校長室ブログ
10月7日(月)~10月11日(金)
10月11日(金) 前期終業式
本日で令和6年度の前期の学習が終了し、1時間目に前期終業式を体育館で行いました。全校児童が体育館に集まる機会は少ないのですが、どの学年も落ち着いて入場し、開式を待っていました。800人ほどの児童が集まっているのですが、静かに話を聞いてくれました。私からは、前期に子どもたちが頑張ったことを紹介しました。児童全員分の通知表を読ませてもらいましたが、一人ひとりが頑張ったことや成長したことがしっかり伝えられていました。その中から、いくつかの素晴らしい様子を話しました。また、前期後半がスタートするときに約束した3つの取組を振り返ってもらいました。児童代表感想は、3年生と5年生の代表がみんなの前で発表してくれました。ほとんど原稿を見ることなく、堂々と発表する姿が素晴らしかったです。前期に頑張ったことと、これから取り組みたいことを聞きながら、来週から始まる後期が楽しみになりました。最後まで集中して会に臨むことができた中部小の子どもたちを誇りに思います。
10月10日(木) 芸術鑑賞会に向けて
11月22日(金)に劇団「オペラシアターこんにゃく座」の方々をお迎えし、本校で芸術鑑賞会を行います。その鑑賞会に向けて、本日団員の方3名が来校され、子どもたち全員にワークショップを行われました。内容としては、オペラ劇団とはどんなものなのか、団員の方々がどんな練習をしているのか、11月にどのような内容の劇を行うのかなど、実際に歌や動きを使って説明されました。子どもたちも一緒に歌を歌ったり体を動かしたりしながら、楽しい時間を過ごしました。11月の鑑賞会の中で子どもたちと一緒に歌いながら、劇を作り上げられるようです。
「こんにゃく座」という名称の由来は、こんにゃくのようにプルンとした動きが特徴の基礎訓練「こんにゃく体操」だそうです。子どもたちと一緒にワークショップに参加しながら、私も11月の芸術鑑賞会が待ち遠しくなりました。
10月9日(水) 福祉について学ぼう Part1
4年生では、福祉について学ぶ取組を計画して行っています。本日は、菊陽町社会福祉協議会の方、熊本県聴覚障碍者情報提供センターの方をお迎えし、講話を行っていただきました。「福祉は誰のためにあるの?」というシートをもとに、福祉はみんなが幸せに暮らすためにあり、お互いに思いやりの気持ちをもって共に支え合って生活していくことの大切さを話していただきました。また、熊本県聴覚障碍者情報提供センター所長は、手話で子どもたちに話をされ、通訳の方が内容を子どもたちに伝えられました。また、いくつかの手話を教えていただきました。話の中で、相手のことを考え、ちょっとした思いやりの気持ちを持つことでみんなが幸せに暮らせることを教えていただきました。次回の福祉体験学習は、体験しながら学ぶ計画をしています。みんなにやさしい菊陽町の担い手になれるよう、これからも学んでいってほしいと願っています。
10月8日(火) オープンスクール
本日の5校時を「オープンスクール」として、保護者の方々に子どもたちの学習の様子を見ていただきました。どの学年もたくさんの保護者の方に参観していただき、本当にありがたく感じました。家族の方が授業を見に来られるということで、朝から何となくウキウキしている子もいたようです。5校時にすべての学級の授業を見て回りましたが、張り切って学習に臨む子どもたちの様子が見られ、うれしくなりました。3年生の図工では、のこぎりを使って木を切る活動がありましたが、保護者の方々に活動をサポートしていただき、ありがとうございました。4年生は、学年全員が体育館に集まって体育の授業を行いました。以前から紹介していますが、菊陽町の小学校全体で取り組む準備運動「キャロッピー体操」を覚える学習でした。講師として菊陽町教育委員会の学校経営アドバイザーをお迎えし、動きの一つ一つを丁寧に教えていただきました。子どもたちも楽しそうに覚えていましたし、達成感を述べる子どもたちの感想を聞き、感動しました。
今回のオープンスクールを通して、子どもたち一人ひとりの成長を感じていただけたのではないかと思います。ご協力いただき、ありがとうございました。
10月7日(月) 委員会の皆さん ありがとう!
