学校生活

学校生活

学校運営協議会で来年度の学校運営方針が承認されました

3月10日(木)に、第五回学校運営協議会が開催されました。

荒尾市では、令和4年度から全ての小中学校がコミュニティ・スクールに指定されます。

このコミュニティ・スクールとは、荒尾市教育委員会から正式に委嘱を受けた地域、保護者等の代表者が、学校運営に当事者として参加する「学校運営協議会」のある学校のことです。委員全員で「子供が育つ学校」「子供が育つ地域」を目指して、学校の課題を解決するための話し合いを行ったり、子供たちが提案することについて、協力する方法を話し合ったりするものです。

 本年度は、万田地区協議会・万田中央地区協議会の代表の方、民生委員や児童委員、交通指導委員などの地域代表者、保護者の代表者、荒尾海陽中学校の校長、そして地域学校協働活動推進員などが委員となっておられます。

 

 これまで、「運動会の開催方法について」「児童会からの提案への協力」「学校評価の結果に対する意見交換」などを話し合ってきました。

 今回は、来年度の学校運営方針について提案した内容を協議しました。来年度の学校教育目標や身につけて欲しい3つの資質能力、学校運営体制などを説明し、全て承認を得ることとなりました。委員の方々は、法律に基づき特別職の非常勤職員として、荒尾市から責任を与えられます。定期異動によって入れ替わる職員だけの運営ではなく、ずっとこの地域に根ざした委員の方々が責任をもってともに学校をつくっていくことにつながるのです。

 今後、海陽スマートタウンの整備により、荒尾市内はもちろん県北でも有数の発展が期待される万田小校区になると言われています。持続可能な学校及び地域づくりにはなくてはならない組織です。

 

 

 

 

 

 

 なお、来年度の学校運営方針として、今回承認された内容は以下のグランドデザインに示されています。

 

 ・学校教育目標は、子供が主語となる言葉に変わりました。

  「誰もが活躍し、子供が自立できる学校」

 ・身につけさせたい3つの資質能力は、学校評価の反省から「自律性」が加わりました。

  「主体性」「協働性」「自律性」

 ・教育の中心に総合的な学習の時間や生活科における2つの柱を据えました

  「自分を大事にする子供:キャリア形成」

  「地域を大事にする子供:万田坑」

 ・教職員の体制として大きく3つに取り組みます

  「プロジェクト制による職員主体の校務改革」(継続強化)

  「低中高学年部に学年部主任を配置して学年経営を充実」(継続強化)

  「高学年における完全教科担任制導入」(新規)

 ・子供たちも当事者意識を持って取り組みます

  「学級づくりに子供が主体的に参画」

  「学校貢献や地域貢献を考えた自治的な委員会活動」

 また、学校から様々な情報を別々にプリント等でお知らせしてきた情報を一元化して示す「学校ガイド」を4月にお渡しします。(以下参照)

 各家庭では、年間を通じて見やすい場所に掲示しておかれると混乱も軽減できるのではないでしょうか。

万田坑まで遠足に行ってきました

 6年生にとって、小学校生活最後の遠足が無事行われました。

 そして、1年生はもちろんですが、2年生にとって初めての遠足でもありました。

 

 

 

 

 

 

 ぽかぽか日和に恵まれて、学校から万田坑まで全員で歩きました。予想以上に汗ばむ陽気にちょっぴり…ではありましたが、全員無事到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 万田小学校のOnlyOneであり、誇るべき世界遺産「万田坑」前の芝生広場で、感染対策を意識した楽しいお弁当タイム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どの子供たちも笑顔、笑顔、笑顔でした。

 お弁当タイムの後は、万田坑をバックに、広場で思いっきり遊び、帰りは地域別に下校しました。

 短い時間でしたが、やはり遠足っていいですね。6年生もいい思い出を1つ加えて卒業してくれるかな?

 来年度もみんなで遠足に行けますように…(祈)

コロナ禍でも全校児童を盛り上げ隊

遠足前に、校内で6年生を送る会を行いました。

コロナ禍ですので、体育館に集まって学年別の出し物などを贈ることはできません。そこで、5年生の新児童会メンバーは、これまで話し合いを重ね、オンラインで全校児童が楽しめるレクリエーションを考えてくれました。

 音楽室と各教室をZoomでつなぎ、オンラインクイズ大会を実施したのです。問題数は全部で15問。問題のないようも全て児童会メンバーが考えました。さらに、問題を出す内容も6年生や6年生の先生たちに出演してもらうというアイデアには驚きでした。

 出演した6年生も一発本番でけん玉をやったり、1冊の本の100ページ目を開いたり、空き缶積みに挑戦したり…。先生たちには、10秒間で波縫いの長さに挑戦や早口言葉に挑戦など。送られる側の活躍の場を用意するとともに、全クラス対抗のクイズ大会にすることで、大いに盛り上がりを見せました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 会の進行は、もちろん児童会。アドリブを飛ばして臨機応変に進めるだけでなく、他のメンバーは各学年の教室前について、状況を刻々と音楽室に伝える役割などを頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 主体性をいかんなく発揮してくれた新児童会メンバーに大きな拍手を送りたいと思います。

受賞おめでとう!

