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学校生活(令和6年度~7年度)

練習の成果を発揮し輝いていた鼻ぐり井手祭

 11月16日(日)に開催された「鼻ぐり井手祭」。そこで、南小の子どもたちが大活躍でした。

 馬場楠の獅子舞は荘厳かつ華麗で、歴史の重みを感じさせてくれました。ステージの正面で鑑賞していた子どもたちは、獅子舞に噛まれ福をもらおうと楽しんでいました。

 次に、3・4年生による音楽劇。鼻ぐり井手ができるまでの様子を劇と音楽で立派に表現していました。3・4年生は、「ボランティアガイド養成講座」を受けて、この日のために9月から練習を重ねていました。毎日、音楽室で自主練習をしていた子どもたち。その成果が見事に発揮されたひと時でした。

 最後に5・6年生によるボランティアガイド。訪れた大人の方々(町長様をはじめたくさんの方々)に、鼻ぐり井手の歴史や魅力を堂々と説明することができました。

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ふるさとの誇りを多くの人に伝えたい~鼻ぐり井手物語の完成~

 鼻ぐり井手の絵本「鼻ぐり井手物語」遂に完成しました。町文化財ボランティアガイドの会の松永政秋会長の文に、本校の保護者である松野和宏さんが絵をつけ、その色塗りや題字を本校の4~6年生が担当しました。完成した絵本は、菊陽町全ての学校に送られ、今後のふるさと学習に生かされます。

 11月14日の熊日新聞でも大きく報道され、16日の鼻ぐり井手祭の場で、松永会長から児童代表(6年:矢野優太さん)への贈呈式が行われました。

 子どもたち、そしてたくさんの方々の「ふるさとの誇りを多くの人に伝えたい」という思いが、1冊の絵本という形に表れ、これから様々な人の目に触れ、拡がっていくことを想像すると喜びが溢れてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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すぎなみフェスタで、発信しました!

 4年生が紫藤ご夫妻のご指導を仰ぎながら育てたゴーヤ。この取組を、11月8日に行われた「すぎなみフェスタ2025」で紹介しました。環境コーナーに一つのブース(テント)を構え、地球温暖化防止のための一つの実践として発信しました。

 子どもたちは、大きな声でお客を呼び込み、新聞の紹介や、ゴーヤの種を入れたしおりを配ったりしました。また、子どもたちが作成した塗り絵も大好評でした。

町長様や教育長様も訪れてくださり、子どもたちの活動を応援してくださいました。

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地域の伝統を守り継ぐ~お法使祭~

10月30日に、お法使祭り(おほしまつり)が行われました。お法使祭りは、毎年10月30日に行われる津森神宮の祭りで、益城町、西原村、菊陽町、の12地区を順次一年単位で廻る、津森神宮(益城町寺中鎮座)の付属神事の一つです。御法使の当番区では、それぞれ「御仮屋」を建て、一年間御神体を安置し、翌年、次の当番区へ「受け、渡し」が行われます。

 この祭りの特徴は、オホシサンを神輿に安置し、この神輿を受け渡し場所へ運ぶ途中に、道や田畑に投げ落とす荒神輿で大変珍しい祭りです。

 今年度は戸次地区に神様が来られ、戸次の子どもたちが祭りで大活躍していました。来年度以降は、馬場楠、曲手、辛川と伝わっていく予定なので、今から楽しみですね。

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修学旅行に行ってきました

 10月26、27日の一泊二日で、6年生の修学旅行を行いました。長崎県及び佐賀県での学習です。

 一日目は、平和講話やフィールドワーク(原爆資料館・爆心地公園・平和公園・浦上天主堂・如己堂、山里小学校)と平和学習を頑張りました。

 そして、お楽しみのホテルへ。夕食では、興奮して大量のご飯を平らげていた子どもたちでした。友達と過ごす一夜はどんなに楽しかったことでしょう。

 二日目は、出島記念館、長崎中華街、大浦天主堂、グラバー園見学を経て、佐賀県の吉野ヶ里遺跡へ向かい、主に歴史と文化についての学びを深めました。

 帰路に就くと「まだ帰りたくない。もう一泊したい。」という声や、「ホームシックになったから、早く家に帰りたい。やっぱり菊陽がいい。」という声もありました。

 たくさん学び、友達と楽しく過ごし、思い出いっぱいの旅行となってくれたことでしょう。

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すぎなみフェスタに向けての学習会

 4年生が紫藤ご夫妻のご指導を仰ぎながら育てていたゴーヤ。今年度も涼しい日陰とおいしいゴーヤの実をたくさんの人に提供することができました。

いま、地球温暖化がどんどん進み、その解決が人類の大きな課題となっています。

4年生のゴーヤを育てるという取組は、その具体的手立ての小さな一歩なのです。そこで、この実践を「すぎなみフェスタ2025」(健康、福祉、農業、環境等の分野を含めた総合祭。11月8日に、杉並木公園で開催)で発信するために、紫藤ご夫妻をお招きして、再度、学びを深めました。

