26日(木)の5時間目、2年生で算数の研究授業を行いました。今回は、講師として、室小学校の福田教頭先生に授業を見ていただきました。2年生はかけ算の学習を進めていますが、言うまでもなく、かけ算は普段の生活の中でよく使うものです。問題は、「じゅとう先生は、チョコレートを3箱食べました。1つの箱にはチョコレートが5個ずつ入っています。じゅとう先生はチョコレートを何個食べましたか」というもの。「ひとつ分の大きさ」と「いくつ分」に着目して、なぜその式になるのかを考え、互いに説明し合います。(3×5なのか5×3なのか)2年生は普段からよく自分の考えを伝えていますが、今回の授業でも、全体で質問をしたり、つなぎことばを駆使したわかりやすい説明をしたりしながら、考えを深めていきました。皆、図をかくのも、それを使って説明するのもとても上手でした。今後も楽しみです!
今月の児童集会は人権委員会の担当でした。子供たちは、日々人権に関する学びを深めているところですが、今回は人権に関するアンケート結果が発表されました。例えば、「自分が辛いとき、誰かに気持ちを話すことができていますか」の問いには、78%の子供たちが「できている」と答えているとのこと。具体的には、友だちや家族、先生に気持ちを伝えていると回答しています。しかしながら、残りの22%の子供たちができていないことが気になります。人数にすると20人弱でしょうか・・・。発表してくれた人権委員会からは、誰かに話すことの大切さが伝えられました。また、各委員会からは、人権月間の中で、委員会として取り組んでいくことも発表されました(例:保健委員会では心の健康に関してアンケートが実施されます)。今回、人権委員さんの発表はとても分かりやすく、プレゼンのデータを示しながら、ノー原稿で説明がありました。この点も、子供たちの努力と成長が感じられ、とても嬉しかったです。お返しでは、「おかしいことをおかしいと言えるようになりたい」などの発表がありました。今後の人権月間の取組の充実につなげていきます。
今週は、以前お伝えしたとおり「いも掘り週間」でした。準備をしっかり整えて、いざ収穫!どんなイモに出会えるか、わくわくどきどきしながら作業する子供たち。3、4年生の畝では、「長い」いもがたくさん穫れました。大事ないもを折らないように、丁寧に、丁寧に掘り進めていきました。コンテナいっぱいのいもを見てとても幸せな気持ちになったのは、私だけではないと思います。また、作業は「きょうだい学年」で行います。1、6年生の様子を見に行くと、6年生が1年生に、「ここを掘ってごらん」など、優しく声をかけながら手伝う様子がありました。見ていてとてもほっこりします。食べる日が益々楽しみです。
5日(木)の2時間目、生活科の学習で、2年生が1年生を迎えて「おもちゃランド」を開きました。2年生は1年生を楽しませるために6つのゲームブースを準備しました(パッチンジャンプ、ゴムでっぽう、ぴょんコップ、コロコロコロン、とことこ車、ヨットカーの6つ。楽しそうなネーミングばかりですね)。ゲームで使う道具づくり、景品づくり、実演を交えてのルール説明など、2年生は準備が大変だったことでしょう。ゲームで楽しんで、景品をもらって楽しんでと、にこにこ笑顔の1年生。一緒にゲームをしながら、その姿を隣で見守る2年生。異学年同士で学ぶ価値がたくさんつまった素敵な時間になりました。
5年生の家庭科において消費者教育の分野を扱うのですが、今年も、「消費者教育NPO法人お金の学校」の徳村美佳さんに、県の事業を活用して講師をお願いしました。お金のことは人には相談しづらいもの。児童はワークショップを通して、信頼できる相談先(消費生活センターなど)を選ぶこと、相談のハードルを低くすること(小さなことでもSOSを出すこと)の大切さなどを理解していきました。お金のことについてきちんと学ぶ機会は限られています。だからこそ、学校教育で、このような時間を確保することが大切です。授業の最後に子供たちからは、「これからお金を計画的に使っていきたいと思った」「お小遣いをつかいすぎるときがあるから、考えて使いたい」「家計のやりくりのために、具体的にどこを削るかを考えられてよかった」「災害などでは、緊急にお金が必要になることもあるんだな、と思った」「消費生活センターのことが知れてよかった」など多くの感想が寄せられました。子供たちそれぞれに考えることがあったようです。
