4月27日(火)の「ふるさとくまさんデー」についてご紹介したばかりですが、続けて28日(水)は、「キャロッピーデー」でした。「キャロッピーデ-」とは、月に一度、菊陽町でとれる食べ物が給食で出される日のことです。4月はミニトマトをいただきました。この日のメニューは、「ラビオリのスープ、さかなのキャロットやき、ミニトマト」でした。キャロットやきのソースは手作りで手間がかかっています。ミニトマトは一つずつでしたが味が濃くとてもおいしいです。職員室でも話題になっていました。ミニトマトは品種が多く、赤色だけではなく、オレンジ色、黄色や緑色、黒色、クリーム色のものもあるそうです。また、形も卵形やいちご型、ラグビーボールのような形など、様々あるそうです。いろいろな種類、色のミニトマトが混ざった写真を見ましたが、まるで宝石箱のようです。栄養価の高さだけではなく、見た目にも楽しいですね。
4月27日(火)のメニューは、「きんぴらどんぶり、さつまいものみそ汁、フルーツムース」です。この日は、「ふるさとくまさんデー」で、月に1回、地域の食材をふんだんに使ったメニューが出る日でした。きんぴらどんぶりには、菊池で採れた「水田ごぼう」がふんだんに使われています。米を収穫した後に栽培され、清らかな水で育ち水分をたくさん含むため、柔らかい食感が特徴だそうです。また、牛肉は菊池の食用牛が使用されており、独特のうまみと味の良さが自慢です。また、みそ汁は、大津町を代表する菊池の特産物のさつまいもが使用してあり、煮崩れないように蒸したあと調理がされています。甘みがよく残っています。みそは二種類ブレンドしていただき、具材にとても合う味付けとなっていました。
それぞれの食材の背景にある「ストーリー」が分かると一層おいしく感じますし、子供たちも、地域に愛着を感じながら食べることができるような気がします。
4月20日(火)のメニューは、「たけのこごはん、うおそうめんじる、ししゃもフリッター、きゅうりのひじきあえ」という和食のメニューでした。たけのこは、春ならではのごちそうで、今村先生にお聞きしたところ、缶詰ではなく生のタケノコを使用されているとのこと!これは、仕入れ先の御厚意と手間があってのことだそうです。「ぜひ、季節のものを味わってほしい」という給食の先生方の思いが込められています。本日の給食もたくさんの食材が使われており、見た目も栄養的にもバランスの良さが分かります。
4月に入り、給食は始まったばかりですが、各学級から返却される食缶には、食べ残しはほとんどないとのことです。ぜひ、ひとり一人にしっかり食べてほしいですね。
熊本県教育情報システム
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校長 森田 富士夫