せせらぎの人 - 学校生活 -
1年生からのクリスマス
2学期もわずかとなってきました。子どもたちの学習の成果を教室や廊下で目にします。
ひときわ華やかさを放つ1年生の廊下。図工の時間に作ったリースやツリーといった冬の飾りが展示されています。
リースの土台は、9月に種をとったあとのあさがおのつるが使われています。ビーズやモールなど、各自が自由に飾りつけました。
ツリーは、松ぼっくりへの飾りつけです。雪のツリー、電飾を施したツリーに見えるほど、見事な出来栄えです。
花を楽しみ、種をとったあさがおや持ち寄った松ぼっくりがきれいに飾りつけられ、素敵に生まれ変わりました。眺めていると、1年生が作品の説明や工夫したところを次々に説明してくれます。肌寒い中にも温かい気持ちになりました。
もうすくクリスマスです。
3年生「森林学習」へ行ってきました!
先週、3年生で「森林学習」へ行ってきました。
テーマは「森の役割を知ろう!」です。ゲームをしたり、森の精霊たちに教えてもらったりと、楽しく森の役割を知ることができました。
「みんながいつも吸っている空気は、この森林のおかげなんだよ!」と聞き、「え~!」とびっくりしていた子どもたちでした!
森の散歩が終わったあとは、ピエロックさんに素敵なショーを見せていただきました。テントに入る前から大興奮の子どもたち…!
「人間は、友だちがいれば生きていける。夢があったらもっと楽しいね!」というピエロックさんの最後の言葉が、心にじんわりと残りました。
子どもたちの笑顔輝く、素敵な1日となりました。3年生の子どもたちのために様々なことを準備してくださったことに心から感謝です。田中さんをはじめとする皆様、本当にありがとうございました!
冬を楽しむ・寒さを楽しむ
この冬最大の寒波が押し寄せ、昨日と今朝、雪が降りました。ダウンジャケット、ネックウォーマー、手袋の完全武装で子ども達の登校を出迎えていても、やはり寒いものは寒い。早く職員室に戻りたいものです。
しかし、子どもたちはいたって元気。餅つき用の臼に張った氷を手に手に、職員室に見せに来てくれた子どもたちがいました。薄く積もった雪を手袋で集めている子どもたちもいました。中庭を走り回って遊んでいる子どもたちもいました。
1年生は、生活科の学習で、昨日から準備していた花氷の観察をしていました。お椀の中に浮かべた花弁が、きれいに凍って光り輝きとてもきれいです。そんな花氷を手に手に、みんなとても嬉しそう。
厳しい寒さを楽しみに変える子どもたち。考え方をちょっと変えるだけで、こんなにも心が豊かになるのですね。
勇壮!鹿北太鼓その後は授業参観
本校6年生は、毎年鹿北太鼓の演奏に取り組んでいます。しかし、今年は、「かほく祭り」が中止となり、その発表の場がないまま月日が過ぎていきました。
考え続けていた担任の岩田教諭が思いついたのが、授業参観。授業参観前のオープニングセレモニーとして、中庭を特設ステージにして発表の場を設けました。
子どもたちは、一生懸命練習を続けてきたこともあり、やや緊張した面持ち。しかし、演奏が始まると颯爽たるばちさばきで、保護者や在校生をひきつける見事な演奏を披露してくれました。
演奏を終えるとホッとしたのか笑顔があふれていました。本当に勇壮で立派な演奏委でした。
本日までご指導くださった中満様、本当にありがとうございました。
その後は、本年度2回目となる授業参観でした。平日、しかもコロナ禍での開催となりましたが、多くの皆様に参観いただきありがとうございました。
人権について考えました
12月の人権旬間に実施した人権学習の成果を発表し合い、人権意識を高めるために『人権集会』を10日(木)に開催しました。
まず、全員で鹿北小学校人権スローガンを唱和し、各学年の発表へ移りました。
1年生は、『みんなといっしょに』を学習しました。車いすで生活するただしくんの作文を読んで、「みんな一緒に活動することが楽しい」と、ただしくんの思いと重ねました。
2年生は、『りゅうへいくんとなかまたち』の学習でした。足に障がいをもったりゅうへいくんの姿から、「助けることだけが優しさじゃない。じっと見守る心も大切にしたい。」と結びました。
3年生は、『島ひきおに』の学習を通して、「見た目だけで決めつけない」「もっとその人のことを知る」ことが大切であり、「気づき、考え、行動しよう」と呼びかけました。
4年生は、『できないことないですか』の学習です。「だれにでもできないことがある」自分のこととして考え、4年生の人権スローガン「仲良しでいじめのないクラス」を設定しました。
5年生は、『水俣に学ぶ』です。学習を通して、みんな同じ命を持つ仲間。笑顔で生活できるよう、差別は絶対許さない。と力強く訴えました。
6年生は、『わが子とともに』の学習です。障害のある人についての理解を中心とし、障がいの有無にかかわらず、誰に対しても「心のバリア」を解消できるようにすること。互いに助け合って生きていくと決意を新たにしました。
各学年の発表後には、「友達に嫌なことを言ったり、したりするのは絶対にいけない」「差別は絶対許されない」など、いじめや差別をなくす取組みへの意識の高まりが感じられる感想発表がありました。
鹿北小学校関係者の皆さんのご支援をいただき、子どもの笑顔あふれる学校を目指します。