PTA・地域教育

2016年4月の記事一覧

心遣いに元気がでます

明後日(27日)の学校再開に向けて、安全対策や子ども達を迎えるための細かい打ち合わせや準備を先生方とともに行っています。4月8日の始業式、11日の入学式と実質、子ども達が登校できたのは、5・6年生は4日間、1~4年生はわずか3日間のみです。
新学期を迎えた学校でこんな事は、もちろん初めてです。今なお続く熊本地震の影響の大きさをつくづく実感させられます。
先生方にとっても子ども達と会えずに過ごすこのような4月は初めての体験で、仕事をしてもなかなか前に進んだ感じがしないのが実際です。
そん中、子ども達や保護者の方、地域の方が来校され、「がんばってください」「何か手伝うことがあれば・・」との声をかけていただきます。
そうした心遣いに励まされ、また元気を取り戻す日々です。
何事もなく、27日に子ども達の声が校舎にもどってくることを祈るばかりです。

市内の小中学生もがんばっています!

熊本県内では断水によって不自由な生活を強いられている方々が多くおられます。合志市内でも飲料水としての水道水の供給ができない地域があり、自治体や自衛隊の給水車による給水が行われています。
合志市役所西合志庁舎でも給水が行われていました。何人もの小学生や中学生がペットボトルに水ももらい、自転車のかごに積んでいました。

学校は臨時休校となっていますが、余震が続く不安な中でも子ども達がそれぞれの家庭で頑張っている姿にこちらも励まされました。

心温まる気持ちと支援物資

17日(日)まで避難所として体育館や校舎の一部を開放していた際に、県内外の方々から「何か必要なものはありますか?」「支援物資を届けたいのですが、どうしたらよいですか?」とのお電話を昼夜問わずいただきました。多くの方々の想いが熊本の地に向けられていることを心強く思うとともに、そうした気持ちに勇気づけられました。
そんな中、今日のお昼に支援物資を届けたいとお金を出し合って物資を学校に届けにこられました。

同じ菊池郡内の県立菊池高校生が三人。自分たちにできることをしようと、今回、被害が少なかった地元菊池市内の店舗を回り物資調達をして、おばさんに頼んで車で運んでもらったとのこと。トランクにはトイレットペーパーの他、紙おむつやカイロがさらに積まれていました。

西南小の避難所はすでに閉鎖されていたため、合志庁舎に運んでいただきました。
支援物資はもとより、それ以上にこうした多くの方の気持ちが、明日への希望につながっていくと感じました。

登下校の見守り

登校班で登校する小学生の集団が西南小校区の朝の風景担っています。
熊本市に隣接し、熊本電鉄の電車も通っており、かなりの交通量となります。

そうした中、毎朝、地域の防犯パトロールの方々が横断歩道や交差点で交通指導をしていただいています。長年続く、地域の方のボランティアのおかげで、大きな交通事故もなく安全に登下校することができています。