5・6年生の子どもたちで構成する委員会活動が行われていたので、様子を見せてもらいました。それぞれの委員会が、みんなが楽しく、安全で元気に学校生活を送ることができるようにと活動してくれている様子が伝わってきました。ボランティア委員会は、汚れがよく落ちるスポンジでそれぞれの学級の給食台をきれいに磨き上げていました。「結構落ちるんですよ」と言いながら、一生懸命活動していました。体育委員会は、本校の子どもたちの体の柔軟性の課題を克服するために、効果的なストレッチを動画で撮影していました。音楽委員会は、10月の歌を紹介するポスターを描いていました。季節的にハロウィンをモチーフにしたものが多かったようです。それぞれの委員会が、より良い学校づくりのために知恵を出し合ってくれていることに感謝しています。後期のはじめに、各委員会の委員長の子どもたちとランチミーティングをしながら、もっとより良い中部小を創っていくために、取り組んでみたいことなどを聞く時間も計画しています。どんなアイディアを持っているのか、今から楽しみです。
9月30日(月)~10月4日(金)
10月2日(水) 「話す力」を高めるために
自分の考えや思いを聞き手に伝えるためには、口の形に気を付けて発音することも一つの方法だと考えます。朝の全校活動「中部っ子タイム」の中で、お口の体操にも取り組んでいます。本校の先生が放送でリズムよく話す言葉をみんなで復唱するものですが、だんだんレベルアップしてきて、難しくなってきました。私も子どもたちと一緒にやってみましたが、途中で言葉を噛んでしまいました。本日は、「リズムよく」をテーマに、次のような言葉に挑戦しました。
あいうえおんどく あいはじめ
かきくけこつこつ かくごよみ
さしすせそっくり さすがです
たちつてところで たちばなし
…………
今後は早口言葉も計画されているようです。子どもたちに負けないように、私も練習していこうと思います。
10月1日(火) 少し気温も落ち着いて
今日から10月。記録的猛暑が続いた9月が過ぎ、ずいぶん過ごしやすい気温となってきました。9月は、毎日のように熱中症アラートが出され、給食時に「皆さん、残念なお知らせがあります」という放送を幾度も行ってきました。昼間は気温も上がりますが、熱中症アラートが発令されるほどではなく、朝や昼休みに外で元気よく遊ぶ子どもたちの姿が戻ってきました。エネルギーをしっかり発散しながら遊ぶ子どもたちの様子を眺めながら、こちらも元気をもらっているような気持になります。
しかし、これまで室内での過ごしが多かったせいか、遊んでいてケガをする子どもたちが増えていることを少々心配しています。ケガには十分注意し、思いっきり秋の空気を楽しみながら遊んでほしいと思います。
9月24日(火)~9月27日(金)
9月26日(木) 久しぶりに踊りました
校内を回っていると、楽しい音楽が流れていたので、音のする方へ足を運んでいくと、3年生の子どもたちが映像を見ながら体を動かしている様子が見えました。映像で流れていたのは、「サンバおてもやん」をくまモンが躍っているものでした。実は昨日も、3年生教室前のオープンスペースで「サンバおてもやん」を踊る子どもたちを見かけ、「校長先生も踊りましょう」と誘われたので、一緒に踊っていました。不思議なことに、思い出しながら踊れるものだと嬉しくなりました。本日も同じように踊りながら、子どもたちが笑顔で取り組んでいるところが素敵だと思いました。昨日は、もっとテンポの速い曲を子どもたちが躍っていて、私も汗だくになりました。子どもたちは、覚えるのも早く、すごいと感じました。
9月25日(水) 日本の食の未来を守るために
