フィールドワークの後は、語り部の方のお話を聞きました。今日、お話いただいた語り部さんは、３歳の時に被爆され、がれきの中から奇跡的に救出されたそうです。被爆当時のこと、被爆により受けた差別のことなどを、ご自身の記憶、ご家族の話など、体験をもとに話してくださいました。「平和のバトンを渡します。これからはみなさんがピースメッセンジャーとなり、平和な社会を築いていってください。」と言われたことがとても心に残っています。現在、８３歳でいらっしゃいます。「またぜひ会いましょう！」と言ってくださいました。どうぞ、ご健康に留意され、いつまでもお元気で、平和のためにご活躍いただきたいと思います。またお会いするときには、平和な社会のつくり手として成長した姿を見ていただけるように、これからもみんなで学んでいきたいと思います。

「長崎さるくガイド」の皆様と一緒に、爆心地の近隣を歩きました。爆心地公園、浦上天主堂、山里小学校、平和祈念公園、永井記念館と如己堂など、自分の目で見て、耳で聞いて、心で感じ、平和について考えました。ガイドさんのお話を聞き、ふれあいの中で学びを深める時間となりました。暑い中、みんな本当によくがんばりました。ガイドの皆様、大変お世話になりました。

 原爆資料館を見学しました。原爆の恐ろしさ、被爆された人々の苦しみを目の当たりにし、胸がつぶれる思いでした。「二度と被爆国をつくらない」「ノーモア　ヒロシマ、ノーモア　ナガサキ」の人々の思いをしっかりと受け取りました。 

１日目の午後は平和学習でした。追悼記念館で平和集会を行いました。厳かな雰囲気の中、みんなで折った千羽鶴をささげ、平和の誓いを述べました。職員の方が、光の意味や被爆された方の名簿を収めた棚のことなどを話してくださって学びが深まりました。平和な社会をつくっていこうと固く心に誓った時間となりました。

長崎市に到着しました。みんな元気です。IKホテルでトルコライスをいただきました。ボリューム満点でとてもおいしかったです。