 人から人へ、「大切なこと」が受け継がれていく・・・その瞬間を垣間見ることができました。

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地域に支えられて~田植えから稲刈りまでの体験活動~

 24日に、5年生が稲刈りを行いました。これは、西岡和明様のご厚意により成り立っている、田植えから稲刈りまでをとおした体験活動です。

 大切なお米なのに、小学生の成長のためにお力添えいただけることに、深く感謝申し上げます。

 西岡様は、よりおいしくて強いお米を育てることにこだわられ、常に米作りの研究をされています。小規模農業ゆえの悩みもあられながらも、ご自身が目指すところに向かってチャレンジしていかれるお姿に感銘を受けました。 

 こうした地域の方々との出会いと支えにより、貴重な体験を経ながら育つことができた子どもたちには、豊かな心が育まれ、これからの南小、菊陽町をつくっていってくれることでしょう。

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鼻ぐり井手ボランティアガイド養成講座閉講式

 24日に、鼻ぐり井手ボランティアガイド養成講座の閉講式が行われ、冨永南部町民センター長から3・4年生の子どもたちへ、修了証が渡されました。この日は、最後の受講日でもあり、バスに乗って井手の主要箇所を巡り、実際に目で確かめながら学びを深めていきました。

最後に、これまでの講座で多くのことを教え続けてくださった先生方お一人お一人から温かいお言葉をいただきました。

先日、スペインのサグラダファミリアの主任建築士である外尾悦郎(そとおえつろう)氏の講演を聴きました。世界で活躍する日本人である外尾氏の「心の中にある故郷(ふるさと)が自分の原点。故郷がある人間は強い。」という言葉が私の心に強く残っています。故郷である博多で、見たり、聞いたり、触れたりしたことや、多くの人から受けた眼差し・言葉、地域の文化・雰囲気・生活の息づかいなど、すべてが自分の中に「ふるさと」として流れているからこそ、遠い異国で踏ん張ることができるし、アントン・ガウディの世界を追究することができるそうです。

この南小で学んだ子どもたちが、将来、この菊陽で生まれ育ったことを誇りに思い、強く、たくましく、幸せに生きていくことを願ってやみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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すぎなみフェスタに向けての学習会

 4年生が紫藤ご夫妻のご指導を仰ぎながら育てていたゴーヤ。今年度も涼しい日陰とおいしいゴーヤの実をたくさんの人に提供することができました。

 いま、地球温暖化がどんどん進み、その解決が人類の大きな課題となっています。4年生のゴーヤを育てるという取組は、その具体的手立ての小さな一歩なのです。そこで、この実践を「すぎなみフェスタ2025」(健康、福祉、農業、環境等の分野を含めた総合祭。11月8日に、杉並木公園で開催)で発信するために、紫藤ご夫妻をお招きして、再度、学びを深めました。

 人から人へ、「大切なこと」が受け継がれていく・・・その瞬間を垣間見ることができました。

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お礼と事故防止のお願い

保護者そして地域の皆様のご理解とご協力、ご支援のおかげで、前期終業式を無事に終えることができました。ここに厚く感謝申し上げます。

秋休みに、子どもたちの大切な命を守るために、暮らし方のルールを確認し、事故等がないようにお願いします。

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前期最後の給食にわくわく!

 昨日(9日)は、前期最後の給食の日でした。

午前中の休み時間には、給食見本と献立表の前に子どもたちが集まっていました。

写真は、1年生の子どもたちです。わくわくして、楽しみにしている様子が何ともかわいくて・・・。

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最後の最後まで輝く授業と姿

 3年生では、復習をする時、過去の板書写真を電子黒板に映して、内容を思い出す手立てとして使ってあります。中央の青チョークで書かれてある吹き出しがいいですねー。問題を解いていく上で貴重な考え(子どものつぶやき)(まだ分けられるよ→あと1ペア作れるよ!)が書かれています。重要なつぶやきを吹き出しで表し、視覚化し、全員で