5年生で社会科の授業が公開され、全職員で授業を参観し、学び合いました。また、今回授業を公開するにあたり、菊池教育事務所の指導主事の方をお迎えし、様々な視点から助言をいただきました。小単元「これからの食糧生産」の学習で、「フードシフト 日本の食の未来を守るために大切な考えは何だろう」という学習課題に沿って授業が展開されました。大変驚いたのは、これまでの学習の中で、子どもたちがそれぞれの視点でしっかりと調べ作業を行っており、プレゼンテーションのシートにまとめていたことです。グループで調べ作業を進めていたようですが、自分たちの考えと課題、根拠となる資料を組み合わせて作られていました。なかなか難しい学習課題でしたが、子どもたちなりにしっかりと考え、質問や意見を出している姿が印象的でした。そして何よりも、子どもたちが笑顔で学習に取り組んでいる様子が見られ、大変うれしい気持ちになりました。
9月24日(火) 命を守る取組 避難訓練
本日、大津警察署よりスクールサポーターの方をお迎えし、不審者対応避難訓練を行いました。子どもたちには、自分の命を守る大切な取組であり、集中して臨むように担任の先生方から伝えてもらいました。その話を受けて、どの学年の子どもたちも放送をよく聞き、自分たちにできる行動を行っていました。先生方も迅速に対応し、子どもたちの命を守るために行動してくれました。
避難訓練が終わった後、スクールサポーターの方から、自分の命を守るために大切な言葉である「おはしもち」や「いかのすし」の内容を詳しく話していただきました。また、ランドセルに付けている防犯ブザーがちゃんと鳴るか、家族の方と確認してほしいというお願いもされました。
本校の先生方にも、注意した方がよい点などを詳しく教えていただき、大変勉強になりました。子どもたちの命を守るために、先生方みんなで知恵を絞り、さらに改善を加えていきたいと思います。
9月17日(火)~9月20日(金)
9月20日(金) 知り合い、つながり合う 小6交流会
本日の2、3校時に、中学校区の6年生が本校に集い、小6交流会が行われました。代表校の校長先生が話をされましたが、この菊陽町の小学校で長く引き継がれてきている取組です。多くの子どもたちが同じ中学校に進学することになると思いますが、互いに知り合い、思いを話しながらつながり合うことで、安心してこれからの学校生活を送ることができることを考えて行われています。
最初に他校の子どもたちとグループを組み、ゲームやサイコロトークなどを行いました。緊張した雰囲気もすぐになごみ、楽しく会話する様子が見られました。また、各学校の人権学習等を通して学んだことや、みんなが安心して学校生活を送るために学級で取り組んでいることなどを発表し合いました。どの発表も各校の最高学年にふさわしい堂々とした発表が行われ、素晴らしいと感じました。合わせて、発表に対して感想を述べる子どもたちがたくさんいて、その内容も含めて感動しました。
これからも様々な行事で顔を合わせる機会がありますが、このつながりを大切にして、なかまの輪を広げていってほしいと願っています。
9月19日(木) みんなが選んだ一句は…
6年生教室の前に「クラス句会を開きました」という掲示があり、4つの俳句が貼ってありました。担任の先生に尋ねたところ、子どもたちが作った句を紹介し合い、その中から気に入った作品をそれぞれが投票し、選ばれた作品だったようです。学級のみんなが選んだ一番の句は、「望月の 歌うたってる 道長さん」だったようです。社会科の授業で平安時代の学習をしたときに藤原道長について学んでいますし、テレビ番組でも放送されていることもあり、「なるほど」と納得しました。掲示されている句の下に描かれている道長も、特徴をとらえて描かれていました。担任の先生の話では、どの作品もよい句だったということでした。みんなの作った句を見せてほしいとリクエストさせてもらいました。
9月18日(水) キャロッピー体操!!
