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アナログとデジタルで

 アナログかデジタルか・・・の話はタブレットを使う現場でいつも考えることではありますが、それぞれのよさを合わせて、よい活動にならないかな~と思います。今日は4年生の算数でそんな時間がありました。

 内容は「平行四辺形のしきつめ」。「しきつめ」とはすき間なく図形を上手に並べることで、アナログでもデジタルでもできていしまいます。「糊ではる必要なし」「図形は何枚もコピーできる」と考えるとデジタルでやってもいいかな~とも考えたこともありました。でも「すき間なくならべる」感覚は、たとえ多少ズレても、多少糊でベタベタしても、やっぱり実際に貼った方がいいかなと最近は思います。「手を使う」感覚って、まだまだデジタルでは味わえないものであるようにも思います。

ということで、今日子どもたちはせっせ、せっせとノートに糊で図形をきれいに「しきつめよう」とがんばっていました。変な方向に時には曲がったりしますが、それを修正、修正しながらみんな上手に敷き詰めをしました。

 で・・・次はデジタルの出番です。

自分が「しきつめた」図形を写真で撮影、それをデジタルノート上で何枚もコピーして、書き込めるようにしました。その後は、ペン機能を使って、その中にできたいろいろな平行四辺形を見つける作業をまた集中して行いました。一度囲んだ線が間違っていてもすぐやり直せるし、「いくつも見つけて書く場所がすぐできる!」ってデジタルのなせる業です。そしてそれをすぐ大きく映してみんなで共有。お互いの見つけた図形を確認しあうことができました。

 「ちょっとしたアイディア」なんですけど、こういうところなんですよね~。こういう活動は明らかにタブレット導入以前ではできなかったことです。写真に撮らず、しきつめた図形に直接囲みを入れたら・・・・貼ったところがガタガタで書けない、書けてもせいぜい一つ二つ、みんなに見せようと思ってもなかなかおたがいのは見えにくい・・・そんな感じだったろうと思います。

・・・とそんなことを思いながら、こんな活動をもっとデジタルを活用してやっていきたいなと、思った次第でした。

町内の先生方と一緒にICTその2

【6月3日】5月20日に町内小中学校の先生にも呼び掛けて、ICTの研修会を行いましたが、その第2回目を行いました。今回は、全部で30名を超える参加で、一応大盛況!でした。今回は、授業で使う「デジタルノート」を実際に使いながら、どのような形で学習に使えるか、また子供たちが協働(共同)で作業を行うにはどのようにしたらいいかなどを研修しました。

今回は、「マッピング」という機能を主に取り上げて、自分の考えを広げていく方法やそれをグループで共有して、話し合う方法、そして同じ1枚のノートの上で一緒に作業を行う方法などを体験しました。

 今回扱った機能を、どう授業の中で活用していくかは、あとは先生方のチャレンジです。それが実際の形になって子供たちとの授業に少しでも生かされていけばいいなと思いました。先生たちも日々ICT活用に向けてがんばっています!

チャレンジICT!の時間

 今年度から朝自習の時間の一コマを、ICT活用の時間として設定しました。仮称で「チャレンジICT」の時間としました。朝の放送で「今日の朝自習はチャレンジICTの時間です」と放送してもらったら、とある6年生が「ICTって何????」と発言してきたので、「これはイカンいかん、きちんと教えんと!」と思いました(;^_^A。

・・・それはさておき、早速今日はそれぞれの学級で、タイピングやドリル学習、楽器アプリなどを使って取り組みができました。特に3年生以上は今後は「チャレンジICT」より「チャレンジタイピング」を中心に行って、タブレットの入力技能を高めていく予定です。

ICTですぐ共有~友だちの問題を解くのが楽しい!

 4年生では、「わり算の筆算」を勉強中!今日は「3けた÷1けた」の勉強をしました。勉強の後半では、みんなでわり算の問題を作って、タブレットですぐ!共有!!友だちの作った問題を解きました。

 一人二問ずつ作ったので、あわせるとたくさんの問題になりましたが「〇〇さんの問題は解いてしまったよ~」「〇〇さんの問題はムズカシ~」「もう〇問も解けたよ~」と俄然やる気を出して解くことができました。その場で作った問題を一瞬にして、みんなで共有して、実際にとくことができるのはICTならでは、ですね!

町内の先生方と一緒にICT

 週末の夕方の時間、子供たちが下校した後に、今日は先生たちが教室に集まりました。

 本校では定期的のようで不定期に、GIGAスクールに対応すべく「ICT放課後研修会」を行っています。今回は「特別編!」として、町内の他の学校の先生方もお誘いして研修を行いました。毎日の授業の中で使う「授業支援ソフト」の研修を行いました。

 同じ町内であっても、なかなかこうやって集まることはできませんが、今回はそれができた貴重な機会となりました。タブレットを使って子供たちに見せる教材やシートをどのように作るのかを中心に、みんなで学びましたが、これを機に、またICTを活用した授業づくりが一歩進めばと思います。第二回目は6月3日に行う予定です。

・・・今回HP担当は、研修後、他校の先生としばらくお話が出来ました。そして「どんなふうに使っていくとよりよいか」「同じ小学校としてどんなところを共通してやったらいいか(そして、同じ様に中学校に送り出すか)」というのを話せたのがよかったです。タブレットの活用は、一気に一人一台の活用が始まって、まだまだ戸惑いがあるところもあります。そんな中でも、今後も同じ町内の中で悩みを出し合い、一緒に学びながらICTを進めていけたらいいな~と思いました。また、がんばります!

タブレットとノート

3年生では、わり算の勉強中です。

学習も終わりに近づいてきて、九九では答えの出せないわり算に挑んでいます。そこでタブレットとノートを両使いしてタブレットで動かしては、図をノートに書き、みんなでやり方をまとめました。難しいけど、子供たちもがんばってくれています。

 タブレットが学校に導入されたころから「デジタルとアナログの使い分け」という問題がICT活用ではよく議論されています。「タブレットにいろいろ書いてばかりで、ノートには書かなくていいの?」ということです。たしかに、それは問題なんですが、そういうことばかり考えすぎて新しい取組ができないのもどうかな~なんて思ったりします。チャレンジも大事だし!(←担当の個人的考えです)。でも両方使う時はしっかり両方使ってがんばってます!

チャレンジしながら、よりよい使い方を探ります!