共有しながら授業を展開する。頭の中の思考を、文字化・言語化してやることで、子どもの思考が明確になったり、強化されたり、たとえ思いつかなくても自分のものにできるのです。素敵な授業です。

 

 次に5年生の授業。前期の復習です。写真手前には、黙々と一生懸命に問題に向き合う5年生のすてきな姿がはっきりと見られます。

 さらに、奥を見てください。担任のところに列を作っています。ここに写っているのは、わからない問題をそのままにせず、質問して解決しようという積極的な姿なのです。担任に質問して、アドバイスやヒントをもらいながら、また問題にチャレンジしていくのです。人生の縮図のようですね。単なる学習。でも、将来生きていく上で大事な力を、このような一瞬一瞬で身に着けているのです。光り輝く姿です。

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黙想で始める授業~心落ち着かせて授業に臨む~

 昨年度から取り組んでいる授業前の「黙想」。子どもたちにすっかり定着しています。

 本校は、チャイムが鳴らない「ノー・チャイム・スクール」です。チャイムに頼らず、自分で時計を見て、自分の行動を決める。そこに主体性の土台が生まれます。

 しかし、子どもですから、休み時間と授業時間の境目にけじめをつけることは難しいものです。だからこそ、黙想で始めて、心を落ち着かせて(切り替えて)授業に臨むようにしています。学力向上のための具体的手立ての一つ(学習規律の徹底)です。

3年生の黙想は、どこから見ても立派です。

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人差し指の温もり~学び合いの意味~

 授業で習う内容は、初めてのことばかり。学習内容の理解と定着だけを考えるなら完全個別の学習がいいかもしれません。しかし、全員で受ける一斉授業と学び合いには、もっと大切な意味があります。その一つが、心の育ちです。友達のことを理解し、想い、ともに成長していく・・・「やさしい子」が育つ大切な場なのです。

昨日の1年生の授業。算数復習プリントでの学びの時間。

子どもたちは、時には指やブロックを使いながら、一生懸命に解いていました。

 そこで見つけた「人差し指の温もり」!これは、友達に問題の解き方等をやさしく説明する時に見られる素敵な姿なのです。自然に動かされた人差し指に、友達のことを大切に想い、行動する「人としてのやさしさ」が表れているのです。

子どもたちは様々な場面で、お互いに助け合って生きています。

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自己表現力を高める授業②

 4年生の国語の授業でも、すばらしい子どもたちの姿が光り輝いていました。文章にこだわった読み取り、意欲的な挙手発言、繰り出される鋭い質問、それに臆せず堂々とはっきりと答えていく姿、どれをとってもすばらしく、私だけが観るのがもったいなく感じたところです。

 本校では、自分の考えを表現すること(書くこと、発表すること)にこだわっています。

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受け継がれる誇り~鼻ぐり井手音楽劇~

 11月16日(日)に開催される第15回菊陽町鼻ぐり井手祭に向けて、3・4年生の音楽劇の練習に熱が入っています。

 本校児童にとって、3年生になったら、この鼻ぐり井手祭で音楽劇ができるというステータスや誇りがあります。だからこそ、昼休みとかも自主練習を重ねている子どもたちです。経験者の4年生が初参加の3年生にやさしく教える姿が素敵です。

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「学べてよかった」熊本県人権子ども集会

 10月4日に、熊本県人権子ども集会が県立劇場で開かれ、本校からも4~6年生の多くの児童が参加しました。

 とても豪華なバスと県立劇場のコンサートホールにテンションが上がっていた子どもちでしたが、いざ集会が始まる

と、小・中・高・特別支援学校それぞれの代表発表をしっかりと目と耳と心で受け止め、お返しの発表のために一生

懸命手を挙げ続ける姿がありました。

 「行ってよかった!」という子どもたちの声は、その場で、肌で感じ、何かしらを得ることができたから漏れる言

葉です。

 「学べてよかった」という思いが、これからの自分たちの生活を見つめていく力になると思います。

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1年生が喜んでくれて大成功~おもちゃまつり~

2年生が1年生を招待して、「おもちゃまつり」を開きました。そこには、これまでにしっかりと準備された「手作りのおもちゃで楽しむ場」がいくつも設置されていて、楽しみ方をていねいに、わかりやすく説明する姿がありました。1年生は、各ブースに列を作って並び、工夫されたおもちゃを楽しみ、笑顔でいっぱいでした。

