南小国町立市原小学校
新しい自分発見 ふるさと発見
~夢に向かって進む 市原っ子の育成~
新しい自分発見 ふるさと発見
~夢に向かって進む 市原っ子の育成~
~1月25日(木)~
【今日の献立】
丸パン 牛乳 白菜のクリームスープ ハンバーグのきのこソースがけ
フルーツ杏仁
【今日の献立のポイント】
今日は、「地産地消」を味わう献立です。南小国町の「白菜、ジャージー牛乳」を入れた「クリームスープ」と、南小国町の特産品である「干ししいたけ、まいたけ」を入れた「きのこソース」です。
白菜は、冬の厳しい寒さの中で育っているので、白菜の甘みが増して、とてもおいしいですね。濃厚なジャージー牛乳との相性もバッチリです。
まいたけは、南小国町の給食にはよく使われますが、他の阿蘇地域の給食に出ることは、少ないです。南小国町の給食すごいですね。まいたけの原料は、おかくず、ふすま、乾燥したおから、水です。ふすまとは、小麦の皮を粉にしたものです。これらの素材を混ぜ合わせて、菌床を作り、この中に舞茸菌を入れて栽培していきます。培養室、発酵室で、大切に育てられたまいたけは、味、香りともにまいたけ本来のおいしさとなります。
きのこソースのかくし味には、赤みそを入れました。調理員さんが、時間をかけて、玉ねぎがしんなりするまで炒めて作ったソースは、とてもおいしかったです!給食時間、食缶のふたを開けた子どもたちから「わー!すごい!」という声が聞こえてきました。
~1月24日(水)~
【今日の献立】
麦ごはん 牛乳 のっぺい汁 いわしのおかか煮 たくあんサラダ
【今日の献立のポイント】
今日は、「学校給食の歴史」に注目した献立です。学校給食の歴史は古く、明治22年山形県の忠愛小学校で始まりました。その当時は、貧しくて学校に行けなかったり、お弁当を持ってこられない子どもたちもいました。そこで、佐藤れいざんというお坊さんが中心となって、お経を唱えて、町を歩き、お金を寄付してもらいました。その寄付してもらったお金を、給食費にあてました。そして、「おにぎり、塩鮭、菜っ葉のつけもの」を給食として、子どもたちに提供しました。これが、学校給食の始まりと言われています。
今と比べるとおかずが少ないですね。けれど、当時の子どもたちにとっては、とても嬉しかったと思います。学校で給食が作られるようになると、子どもたちが学校に行けるようになり、勉強ができるようになったそうです。給食には、昔も今も、「子どもたちのために」という気持ちで作られていますね。これからも、感謝しながらいただく気持ちを持ち続けていってください。
今日の給食は、学校給食の歴史を少しでも感じてもらえるように工夫しました。南小国産の小松菜、里いもを使いました。調理員さんが、里いもを一つ一つ丁寧に皮を剥いてくださいました。里いもは、出汁の中で煮込むと、ホクホク、トロッとした食感に仕上がりました。
今日は、たくさん雪が降り、一段と寒い日になりました。給食センターも、雪景色が見える中での作業でした。みんな雪遊びをして体が冷えているかなぁと思ったので、のっぺい汁の味つけと、とろみをいつもよりしっかりつけました。体の中から温まり、心がホッとする給食時間になりました。
~1月23日(火)~
【今日の献立】
ミルクパン 牛乳 阿蘇たかなスパゲティ 切り干し大根のサラダ
ジャージーヨーグルト
【今日の献立のポイント】
今日は、「地産地消」に注目した献立です。南小国町の特産品の「阿蘇たかな、干ししいたけ、ほうれん草、切り干し大根、ジャージーヨーグルト」を出しました。
みなさんは、地産地消という言葉を聞いたことがありますか?地産地消とは、私たちが住んでいる場所で育てられた物を食べることです。地元の農家さんが作っているので、安心・安全で、新鮮な食べものを食べることができます。安心の中には、「育てている人の顔が、分かる。見える。」ということも含まれていますね。
今日の給食の中に使われている「ほうれん草」は、今が旬です。ビタミンなどの栄養素がたっぷりふくまれています。干ししいたけや切り干し大根などは、しいたけや大根がたくさんとれる時期に干して、乾物として作っています。厚みのある切り干し大根は、歯ごたえもあり、噛むほどに口いっぱいに大根のおいしさが広がります。サラダに入っていた「こんにゃく」との相性もとても良かったです。
今日のスパゲティの阿蘇たかなは、南小国町にあるお店から届けてもらいました。阿蘇地域では、3月から4月にかけて育てた高菜を、1本1本折って、収穫していきます。収穫した高菜は、漬物にします。冷凍庫で保管することで、きれいな緑色のままの高菜漬けを食べることができるそうです。阿蘇を代表する高菜漬けですが、年々、高菜を育てる人が減ったり、環境の変化で、収穫量がどんどん少なくなっているそうです。
みなさん、地産地消を守るために、できることはなんでしょう?