子どもたちのけが防止と体力の向上を目的に、菊陽町の小中学校の体育主任の先生方が体育の時間の準備体操で使える「キャロッピー体操」を作ってくれました。子どもたちの発達段階に合わせて、低学年用、中学年用、高学年用の3つのパターンで作られてあり、これから体育の授業で積極的に取り入れていきたいと考えています。
本日は、本校の先生方で「キャロッピー体操」を学ぶ時間を設けました。短時間でできる準備体操ではありますが、実際にやってみるとなかなか大変な部分もあります。本校の体育主任が「なぜこの動きが必要なのか」を説明し、みんなで動きを確認していきました。子どもたちのために学ぶ先生方の姿を見ながら、とても感動しました。
9月17日(火) Welcome to Kikuyo Chubu Elementary School
夏休みに菊陽町の中学生がオーストラリアに出向き、ホームステイをしながらバッカスマーシュ・グラマー校の生徒たちと交流し、国際理解を深める取組が行われていました。今度は、バッカスマーシュ・グラマー校から11人が菊陽町を訪れ、日本の文化に触れ、学ぶ取り組みが行われています。その活動の一環として、バッカスマーシュ・グラマー校の生徒たちと先生方3人が来校し、本校の5・6年生と交流活動を行いました。6年生は、菊陽町や日本について紹介するプレゼンテーションを行いました。クイズを交えながら紹介しましたが、大変盛り上がりました。また、一緒にゲームで楽しみ、大変交流が深まりました。5年生は、日本の昔遊びで楽しむ時間を設けました。けん玉やダルマ落とし、お手玉などを行っていましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。本校の子どもたちの中には、来校された方へサインを求める姿も見られました。来校された生徒たちは、日本の文化についても学んでいるようで、とても分かりやすい日本語で自己紹介をしてくれたことんび驚きました。今回の活動のように、いろいろな国の方々と交流しながら、様々な文化や考え方を尊重するとともに、菊陽町や日本のすばらしさを再発見できる人へと成長してほしいと願っています。
9月9日(月)~9月13日(金)
9月12日(木) 児童集会での発表をもとに
朝から児童集会がオンラインで行われ、音楽委員会や生活・安全委員会、集会委員会の子どもたちが発表を行いました。子どもたちの発表する様子を発表が行われる会議室で見せてもらいましたが、どの子もは大きな声で、堂々と言葉を述べる姿が素晴らしく、さすが中部小の高学年だと感心しました。
生活・安全委員会の発表では、前期後半に特にみんなが安心・安全に学校生亜kつを送ることができるように、力を合わせて頑張っていきたい4つの取組が紹介されました。一つ目は「ろうかやワークスペースでのきまりを守ること」、二つ目は「くつを並べること」、三つめは「名札をつけること」、四つ目は「進んであいさつをすること」です。特に「くつを並べること」では、靴を並べることで自分を振り返り、落ち着いた生活につながることを話してくれました。
この4つの取組を達成するために、すでに行動を起こしている委員会もあります。運営委員会は、朝のあいさつ運動を行ってくれていて、校内では元気なあいさつの声が響いています。生活・安全委員会も靴並べチェックを行っていて、給食時の校内放送できれいに並んでいた学級を紹介しています。
子どもたちが学校教育目標の実現に受けて、主体的に行動してくれていることに感謝しています。
9月11日(水) ミシンに悪戦苦闘
6年生が家庭科の学習でナップザックづくりを行っています。大変ありがたいことに、多くの地域ボランティアの方々にご協力いただき、子どもたちの学習をサポートしていただいています。昨日は8人、本日も7人の方々にお手伝いいただき、学習を進めることができました。心から感謝しています。
授業の様子を見に行くと、1台のミシンの調子が良くないと教えてもらいました。私もミシンを使った授業を行っていたので、「みんなが使えるようにしたい」という気持ちになり、調整してみることにしました。実際に挑戦してみると、なかなか上手くいかず、すぐに上糸がすぐに切れてしまいます。それどころか、ミシン針に糸を通すところで悪戦苦闘してしまいました。何とか縫える状態にできたのですが、今度は隣のミシンの調子が悪くなったと聞いたところでチャイムが鳴ってしまいました。子どもたちのためにも、ミシンの動かし方をもう一度勉強し直さなければならないと感じました。
