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校長のつぶやき

子供はやっぱり遊び好き

昼休み、運動場から子供たちの歓声が聞こえてきました。

運動場に出ると、

運動会前には、見られなかったほどの人出でした。

中庭も、体育館前も、陣内幼稚園の前も・・・

運動会という目標から解き放たれ、本来の子供の姿にもどっているのかもしれません。

 

放課後も、学童の子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきました。

どの子も笑顔で遊び回っています。

本来、子供は遊びの天才です。

 

子供が笑顔を絶やさず学べるように、子供たちが主役となる授業づくりに取り組んでいきたいと思います。

ご協力よろしくお願いします。

運動会開けの朝

運動会が終わりましたが、今日も泰山木の花は咲き続けています。

教頭先生の運動会の講評「泰山木の花言葉」には驚かされました。

風貌からは想像できない繊細な心を持っていらっしゃることが分かりました。

ちなみに、泰山木の花言葉は、教頭先生がお話しになったように

・人生の展望が開けているさまをあらわす「前途洋洋」

・大きく立派で美しいさまをあらわす「壮麗」

でした。文才に秀でた教頭先生です。

【ホームページ「花言葉‐由来」より掲載】

 

子供たちも先生方も、元気に登校・出勤してきました。

しかし、表情には少々お疲れの様子が感じられます。

運動会、お疲れ様でした。

 

今日からまた、普通の日常が始まります。

空は曇り、雨が降り出しそうです。

敷地を歩いてみると、運動会後なのに、ほとんどゴミが落ちていません。

祭りの後というのは必ずゴミ問題が発生しますが、南小は皆無です!

南小校区の地域性が表れているようです。

ありがとうございます。

 

気がつくと、

こんなものが落ちていました。

かなり作り込まれた代物です。

夢中になって作ったのではないかと思います。

先日、亡くなったNHKの工作番組の「のっぽさん」を思い出してしまいました。

夢中になるもがあるということは、昨日掲載した教え子もそうですが、幸せです。

心がほっこりしました。

 

運動場の外トイレが気になって見に行くとこの通り、

 

きれいに使っていただいていました。ありがとうございます。

このトイレ掃除担当は5年生です。

見る限りいつもきれいに掃除されています。

見えないところに心配りができるようになってくると本物です。

子供たち、先生の心配りに感謝です。

運動会が成功したのもうなずけます。

 

図書室に移動すると、先日掲載した読書玉入れが掲示してありました。

残念ながら、読書玉は若干しか伸びていません・・・

赤vs白は、34vs19で紅組の優勢です!

読書は、頭の栄養です。

ぜひ、ご家庭でも親子読書に取り組まれていただきたいと思います。

 

教室をめぐると、

どのクラスも、普通に授業が行われていました。

運動会開けの月曜日、大人でも嫌なつらい日ですが、みんなよくがんばっています。

厳しい状況のときほど本音、本性が出ます。

運動会を通して一回り成長した南っ子を感じた朝でした。

江藤家住宅一般公開

江藤家住宅の一般公開に出かけました。

いつもはがらんとしている江藤家住宅の駐車場は満車でした。

生涯学習課、ボランティアの方々に入り口を教えていただきました。

受付を済ませると、

係の人が、町長や教育長も足を運ばれていますよとおっしゃっていました。

中に入ると、

きれいに復元された母屋が出迎えてくれました。

 

復元展示ゾーンに移動すると、

「ブログ見ましたよ・・・。しまった~という顔してましたっけ?」

と、文化財保存計画協会の教え子が笑顔で出迎えてくれました。

「時間があったらご案内しますよ!」と言ってもらったので、案内してもらいました。

 

江藤家の歴史、当主の人柄、住宅の特徴、部材の産地、工法、復元の手順等、目をキラキラさせながら楽しそうに語る彼の姿に心動かされました。

小学生の彼に、これほどの情熱を感じたことは無かったような気がします・・・

熊本地震、高専の教授の導き、江藤家住宅との出会い、今の会社での仕事が彼を大きく変えたんじゃないかと思います。

更に言うならば、この江藤家住宅の復元を通して、建築当時の文化や歴史、職人のこだわりを知り、後世に重要文化財を残す使命を感じたんじゃないかと思います。

彼の話を聞きながら、歴史を繋いでいく苦労や大変さと同時に、ロマンやその大切さがひしひしと伝わってきました。

 

途中、南小の前々校長先生と出会い、一緒に江藤家を内覧しました。

当時、崩れた江藤家住宅を南小の子供たちがボランティアガイドとして案内していたそうです。

 

