日誌

2022年10月の記事一覧

10月の「ふるさとくまさんデー」はお隣の上益城から!

10月の「ふるさとくまさんデー」は、上益城からのメニュー「文楽めし、牛乳、いちょう葉汁、いわしのかんろ煮、水前寺菜のサラダ」をいただきました。御存知のとおり、上益城はきれいな水に恵まれ、米や高冷地野菜、お茶などが有名です。山都町には、清和文楽がありますが、文楽を観劇するときに、地元で採れる山菜や豆などで混ぜご飯や煮染めを作り、お弁当にしたそうです。この混ぜご飯のことを文楽飯と言うそうです。いちょう葉汁は、その名のとおり人参や大根、里芋をいちょうの葉に、炊いた大豆や枝豆を銀杏に見立てて作られたもの。御船町では、きれいな水を使って水前寺菜が栽培されており、今回はサラダでいただきました。水前寺菜は、300年ほど前に中国から伝わった、熊本の伝統野菜です。ちょうど17日は、アートインアシビナさんが本校で演劇の公演をされた日。給食を召し上がっていただきました。とても喜んでいただきました!今月もとてもおいしかったです!ごちそうさまでした!

 

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9月の「ふるさとくまさんデー」は人吉・球磨から!

22日(木)は、9月の「ふるさとくまさんデー」でした。人吉・球磨から届いたメニューは、「芋栗ごはん、牛乳、つぼん汁、塩さば、五分漬けあえ」でした。栗の生産量が全国2位の熊本県。人吉・球磨地方は有数の産地です。なかでも有名なのが、山江村の特産物「やまえ栗」です。本格的に栽培されるようになってから約50年だそうですが、盆地特有の朝夕の寒暖の差と、生産者の技術向上の努力がおいしい栗を作り出しています。「つぼん汁・・・聞き慣れない料理名ですよね。これは、鶏肉、豆腐、野菜、芋などたくさんの材料をいりこだしで煮て、醤油で味付けをした人吉地方の郷土料理です。秋の収穫時期に作る、神様に供えるための料理で、蓋付きの深い壺のような椀に入れて出されていたためこの名前が付いたそうです。「塩さば」についてですが、人吉・球磨地方は海から離れているため、鮎やヤマメなどの川魚がよく食べられていました。海の魚は新鮮なものが手に入らないので、塩を使って保存した塩さばや塩いわしなどがよく食べられていたそうです。今月も小旅行気分を味わいながらおいしくいただきました。食文化は奥が深いですね。

 

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9月の「キャロッピーデー」はかぼちゃをいただきました!

27日(火)は、9月の「キャロッピーデー」。今回は、菊陽のかぼちゃをいただきました。菊陽西小校区の吉村さんにお話を伺うと、どうしたら長い期間おいしく食べることができるか、何年も工夫をされてきたそうです。3月はじめに種をまき、4月に苗を畑に定植します。6月に収穫し、冷蔵庫に保存されています。今年は昨年より暑い日が続いたので、貯蔵に気を遣われたそうです。「菊陽ぼうぶら」と呼ばれる品種は、鉄かぶと(日本かぼちゃ:皮が固くねっとりしていて、保存がきく)とくりゆたか(西洋かぼちゃ:皮はつるつるしていて、甘みが強いが高温に弱く保存がきかない)をかけあわせたもの。「菊陽ぼうぶら」は、味がよく、高温にも強く、保存がきくそうです。かぼちゃの糖度を測ってみると、なんと14度!リンゴの平均的な糖度が13度だそうですから、かなり甘いことが分かりますね。今回は、「むぎごはん、かぼちゃのうま煮、アーモンドあえ」がメニューでしたが、かぼちゃのぼくほくとした甘みを楽しみながら、おいしくいただきました!ごちそうさまでした!

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