9月9日(月) お金を上手に使える人に
本日、5年生で家庭科の学習の一環として金融教育を行いました。講師として肥後銀行の方々をお迎えし、お金の管理の仕方やお金にまつわるトラブルについて、資料を使って分かりやすく話していただきました。授業のはじめに、お金に関する様々なクイズを出され、それぞれの学級が大いに盛り上がりました。例えば、「硬貨の裏に描かれている花は何か」や「日本で発行されているお札は何種類あるか」などの問いかけに、これまでの記憶をたどりながら必死に考える子どもたちの様子が見られました。実際にお札を見せていただきましたが、久しぶりに二千円札を見たような気がしました。中には、新紙幣をじっくり観察する子もいました。お小遣いを上手に運用しながら貯金を作り出していくワークでは、みんなよく考えながらお金を増やしていたようです。お金にまつわるトラブルでは、実際に起こったゲームの課金にかかわる問題の紹介もあり、考えさせられる内容でした。
これからキャッシュレス化が進んでいく中で、子どもたちには、しっかりとした金銭感覚を身に付けていってほしいと思いますし、お金を上手に使える人に成長してほしいと願っています。
9月2日(月)~9月6日(金)
9月6日(金) 小さな美術館
前期前半がスタートして1週間ほどが経ちますが、子どもたちも学校の生活リズムを取り戻してきたようです。夏休みに子どもたちが取り組んだ作品などが、学級前の廊下やワークスペースに飾ってあり、それらを毎日見るのも私の楽しみにとなっています。6年生教室前には、「小さな美術館」というコーナーがあり、毎日日替わりで読書感想画が掲示されています。「今日はどんな感想画が飾られているかな?」と興味をもって見せてもらっています。子どもたちが描いている絵のタッチや場面の説明を見ながら、とても特徴をとらえていることに感心しています。子どもたちが頑張って作った作品は、どれも素晴らしいですし、大人になっても覚えていてくれることでしょう。
9月5日(木) ドッキリ!…そしてホッ!!
子どもたちの学習の様子を見て回っていると、6年教室前の廊下に来た時、授業されていた先生が急に「校長先生、教室の中に入ってください」と声をかけられました。社会科の授業でしたが、導かれるまま教室に入ると、先生が「今から校長先生に質問をします。今から話すことは、黒板のどの歴史上の人物が行ったことでしょう」と言われ、ドキッとしました。「この中で冠位十二階という制度を作った人は誰ですか?」「聖徳太子です」答えることができて、子どもたちから拍手をもらうことができて、ホッとしました。「今、しっかり覚えることを頑張っていると、10年後、20年後、50年後と、みんなが大人になっても覚えているものです。だから、今しっかり勉強を頑張りましょうね。では、今日の勉強に入ります。」と先生が話をされ、なるほどと感じた出来事でした。歴史の勉強を始めて50年近く経ってしまいましたが、今でも小学校時代の社会の勉強を思い出すことがあります。勉強をして知識を得るということは、本当に素晴らしいことですね。
9月2日(月) 5年生の社会の授業を見て
先週は、台風10号の接近により2日間の臨時休校を行いましたが、子どもたちの様子を心配していました。朝からいつものように元気にあいさつをしてくれ、うれしい気持ちになりました。ニュースを見ていると、大きな被害があった地域もあり、心からお見舞い申し上げます。
前期前半のように各学級の授業を見て回っていると、5年生で社会科の授業が行われていました。「外国の方に紹介したい日本の食べ物は?」という投げかけがあり、子どもたち一人一人の回答を聞きながら楽しくなりました。「お寿司」「(焼き)おにぎり」「そば」「和菓子」「ラーメン」「いきなりだんご」など様々な意見が出される中で、「ようかん」という回答に「なるほど!」と感心させられました。また、コンビニエンスストアで有名なチキンの名前を答える子もいて、笑いの中で授業が展開していきました。授業者は、寿司や刺身に着目させながら水産業の学習につなげていく目的で授業を進めていきましたが、子どもたちの発想の豊かさに、見ている私が楽しい気持ちにさせてもらいました。
8月27日(火)~8月30日(金)
8月27日(火) 前期後半スタート!