 2年生に感想を尋ねると「やってよかった!」と返ってきたので、さらに理由を問うと、「1年生が喜んでくれたからよかったです。」「1年生が・・・。」「1年生が・・・。」と、1年生の笑顔を生み出したことへの喜びが相次いで出てきました。

 心の中に1年生のことを想い、精一杯頑張り、やり通した2年生の表情も、それはそれは晴れ晴れとしていて、笑顔でいっぱいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ICTがもたらすもの②

 もう一つ、おひさま2教室の様子から。

 電子黒板に大きく映し出された国語の教材文。スピーカーから教材文の音読音声が流れ耳で聞くことができると同時に、読んでいる段落が色塗りされて表示されるので、目でも文章を追うことができます。

 また、タブレットの音声認識機能を使えば、キーボードを使わなくても、子どもの音声で作文を書くことができます。

 まさに個のニーズに応じた個別最適な学習を支えてくれるのがタブレットです。

 さらに、ドリルソフトを使って、何度も学習を重ねれば、タブレット上でポイントやメダルをたくさんもらえます。ゲーム感覚で楽しく学習を重ねることができ、メダル等のうれしい評価をゲットして「できた」「やったー」という満足感を手にし、その継続により基礎・基本の力を定着させていくことが期待できるのもタブレットの効果としてあげられます。

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ICTがもたらすもの①

 ICTの日常的・効果的活用を推進していますが、それが子どもたちにもたらすものは何でしょうか。

 下の写真はおひさま学級のすてきな光景です。 健康観察とでも言いましょうか。自立活動の一つで、自分の今日の心の状態を見つめ、それをタブレットで表現し、数値や顔マークやレベル(点数)で視覚化したものを、電子黒板で表示し、発表したり質問したりして、友達のことも共有し、知り合っていく活動でした。

 自分を見つめ表現する力や、友達と共有し、知り合いながら繋がっていく力を効果的に高めてくれる。ICTがもたらすものの一つです。

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先生がいなくても・・・自分で動く力

 下の写真は、本日の3年生と5年生の様子です。

 3年生は、担任の先生が職員室にプリントを取りに行っている間、漢字の小テストに向けて、黙々と練習をしていました。自習がしっかりできることは、個人や集団(クラス)の質が高い証なのです。

 5年生の写真は、休み時間の姿です。1時間目が終わり速やかに理科室へ移動し、タブレットを開いて、好みの教科の学習を楽しそうにしています。

 休み時間にタブレット学習・・・もしかして先生から指示があったのか尋ねると、

「いいえ。休み時間だから自由に勉強しています。」

といった答えが返ってきました。タブレット学習が「当たり前」のように答えてくれたことに驚きと喜びが生まれました。

 両学年とも、「自己選択」「自己決定」がよくできている姿です。

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ひまわりの種はいくつ?

 1年生がひまわりの種を取っていました。これまで、種を植えて、その大きく育つ過程を楽しみながら観察していた子どもたち。今度は、一輪の花からたくさんの種が取れることを実感したのです。「いっぱいあるよ」「何個かな?100個くらい?」とつぶやきながら、中から出てくる虫たちに負けずに集めていました。一つの花から1500~3000個の種が取れると言われています。来週には、実際にいくつあるのか数えるそうです。

 たった一粒の種から、あたらしい命のもと(種)が1500~3000も生まれてくる生命の不思議に、これから触れていくことでしょう。

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5年生名物 ~きれいな黒板~

 5年生の黒板が美しくて、いつも感動します。
写真で伝えられるかわかりませんが、その美しさは極まっています。
掃除の後の5時間目は、この美しい黒板で始まるのが常です。
担任の先生は、初めの一字を書く時、気持ちがいいし、緊張するだろうなぁとよく思います。
 学習環境を自分たちで整えていく姿がとてもすてきです。

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そうじに一生懸命 → 一つ一つのことに一生懸命

 昨日の掃除の様子です。左から2枚は1年生、3枚目は2年生、一番右は5年生の様子です。1年生は、靴箱一つ一つから靴を取り出しては、中の砂などを丁寧に掃いていました。教室では、ちゃんと膝をついての雑巾がけを頑張っていました。2年生の写真は、車椅子から降りて、職員室前の階段から2階廊下を、時間いっぱい、やる気満々で雑巾がけをしていた様子です。5年生の姿はもう仕上がっていますね。

一つ一つのことに一生懸命に取り組むことができる姿はとてもすてきです。

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考え、行動する~問題を解決する力~

 最近、気温や暑さ指数が高かったり雨が降っていたりと、外遊びができない日が続いています。そのため、昼休みの校内での過ごし方が課題になっています。廊下を走ったり、大声で騒いだりという状況があります。

