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2019年8月の記事一覧

雨が続きます・・・

 大変遅くなりましたが、先日のPTA美化作業はお世話になりました。おかげさまで,草むらのようだった校内もすっきりとして、子どもたちが学校生活を送れるような環境が整いました。本当にありがとうございました。


 さて、夏休みも今日一日。早くも秋雨前線が来たのか、連日すっきりしない天気が続いています。

 先日の夕方のことです。職員室から、雨模様の外を見ていると「おやっ?」と思ったことがありました。

 農具倉庫の扉の上に,何かが並んでいます。それらは時間が経つにつれて数が増えていきます。

 しかも、もそもそ動いています。 いったい何だろうかと目を凝らすと・・・・・。

 スズメたちでした。

 軒下で、雨に濡れることのない場所を選んで、雨宿りをしていたのです。

 それぞれが適度の間隔を空け、羽繕いをしたり眠ったりしているのです。

 おもしろいのは、スズメ同士の間隔で、お互いの関係が分かることです。

 ピッタリくっついているのは、間違いなく親子です。片方のくちばしに黄色い部分が残っています。

 少し間隔が広いのは,オス同士のようです。ちょっと近づいてしまうと互いに牽制し合います。

 このようなスズメたちの姿は、よく見られるようになっています。どうやったら安全に快適に生活できるかを考えて,知恵を身につけているように思えます。感心させられることばかりです。


 さて、いよいよ夏休みが終わります。早く学校の生活リズムを取り戻して,充実した日々は送れるようにしたいものです。どうぞご家庭でも,規則正しい生活、早寝早起き朝ご飯の毎日ができますようお願いします。

今日は立秋です。

 先日の台風は、心配していた被害もなく通り過ぎていきましたが、みなさんのご家庭ではいかがでしたか。

 さて、8月8日は「立秋」。 暦の上では秋になります。 


「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(藤原敏行)という歌がありますが、古くより、秋の気配は風の様子から伝わってくるという感覚が,日本人にはあったのかもしれません。

 ところが、実際には、秋とはいえ猛暑の只中。吹く風は熱風。無風の状態さえ続く毎日です。連日35度をこえる日々は体にこたえます。 


 そんな私たちの感じている秋をうまく表現した俳句があります。江戸時代の上島鬼貫(うえしま おにつら)という方の詠んだ句です。

「そよりともせいで秋立つことかいの」

 今の言葉に置き換えると「そよりとも風は吹かないのに、秋が来たなど言えるのだろうか」という意味でしょうか。実は この句、先の「秋来ぬと…」に対する皮肉だという説があります。

(暦の上で秋になったからって,そう簡単に涼しくはならないぞ。)という気持ちには賛同するばかりです。いつまで、この暑さが続くのか少し心配になります。


 校内では、緑が茂っています。

 理科園のヘチマはつるを伸ばし、たくさんの花を咲かせています。決して暑さに負けない強さに感嘆するばかりです。今年は、数え切れないくらいの実が収穫できることでしょう。

 学級園や運動場などにも雑草が生え、植えてある花よりも目立っています。8月18日のPTA作業では、大変お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

台風接近!

 以前は、台風は夏の終わりを想起させる風物でした。しかし、現在は早いと5月頃に来襲するものとなっています。

 台風とは、いったいどんなものか。

 それは、北西太平洋で発生した熱帯低気圧のうち、最大風速が秒速17mにまで発達したものをいいます。


 さて、今晩から明日にかけて「台風8号」が九州に接近・上陸する恐れがあります。

 学校でも朝から、ベランダや校内の片付けを行っています。さすがに夏休み中ともあって、ほとんど何もない状況でした。

 ところで、台風には、それぞれ名前がついていることをご存じでしょうか。

 古くは、キャスリーン台風、ジェーン台風など女性の名前がつけられていました。

 現在は、アジア名といって「台風委員会(国際組織です)」に加盟している14カ国が順番に命名する仕組みになっているようです。

 ちなみに現在接近中の8号は「フランシスコ(アメリカが命名。男性の名前)」、9号は「レキマー(ベトナムが命名。果物の名前)」だそうです。蛇足ですが、10号には「クローサ(カンボジア。鶴)」と命名することになっています。


 今回は「晴れのち台風」と表現されるように、突然雨風が強くなるそうです。くれぐれも早めの対策と用心をなさってください。