子供の見学が少なかったのが、ちょっと残念でした・・・

彼と南小の前々校長先生のお話を聞き、保護者を含め地域の大人が、責任を持って江藤家住宅や地域の良さ、すばらしさを伝えていくことが大切だと感じました。

いいもの、すばらしいものは残る。

しかし、子供たちがいい!すばらしい!と思わなければ、次の世代には何も残らない。

運動会終わる

 

運動会に花を添えるように、

今日も泰山木の花がたくさん咲きました。

 

静かな運動場に、今日も先客がいました。

ラインを引いたり駐車場の準備をしたり・・・

体から熱意がほとばしっています。

 

しばらくすると、PTAの役員さんが、車の誘導のために校門に立たれました。

 

子供たち、教職員、PTAの協力で、運動会の準備が出来上がり、

子供たちが、青空の下、椅子の準備を始めました。

いよいよ運動会が始まります。

 

役割をきちんと果たそうとする子供たち、教職員、そしてPTAの献身的な行動から、

孫子の「勝敗は、戦う前に決まっている」という言葉を思い出し、運動会の成功を確信しました。

 

4年ぶりの制限のない運動会に、衆議院議員、町議会議員、教育長、区長、民生・児童員等の来賓をお迎えし、保護者、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんなど、運動場の周りには人だかりができました。

 

1年生による開会の言葉で運動会が始まります。

 

我が団優勝のため、一糸乱れぬ応援を続ける応援団

 

低学年も巻き込んだ応援はとても楽しく頼もしく感じました。

絶対応援団になりたい!というファンをたくさんつくりました。

 

1・2年生のダンシング玉入れ

児童席も応援?大いに盛り上がり!

ミッキー?も登場

ダンスの渦が広がりました。

 

3・4年生の南っ子ソーラン

見事な演技、見事な隊形移動!

三味線と軽快なリズムにのった勇壮な舞に思わず見とれてしまいました。

 

5・6年生のEBP69

熱い日差しの中、どろんこになりながら笑顔の演技

プロは、難しい演技を笑いながらやり抜くの言葉どおり見事な表現運動でした。

観衆を釘付けにしました。

 

赤団優勝

3年ぶりに優勝旗を奪還!

 

終了後、保護者にも率先して後片付けを手伝っていただきました。

 

教職員も、できる仕事を率先して片付けました。

後片付け?赤鬼も青鬼も黒鬼も入り乱れているようです・・・

子供たち、来賓の皆様、PTA役員や保護者の皆様、そして先生方、大変お世話になりました。

体育主任を中心に、教職員、PTA、保護者の協力を得て、子供たちが、子供たちの手で、創りあげる南小の運動会ができたんじゃないかと思います。子供たちの活躍を見ながら、目が潤んでしまいました。感謝、感謝です。

 

つわものどもが夢の跡、運動場はいつもの静けさにもどりました。

 今日一番心に響いた言葉が、町長の「私は、いつも徒走は一番だった!しかし、アンカーで最後の最後に抜かれたことだけが、まだ鮮明に記憶に残っています・・・」という言葉でした。

 

子供たちには、今日、それぞれにそれぞれのドラマがあったことと思います。玉入れを楽しんだ人、玉入れが楽しめなかった人、ダンスや表現運動に精一杯頑張れた人、つまずいたり技が完成しなかった人、追い越した人、追い越された人、転んだ人、途中体調を崩した人、途中で帰らざるを得なかった人、負ける負けると泣いていた子、大丈夫だよ絶対勝つよ!と励まし続けた人、友だちの手を引いて走った人、今日参加できなかった人など。そして、そのドラマを家に持ち帰り、お家の方と共有していることと思います。

 

私が、親父として失敗してしまったことがあります。それは運動会の子供の行動を評価してしまったことです。「お~良かった!」「残念だったね・・・」「次はがんばろう!」つい口から出てしまう言葉ですが、残念な結果・・・「お父さんは、私を理解してくれない・・・」となってしまいました・・・。今思えば、「どうだった?今日の運動会!」と率直に子供に聞けば良かったなぁと反省しています。親が、先生が、おじいちゃん・おばあちゃんがどう思うかでは無く、子供が何を感じ、どう思って、どう行動したかを表現させ、親は聞いあげるだけでよかったんだと思います。運動会は、大人のためではなく、子供が成長するためにあるのですから。反省しています・・・

 