そこで、まず、企画委員会がその課題についてどのように対策すればよいかを話し合って、「学校の安全を守り隊」として、スタンプラリーをしたり、音楽室に人を集めてイベントをしたりと、走らずに済むような活動を考えて、今、準備をしているところです。

 そして、前期前半の図画工作で作った紙芝居を、1年生教室に行って読み聞かせるという活動も始めました。

 学校生活を見つめ、課題を見いだし、その解決に向けた方法を考え、動いていく姿、主体性を高めた姿はすばらしく、その力をどんどん伸ばしていってくれることと期待しています。

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愛され、支えられ続けて150年 ~150周年記念行事に向けて~

 9日(火)に菊陽南小学校開校150周年実行委員会が開かれました。もう6回目になります。

令和8年2月12日(木)に開催する記念式典に向けて着々と準備が進められているところです。

 実行委員の方々をはじめ、多くの方々の南小への思いを感じる日々です。たくさんの方々から寄せられているご寄付、そして昔の様子がわかる写真。PTAでは、8月30日に資源物回収をしていただき、資金繰りをしていただきました。また、お電話で「母校のために協力するから何でも言ってください」とありがたいお声もかけていただいています。

 それらの一つ一つから、皆様の「母校を愛するお気持ち」が伝わってきます。そして、そうした人々に、この南小は愛され、支えられ、守られてきた学校であることをつくづく感じるところです。

改めて、皆様のご厚情に、校長として深く感謝申し上げます。

 学校ホームページに150周年記念関連のお知らせは掲載しております。ご覧ください。

 

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誰もが過ごしやすい学校に ~エレベーター設置工事進む~

 エレベーターの設置工事が順調に進んでいます。

 昨年度は、校舎や体育館入口のバリアフリー化を行っていただきましたが、今年度は念願のエレベーター整備です。

 場所は、正門から給食室の方を見て、右手に給食室、左手に校舎本棟があり、その間になります。校舎内側から見

ると、中央階段の右横にエレベーターがきます。

 これで、みんなが2階3階へとスムーズに行き来できる、誰もが過ごしやすい、人にやさしい学校になります。

 できるだけ、音が出る工事は土日にしていただいています。まだまだ暑い日が続きますが、今年度中に工事を完了

させ、新年度はエレベーターが使えるように頑張っていただいています。関係者すべての方々に感謝いたします。

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しっかり聞いて、考え、書いたり伝え合ったり

 1年生教室では、先生が手を3回パンパンパンと叩くと、子どもたちが「みてね」と声を揃えると同時に、背中をピンとさせて、相手の方を向いて話をしっかりと聞く学習規律が整えられてきています。後ろから見ると、頭が動かない、背筋がきれいに伸びた後ろ姿を見ることができます。

 2年生では、相手の発表を聞いて、内容について質問したり、お返しをしたりしながら話し合いを行う学習があっていました。感想をノートに、自分の言葉で書き込んでいました。

 聞く、書く、話す・・自分の考えを表現していく力を高めている1・2年生です。とても立派な姿に感心しました。

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道は二つに一つ ~前期後半開始式から~

 8月27日に、前期後半の開始式を行いました。夏休みに入り、各地で悲しい事故や豪雨災害が起きていたので心配していたのですが、大きな事故や病気等もなく、夏休みの思い出を胸に、子どもたちが元気に登校してくれたことが何よりの喜びでした。

 前期後半の開始式では、昨年同様に「道は二つに一つ」という話をしました。

私たちは、毎日生活していく中で、いろいろな道を自分で選んでいます。あいさつも、勉強も、物事の取り組み姿勢も、友達に対する行動も、実は分かれ道があって、どちらに進むかは、自分で選んで、自分で決めています。だからこそ大事なのは、自分を高めるということ、そして、人を大切にするということです。子どもたちが、どのように道を選んで、すてきな人へと育っていくか、楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

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水の事故に注意を!

夏休みに入り、全国各地で、水の事故により、尊い命が失われる報道が続いています。

どうか、くれぐれも注意をされてください。

夏休み明けに、南小の全児童の笑顔を見られますように願っております。

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サマースクール頑張っています!(^^)!

