学校生活

学校生活

AiP

6月28日(水)
 職員は午後から、IoT研修。
朝の会で子どもたちは「今日は4時間授業だから、集中してがんばる」という、目標をたてていました。
 
 先日、職員室でひとりの先生が、「はじめのころIoTって、ICTの間違いじゃないの?って思ったよ。」と職員室でつぶやかれていました。「あ、自分だけじゃなかった・・・よかった。」とこっそり(ホッと)しました。
 それだけではありません。職員室の黒板に、教頭先生がIoTと書いている時、「教頭先生が間違うなんてめずらしいわ!」とか、思っていたのでした。(恥ずかしい~&教頭先生すみませ~ん!)
  パソコン類以外のモノを、インターネットに接続することを(モノのインターネット)IoT(Internet of Things)というそうです。

 こんなレベルで、南小国町タブレット端末導入勉強会に参加。ドキドキでした。

 最初に、今の気持ち・意気込みを色で表すアンケート。
普段は潤いがないのに、今日は手あぶらで、画面の「提出」のところにうまいとこ入らないくらいでしたが、近隣の若い先生に助けていただきながら・・・・。 
すると、アンケート集計が、一瞬で先生の画面に!!
 
 次に「算数」面積を求める問題。
自分の解き方で、まず提出。
次に、指定の色を背景につけて再提出。すると先生の画面には「全員の考え方のパターンが!色で!」

 その次は、南小国のお気に入り画像をだして、紹介の文字をいれ、班の4人で、4枚のカードを合わせて。
それに音楽と自分の声を入れて、町のコマーシャルプレゼンを作りました。
AiP! A(あっという間に)i(iPadで)P(プレゼン作りました)!

「学びの場が自由になる」「気持ちをアウトプットする」ための「ツール」としてのiPad研修でした。
 帰るときに出口の所で、職員の方が、ひとり1台ずつお借りしたiPadの、画面の手あぶらを一枚ずつふいてくださっていました。(お世話になりました・・・。)

この夏、南小国町もiPad活用がスタートします。

日本一!

6月27日(火)
 朝ラン中から、「先生!今日、日本一の温泉に行くのが楽しみです!」と言いながら走っていた3年生。
1時間目から、町探検(社会科)に出かけました。
(3・4年は複式学級。4年生が午前中「なんか今日、静かです・・・。」と言っていました・・・。)
 
 まずは、「すずめ地獄」。もくもくと白い煙があがっています。砂のところにチョンチョンと触ってみると・・・ここは冷泉です。

 「清流の森」では、風化現象でできた「奇岩石群」を見て、次に「恋人たちの丘」へ。「縁結びの鐘ばい!」と、順番を競って『ガラン!ガラン!』とならしてきました。
 「瀬の本高原」では、お店の中を見学させてもらってから、展望所へ。芝生のところで、いっぱい遊んできました。
 そしていよいよ、満願寺温泉「川湯」。水着に着替えて入らせていただき、日本一の理由を確かめてきました。

 もともとパワースポットのある、自然の宝庫「中原」に住んでいる子どもたち。
平野台の絶景のロケーション、雄大な山々、澄んだ水、豊富な温泉・・・の南小国を実感するのは、何年か経って、恋人と手をつないで恋人たちの丘の鐘を「カランコロンカラン!」と鳴らしに来るころかも・・・ですね。

両者、向かい合って・・・

算数の授業中、(週初めから、みんなに髪をなでなでされている)ふたりの、ゲームをしているような、興奮の声が。
 両者向かい合って・・・その机の間には仕切りがあって、お互い見えません。
数字カードを3枚並べて、仕切りをはずして、さあ勝負!
どっちが大きいかを競っていました。
 
 授業では、まず自分の考えを持って、次に集団で考えを広げたり深めたりして、まとめで、個の学びを深める(な、か、ば、る学習)をしています。
 少人数ですが、それをいかしたりもして、工夫をしながら。
 21日の校内研修では、この学級の「事前研」というのをしました。
今は単式だけど、また来年、複式になったときの、間接学習のことなども考えながらでした。

転入予定者

あす あみ 青たろう 青じろう ダークシャーク みほ きい コナン 轟 ニャビ
みほ きい ダーティワーク あすか あおみ
 間もなく仲間入り予定です。
 3年生が、理科でお世話をしている「あおむし」たちのなまえ。
妹や弟のように呼びながら、食事の支度(キャベツなど)や、シーツ(ティッシュ)交換や、部屋(弁当パック)の掃除をしてあげています。

 たねから植えて、芽を出したので、畑に植えたほうせんかとひまわり。
茎の長さをはかり、壁に紙テープではりました。
 来週は、自分たちの身長と体重もはかりますよ。


ステップアップタイム

毎週火曜の朝自習は、ステップアップタイムです。
担任の先生が準備して、配られている学習シートをする時間。
いつも朝ランの時に、追いかけっこをする5.6年のお兄さん、お姉さんが、この時間の先生で、横にいてくれます。
 終わったらマルをつけてくれたり、まちがっているときは、「あんね、ここはね・・・。」と教えてくれたり「どうしてこう思ったと?」とたずねてくれたり「ね!そうそう!すごい!」とほめてくれたり。
 ステップアップタイムの教室の雰囲気、写真で伝わるでしょうか。
5.6年生が先生のとき、1.2.3.4年生は、普段の授業とは違うところから、エネルギー(やる気)を吸い出されているようです!