その子なりにがんばって、運動会に取り組んできた努力やがんばりを、ぜひ認めてあげてください。わずか2週間でしたが、子供たちは確実に成長しています。進んで行動できるように、しっかり聞いて、温かい言葉かけをしていただければ幸いです。

本日は、熱い日差しの中、ご参観いただき大変ありがとうございました。

 

明日に向けて

朝、南小の校門に入る」と、すでに先客が・・・

さらに先生方が続々と・・・

運動会の準備に余念がありません。

見えないところで自分の役割に真摯に取り組まれています。

プロフェッショナルです。

 

玄関で子供が手招きしています。

どうやらカマキリの赤ちゃんを見せたかったようです。

「どうしたらいいですか」と聞くので、逃がすことを提案しました。

人もこん虫も、自分の意志で行動することができるのが一番です。

 

今日の校門は、送迎の車がひっきりなしに来校していました。

どうも、応援団、看板係等の自主練習に参加するためだったようです。

「自分たちの手で創る運動会」が、かなり板についてきたようです。

しかし、その余波が、各家庭に影響を及ぼしていることを感じ、申し訳なく思っています。

大変申し訳ありません。

親にも迷惑をかけないように、自分の生活を律することができれば本物ですよね!

しかしそうなれば、もう大人と言うことですね・・・

 

道路から大きな音が聞こえてきました。

見に行くと、道路の張り替えのためにマンホールの底上げをしているそうです。

こういった見えないお仕事が、私たちの生活を支えてくれています。

お世話になります。

 

泰山木の花が満開を向かえようとしています。

明日の子供たちの運動会に花を添えてくれているようです。

 

最後の運動会全体練習が終わりました。

かなり仕上がってきているようです。

手前味噌ですが・・・

詳しくは、午後掲載予定の学校生活のブログをご覧ください。

 

人はがんばると、夢中になると、すごい力を発揮します。

しかし、気付くと心身に変調をきたしていることがあります。

インフルエンザも流行しています。

子供たちが、明日の運動会を楽しむことができるように、ご家庭での体調管理と心の休養をよろしくお願いします。

何かありましたら、学校まで連絡をお願いします。 

江藤家住宅という縁

昨日、江藤家住宅のPRとお願いがあり、文化財保存計画協会の方が来校されたました。

教頭先生の案内で校長室に入り、自己紹介が終わると、文化財保存計画協会の方が、つかつかと私に近づかれ、私のネームプレートをまじまじと見られました。

そして、ばつが悪そうに

「担任でした」「覚えていますか?」

と聞かれました。

名前を伺うと、6年生当時の彼の顔がよみがえってきました。

 

彼が卒業した小学校は、〇〇町立〇〇体育学校と言われるぐらいスポーツが盛んで、

厳しい指導が当たり前の小学校でした・・・。

サッカー部はクラブチームを撃破して県2位。

私が指導していたバスケット部は県4位。

ソフトボール部も地区代表。

彼はサッカー部員でした。

 

しまった~という彼の表情は、当時の状況を顧みると納得できるものでした。

あれから20年ほど時が過ぎました。

現在、彼は、文化財保存計画協会に就職し、江藤家住宅の復興を手掛けて7年。

仕事柄、たくさんの文化財に触れるようになり、地域に残る文化財にとても愛着が湧くようになったそうです。

また、彼の住んでいる地域でも、地域の文化財を活用した取組を行っているそうです。

あの小さく幼かった小学生が、今では志をしっかり持って活躍しています。

南小の子供たちもあっという間に大人になります。

日々自分超えを目指し、進んで取り組めるように働きかけていきたいと思います。

 

 

【大津町ホームページ > 江藤家住宅より掲載】

学校だよりNo.6でも紹介しましたが、 江藤家の一般公開が、運動会の次の日、5月28日(日)に10:00~15:30(入場は15:30まで)で行われます。

子供たちや保護者、先生方にも見に来てほしいとのことでした。

詳しくは、下のURLからご覧ください。

https://www.town.ozu.kumamoto.jp/kiji00313136/index.html

教頭先生の質問に

「江藤家住宅のすごいところは、全国的にも珍しい、今も使われている生きた重要文化財です」とPRされていました。

南小の子供たちには、彼の熱意と地域の歴史を感じて欲しいと思います。

ご参観、よろしくお願いします。

 

もしよかったら、見た感想や江藤家住宅について思うことを感想文に書いて欲しいとのことでした。プリントは教頭先生が預かっています。(学校では、2回目の一般公開後取り組む予定です)

 

江藤家住宅という縁で、教え子と再会することができました。

私も見学しに行きたいと思います。

粛々とお勉強も

図書室の前にさしかかると、壁に

が貼ってありました。

赤団と白団(白は見えないので青だそうです)対抗の読書玉入れだそうです。

図書委員会の考案です!