 この暑い中、6年生が学校に集まって、勉強会に励んでいます。

「もっとわかりたい」「友達と一緒に勉強したい」という思いがたくさん詰まった勉強会です。

子どもたちが、先生と友達と共に、「学び」にこだわって行動する姿がとても素敵です。

 この子たちが、今後あらゆる面で、さらに伸びることを願ってやみません。

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平和への思いと人としての在り様を受け継ぐ ~高校生平和大使の姿を受けて~

 夏休み前の7月17日(木)に、平和集会を行いました。今年度も高校生平和大使及び熊本被爆二世・三世の会会長の青木様を迎えての会でした。

 子どもたちは、高校生の発表を真剣に聞いて、心いっぱいに受け止めていました。高校生の「伝えたい思い」が言葉に乗って私たちの心に響いてきました。小学生の心の動きに寄り添おうとする姿勢が昨年度より全面に出ていて、彼女らの成長も感じられました。

それにしても素敵な高校生の姿でした。これは、今年度の学校教育目標「学び、考え、行動する南っ子」を象徴するかのような立派な姿でした。実際に、学び、考え、行動するお手本を目の当たりにして、子どもたちには新鮮で、衝撃的で、目標とすることができる出会いだったと感じます。

 

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天まで届け!ゴーヤカーテン2 ~伸びゆく姿~

 紫藤様のご指導により、4年生が育てているゴーヤがすくすくと伸びています。その蔓(つる)は校舎の2階まで達し、見事なゴーヤカーテンを作ってくれています。そして、見事なゴーヤの実がたくさん実っています。

 子どもたちが毎日気持ちを込めて水やりをしながら成長を見守っていたので、ここにその伸びゆく姿をお届けします。

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ふるさとを愛するスペシャルプロジェクト始動!

 本校校区の誇りである鼻ぐり井手。その鼻ぐり井手のことを広く人々に知ってもらうために絵本が制作されるプロジェクトが動いています。保存会の松永会長様より、「絵本の挿絵を南小の子どもたちに任せたい」と依頼がありました。

 それを受けて、子どもたちの有志が挿絵づくりに励んでいます。保護者である松野和宏様にスペシャルティーチャーとしてご指導いただき、松野様に描いていただいた絵をなぞる形で進めています。みんな一生懸命に取り組み、完成が楽しみです。

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150周年記念航空写真 お世話になりました。

 本日、150周年記念の航空写真撮影を行いました。元PTA会長の松本様のご協力により、ドローンを使っての撮影でした。地域の方々や保護者の方々のご協力を得て、運動場に「南小」の人文字を描きました。50年後の200周年記念までの貴重な記念写真となります。

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輝く姿 ~「明るく住みよい社会をめざす青少年のつどい」から~

 先日、図書館ホールで行われました「明るく住みよい社会をめざす青少年のつどい」にて、5年生の坂本ゆうまさんが南小代表として発表をしました。

 お父さんの仕事を何度か目にして、手伝って、働く姿や仕事への姿勢から感じたことやボランティア活動への思いに触れて考えたことなどを発表してくれました。

 何より、「コミュニケーションが苦手だから、この発表をやってみようと思いました。」という言葉が、彼の自分自身を見つめる目の深さと、自分を成長させていこうとする意志の強さが感じられ、私の心に深く突き刺さりました。

自分のこと、そして周りの人のことをじっくり見て、考えて、立派な思いを持っているゆうまさんのすばらしさが輝いていた素敵な発表でした。

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5年生の体験学習~田植えと水俣学習~

 5年生も体験学習を積み重ねています。先日は、田植えの体験学習を行いました。西岡様のご指導のもと、南小学校の子どもたちは毎年お世話になっております。

 田んぼのぬるっとした感触を実際に味わい、自らの手で腰をかがめて苗を植える。五感すべてを使って体験することが、子どもたちの経験となり、記憶として生涯残っていきます。

 また、水俣見学旅行では、語り部の方のお話を聞いたり、きれいな海を眺めたり、水俣病や環境問題について学んだりしました。教室ではできない、自分の目や耳や肌で感じる学習を積み重ねています。

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にんじんの収穫体験~3年生のふるさと教育から~

 3年生がにんじんの収穫体験を行いました。二ノ文様ご夫妻のご厚意により、わざわざ子どもたちの体験のために、収穫を遅らせて待っていただき、実現できました。

 子どもたちは、畑に実ったにんじんを、自分たちの手で抜いていきました。その後、機械で収穫するところや、出荷されるまでの工程を見学させていただきました。

 菊陽町が誇るにんじんを、自分たちの手で収穫する体験は、貴重な体験でした。

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小さなことからコツコツと~具体的に動くこと~

 私が大好きな言葉の一つが「小さなことからコツコツと」です。これは、西川きよしさん(日本を代表する漫才師)の座右の銘として知られる言葉で、大きなことを成し遂げるには、まず目の前のちいさなことから着実に努力を重ねることが大切だという意味です。