4年生の社会科の単元のまとめのために、県の防災教育支援事業に応募したところ、モデル授業実施校として授業をしていただけることになりました。25日(月)の5、6時間目に指導に来てくださったのは、「NPO法人防災WEST」の西村さん、中田さん、早田さん。皆さん気象予報士や防災ヘリのパイロット、防災士として活躍されています。「まさかのときのために、自分でしっかり考えることが目的」というワークショップに、4年生が全力で取り組みました。授業の導入時は、「けっこう難しい内容かな」と心配したのですが、杞憂でした!子供たちは自分の考えをしっかり付箋紙に書き込み、たくさん発表してくれました。講師の西村さんは、「①地域の災害リスクを知ること」「②災害から身を守るための知識を持つこと」の大切さを強調され、実際に班で協力しながら、様々な状況に応じた行動計画を作成しました。(マイタイムラインも作成したので、ぜひ子供たちと共有されてくださいね)実際のハザードマップを活用したことから、現実味が増したようです。「子供たちすごいですね!よく意見を出してくれました」とお褒めの言葉をいただきました。本当に頼もしい限りです!
今年も、地域学校協働活動の一環として地域の方々をゲスト・ティーチャーとしてお招きし、ミシンの指導をお願いしました。ミシンの指導は非常に手がかかるので、たくさんの方々の支援が必要です。今回、6年生を2グループに分け、21日(木)に1グループが指導を受けました。6年生は、トートバッグまたはナップザックを作成中です。完成した作品は、修学旅行でも使います。お世話してくださったのは、内田さん、牧野さん、大瀬良さん、岩本さん、冨永さんの5名の方々。おかげさまで、予定よりもずいぶん早く仕上がった子供が多く、驚きました。仕上がった作品を手にする子供たちの嬉しそうなこと!5年生の時よりミシンの使い方が上手になっているという評価をいただきました!
「子供たちが楽しみながら積極的にからだを動かせる」- それが、アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)です。日本スポーツ協会が、子供が発達段階に応じて身に付けておくことが望ましい動きを習得する運動プラグラムとして開発しました。本校も、この普及事業に申請し、19日(火)に、講師の方に指導をしていただきました。本プログラムは、スポーツよりもさらに基礎レベルとなる体を使った運動遊びを行い、子供たちが楽しみながら積極的に体を動かし、基礎運動能力の向上を図ることが目的です。当日子供たちは、少し負荷のかかる動きを楽しみながら、たくさん運動しました。指導してくださった坂田先生からは「みんな指示をしっかり聞いて頑張って動いてくれた。とてもやりやすかった」との感想をいただきました。
15日(金)に実施した今月の児童集会では、「給食・生活委員会」が、本校の「6つの名人」(あいさつの名人など)について、具体的な姿を示しながら、クイズ・寸劇を取り入れて、分かりやすく発表してくれました。皆、ノー原稿で、堂々と発表し感心しました。発表のお返しも、「発表を見て、自分は○○ができていなかったので意識しようと思いました」など、たくさん出ました。毎回、児童集会での委員会の発表を私自身とても楽しみにしているのですが、興味がある方は、ぜひ見学にいらしてください。お待ちしています!
5日(火)の午後、幼保等、小連絡会を実施しました。1年生が入学前に保育園や幼稚園でお世話になった先生方においでいただき、授業の様子を見てもらったり、意見交流を行ったりしました。毎年実施しているものですが、子供たちの嬉しそうな表情が毎回とても印象的です。今回は、国語の授業を見ていただきました。音読をペアごとに披露し、具体的に良かった点などをお返しで述べていきました。子供たちは、入学当初に比べて、ずいぶん長い文をお話しできるようになっています。「子供たちが伸び伸び、生き生きと学習している様子を見てとても安心した」とどの先生もお話しされていました。入学前に関わっておられた先生方の思いをしっかり受け止めながら子どもたちへの指導にあたっていきたいと改めて感じた時間でした。
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