美里町立励徳小学校
2025年11月の記事一覧
校内人研修会
11月28日(金)
今日の5時間目は校内人権集会(なかよし集会)でした。
進行は、プロジェクト委員会の子どもたちが行いました。
まず最初に熊本県人権子ども集会の動画を視聴した5,6年生の子どもたちが、そこから学んだことを他の学年の子どもたちに発表してくれました。
その後、「むしむし村の仲間たち みんないいとこあるんだよ」というDVDを見て友達と意見交換をしました。
各学級で人権学習後に考えた人権スローガンを発表してくれました。
1,2年生は、
こころがかっこいい(たのしい おもしろい なかよし やさしい しんせつ)
勇気があって みんなで力を合わせる
こんなクラスにしたいな
と発表してくれました。
3,4年生は、
みんなでTPODo(時間を考え、場所を考え、目的を考えて行動する)
人のためにすぐ行動する
と発表してくれました。
5,6年生は、
思いやりをもって、相手の気持ちを考えよう
・やさしい言葉を使って、考えて発言する
・自分の気持ちを伝える
・たくさん遊んで他の学年との仲を深める
勇気をもって、いじめをなくす取り組みをしていく
と発表してくれました。
お互いに他の学年のスローガンを聞き合いながら更に自分たちが考えたスローガンを心に刻んだことと思います。
もちろん発表して終わりではありません。
これから残り4か月、学年を超えた強い絆で結ばれた励徳小をめざします。
秋も深まり
11月27日(木)
先週、木曜日、金曜日と修学旅行。その後、3連休。
5日間学校を空けたところ、すっかり秋が深まっていました。
そんな中、11月26日(水)、美里町の宮嵜教育長先生をはじめ各小中学校の先生方が励徳小に来校され、本校職員一ノ口教諭の人権学習の授業を参観されました。修学旅行から帰ってきて5日目の研究授業でしたが、子どもたちはよく考え涙ありほっとした笑顔ありで1時間の授業を終えました。
授業後の研究会では、約50名の先生方が、意見を出し合い、これからの励徳小の人権教育だけではなく美里町学人研としても一定の方向性が見えてきたのではないかと思っています。
人権学習をして終わりでは決してありません。これからも人権に対する感覚を鋭くもち学校生活を子どもたちとともに過ごしていきたいと思います。
助言者として来ていただいた南関中の村田先生、美里町の先生方、たくさんのご助言ありがとうございました。
長崎の街並みを満喫
今日は、大浦天主堂、グラバー園、出島、中華街、昼食、長崎市科学館をまわりました。
若干、寝不足の子どももいましたが、元気元気。
子ども達は、何かを必死に探してます。
そうです。3つあるというハートの石。
見つけました。
綿密な計画を立ててきたショッピング。
ネットで調べてきたカステラの値段と同じだということを確かめながら、真剣に買い物。
これは、おばあちゃんでしょ、これは、お母さんとお父さん、これは、野球部のみんな。家族は、どうしよう。
中華街散策でも買えるか!
どうにか予算内で必要な物は買えたようでした。
Lunchは、中華街で。
3種類のメニューから好きなものをセレクト。
完食。
すぐに会話は、中華街散策で何を食べ歩くか?
その食欲にうらやましさすら覚えました。
最後の見学場所は、長崎市科学館。
童心?にかえって、汗をかくほど目一杯科学を楽しみました。
最後の見学が終わりました。
たくさん学びたくさん遊びたくさん食べたくさん話たくさんの思い出を作ることができました。
この2日間、安全に楽しく過ごせるようお世話いただいた添乗員のみどりさん、運転手のみやこさん。本当にありがとうございました。
そして、子ども達を笑顔で送り出していただいたご家族のみなさん。ありがとうございました。
卒業まで4ヶ月あまり。
またひとつ絆を深めた6人がこの2日間で学んだことを励徳小のリーダーとして発揮してくれることと信じて。
令和7年度修学旅行記を閉じます。
励徳小ならではの観光
伊王島の灯台にて
修学旅行 2日目 出発
11月21日(金)
おはようございます。
しっかり朝食も食べて今日も元気に出発します。
学び多き1日
11月20日(木)②
修学旅行1日目が終わろうとしています。
長崎市内に到着してすぐANAクラウンホテルで語り部の大越さんのお話をお聞きしました。ご家族のこと、ご自分の思い、平和への切なる願いをしっかり受け取った子ども達です。
自分の言葉で大越さんに感想をお返しすることもできました。
子ども達の中から、
大越さんの考える平和とは?