借りた人にシールを渡して、自分の団のかごにシールを貼るルールだそうです。

その発想にびっくり~

読書玉入れは、現在、22vs15で、赤団が優勢です!

結果はどうなるのでしょうか?

司書の先生が、運動会関係の本もピックアップされていました。

子供たちに参加させていただくと盛り上がります。

よろしくお願いします。

 

たし算の筆算の学習です。

シーンとした静けさの中に、鉛筆のカリカリとした音が響いています。

ちょっと強面の先生ですが、いつも優しくていねいに子供たちに接していただいています。

 

4年生も算数の時間でした。

すっきり整理された板書です。

子供たちと対話をしながら、まとめられています。

先生も子供たちも笑顔で勉強していました。

いつも笑顔ですね!と担任の先生に問いかけたら、

鬼にも成りますよ!と笑顔で答えられました。

 

3・4時間目は、1年生が、陣内幼稚園の子供たちに学校紹介をしていました。

昨日までは、2年生に連れられていた幼い1年生でしたが、

今日は、お兄さん・お姉さんです!

声のハリと目つきがちがいます。

校長室への入り方もいい感じです!

陣内幼稚園の園児のあいさつや聞き方もバッチリでした!

 

どうも人は役割によって見せる顔がちがうようです。

山本五十六の

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

という言葉どおり、

小さいとき、分からないときに、手間暇をかけることが結局は近道のようです。

怒って動かそうとする、子供が動く前につい指示を出してしまう私は反省です・・・

影の力

朝、玄関を出て駐車場に向かうと、保健室の前のドアが開きました。

振り返ると、

ふきん?が干してあります。養護の先生が干されたようです。

穏やかに対応してくださる養護の先生です。

子供たちの健康をいつでも守れる保健室にしていただいています。

子供たちも安心です。

 

南小校には、4人の支援員の先生方がいらっしゃいます。

主に、活動に集中できない、お話を聞いていない子へ支援していただいています。

適当な距離を保ちながら、参加できない子供も見守っていただいています。

算数や国語の授業のサポート

体験活動や体育など、様々な場面で活動していただいています。

担任の黒子?あるいは子供たちの応援団として大活躍です。

支援員の先生方のお陰で、子供たちみんなが授業に参加できています。

ありがとうございます。

 

4時間目、突然、強風が吹きました。

運動場を見ると、赤・白の大玉が宙に浮いています!

土ぼこりが舞い上がり、渦のように巻き上がっています。

つむじ風のようです。

 

RKKニュース(2022年10月31日)より掲載

 

6年生の子供たちは、渦から逃げていますが、テントが吹き飛びそうです。

外に出ると、風がおさまり、子供たちが大玉やCDの後片付けをしていました。

「足に砂があたって痛かった!」

「びっくりした~」

とても驚いていたようです。

テントが吹き飛んだり、子供がケガをしなくてホッとしました。

 

しかし、その影響か、セコムが鳴り出し、

外部映像が3ヶ所写らなくなってしまいました・・・

子供たち、先生方にケガがなくて本当に良かったです。

みんな学んでいる

ひょんなことから、熊本インターナショナルスクール小学部を参観することになりました。

菊陽町にTSMC熊本工場ができることで注目されている各種学校です。

 

児童玄関に入ると、靴箱が並んでいました。

もちろん、靴箱の名前は英語表記です。

掲示物も英語で表記されています。

 

体育館では、サッカーの長友選手のような日本人の方が体育を教えられていました。

先生に促されることなく、30人ほどの中学年の子供たちが「おはようございます」とあいさつをしてくれました。

 

低学年の教室をのぞくと

外国人の先生が、英語を使って子供たちに授業をされていました。

子供たちのほとんどは日本人なんだそうです。

みんな黙って、英語で指示される内容を聞いて作業をしています。

ネイティブの早いトークに、内容は全く聞き取れません・・・

子供たちはうなずきながら聞いていました。

日本の小学校にありがちな、机に寝そべっている子は全くいません。

インターナショナルスクールでも、学習の基本は聞くことのようです。

 