 ステップアップタイムの目的は、(点数)学力のアップで始まっているのだと思います。
「今日は今しているところのテストだよ。」なんて声かけも、担任の先生からあっていましたから。さあ、結果はどうだったかな。
 でも、5.6年生自身も、1.2.3.4年生に教える中で、自分の学習やテストのときに、見直すポイントや、自分の課題を見つけたりすることにつながっているでしょう。

休日の学校

中原小の日曜日、駐車場に毎週たくさんの車がとまっています。
グランドゴルフのオールスターズです。
時々、大~きな笑い声がきこえます。走りまわっている方もいます。
待っている間、草引きをしてくださっている方もいます。
時間が来ると、片付け、グランド整備。
そして一斉にブ~ンと車が校門を出ます。

 18日は、そのあとサッカーをする男子が二人がグランドに。
兄弟のような、よく見ると父と子でした。
ひと汗かいてから、花壇の方へ。
自分たちが育てているバケツ稲を案内したり、池のめだか(あれ?いやっ)めだかを観察中のビオトープや、玄関の花、交流で植えた花たちをぐるりと見られて。
 中学1年生の卒業制作を窓越しに見られていたので、「どうぞ!」と声をかけると、挨拶ホールの掲示物なども、ふたりで会話しながら見て回られていました。
中原ホットニュースを並んで読み、「これはね、・・・」と父に説明したり、「これ○○さんが書いたと?すげえ!」と息子にたずねたり、「この卒業制作は、お父さんたちのばい。」と見上げたり。
「ありがとうございました!」とふたり並んで帰られました。
この日は「父の日」でした。

19日は食育の日

 6月は食育月間。その中で19日は中原食育の日。
今月は各学級に、先生たちが入れかわっておじゃまして、一緒に食べました。
子どもたちは、もと担任の先生が、自分の学級に来て、一緒に食べるのも、楽しみにしていました。
 いつもは検食なので、職員室で食べる校長先生も「クイズをいっぱい出されたぁ。」と、にっこりでのごちそうさまでした。
 各教室で、おはしのにぎり方ワンポイント指導もありました。
ガミガミ言うのは、たのしみな食事が苦痛になるので、ほんのちょっとだけ。
おはし1本をえんぴつにぎりして、親指の位置をたしかめ、人差し指と中指で、箸を動かす練習をして、一口目だけ気をつけて食べました。
おうちでも、一口目だけ!されませんか?
 今週の給食は地産地消ウィーク。
お汁にニラ、ビビンバにしいたけ、ゼンマイ、など南小国の食材がいっぱいでした。

音楽集会

6月19日、業間に3.4年生が、全員で「子どものせかい」などを合唱。
そのあとに、リコーダー「歌はともだち」「うたのにじ」などを学年ごとに演奏しました。
 3.4年生は複式ですから、練習は教室の半分でずつ。
始めは先生がついて。でも、先生がもうひとつの学年を教えているときは、学習リーダーを中心に練習していました。
 もちろんリコーダーや鍵盤の指などを教えたり、覚えたりの練習もですが、「お互いに」や「じゃ、次はこうしよう!」とか学び合いの仕方も。
 先日中学校との連絡会に行った先生が、授業の様子を見て、「グループでの話し合いの時、○○さんが仕切って進めていましたよ!」と教えてくれました。
 知識や技能だけでなく、子ども同士、力を働かせあいながら・・・。日々の学習は、そんな勉強にもつながっているかもしれません。
 3.4年生の発表が終わってから進行の子が「何か感想はありませんか?」と言うと「はい!」と、5.6年生全員が挙手。
きりりとした「はい!」の声や姿勢に、となりに座っていた1.2年生が「すげえ、みんなじゃん!」とびっくりしてお兄さんお姉さんの方に体を向けていました。


ガードレールみがき

  業間にみんなで集まり、担当の先生から今日の活動のお話がありました。
「校内でボランティア活動をしているけど、本当は、自分たちの学校だから、当たり前のことでもあります。今日は本当のボランティア活動。いつもお世話になっている中原地域のために。」
 昨年度、学校前のガードレールをみがきました。
「またやろう!」と5.6年生から。始める前の準備も、今回は5.6年生がしました。
今年は、郵便局前のガードレールです。

手をふれば 手をふりかえす 新入児

この俳句をつくられたのは、中原の方です。
町の広報きよらにありました。
手をふりかえしているのは・・・中原の子どもですね。
ありがとうございます。
 4年生は、消防の施設などを探しに、3年生は地図をつくるために、と探検に出かけています。
 今週は1年生が、クラスのおともだちのおうちの近くまでを、探検に出かけました。
途中、農作業などをしている方や、通り道のおうちの方が出てきてくださったりして、たくさんの声かけをしてくださったようでした。
 学校だけ!とか、家庭だけ!では、できないことも、協力し合って、両方で教えたり、ほめたり、注意したりすると、子どもはできることがふえたり、それを学校と家庭とが、いっしょに喜べたりします。
 でもひとりよりふたり、ふたりより三人、三人よりも・・・
 中原は、地域の方の、子どもを育てる下支えがあるところですね。
いつもいつも、あたたかく。ありがとうございます。