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2022年12月の記事一覧

デジタルノートのよさを生かす

 子供たちのICT活用力をいかに育てていくかは、日々考える課題です。毎日使うようになったタブレットの効果的な活用を子供たち自ら考え、使いこなしてほしいと思います。

 写真だけでは伝わらないところもありますが、タブレットに考えをまとめる時には、手書き・文字入力の両方を駆使して表現することも徐々に上手になってきました。その書いたことをさらに拡大縮小、移動させながら整理したり、見やすくまとめ直したりがずいぶんできるようになってきました(左写真)。

 また、説明に使う時にはマーキングを使って、表現しようとする(右写真)子も出てきて、こういうところがどんどん広がっていくことが、自らのよりよい活用ができることを広げていくことになるかなと思います。2学期の実践は終わりましたが、また3学期の実践につながればと思います。

ビデオで食育!

 本校では、栄養士の先生が自ら給食の食材となっている野菜や果物などを取材され、それをビデオにまとめて子供たちに紹介されています!今月の紹介は「氷川町産の白菜」でした!!

 「氷川町のお宝発見!」と題して、収穫の様子や育てるための工夫や苦労、そして子供たちへのメッセージなど、3分~4分のビデオの中に、とってもたくさんの内容をぎゅっと詰め込んだビデオになっています。

 実際メニューに出てきた果物や野菜のビデオを給食の時間にみんなで見ています。こうやって自分たちが食べている食材を作られている農家の方の姿を見て身近に感じながら、食べることができるので、感謝の気持ちも沸くことでしょう。これからも毎月のビデオが楽しみです!

 ※保護者の皆様は、子供たちのタブレットから見ることができますので、ぜひよかったらご覧になってみてください。

算数でプログラミング

 6年生の算数でプログラミングの授業を行いました。子供たちも使い慣れてきたスクラッチを使用し、1~100までの数から倍数を探すプログラム作りをしました。

 まずは、今回のプログラム「1つずつ進みながら2の倍数を探したら色を塗る」というプログラムには「1つずつ進む」「2の倍数を探す」「色を塗る」の3つの命令組み合わせであり、「2の倍数は2で割った余りが0になるという式にする」「もし、2の倍数だったら色を塗るという条件分岐」が必要であることをみんなで考えました。そして時間をとって、そのプログラムを自分なりに組み立てていきました。自分で考え一回で完成させる子、アイディアを友だちと話しながらやっている子、何度も試しながらトライ&エラーで完成させる子、とみんなよく考えてプログラムを組み立てていました。

2の倍数を探すプログラムを完成させた後は、他の倍数を探したり、余りが出る数を探したりするプログラムに作り替えて、プログラミングにじっくり取り組む時間になりました。終わった後はプログラムを保存して、まあ後からやってみようと言っている子供たちもいました。時間がある時にまた取り組んでくれるとうれしいです。

プログラミングやりたい!

 今日休み時間に、明日6年生の学習で使うプログラミングの資料を触っていたら、そこへやってきた4年生が「わあぁぁぁ、プログラミングだぁ」「私もやりたいなあぁぁ」と言うものですから、しばらく触らせてあげました。

 ちょっと動かして、画面の中で動くキャラを見ながら、手拍子手拍子。ちょっと楽しい時間でした。プログラミングという言葉も結構子供たちの中に広まってきているのかな~と実感。時々授業で扱ったり、クラブ活動でやったりしていますが、子供たちの関心も高くなってきていることがうれしいと思ったことでした。

クラウドを使ってデータを共有

 5年生の理科での実践です。「ものによって決まった量の水にとける量はちがうこと」を学習するために、食塩とミョウバンを溶かして実験をしました。理科では実験をよく行いますが、その際の班ごとの記録を表計算アプリを使って子供たちは手際よく記録します。実験の後は各班のデータや考えたことを素早く共有し、学習のまとめにみんなで活用します。

 それぞれの班の結果を比較して言えることを考えたり、比較して実験の確かさを検証したり、考えを共有することで、さらに考えを深めたりすることがすばやくできました。また多くのデータから必要なことを整理、まとめていくことも上手になってきています。

 GIGAスクールが始まって、データの共有は非常に簡単になりました。以前は「小学生には表計算アプリを使えわせるのは早い(むずかしい)かなあ」と思っていた時期もありましたが、そんなことも今では日常になってきました。

 今、子供たちは表計算やプレゼンのアプリを使いこなして、友だちとよく共同作業をしています!

 

考えを共有しよう!そして・・・

 タブレットを以下に使うか、日々の実践の中でいろいろ考えます。

 とにかくこれからは「子供たちから自分の学習のために積極的に使う」場面を増やしていきたいと思います。そのために何ができるか、子供たちとも話しながら取り組む毎日です。

「共有」が簡単にできるタブレット。互いの考えをタブレットを使いながら共有することはだんだん日常になりつつあります。それをもとに積極的に話し合う姿もよく見られるようになりました。そんな中で、互いに共有し合ったことをもとに、どう考えを深めていくか、ということが課題にもなってきています。タブレットの使い方だけでなく、一人一人にあった学び方を考えていくことが重要だな~と思います。失敗もありますがチャレンジしていきます。