校長室から
積み木
5年生が、積み木を使って、直方体を作っています。一見、「遊び」に見えますが、実は立派な「数学的活動」。授業のねらいは、「直方体の体積の求め方」。では、積み木とどんな関係があるのでしょうか?
直方体の体積は「縦×横×高さ」を計算すると求められます。この「計算」の「意味」をとらえることが実は大事な「学び」。この授業で使われている積み木は、辺の長さが1㎝の立方体。体積は「1㎤」。
つまり、「立方体の数」が「体積を数値で表した数(かけ算の答え)」となります。(同じことが、4年生の面積の学習でも言えます)
積み木を積んで形をつくる「数学的活動」にはそのような意図があるのです。
学校通信(令和7年度 第2号)
行動の「意味」を知る
水曜日の午後は、職員の研修を行います。職員の力量を高めることは、こどもたちへの対応の質を高めるために重要なことです。
16日(水)は熊本県北部発達障がい者支援センター“わっふる”から林田光葉先生をお招きし、行動を観察しその意味を理解する研修を行いました。様々な状況を「①きっかけ②行動③結果」の3つの視点から整理し、こどもたちの「いま」に適した対応につなぐ研修を行ったところです。
研修はその場限りでなくくらしに生かされて初めて意味あるものとなります。こどもたちも日々の授業や教育活動で学びを進め、くらしに生かす力を身に付けていますが、伴走する私たちも日々学びを続けているところです。
今日は「大津町教育の日」
新年度2週目に入り、どの学年も教科の学習が本格的に始まりました。
折しも今日は「大津町教育の日」。朝から地域の皆さんも参観に来られています。
私も教室をまわっていましたが、手を振ってくれたり、挨拶や会釈を返してくれたり、中には「校長先生も一緒に考えませんか」と誘いかけてくれるこどもたちもいて、静かな中に、やる気を見せてくれています。