という質問に、大越さんから
毎日毎日が今のように生活をできることだと思う。
と答えていただきました。
その後、長崎のソウルフード トルコライスをいただきました。
ホテルでlunchです。
ボリュームがありましたが、全員完食。
デザートのアイスクリームまでペロリ。
お腹も一杯になったところで、原爆資料館へ
百聞は一見に如かず
黙々とメモをとる
じっくり読む
気になった場所に戻ってもう一度見る
たくさんの入場者の中にあっても臆することなく見たいものを見て学びを深めました。
もう少しゆっくり見たかったようでしたが、次は、平和集会
平和への思いを一人ひとり発表しました。
6人+家族で心を込めて折った千羽鶴を原爆で亡くなられた方々に捧げました。
続いて、さるくガイドさんの園田さんに案内してもらいながら被爆遺構をフィールドワーク。
ガイドの園田さんのお話の中に
「自分で見極め正しく判断できる力を」
「宗教の違いを乗り越えて平和を祈る」
等、今の私たちが目にし耳にしている世の中のことについても自分事として考えねばと痛感させられました。
最後に園田さんが86歳とお聞きし、2時間ノンストップでガイドできるパワーに、あらためて園田さんの平和への強い思いを、そして、子ども達になんとかこの思いを伝え、子ども達が何らかの形で平和へのアクションをおこしてくれることを期待されていると思わずにはいられませんでした。
午後5時を少し過ぎた頃、長崎の市街地を抜け、宿泊池 伊王島へ。
夕食は、個室でのバイキング。
子ども達のテンションも上がります。
それでも、野菜を食べないとお母さんに怒られる~
と言いながらちゃんと野菜を食べていた子ども達でした。
たくさん学び、たくさん食べた 今日1日。
明日も良い日になりそうです。
修学旅行出発
11月20日(木)
修学旅行に出発しました。
まずまずのお天気。
美里町内の小学校も同じフェリーに乗ってます。
学びの多い2日間になりそうです。
寒くても学びは止めません
11月19日(水)②
今日は、月に1度のとくとく算数の日。
午後1時前後から丸付けボランティアの皆さんが校長室に続々と来室。
とくとく算数の時間までいろんなお話を聞かせていただいています。
今日は、明日から修学旅行に行きますよ という話から・・・
渡邉さんが、
自分が小学生の時は、あまりにおとなしかったから?担任の先生が、お前たちは修学旅行には連れて行かん!言っていたよ。ハッハッハッ・・・。(どうもおとなしいではなく元気が良すぎてだったようです)
また、畝野小が火事になった時の話も聞かせていただきました。
ご自分が5年生だった時で、調理室の煙突付近から出火。
畝野小学校から今の励徳小近くの三本松まで走って知らせに来た。そして、そのまま走って学校に戻った。
先生たちがバケツリレーで消火にあたっていた。
校舎は全焼。先生たちの宿直室だけが焼け残った。
などなど。
はたまた、宿直当番の先生に中には、一人で学校に泊まるのは寂しいと子どもたちに一緒に泊まろうと声をかける先生もいたとか。同級生3~4人で泊ったとか泊まらなかったとか・・・
昭和の良き時代、初めて聞くお話ばかりで楽しいひと時となりました。
そして、丸付けボランティアの皆さんは、颯爽と階段を上り子どもたちのために丸付けに向かわれました。
寒い中、今日もありがとうございました。
黒板アート現る!
