南小の給食のおいしさの秘密を探ろう」というもの。役割演技で、博士や助手、給食の先生になりきって、クイズ及びその解答を通して、給食に対する理解を深めました。26日(金)まで給食旬間ということもあり、給食について改めて知るよい機会となりました。約100人分の野菜を何人で切っているか(1人です)、出汁を取る時間はどれくらいか(出汁をしっかりとることで塩分を減らせます)、安心安全な給食を提供するために給食の先生方が行っていることは何か(健康観察、適切な温度管理、水質検査その他)などについて教えてもらいました。感想交流では、「給食がおいしい理由が分かった!」の声を聞くことができました。毎回工夫されて見応えのある児童集会。一度覗きに来られませんか?
1月16日(火)に、本年度2回目の学校運営協議会(南ba小会)を開催しました。8名の委員の皆様には、日頃より学校に対する支援を頂き、また、「学校の応援団」としていつも心を寄せていただいています。いろいろな行事等の際には、学校で子供たちの様子を見ていただいたり、直接子供たちに支援をしていただいたりしています。今回は、短時間ではありましたが、授業の様子を参観していただくとともに、12月に実施した「学校評価アンケート」の結果もお知らせしたところです。協議の時間においては、テレビ・ゲームの時間の適正化、体力向上の取組、SNSの課題、地域の教育力、地域学校協働活動、心の教育等について話題となりました。委員の皆様には、今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
すでにお知らせしておりますが、1月24日(水)は持久走大会です。只今、更なる持久力向上を目指し、体育の時間や業間で、ランニングに取り組んでいます。特に、業間の時間を「ランランタイム」として設定し、児童と先生方で運動場を走っています。「ランランタイム」は計5日実施(12日、15日、16日、18日、22日)。音楽に合わせ、7分間走を行います。1~3年生は運動場の内側を、4~6年生は外側を走り、何周走ったかを数えて、走った分だけカードに記入していきます。子供たちは2時間目が終わるとすぐに運動場に飛び出し、楽しそうに、そして自分のペースに合わせて走っているようです。(もちろん先生方も!)昨年度のことを思い返してみると、持久走大会の日に大寒波がやってきて、大変な思いをしました。今年は暖冬ですが、ちょうどよい天候の下、実施できればいいなと思っています。当日はオープンスクールとなっておりますので、どうぞたくさんの声援をお願いします。
年末あたりから、度々ニュースで取り上げられていた、小学校へのグローブ到着のニュースですが、本校にも4日についに届きました!先生方も興奮されていましたが、9日(火)の全校集会でお披露目しました。普段は、図書室前に展示していますが、子供たちにはどんどんさわってね、と伝えています。また、実際にこのグローブを使ってキャッチボールをすることもできます。(まだ申し出は少ないようですが・・・)次は、大谷選手からのメッセージです(抜粋)。
この3つの野球グローブは学校への寄付となります。それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。~(中略)~この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。貴校の益々のご発展をお祈り申し上げます。野球しようぜ。大谷翔平
12月7日(木)に、地域交流事業で地域の方々とともに作成した看板を現地に設置していただきました。場所は「南郷往還(奥の方)」「井口眼鏡橋」「六道塚古墳」「九文の渡し」の四カ所です。中にはすでにご覧になった方もいるかもしれませんね。時折、知らない土地で地元の子供たちが描いたと思われる、このような案内板に出くわすことがありますが、とても味があって、心がほっこりするような良さがあります。地域への愛情や、そこに暮らす方々の顔が見えるようです。今回作った看板も、きっとそのような役割を果たしてくれるのだと思います。ところで、「九文の渡し」に興味がわきましたので調べてみたところ、藩政時代の大津手長中代村に九文村という小村があり、その名前は、渡し船の料金「九文」から来ているということでした。ただし、荘園時代の書記役である「公文」という荘官名にちなんだもの、という説もあるようです。(写真はj上段左:南郷往還、上段右:井口眼鏡橋、下段左:六道塚古墳、下段右:九文の渡し)
今年、6年生は、違う学校の6年生と交流する機会をたくさん持ちましたが、これもその一つ。国語に、「町の幸福論」という単元があり、その学習の中で、実際に、自分たちの町(菊陽町)の未来を考えて、オンラインで菊陽中部小、菊陽北小の子供たちとアイディアを紹介し合いました。今回は、なんと、吉本町長が事前にメッセージ動画を送ってこられたばかりではなく、二殿教育長とともに、当日参加もされました。実際に各校の発表を聞いてみると、どれも大人顔負け!プレゼン・発表ともによくできているのはもちろんのこと、その内容はまさに「政策提言」。かなり具体的で、根拠として示すデータも具体的です。多くのグループが、誰にとっても(外国人含む)安心して暮らせる町づくりを目指しているのは間違いなく、インフラ整備、災害に強い町づくり、外国人に優しい町づくりなど、興味深い内容ばかりでした。もちろん、本校の発表もとてもよかったです。「料理交流会」、ぜひやってみたいですね!
前回は、上村さんにゲストティーチャーとして水彩画の指導をしていただきましたが、今回は、地域学校協働活動推進員の内田さんから、彫塑の指導をしていただきました。子供たちは、事前に、作りたいもののデザイン画を準備し、それに合わせて粘土を使って制作していきました。内田さんの的確かつ愛に溢れたアドバイスのもと、短時間でどんどん素敵な作品ができあがっていきました。何かを作っているときの子供たちの顔は生き生きしていますし、集中力がぐんと増すようです。内田さん、今回もたいへんお世話になりました!
16日(土)の朝、学校運営協議会委員の皆様や、区長様方に集まっていただき、今年も大きな門松をつくっていただきました!覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、とても大きな門松です。こうやって、いつも学校に心を寄せてくださる方々がいらっしゃることは、私たちにとって大きな支えであり、励みでもあります。「安心・安全に過ごせる学校づくり」の一層の充実を目指し、その願いを門松に託しつつ、年末・年始は一層気を引き締めて教育活動を展開していきたいと思います。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 森田 富士夫
運用担当者 教諭 小嶌 幸陽