 この言葉は、二宮尊徳の「積小為大」という考えに通じるもので、小さな努力を積み重ねることで、やがて大きな成果に繋がるという教えを表しています。

 西川さんの生い立ちと重なる面がある私は、自然とその人柄に惹かれていました。

 そして、以前はただ聞き流していた「小さなことからコツコツと」という言葉の真髄を、学校を経営する立場を歩み始めてから感じるようになりました。

 このことから、今年度の本校教育スローガンの一つを、以下のように掲げています。

 

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「心を耕す」ということ~本との出会い、みなみっ子集会から~

 「心を耕す」を検索すると、AIによる概要が返ってきます。「心を耕す」とは、知識や経験を積み重ねて心を豊かにし、柔軟で開かれた状態にすることを意味します。具体的には、教養を深めたり、様々な経験をしたり、物事を多角的に見れるように努めることを指します。「心を耕す」という言葉は、文字通り「畑を耕す」ように、心という大地を肥沃にし、良いものを育てるための努力を重ねることを表しています。お釈迦様の言葉にも「我もまた、田を耕すものなり」という言葉があり、日々の修行や、仏様の教えを心に染み込ませることで、心を耕すことの大切さを説いています。(Google検索より) 

さて、みなさんは、「アリとキリギリス」というイソップ物語をご存知    

ですよね。働き者のアリに、遊び好きのキリギリス。アリは夏のうちから

冬に備えて食べ物を蓄えますが、キリギリスは働きもせず歌ってばかり。

冬が来てキリギリスは、アリに物乞いをします。でも、アリはそれを断り、

キリギリスは困ってしまいます。このようなお話です。

 この話を通して、目先の楽しさばかり追い求める愚かさや、苦痛や危険に遭わぬためには、あらゆることにおいて不用意であってはならないという教訓を教えられました。同時に、「働かざる者食うべからず」という言葉も教えられたような気がします。

 実はこの話には、異なった二つの結末があるのです。アリがキリギリスに食べ物を分けてやらない話と、食べ物を分けてやる話の二つが存在するのです。原点は前者で、後者は後に変遷を経てできたようです。その食べ物を分けてやる話は日本で誕生しました。しかも、この熊本の天草で。

 1593年、ヨーロッパから持ち込まれた活字印刷技術を用いて、キリスト教宣教師らの手によって印刷された「イソポのハブラス」では、アリはキリギリスを助けてやる話になっています。

チャンスがありながら準備を怠った個人の責任を厳しく問うヨーロッパ人的倫理観から、集団・共同体の中での助け合いが重視される日本人的倫理観への変換だったのでしょう。

 この「イソポのハブラス」はキリスト教弾圧とともに姿を消し、江戸時代から昭和の初期までは、「アリはキリギリスを助けない」話が一般的でした。

 そして、第二次世界大戦後、日本では、「アリがキリギリスを助けてやる」という話が数多く作られました。出版物のおおよそ6割が「助けない」で、4割が「助ける」となっています。

 さらに、国によって、話の結末は違うのです。「助ける」話が主流の国もあります。その国の歴史や、そこから生まれる価値観によって、変わっているのです。

 みなさんは、きっぱり断って自立心を植えつける西洋流と、苦しい時には互いに助け合う日本流と、どちらが子どものために役立つ教訓だとお考えでしょうか。

 ちなみに、私は、「どちらもいい」と考えます。私は、オーケストラの指揮者ごとの「聴き比べ」が好きで、特にカラヤンとズービン・メータの聴き比べは驚きです。同じ曲なのに、指揮者によって、こうも曲の捉え方と表現が変わるのかと唸ります。どちらも最高なのです。

 話がずれてしまいました。少しだけ話を戻します。

 なぜ、「アリとキリギリス」の話を持ち出したかというと、そこに、価値観の違いを考えさせられる話だからです。人や国によって、受け止め方も解釈も大切にすることも違うのです。重要なのは、「違いを知ること」「違いを認めること」「違いを知り、受け止めた上で、互いに尊敬すること」ではないでしょうか。子どもたちが身近に接する物語にも、世界の人々を理解する「鍵」があるのです。世界の様々な文化は、その歴史の中で生まれた価値観を反映しており、国や人によっていろいろな捉え方や考え方があるのは当たり前のことなのです。