38日間の長い夏休みが終わり、本日から前期後半がスタートしました。前期後半は、10月11日(金)までの32日間となります。本日も朝から暑い一日でしたが、子どもたちが元気に登校してくれました。子どもたちにとっては、もう少し夏休みがよかったという気持ちはあったかもしれませんが、大きな事故やケガなく、改めて本日から子どもたちの笑顔を見ることができ、本当にうれしく感じました。
全校集会の中で、子どもたちに身につけてほしい3つの力「思いを伝える力」「自ら考え行動する力」「粘り強く取り組む力」を元に、特にみんなでがんばっていきたい具体的な内容について話をしました。映像越しではありましたが、子どもたちがしっかりと聞いてくれている様子が伝わってきました。また、私が話した内容を担任の先生が黒板に書き出し、さらに意欲付けを行ってくれている学級もあり、本当に有り難く感じました。
その後、子どもたちの様子を見て回りましたが、それぞれの学級で夏休みの思い出やがんばったことなどを紹介し合う場面を見かけました。その様子を見ながら、また笑顔になりました。
7月16日(火)~7月19日(金)
7月19日(水) 前期前半が終了しました
4月8日(月)の令和6年度始業式から73日間が過ぎ、本日前期前半が終了しました。新しい学年、新しい学級で学校生活をスタートしましたが、子どもたち一人一人がしっかり力をつけて成長してくれたと感じています。明日から38日間という長い夏休みが始まりますが、「自分の命を大切にすること」と「興味のあることにチャレンジすること」をお願いしました。生徒指導担当から夏休みの過ごし方について詳しく説明しましたが、きまりを守り、思い出に残る期間にしてほしいものです。
前期前半最終日に校内を回っていると、「夏休みのくらし」の大切な部分に線を引きながら担任の先生の話を聞いている学級がありました。また、しばらく使わない教室や机の引き出しなどを掃除しているところもありました。中には、お楽しみ会で盛り上がっている学級もあり、私もお楽しみ会に参加させてもらいました。運動会の準備体操で使った「アルファベット体操」を久しぶりに行い、汗びっしょりになりました。また、ある学級では、腕相撲が行われていて、「校長先生、一緒にやりましょう」と誘われたので、子どもたちと対戦させてもらいました。
子どもたちの下校の際には、たくさんの子とハイタッチをし、「8月27日に会いましょう」と言葉を交わしました。子どもたちに会えないのは少々寂しいですが、元気に過ごしてほしいと思います。
7月18日(火) 身の回りに目を向けて・・・
朝から児童集会が各教室をオンラインでつないで行われました。児童会の子どもたちの発表を見ていますが、それぞれの工夫が素晴らしく、いつも感心しながら見せてもらっています。また、PCの操作も子どもたちが行っていますし、発表原稿もタブレットで確認している様子に驚かされます。
委員会の発表の中で、環境委員会が節電や節水など、学校版環境ISOの取組を呼びかける内容がありました。クイズ形式で現在の問題点を紹介したり、時折ジェスチャーを交えたりしながら、見る者を引きつけるような工夫が感じられました。この呼びかけを通して、学校版環境ISOで宣言した取組が進んでくれることを願っています。
この取組と合わせて、子どもたちに目を向けてほしいことに、着用してきたマスクの管理があります。運動場に目を向けると、マスクの落とし物が見られます。外遊びの際に外してポケットに入れていたマスクを落としてしまうケースがあるかもしれません。美しい学校づくりのためにも、身の回りに目を向けることも大切ですね。
7月17日(水) 夏休みが近づきました
校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見ていると、夏休みが近い付いてきていることを感じる場面を見かけます。テストで間違いが多かったところの振り返り、スキルやプリントなどを使った復習を行っている学級があります。また、理科の授業では、夏休み中に取り組む自由研究について考えている学級もあります。自由研究のテーマについては、すでに決まっている子もいれば、なかなか決まらずに悩んでいる子もいるようです。以前、同じような指導をしたことがありますが、粘り強く取り組んでほしいと願っています。
また、夏休み前のお楽しみ会の準備をしている学級もありました。子どもたちが企画したゲームで楽しい時間を過ごせるように、グループでしっかりと考えているようです。その道具を見ていると、私もワクワクしてきます。子どもたちが笑顔で楽しむ様子を見に行きたいと思っています。
さらに、友だちと簡単に作れる調理をしながら、楽しい時間を過ごしている学級もあります。私のところにも作ったものを持ってきてくれて、それを味わいながら、本当に幸せな気持ちになりました。
残り2日で前期前半が終わりますが、みんな元気で夏休みを迎えてほしいと思います。
7月8日(月)~7月12日(金)
7月12日(金) 授業参観・学級懇談会 ありがとうございました
本日、授業参観及び学級懇談会を行いました。たくさんの保護者の方々に子どもたちの学習の様子を参観いただき、ありがとうございました。それぞれの学年で工夫した授業を計画しましたが、保護者の方々に参加していただく内容を考えていた学年もありました。3年生の道徳では、子どもと保護者の方で役割演技をしていただきました。5年生の家庭科では、保護者の方と一緒に裁縫を行いました。保護者の方に教えていただき、上達したことと思います。2年生の図工では、最後に保護者の方が気に入った絵に手を挙げていただく場面がありました。授業内容は様々でしたが、子どもたちがうれしそうにしている表情が印象に残りました。学級懇談会では、前期前半の子どもたちの成長についてや夏休みのくらしなどについて話をさせていただきました。
前期前半も、残り4日となりました。3ヶ月の学びを振り返るとともに、思い出に残る夏休みが過ごせるよう、しっかり指導していきたいと思います。
7月11日(木) 職場体験 がんばっています!
