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学校生活2024

縦割り班対抗クイズ大会と送別遠足

朝の登校の様子です。

今日は送別遠足、天候が心配されました。

昨日からずっと雲画像とにらめっこをしていました。私こんな時、ドラマ「TOKYO MER」第6話の野外活動の小学生一行が山中で蜂の襲撃に遭い、避難と救急処置に困難を極める場面を思い出します。もし荒天となった場合の800人の避難場所はない、ならば一定降水量以上の雨が降る確率が高いような天気予報では、北小が遠足を実施するのはリスクが高いと言うことです。ですのでほぼ降らないという確定ができる限りほしかったということです。

今後の雲画像の動き、そして朝の公園の地面の乾き具合から、送別遠足の実施を決定しました。

8:10、放送が入ります。

「今日の送別遠足は・・・・・・

 (意図的に間を開けたと受け取りました)

・・・・・実施します」

 

正門前にいた私にも聞こえる「やったー」の歓声です。

(私は「TOKYO MER」のエンディングの「ゼロです」を思いました。)

 

 

 

そして今日の1校時は縦割り班対抗クイズ大会です。

放送を聞き、行動し、スタンプラリーと〇×クイズを楽しみます。

係のみなさんもがんばってください。

 

縦割り班対抗クイズ大会は、1-14班が各教室を回っての校内スタンプラリーからスタート、15-28班が体育館での〇✕クイズからスタートです。

担当の先生と計画委員のみなさんが綿密に計画を立てているのがすばらしいです。

 

子どもたちは先生に言われて行動しているのではなく、自分たちで把握して臨機応変に行動しています。

 

各班を率いる高学年も上手に班をリードします。

 

廊下を走ったり等の懸念もあったのですが、子どもたちが意識して行動しています。

 

放送の子どもたちも上手だし、ゴールの子どもたちも上手です。

 

最初、どうして、「〇班がゴールしました」等の情報が即座に放送されるのだろうと思っていたら、担当の先生と計画委員はチャットで情報共有しているんですね。

 

ちなみに先生たちはLINEで情報共有です。

これってリーディングDXだなあと思いました。

 

体育館ステージには・・・?

アカレンジャーとアオレンジャーとキレンジャーとマネージャーです。

すばらしいですね。

〇✕クイズも順調です。

廊下を走ったりする子が全然いないのは本当にすごいです。

班をリードする高学年のリーダーシップと1-4年生の意識の高さだと思います。

途中で書きましたけど、少し難易度の高いプログラムを実施する、その成功のためにタブレットを活用する、とてもいいなあと思いました。

ゴールするとその情報が放送担当に届き、何班がゴールしたのかが瞬時に放送されます。

すばらしき、子どもたち、すばらしき、先生たち。

確実なワンナップです。

大きな学校はひとつ動かすことに大きなエネルギー(労力と時間)が必要です。

例えば、体育館に全校児童が集まる、ときも、集合と退場に大きな時間が必要になります。今日の遠足でも先頭の出発から後尾の出発には大きな時間差が生じます。

何かひとつ動かすと、自分想定外の場面でその影響が出ると言うことがあります。

私が体育主任をしているときの運動会の反省です。運動会の前週の休日に業者にテントを100張、設置してもらっていました。昨年度の反省から6レーンとテントの距離が近いと感じたので50cmほどずらして張るように頼んだんです。結果99張しか張れなくなりました。私が50cmずらして頼んだばかりに大きな迷惑をかけてしまった苦い経験です。何かひとつ動かすと、想定外の場面でその影響が出ることを学びました。

でも変化を加えたいときは、勇気を持って踏み出すことも大切です。

 

がんばって変更を加えたことは新しい伝統になります。逆説的に考えれば、大きな学校はひとつ動かしたことを元に戻すことにもに大きなエネルギー(労力と時間)が必要であると言うことです。

先日の児童総会や委員会活動、今日のクイズ大会企画、本渡北小の新しい伝統になればと思います。

卒業式に在校生は参加しないので、在校生にとっては、6年生の思い出を辿る送別遠足になるのですね。

春がもうすぐです。

 

 

以上、校長、木村でした。

今日も最後まで観ていただきありがとうございました。

 

 

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