 子どもたちが大人になっていく上で、一つの凝り固まった価値観で、

周りの人と接してほしくないなぁと思うのです。

 今、世界の情勢を見てみると、自国の主張を通すために、他国を攻撃しています。軍隊どうしの戦いだけでなく、一般市民へのミサイル攻撃等が行われ、幼い子どもたちの命までもが毎日奪われている状況です。

 この菊陽の地に生まれ育った子どもたちには、グローバル人材として成長し、互いの価値観の違いを知り、認め、相手を尊敬し、様々な人と手を繋いで生きる力を身に着け、この世界を平和で、誰もが幸せに生きることができる世の中にしていってほしいと願っています。そのためにも、少年時代にたくさんの素敵な本の世界と出会い、心を耕していってほしいと考えているのです。

 併せて、今年度は、NIE(Newspaper in Education 教育に新聞を)にも取り組みます。自分の関心のある事柄しか情報を入手しない傾向の子どもの実態から、世界や社会の出来事にしっかりと足を止めて考えきれる子になってほしいと願い、取り組んでいきます。

 先週の木曜日に、「みなみっ子集会」(校内人権集会)を開きました。各学級で教材をもとに学習したり、話し合ったりしたことを、全校児童で共有し、共に考え合う場です。6年生の発表は、一人の子どもが自分のこれまでの思いをクラスに出し、それについてみんなでしっかり受け止め話し合った内容でした。これに対して、5年生から、「一人のことをみんなで考えることがすばらしい」という返しがありました。まさに、「みなみっ子集会」を重ねてきた子どもの価値観が表出された瞬間でした。

 学校で取り組めることは微々たるものですが、子どもの心の耕しに少しでも貢献できたら幸いと、全職員で力を合わせて進めているところです。

 

 とは言え、子どもは、親を中心とした人間社会と環境の下で、様々なことを吸収し、成長していきます。ならば、子どもの心という大地がどのような状態になっているかを注意深く見守り、肥沃な土地にするために愛情を込めて耕していくのは、親をはじめとする私たち大人の責務です。

 畑で何を植え付け、育てるかにしても、土づくりが重要だとよく聞きます。よく耕され、柔らかく肥えている土は、作物を豊かに実らせてくれます。同じように、心を耕された子どもは、自分や他の人を愛し、温もりいっぱいに他者に接することができ、どんなことがあっても強くたくましく生き抜く力を持っているのではないかと考えるのです。

 皆さんは、心の耕しのために、どんなことを取り組まれていますか?

子どもの心に何を植え付けていかれますか?生きていく上で必要な知識や

技能、ルールやマナー、我慢する心や、人としての温もり(やさしさ)、

その他まだまだたくさんのことがありますね。

 これらのことは、学校でも取り組んでいますが、「心の耕しの作業」は、

何といっても、揺るぎない愛情という土台の上で、子どもが最も信頼し、

心を開いている親だからできることだと思うのです。家庭教育(お父さん

やお母さんによる道しるべ)により、真っ直ぐに、すくすく伸びていく

若芽を大事に育ててください。そして、親しかできない、今しかできない

子育てと心の耕しを思いっきり楽しまれてください。

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本との出会いを求める子どもたち~読書旬間から~

 今、学校は読書旬間の真っ最中。図書委員会が各学級を回って、自分のお薦めの本を紹介し(写真左端)、楽しいスタンプラリーを展開しています。子どもたちは、スタンプと、ご褒美のしおりの魅力をきっかけにしながらも、楽しい本の世界との出会いを求めてどんどん本を借りています(左から2番目3番目の写真)。おかげで、図書室は、お好みの本を探す子どもたちで賑わっています(写真右端)。

 本との出会いで、子どもたちの心が耕されることを願っています。

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ふるさとに誇りを持つ子どもに

「鼻ぐり井手子どもガイド養成講座」の開講式を経て、今年も、講座が始まりました。「菊陽町文化財ボランティアガイドの会」の松永様、有働様に講師としておいでいただきます。また、冨永南部町民センター長にもお世話になりながら、3・4年の子どもたちが、立派なボランティアガイドになるための学習を積み上げています。

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町教育委員会の学校訪問がありました!

 20日(金)に、菊陽町教育委員会の皆様にご来校いただき、本校の様子を観ていただきました。

まず、本校の学校経営方針等について説明を行い、その後、全学級の授業参観をしていただきました。お褒めの言葉と、今後へのご示唆をいただくことができました。それをもとに、今後の学校経営を充実させてまいります。

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