今週、近隣中学校の2年生生徒3人が本校で職場体験を行っています。3日間ではありますが、5年生のクラスにそれぞれ入り、担任の先生のサポート的な仕事をしています。本校の卒業生ですが、初日はずいぶん緊張している様子が見られました。2日目の今日は、学校の雰囲気や子どもたちの様子にも慣れてきたようで、楽しく職場体験を行っていたようです。帰る際に今日の感想を聞きましたが、「子どもたちに勉強を教えるのは難しかったけれど、分かってくれたときはうれしかったです。」「これまで知らなかった先生達の仕事を経験して、大変だと思いました」と答えていました。
学校という職場に興味をもち、職場体験の場所に選んでくれたことをうれしく感じています。この職場体験をきっかけに、学校教育や先生の仕事への興味をさらに高めてくれたら幸いです。残り1日になりました。明日は、6年生に中学校生活の様子を紹介する時間があるようです。どんな発表をしてくれるか、楽しみにしています。
7月10日(水) 梅雨はいつまで・・・・
朝から何となくはっきりしない天気でした。いつもの場所で、いつものように登校してくる子どもたちとあいさつを交わしていると、急に雨が降り出しました。歩いてきている子どもたちの様子を見ると、慌てて傘を差している子もいれば、傘を持たずに走って来る子もいました。「傘は持ってこなかったの?」と一人の子に尋ねると、「ランドセルに入れている」と答えてくれました。折りたたみ傘をランドセルに入れていたようですが、それを出していると他の勉強道具がぬれてしまうので、そのまま走ってきたとのことでした。本校の前を近くの中学校の生徒が自転車で通るのですが、持参していたカッパを着る生徒もいれば、全力でペダルを踏んで坂を上っていく生徒もいて、朝から大忙しでした。
明日も雨の予報が出ています。梅雨はいつまで続くのだろうと思う反面、梅雨が明けたら子どもたちの熱中症が心配になります。前期前半も残りわずかになりましたが、天気に悩まされる日が続きそうです。
7月9日(火) 星空に見上げてみましょう
子どもたちの様子を見て回っていると、4年生の理科で星に関する学習が行われていました。黒板に「夏の大三角」という文字を見つけ、理科を教えていたときのことを思い出しました。「夏の大三角」は、まさにこの時期に見られる3つの1等星で、はくちょう座の「デネブ」、わし座の「アルタイル」 、こと座「ベガ」 の3つの星を結んで描かれる三角形のことで、子どもたちに観察するよう伝えていたものです。小さい頃から星がきれいに見える場所で育ったからか、その季節に見える星座を見つけて喜んでいました。今は様々なメディアも普及し、画面上で星の動きを観察できるようになっていますし、映像コンテンツも充実しているので、子どもたちも学習しやすい環境になっています。しかし、実際に自分で観察し、自分で見つけたものは、何年経っても色あせないものです。夏休みが近づいてきましたが、この学習を生かして、時折星空を見上げながら星の世界を楽しむこともお勧めです。
7月1日(月)~7月5日(金)
7月5日(金) 願いが叶いますように
7月7日が近いせいか、教室の前の廊下や教室内に子どもたちの願い事が書かれた紙を張っている学級があります。子どもたちが書いている紙を見ていると、私の方がワクワクしたりうれしくなったりします。習い事が上手になったり、優勝したりできるよう願いを書いている子もいれば、欲しいものが手に入るように書いている子もいます。また、もうすぐやってくる夏休みにしたいことなどを書いている子もいました。家族みんなが仲良く、笑顔で過ごせるようにと書かれた紙を見たときは、心がジーンとしました。「校長先生も書いてください」と紙とペンを持ってきてくれたので、「中部小のみんなが元気で、笑顔で過ごせますように!」と書かせてもらいました。願いを叶えるためには、やはり努力が必要です。夢や目標をもち、その実現に向けてがんばる中部小の子どもたちをしっかり応援していきたいと思います。