作ってくださる方のことを知ること、地元の食べものを積極的に食べること、自然や環境を大切に生活することなど、自分ができることを考えて、行動していくことが、地産地消を守る一歩になりそうですね。
~1月22日(日)~
【今日の献立】
麦ごはん 牛乳 ポークカレー ビーンズサラダ ふくじんづけ
【今日の献立のポイント】
今日は「カレーの日」ということで、給食に出しました。カレーは人気が高いです♪
給食のカレーは、季節に合わせて使う食材や、味つけを少しずつ変えています。今日は調理員さんが、星型の人参を入れて作りました。☆ラッキー人参☆に出会えたでしょうか?
今週は、1月24日から30日の「全国学校給食週間」に合わせて、給食に「地産地消の献立」「給食の始まりの献立」などを出していきます。給食の歴史、役割、食への感謝の気持ちを考えて、給食時間を過ごしてほしいと思います。
さて、毎日食べている給食の歴史は古く、明治22年、山形県の小学校で始まりました。今から、135年前のことです。その後、給食は全国へと広まりましたが、戦争の影響で、食べものが手に入らなくなり、給食を作ることができなくなりました。戦争が終わってからも、子どもたちは食べるものがなく、栄養不足で苦しんでいたそうです。外国から食べものが届き、再び給食が作られるようになりました。今の現実からは、なかなか想像できない状況ですね・・・。
食べることは、いつの時代も、「生きる」ことにつながります。「ありがとう」の気持ちを、「食事の前のあいさつ、食べ方、相手のことを考えた後片付け」などで、表現することも大切なことです。
給食時間だけでなく、もちろん、家での食事、外食の時にも・・・大切にしていきましょう。
~1月19日(金)~
【今日の献立】
たこめし 牛乳 すまし汁 海藻サラダ みかんゼリー
【今日の献立のポイント】
今日は、食育の日に合わせた「ふるさとくまさんデー」の給食です。今月は、「天草地域の味」です。
天草地域は、海に囲まれているので、魚や海藻などが多くとれます。また、農産物や、みかんなどの柑橘類、花の栽培も盛んです。みかんは、海からの潮風のおかげで、たくさんの種類が作られています。
今日は、天草の味として、特産品の「たこ、ひじき、あおさ、わかめ、ちりめんじゃこ、きゅうり、みかん」を取り入れた給食を作りました。磯の香りをしっかりと味わえる給食になりました。「たこ」がよくとれることで有名な有明町には、英語のオクトパスにかけて、合格祈願のタコのストラップがあるそうですよ。
さて、たこ飯は、釜で具をつくり、炊き上がったごはんの中に入れて混ぜ込みました。具の味つけは、しっかりつけます!混ぜごはんは、大きな炊飯釜のごはんを、タライの中に入れる、たくさんの量を均一に混ぜるなどの作業があり、とても大変です。調理員さんが2人で、息の合った作業で上手に混ぜてくれました。子どもたちの、「おいしい!」「おかわりします!」の声と、空っぽの食缶で、調理員さんの疲れも吹き飛びます。
今週も、給食をしっかり食べてくれて、ありがとう!
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 徳川 美香
運用担当者 教諭 河内 航