11月19日(水)
20日(木)21日(金)と修学旅行を目前にしていますので、万全を期すためにランチルーム給食を中止しています。ということでここしばらくランチルームに入っていませんでした。
昨日は、PTA全大会のため久しぶりにランチルームに入りました。
すると、黒板一面がクリスマスに関する絵が描かれていました。
誰が描いたのか今日聞いてみると、クラブ活動の時間に子どもたちが、給食の時間がより楽しくなるようにと描いてくれたということです。
子どもたちのみんなを楽しませたいという素敵な思いがこれからもどんどん広がっていくことを願います。
絶賛 図書祭り 開催中
11月11日(火)~11月21日(金)まで「励徳小図書祭り」が行われています。
その中の一つとしていつもは読み聞かせボランティア(地域の方)に水曜日の朝、読み聞かせをしていただていますが、その時間に本校職員が読み聞かせを行うという取り組みをしています。
担任ではない先生の読み聞かせに子どもたちも新鮮な気持ちで耳を傾けていました。
また、図書室では、
プロジェクト委員会の子どもたちが、司書の先生の指導のもと、準備を進めてきました。
ますます本が好きな子どもたちになってくれるのではと期待しています。
宇城絵画展 金賞
11月7日(月)
今日は、朝から宇城絵画展の作品撤去に行ってきました。
本校からは、不知火美術館に1点展示されていました。
金賞入賞した児童は、作品を手に満面の笑みで写真に納まってくれました。
大谷グローブを手にキャッチボールしている絵を描きました。
金賞 おめでとう。
すてきなあいさつ
朝、あいさつ坂の下に立っていますと、歩いてくる子ども、路線バスで来る子ども、スクールタクシーで来る子どもとそれぞれの登校スタイルで登校してきます。
そんな中に1年生が2人います。
2人とも元気ですてきな1年生です。
その中の一人。
1学期は、急な上り坂のあいさつ坂を上るのに、6年生に手を引かれたり、後ろから押してもらったり、時には、保護者におんぶしてもらいながらやっと坂を上っていく後姿を心配しながら見ていました。
2学期になり、手を引かれることも、押してもらうことも、、ましてやおんぶしてもらうこともなく、大きな段ボール一人で持って上ることもあり、たくましくなったなとうれしい気持ちで後姿を見守れるようになりました。
そして、最近、「おはようございます。」とその1年生があいさつをしてくれた時、すかさず、いつも一緒にあいさつ坂の下まで一緒にいらっしゃるご家族の方が「プラス1の言葉は?」と声をかけられます。そうすると、
「今日は、雨が降りましたね。」とか「今日は、雲もなく晴れていますね。」と言葉をつないでくれるようになりました。感動です。この子にもご家族にも。
毎日、今日は何と言ってくれるか楽しみにしています。
これから寒くなりますが、心はポカポカしそうです。
美里町の特産品を
11月12日(水)
朝から保護者の方が、大きな袋を抱えて来校されました。
何事かと思いましたら、サクサクとした食感と上品な甘さが特徴の美里町特産「太秋柿」を子どもたちに食べてもらいたいと持ってきたということでした。
大きくて立派な「太秋柿」です。
早速、給食の時間にいただきました。
たくさんありましたので今週いっぱい給食の時間に出されることになりました。
みんなおいしそうに食べていました。
また、学校の敷地内を歩いていましたら、
むかご ザクロ 栗 どんぐりの木が校舎の裏手にあり、ひっそりと、しかし、大量の実を地面に落としていました。
不覚にも私が発見したのはピークを過ぎてから。
来年は、ピークの時期に子どもたちと張り切って見に行きたいと思っています。
担任時代、生活科等で「秋と遊ぼう」みたいな単元の時、休みの日に山へ車を走らせ取りに行った思い出がありますが、励徳小では、そんな必要は全くなく、1歩歩けばどんぐりが足元にといっても過言ではない環境に改めて幸せを感じます。
小規模校交流
11月11日(火)②
この日は、午後、宇城市立海東小学校から校長先生をはじめ先生方が7名いらっしゃいました。
目的は、海東小が、今後、完全複式になる予定であるということで、本校の複式の授業参観と完全複式にあたって教育課程等に関する疑問点についての質疑及び情報交換でした。
複式での授業のための教材研究の時間の確保、一人当たりの職員が複数の校務分掌を受け持つことによる煩雑さなど、なかなか難しい問題も多くあり解決策は見つかりませんが、課題を共有できる学校どうしが何らかの形で協力し合うことができれば、少しずつでも改善できるのではないかと思います。
その一歩となる時間となりました。
ミニ収穫祭
11月11日(火)
今日は、地域の方をご招待してミニ収穫祭を行いました。