今日は、たくさんの表彰を行いました。

コロナ禍ということもあって、音楽室からZoom配信ではありましたが、以下の内容で実施したところです。

1 県文集「ゆめ」(優秀賞3名、奨励賞15名)

  代表 6年 江口和花さん

2 玉名荒尾書き初め大会(入選9名、佳作24名)

  代表 6年 吉田百香さん

 

3 明るい選挙啓発作品コンクール(優秀賞1名)

  代表 6年 徳満衣織さん

4 中村汀女顕彰俳句大会(佳作1名)

  代表 4年 平田成美さん

5 海達公子まつり作品展

(金賞7名、銀賞4名、銅賞12名、佳作15名、努力賞31名)

  代表 6年 徳永唯花さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6 「熊本の心」作文コンクール(県内約3,500作品が出品)

  優秀賞:熊本県地域婦人会連合会会長賞

  2年 熊谷心那さん

  心那さんは、その場で作文の朗読もしてくれました。

 

 みんな輝かしい表情でした。今回表彰をされなかった人も、本当におめでとうございます。

卒業に向けた準備【卒業証書】

 今月24日に予定されている卒業式。正式には「卒業証書授与式」と言います。その字のとおり、「卒業証書」を「授与する」ということになります。言い換えるならば、この卒業証書こそ、小学校6年間で学んだ証(あかし)となるものです。

 右上の番号は、開校以来の通し番号となっています。万田小学校第一期生の6年1組出席番号1番の先輩が、栄えある第一号を授与されたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そして、番号だけでなく、卒業生一人一人の名前と生年月日が記されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  もう一つ忘れてはならないのが、上にある割り印です。学校には、卒業生台帳という本校を卒業した名簿が保管されていますが、その台帳と一人一人の卒業証書が間違いなくこの世に1枚しかないものであることを証明する印鑑となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうやってできあがった卒業証書を、式当日に6年生は受け取って巣立っていくのです。

 卒業式まであとわずかとなってきました。こうした準備が進んでいくのを見ると、改めて感慨深いものになってきますね。

今や懐かしい感じがします~算盤~

 授業観察のため校内を歩いていると、懐かしい感じのする授業に出くわしました。

 ごらんのとおり、算盤(そろばん)です。

 私たちが子供の頃は、算盤教室が町の至る所にあり、友達がよく通っていました。

 学校でも授業で結構な時間を使って取り組んでいたのですが、電卓がどこにでも手に入り、授業でもあまり見かけなくなっています。

 

 位取りや繰り上がり・繰り下がりの計算など、マスターすれば計算力はかなり身につくと言われる算盤ですが、これも時代の移り変わりなのでしょうか…

 ちなみに、算盤が苦手だった私は、先に計算をしてそ~っと算盤の珠(たま)を動かしていた小学生でしたけど(笑)

5年生が新児童会が動き出す!

 3月に入り、来年度の児童会が動き出しました。

 5年生の中で互選により選出されたリーダー13名が、来週開催予定の「6年生を送る会」の確認や来年度の委員会活動について話し合いを進めてくれています。

 本校で「身につけてほしい資質能力」の1つである「主体性」を生かした姿です。

 話し合いの時間がなかなか確保できないため、通級教室前のスペースを使って、ランチタイムミーティング形式を取っています(もちろん感染対策を取った上で)。

 教師は、あくまでもオブザーバーとして会の流れを見守るのみです。

 学校全体を見渡して、自分たちの手で取り組もうとする姿に頼もしさを感じます。

初の試み「オンライン学級懇談会」お世話になりました

 今回、初めての試みとしてオンライン(Zoom)による学級懇談会を実施させていただきました。

 昨年度からコロナ禍の影響で、学級懇談会もずっと開催できない状況でした。しかし、担任から直接言葉を発し、保護者の方々と話す機会を創り出そうと、オンライン懇談会を実施することとなりました。

 平日の午後という時間設定の中、平均参加率も50%を超えていたことに、感謝しかありません。(多い学級は出席率70%を超えているところも…)

 わずか20分間の短い時間ではありましたが、オンライン上でもお互いの顔を見ながら開催できたことは一歩前進です。