15日(水)は今月の「キャロッピーデー」(菊陽町でとれる食べ物を食す日)でした。献立は、「黒糖パン、トマトクリームスパゲッティ、ブロッコリーサラダ」でした。今回は、菊陽町でとれたブロッコリーをいただきました。給食のおたよりには、菊陽西小校区の、吉村重美さんのブロッコリー畑が紹介されていました。7月24日に種まき、8月20日に種まきと、収穫時期をずらすために種まきの時期を変えておられるそうです。大体3ヶ月で収穫を迎え、霜が降りる前まで収穫できるとのこと。また、一つ一つ手作業で収穫しておられます。「農業を始めて50年。いろいろ経験をしているが、努力もしていかないと安全で美味しい作物はできない」という吉村さんの言葉には学ぶものがあります。今回も、作り手の皆さんの思いがつまった食材を美味しくいただきました。ごちそうさまでした!
今月は、阿蘇にゆかりのある献立をいただきました。献立は、「焼き肉丼、牛乳、高菜和え、ヨーグルト」でした。御存知のとおり、阿蘇では高菜の栽培が盛んで、「阿蘇高菜」として有名です。高菜の収穫は、3月頃から1本1本手作業で行われます。これを「たかな折り」と呼び、収穫したその日に漬け込むそうです。また、大自然の中で育ったあか牛は無駄な脂肪が少なく、和牛本来の赤身のおいしさと自然な香りが楽しめるとのこと。今回は「あか牛」ではないのですが、牛肉を使って焼き肉丼にしたものをいただきました。言うまでもなく、阿蘇では乳牛の飼育も盛んです。阿蘇の地下水を飲み、牧草を食べた牛たちからとれる牛乳からチーズやヨーグルト・アイスクリーム・ミルクジャムなどの特産品が作られています。阿蘇の自然は、阿蘇の人々が手を加え、維持してきた自然環境です。長きにわたって行われてきた営みについて今後も関心を持ち、大切にしていかなければならないと思いながらいただきました。ごちそうさまでした。
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