学校生活2024
百年たったら
朝の登校の様子です。
まだまだ寒い日々です。
手袋どうしようかと迷いましたが着用しませんでした。
毎朝きちんとあいさつができる子はえらいなあと思います。
きっと地域の皆様も喜んでおられると思います。
本日教室配付の「北っ子かべしんぶん」第3号は、あいさつ特集です。
このホームページからも閲覧できますので、子供さんとの話題にしていただくとうれしいです。
今日の朝の読み聞かせは、3年生と6年生でした。いつもありがとうございます。
年間150回前後の読み聞かせ、本当にありがとうございます。
今日は、私も6年生の読み聞かせに参加しました。
選んだのは「百年たったら」
幼稚園絵本大賞受賞ですが、テーマは実に難しく、すごく奥深いお話です。
人の生命、と言うか万物の生命の巡り合わせって、すごいことなんだなあと感じるお話です。
6年生、すごく真剣に聞いてくれてありがとうございました。
孤独なライオンが小鳥と出会い、心を通い合わせます。
小鳥とのお別れの時がきます。小鳥は「百年たったら」と言い残します。百年後、次の百年、といろいろな生まれ変わりを続けます。そして、何回目かの百年がたったとき、彼らは再び出会います。
6年生はどんな感想を持ちましたか?
授業の様子です。
1年間、授業を観ていて思うのは、1年間の子どもたちの成長はすごいなあと言うことです。
きっといいことばかりではなかったと思うんです。
人生ってそうですよね。
いいときもあれば、そうでないときもある。
それでも起こった出来事を自分のこととして捉えることができたら、それは自分の力となる、と言うことなのかなと思います。
これは子供に限らずですが、一生懸命はかっこいいです。
一生懸命にやったときに得られるものは、成功不成功に限らず大きいと思います。
最初は自分のこと、なのだと思います。
それが成長するにつれ、友だちとの関わりだったり、クラスのことだったりします。人との関わりが絡んでくると人生は実に難しくなりますね。
それをクリアしながら、子供は成長していくのだと思います。
今日のタイトル「百年たったら」
朝の私の読み聞かせの絵本ですが、ライオンにはどうしようもない運命が、小鳥にはどうしようもない運命が降りかかります。
それでも誠実に生きていくことで、それは生きる何かとなり、そして未来につながっていく、と言うことなのかなと思います。
それは、大きな枠で見れば、私たちの人生もそうで、私たちもまた自然の中で生きていて、
それは私たちにはっきり見えないけれどあらがえない運命というもので、
でもその中で、誠実にそして自分の中にある正義を大切にすることで、未来へとつながっていくのかも知れません。
私たち大人が体験したことを、子どもたちにつないでいく、子どもたちもまた同じでつないでいく、
その生き物としての営みの中で、何かをつないでいく、
そして、未来が少しだけ変わっていく、それが生き物としての人生なのかも知れない、と59才は思います。
ひとりが流した涙は、きっとどこかで未来とつながっていて、ひとしれず人に優しくしたことは、きっとどこかで未来へつながっていて、そう考えると、誠実に行う行動は、今は報われなくても、きっと未来のステキなことにつながっているのかもしれません。
今日のタイトル「百年たったら」
朝から、私の脳内BGMは、緑黄色社会さんの「僕らはいきものだから」でした。
♪僕らはいきものだから♪
♪変わってゆく 心もからだも♪
♪僕らに待ち受けている♪
♪出来事のすべてが宝だ♪
♪さよならだって 繰り返す♪
♪変わりゆく僕ら美しいのです♪
一日一日を大切にしましょう。
以上、校長、木村でした。
今日も最後まで観ていただきありがとうございました。
「いいね」を押していただくと校長が喜びます。