高学年の授業を見に行くと、探求の時間でした。

「ソーシャルメディアとの付き合い方を携帯電話を使って告知する」というテーマだそうです。

南アフリカの先生が指導されていました。

見ていると、先生は全く教えません・・・

基本、先生は、テーマを伝えたら見ているだけのようです。

子供たちが聞きに来たら、

子供が何をしたいのか、どうしたいのかを聞き出しながら丁寧に説明されます。

 出来上がったら、内容がよく伝わるよう配色をするようにと

英語で次の指示が出ました。

日本の授業スタイルより、かなり単純です。

その分、先生にゆとりがあります。

しかし、児童が聞きに来ると、私の質問に笑顔で答えてくれていた先生も

「エクスキューズミー・・・」

と大忙しです。

児童が自分で行動することに主眼が置かれているようです。

 

小学部で一番大切にしていることは、

「学び方を学ぶ」ことだと、インターナショナルスクールの校長先生はおっしゃっていました。

人の話や指示が聞けることはもちろん、

学ぶことに興味をもたせ、

自分で解決できるようにしていくことなんだそうです。

自己責任が基本のようです。

 

南小の子供たちも自立するために学んでいます。

大津町の子供たちも、日本中の子供たちも、世界中の子供たちも学んでいます。

 

今日、翔陽高校の生徒が、姉妹都市のアメリカネブラスカ州ヘイスティングズ市の高校生と交流し、一緒に学んでいます。

 

きっと近い将来、南小の子供たちも、いろいろな国の人と一緒に仕事をするようになるのかもしれません。

 

英語ができるということがグローバル的な視野を持つということでは無いと思います。

内に閉じず、広い世界に目を向けてほしいと思いました。

大事なものは目に見えない?

出勤すると南小のシンボルツリー泰山木が出迎えてくれます。

しかし、同時に、試練も与えてくれます・・・

今日も白い大きな泰山木の花が咲きました。

大きな泰山木の花も、時が経つと茶色に変色し朽ち果ててしまいます。

輝く瞬間は限られています。

 

車を止めると、運動場に人影が動いています。

どうやら教頭先生のようです。

職員や児童が登校する前に、運動場の整地をしているようです!

朝から夜遅くまでよく働く教頭先生です。

見えないところで見えないように、笑顔でみんなを支えています。

頭が下がります。

 

外を回っていると、運動場から声がします。

放送係がマイクを使って練習しているようです。

授業中に、放送係の練習時間を取ることはできません。

朝の隙間時間で練習です。頭が下がります。

よく見ると、教務の先生が楽しそうに笑っています。

この先生も運動場の草を刈ったり、休んだ先生の学級の補助に入ったりと、

日々、サポートに飛び回っています。

いつもみんなに頼りにされている教務の先生です。ありがとうございます。

しかし、こんな朝早くから練習に付き合って、家庭は大丈夫なのでしょうか?

 

空を見上げると、大きな音を出しながら飛行機が飛んでいました。

見えませんね~、拡大すると

目で捉える飛行機はとても大きくカッコいいのですが、

写真に収めると、残念な画像になってしまいます。

目の調節機能の素晴らしさを感じさせてくれます。

 

「うれしいことがありました!」と先生から、ノートを見せてもらいました。

ある児童の算数のノートの書き方「計算を書くときは1行空ける」をクラスのみんなに紹介したら、

紹介した児童がクラスのみんなに注目されて、

「へ~」「いいね~」

という賞賛の言葉をあびたそうです。

紹介された児童は、その後はもっと授業に集中して取り組んだそうです。

さらにうれしかったのは、

それを聞いた他の子供たちのノートの書き方も劇的に変わっていたことだそうです。

Before(聞く前)

After(聞いた後)

児童が、クラスが、ドラマチックに変化した時間だったようです。

 

みんなに認められると人は劇的に変化すること、

劇的な変化は回りにも大きな影響を及ぼすことを教えていただきました。

「授業で子供が変わる!」

ステキなお話をありがとうございました。

その瞬間に、ぜひ立ち会いたかったです。

 

5時間目、1年生が廊下を歩き回っています。

明日、陣内幼稚園の園児に南小を紹介するためだそうです。

自分が発表する場所に移動しながら、練習しているようです。

子供たちは、がんばって発表していました。

しかし、担任の先生は、運動会と学校紹介の準備でお疲れ気味・・・

ここ数日、朝早くから夜遅くまで職員室で一人残ってがんばっていたのはこのためでした。

1年生には、このような入念な計画と準備が必要です。

先生のがんばりに感謝!

がんばれ、子供たち!ん~あとちょっとだ、先生!