というのも、10月末に芋ほりをしましたが、芋の苗植えから芋ほりをするまでにたくさんお世話になった地域の皆さんがいらっしゃいました。その方々になんからの形でお礼をしたいと考え、給食調理の先生にお願いして収穫した芋を使った料理を作っていただき、一緒に給食を食べていただく計画を立てました。
お世話になった方全員ではありませんでしたが、5人が来ていただき、子どもたちと一緒に給食を食べていただきました。
この日の給食は、下の写真。
ご飯 スープカレー ツナビーンズサラダ ヨーグルト 牛乳 そして、焼き大学芋
の豪華版でした。
最後に低学年から絵入りお礼のお手紙をお渡しし、お礼を言いました。
お手紙は、皆さんでしっかり読んでいただき、
「これは、地域の回覧板でまわしていいかな?」
とお尋ねされましたので、
「是非!」
とお答えさせていただきました。
上学年の子どもたちも自分たちが低学年のころ芋ほりしたことを思い出しながら食べていたようです。
給食調理の先生のお力を借りてではありましたが、地域の方に一つ気持ちを伝えることができました。
校区探検ウォークラリー(フットパス)
11月7日(金)
励徳小がある美里町は、フットパスの先進地域です。
ということで、毎年、校区探検ウォークラリーをフットパス協会の方と一緒に行っています。
今日がその日でした。
1~3年生と4~6年生で距離を変えて行いました。
目的地までは、スクールバスで連れて行ってもらいました。
私は、高学年と一緒に焼く7kmを歩きました。
バスが通れるところまで連れて行ってもらった後は、スタート地点まで急な坂をひたすら上りました。
ここが、スタート地点。
ここから下りながらゴールを目指します。
まだまだ 8月の豪雨の爪痕は生々しく
湧き水が流れる場所でちょっと一休み
杉木立の間を抜けると稲刈りの後の棚田が目の前に広がりました。
洞岳分校跡地で休憩。
今は、あまり見なくなったかわいらしい二宮金次郎の銅像がありました。
また、その横には、
故郷の山にむかいていうことなし ふるさとの山は ありがたきかな
という啄木のこの場所にぴったりの石碑もたっていました。
途中で見つけた二匹のカマキリを手に乗せ
棚田の横を歩きながら
この花の実には毒があることを教えてもらいながら
よ~く見ると橋の下に大~きなハチの巣。
しかし、この橋の巣の上を気を付けながら無事に渡れたのも地域の方が、わざわざ車で来てくださってハチの巣があることを教えてくださったおかげ
岩の間を勢いよく流れる川。ぱっくり開いたあけび
ここは、有名な下福良の棚田。田植え直後の夕方は、見事だそうです。
緑川ダムにかかる橋を渡った先がこの日のゴール
橋の下では、ダムの底にたまった土砂を運び出す工事が行われていました。
緑川水系の保全事業は、全国でもかなり進んでいるということも教えていただきました。
励徳小の校区には、本当に宝がいっぱいです。
先生も童心にかえり
子どもたちは、リアルジブリの世界へ
緑川ダムの上から学校の方角を眺め
お世話になった皆様に6年生が代表でお礼を言いました。
また来年ね
が合言葉です。
今回も大変貴重な体験をさせていただいた皆様、本当にありがとうございました。
子どもたちは、疲れを見せず満足そうな顔で全員学校に帰ってきました。
保健室の掲示
11月4日(火)
先週から養護教諭が教員業務支援員と一緒に何やら紙粘土で制作していました。
「うんち」
というのがキーワード。
どうやら保健指導で使う小物だったようです。
今日、保健室の前を通ると
なんともリアルなものが掲示してありました。
子どもたちは、これを見て自分の体の調子のバロメーターとしてくれることでしょう。
養護教諭 どんどんアイデアがわいてくるようです。
美里町復興応援文化祭 出演
11月4日(火)
今朝も一段と冷え込んでいます。
さて、昨日11月3日(月)は、美里町復興応援文化祭が開催されました。
その中で本校の子どもたちも太鼓で出演させていただきました。
連休最終日ということで、半数ほどの参加とはなりましたが、今回の演奏は、1年生のデビューという大事な場でした。
(出番を持ちます) (舞台のそでで)
例年、美里町文化交流センターひびきで行われていた文化祭ですが、当センターが8月の豪雨の影響で使えなくなり、今年は、砥用中学校の体育館で行われました。
これまでも地域の方の前で演奏してきた子どもたちですが、いつもとお客さんも場所も違うということで少々緊張気味でした。
これまで3年生以上の子どもたちだけでの演奏でしたが、真ん中に心強い6年生のお姉さん、その両脇に、1年生と2年生が一人ずつ(今回は1,2年生8人中2人の参加でした)手作りタイヤ太鼓をリズムを合わせて一生懸命たたきました。もしかしたら緊張で固まり止まってしまうのでは・・・と心配しなくもなかったのですか、その心配は、無用でした。
最後のポーズも決まり無事演奏を終えました。
衣装は普段着ですが、太鼓の音は、本格的。
励徳小の心意気を見せてくれたのではないかと思います。