南小国町立市原小学校
新しい自分発見 ふるさと発見
~夢に向かって進む 市原っ子の育成~
新しい自分発見 ふるさと発見
~夢に向かって進む 市原っ子の育成~
~2月9日(金)~
【今日の献立】
玄米パン 牛乳 かぼちゃシチュー ごぼうサラダ ココア豆
【今日の献立のポイント】
今日の献立は、「噛む」ことが意識できるように、「よく噛む食べもの」をたくさん取り入れています。特に、サラダの「ごぼう」、ココア豆の「炒り大豆、ピーナッツ」は、固いのでよく噛む食べものですね。
噛むことには、「病気などを予防する、食べものをおいしく味わう」などの嬉しい効果があります。ついつい早く食べ終わる人は、最初の一口を30回以上噛むことを目標にすると、いつもよりゆっくり食べ終わることができますよ。給食時間だけでなく、家での食事の時も、噛むことを意識するといいですね。よく噛んで食べることを、子どもの時だけでなく、大人になっても続けることで、体と心の健康作りに役立ちます。
今日のココア豆は、黒砂糖を入れて作ったので、噛むと優しい甘さが口いっぱいに広がりました。なんだか、疲れも取れた気がしました。
ごぼうサラダは、マヨネーズだけでなく、プレーンヨーグルト、レモン果汁、薄口しょうゆ、こしょうを入れて味つけしました。いつもより量が多くなりましたが、みんなしっかりよく噛んで食べていました。
さて、明日から週末の休みです。インフルエンザなどの感染症予防のためにも、睡眠時間をしっかりとり、体を十分休ませてください。手洗い、うがいも忘れずにしましょう。
~2月8日(木)~
【今日の献立】
麦ごはん 牛乳 豆腐と白菜のみそ汁 ししゃもフライ 切り干し大根のうま煮
【今日の献立のポイント】
今日は、南小国町の中原地区で作られた「切り干し大根」でうま煮を作りました。
丁寧に作られた切り干し大根は、厚みもそろっていて、歯ごたえがしっかりあります。切り干し大根の中にも味がしっかりしみこんで、とてもおいしいですね。
さて、切り干し大根は、名前の通り、大根を細く切って干したものです。大根を干すことにより、水分が抜けて大根のうま味と、栄養素が増えます。
切り干し大根と生の大根で栄養素を比べてみました。
切り干し大根にすると、歯や骨を強くする「カルシウム」と、お腹の中を掃除する「食物せんい」は、約2倍に増えるそうです!また、血液をつくる「鉄分」は、約5倍も増えるそうです。すごいですね!
さて、大根以外にも、しいたけ、たけのこなどを干して、乾物が作られます。南小国町で作られている乾物を探してみるといいですね。
今日は、食べるとホッとする和食給食でした。味や食感が豊かで、とてもおいしかったです。
~2月7日(水)~
【今日の献立】
麦ごはん 牛乳 ひき肉カレー 大根のじゃこあえ
【今日の献立のポイント】
今日は、大根を使った和えものです。大根は、冬になるとあまみが増し、おいしくなる野菜です。調理方法によって、味わいが変わります。生で食べると、シャキシャキした歯ごたえと少し大根のからみを感じます。火を通してやわらかく煮た大根は、トロッと口の中で溶けて、甘みを感じますね。
さて、ここでクイズです。1本の大根を思い出しながら考えてください。
問題です。「大根の中で、一番からみがあるのはどの部分でしょうか?」
①葉っぱがついている上の方 ②まんなかの方 ③先の方
答えは、③の先の方です。
大根は、葉っぱがついている上の方にいくにつれて、からみが弱くなります。ですから、大根の先の方のからみが強い部分は、大根おろしなどの薬味にするとおいしく食べることができます。
家に大根がある時に、味を比べてみて、自分好みの大根の味を見つけると楽しそうですね。
さて、今日のカレーは、合いびき肉と細かく砕いた大豆(ひきわり大豆)を入れました。調理員さんが、半量の玉ねぎをとろとろになるまで炒めて作りました。かくし味は、ケチャップ、ヨーグルト、りんご、人参ペースト、フルーツチャツネでした。子どもたちから、「おいしかったぁ」の声をたくさんもらうことができました。いつもより慌ただしい給食時間でしたが、完食でした。
~2月5日(月)~
【今日の献立】
ごはん 焼きのり 牛乳 煮込みおでん 野菜のごまあえ
【今日の献立のポイント】
今日は、パリパリの焼きのりで作る「セルフおにぎり」です。焼きのりは、「熊本県漁業協同組合連合会」より、いただきました。栄養面に優れ、日本の伝統食品の一つである「のり」をたくさんの方に知っていただくための普及活動としてただきました。ありがたいですね。
さて、2月6日は、「のりの日」です。みなさん、知っていましたか?
少し難しいですが、「のりの日」の由来について、話をします。西暦701年に制定された「大宝律令」の中で、租税として、初めて「のり」が登場したこと、大宝律令の施行日が、702年2月6日ということに由来し、のり業界では、2月6日を「記念日」と決めたそうです。大宝律令については、中学校の社会で学習をするそうです。6年生のみなさんは、覚えておくといいですね。
さて、今日の「焼きのり」は、磯の香りがして、食べる前からおいしさが漂ってきますね。焼きのりの味をじっくり味わうために、梅干しはつけませんでした。子どもたちは、「大きなのりだぁ。」と言いながら、自分の好きな大きさに切り、上手にごはんをのせて食べていました。私は・・・焼きのり1枚を贅沢に切った大きなおにぎりを作って、味わいました。
~2月2日(金)~
【今日の献立】
麦ごはん 牛乳 豆腐チゲスープ いわしのまるぼし カレーマヨサラダ
【今日の献立のポイント】
今日は、2月3日の節分の行事食として、「いわしのまるぼし」を出しました。
今では、なかなか見ることはありませんが、節分には、いわしの頭やヒイラギの葉を家の門のところにさして、お守りにする風習があります。いわしの頭、ぎざぎざしたヒイラギの葉は、鬼や悪いことを追い払うと考えられていたようです。いわしのまるぼしは、かたくて苦みがありますが、しっかり食べて、自分の中の鬼退治をしてほしいです!市原小の子どもたち、頑張って食べていました!
2月3日「節分」の次の日は、「立春」になります。寒い日が続いていますが、春の足音が少しずつ近づいていますね。
さて、2月2日の熊本日日新聞にも、節分に関する記事が掲載されていました。その中に、【熊本「イワシ食べる風習も】と書いてありました。そういえば、熊本県各地の給食をみると、節分の行事食として、「いわしフライ、いわしの○○煮、丸干しいわし、いわしのかば焼き・・・」などの献立を取り入れているところが多いです。もしかしたら、学校給食から節分の行事食が定着しているのかなぁ~と、想像しながら記事を読みました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 徳川 美香
運用担当者 教諭 河内 航