7月4日(木) お褒めの言葉をいただきました
本日、菊陽町教育委員会から教育長をはじめ10名ほどの方々をお迎えして学校訪問が行われました。子どもたちの学習の様子を参観されましたが、子どもたちの学びに向かう姿をたくさん褒めていただきました。特に、1年生の子どもたちの学習姿勢や発表態度に驚かれていました。また、本校が授業のはじめに取り組んでいる「整える」時間や、先生方のテンポのよい授業スタイルにも着目され、「揃える+続ける」取組を評価していただきました。参観された方から「800人の子どもたちがいるにも関わらず、それを感じさせない静かさでした。」という言葉にうれしさを感じるとともに、これまで本校の教育に関わってこられた方々の努力と伝統を大切に守り続けていかねばならないと強く感じました。
7月3日(水) 6年生の学習態度が素晴らしいです
5時間目に6年生の国語の授業が公開され、全職員で参観しました。6年生の学びに向かう姿勢を見て、大変感動しました。「風切るつばさ」という教材を読み、人物(2羽のアネハヅル)の心情の変化を想像し、その理由を考えるという授業でした。日直の子や先生の指示に対する反応がよく、友だちが発言するときは、体を向けて聞く様子が見られました。グループでの話し合いでは、考えた意見を述べ合いながら、さらに自分の考えを深めていました。難しい課題でしたが、粘り強く取り組む子どもたちの姿を見ながら、さらに読書を楽しむ子どもたちが増えてくれればと思います。
7月2日(火) 1年生「みんなに知らせたい顔」
1年生で学級活動(人権学習)の授業が行われました。「かお」という教材を使い、担任の語りを聴いて、表情を見たり聞いたりしながら、感じたことを表現する学習活動が進められました。授業のはじめに、学級のみんなで「ビリーブ」を大きな声で合唱し、リラックスして学習に臨んでいきました。担任の先生が幼少期に過ごしたふるさとのことをや家族との思い出などを、その時々の気持ちを絵の表情で示していきました。5時間目の授業でしたが、1年生の子どもたちがとても集中して先生の話に耳を傾けている姿に感動しました。また、先生と子どもたちが、入学して3ヶ月で強い信頼関係を築いてくれていることをうれしく感じました。授業の後半では、自分の「みんなに知らせたい顔」を絵で描く取組も行われました。笑顔の「かお」を描く子ばかりで、どんなことを知らせたいのだろうと興味が高まりました。これからの小学校生活の中で、お互いの思いを伝え合い、つながり合っていくなかまを作っていってくれることを期待しています。
7月1日(月) 下校時の対応、ご迷惑をおかけしました
6月後半から大雨による登校時の対応等で、保護者の皆様には、大変お世話になっております。その時々の気象情報をしっかりと確認しながら、教育活動を進める毎日が続いています。気象状況が刻々と変化するため、本日の朝も大雨を心配しました。登校の時間帯は雨も強くなかったのですが、雨が強くなっり弱くなったりを繰り返す状態でしたので、子どもたちを下校時間を大変心配していました。いろいろな気象情報を見比べながら、5時間目終了の時間帯に雨脚が弱まるという情報を得ましたので、子どもたちを下校させる判断をしました。急な対応となり、大変ご迷惑をおかけしました。まだしばらくの間は、雨が続くという予報が出ています。大きな被害が出そうな大雨の際は、6月の訓練で確認しました「引き渡し」を行う場合もあるかと思います。今後、大きな災害が起こらないことを願うばかりです。
熊本県教育情報システム
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管理責任者 校長 梶原 圭一
運営担当者 情報教育担当